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①
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「んっ」
「これ、膨らむの知ってる?」
「!?」
シュッと音と立てたかと思えば、口の中に入れられた猿轡がぷくっと膨らんだ。
「ふぐっ…ぅっ、」
少しずつ膨らんで行く猿轡に苦しくなりガチャガチャと体を暴れさせた。
「あんまり悪い事すると、どうなるか分かった?」
黒い笑みで問われると、俺はコクコクと頷くしかなかった。
「次はこっちな」
開かれた足の間に立つと、マオさんは俺の自身を咥えた。マオさんの口内の温かさに体はピクリと反応した。
そのままジュルッと音を立てながら吸い上げられると、あまりの気持ち良さに足をピンと伸ばしてすぐにマオさんの口内に射精してしまった。
「ん、早。敏感すぎじゃない?」
クタリと脱力した俺を見ながら笑うと、もう一度自身を咥えると先端を集中的に舌で攻撃し始めた。もちろん達したばかりで敏感なのと、マオさんのフェラテクニックに耐えられずはずはなく、俺はジタバタと力いっぱい暴れた。
「んん!!ぅうっ、んっ!!」
やばいまたイキそう。俺は背中をのけ反らせて絶頂に備えると、それを見計らって口を離された。
「またイこうとした?」
笑顔の裏の黒い表情に怯えながら、俺は素直にコクコクと頷く。
「一人だけ何回もイくなんて悪い子だな」
マオさんは俺の前に立つと、こちょこちょと脇腹をくすぐってきた。
「!? んんっっ」
寸止め状態に敏感な肌をくすぐられると悶えるしかなくて、声も上手く処理出来ず、ボロボロと涙を流して首を横に振って懇願した。
「あれ、泣かないって言ってなかった?」
俺の脇腹をくすぐりながら、面白そうに笑いながら問いかけてくる顔にかなり腹が立った。コイツ絶対後で文句言ってやる。
そんな俺の態度が伝わったのか、マオさんの指は悪戯に俺の体を這い、弱い箇所を探しているように思えた。
「んくっ!!」
マオさんの指が足の付け根に触れた瞬間、俺は思いっきり拘束具を鳴らしてしまった。
「んー?」
それに気付いてサワサワと足の付け根を撫でられると、くすぐったさと快感に体を捩った。
「見つけた」
「んっんんっ!!んー!!」
嬉しそうに呟くと集中的に両方の付け根を刺激し、時折付け根に近い自身をサッと撫でられた。
「ほら、真白の弱い場所いっぱい攻めてあげる」
イタズラっぽく笑い俺の股間へしゃがむと、舌先で器用に足の付け根を舐め、片方はクニクニと親指で触られた。それだけで我慢出来ない刺激が襲い、俺はひたすら暴れまくる。自分の弱いところなんて把握していなかったけど、結構やばい。
「ふっ、ぅうっ、うー!!」
俺の悲痛の叫びは猿轡に邪魔をされてくぐもってしか聞こえない。簡単に仕事を受けてしまったことを後悔していると、足の付け根から離れたマオさんは、もう一度俺の自身を咥えて絶頂に導いた。
「んんんっ!!」
今度は寸止めされることなく絶頂へ達すると、猿轡も外された。ボロボロ溢れた涙と汗で俺はみっともない顔になってしまった。
「どうだった、真白」
「…マオさ、…もう許して…」
グッタリとした俺は、本音でもあり、演技でも通用するような言葉を使用した。
「すっかり素直になったじゃん。泣かないし、俺の攻めなんて大丈夫って言ってたのは誰かな」
「一々うっせーな…」
いちいちコイツの言うことは苛立ちを掻き立てた。二人にしか聞こえない音量でやりとりすると、拘束具を外され、思いっきりベッドに押し付けられた。
力の入らない体ではすぐに対処出来ず、俺はすぐに組み敷いてきたマオさんを避ける事が出来なかった。
「ほら、次は真白が俺を気持ち良くしてよ」
覆い被さったまま両腕を押さえつけられ、そのまま深いキスをされた。先程指で探られた箇所を重点的に愛撫され、キスだけで力は抜けていく。
大人気とだけあってテクニックは本当にすごくて、いつも作品のレビューでは受けの子の反応が最高と書かれていた理由が理解出来た。
「真白」
「ん…」
「次は気持ち良くして?」
すっかりキスで素直にさせられた俺は、コクリと頷いた。優しく起こされると、マオさんの股間に頭を持って行かれる。
「ん…んぅ」
大きなモノを咥えながら必死に舐めた。悔しいけどこの人には敵わないので、せめて俺のテクですぐにイカせてやる。
「もっと深く咥えろよ」
グッと頭を奥まで押されると、喉に突っかかり苦しさが増す。
「んっ、ぐっ…」
「ほら、もっと出来るだろ」
「…んっ」
余裕たっぷりのマオさんを上目で睨みながら、必死にしゃぶった。
「真白」
「ん…?」
「入れるから自分で慣らして」
「は…?」
マオさんの自身から頭を離されると指にローションをつけられた。いつも慣らしてもらっていたので追いつかずにポカンとした。
「自分で慣らして?慣らさないと痛いだろ?」
「…っ」
言葉を理解した時にはそれは羞恥に変わる。悔しいけど、もっと酷い事される前に素直になろう。
「…はぁ、っ」
自分で慣らすなんて初めてだ。ローションをたっぷりつけた指は音を鳴らしながら中へ進んで行く。二、三本指を受け入れたところで、指を抜くように言われ、マオさんが抱き寄せてくれた。
「よく出来ました。真白、いい子だな」
耳元で優しい声色で褒められると、少しだけドキッとしてしまい、股間が反応した。
「ふ、褒めてもらえて嬉しかった?」
「ちが…っ」
「真白、いい子だよ。ご褒美にたくさん気持ち良くしてあげる」
「あ…っ」
間近で優しい笑顔で言われると、さっきまでの意地悪とか何もかも飛んでしまうくらいに胸がキュンときた。この人の魅力はこういうところなのか。
「真白、力抜いてて」
仰向けに寝かされると、マオさんのモノが俺のナカヘ挿入された。大きくて熱いそれは、俺を欲情させた。
「はぁ…っぁぁ、ひゃっ」
グイグイと奥へ進んでくると、すぐに俺の弱い箇所を擦られた。それを見てニコッと笑ってくれた。
「きもちっ、マオさっ、」
「俺も気持ち良いよ」
ガンガンと的確に突いて来られると、すぐに限界が訪れた。マオさんにしがみついてイキそうだと伝えたら、体を離されてまた深くキスされた。
「んんっ」
とろけるようなキスですぐにイキそうになり、キュッと腕に握ると、俺は舌を絡めながら欲を吐き出した。
「ふぁ…マオさん…好きぃ…」
俺は完全に快感にのまれ、マオさんを見つめながらそう呟くと、クタリと力尽きた。
◇ ◆
「お疲れ様」
「………お疲れ様でした」
「すげー快楽堕ちしてたな」
「…言わないで下さい」
「可愛くて良かったんじゃない?」
「…」
「今日はさ、君のこといじめるように言われてたんだよね。最近態度が大きくて目つけられてるよ君」
「え」
確かに最近人気が出てきて態度が悪かったかもしれない。今回マオさんが声をかけてくれたのはそのためだったと知ると、かなりショックを受けた。それに気付いたのか、マオさんはすぐに言葉を続ける。
「この撮影でボロボロにしてやろうと思ったけど、途中で気が変わった。また俺の相手役で出てよ、すげー良かった。売れてる理由は分かったよ。でも、スタッフさんにも共演者さんにも今後態度改めなよ。ここで仕事出来るのはその人たちが居るからなんだから」
「はい!」
「んじゃ、お疲れ」
「お疲れ様でした。ありがとうございました!」
そうして撮影は無事に終わり、俺は態度を改めることを心に誓った。配信された作品は通常通り一位を獲得し、俺の知名度も相当上がったのだった。
end.
「これ、膨らむの知ってる?」
「!?」
シュッと音と立てたかと思えば、口の中に入れられた猿轡がぷくっと膨らんだ。
「ふぐっ…ぅっ、」
少しずつ膨らんで行く猿轡に苦しくなりガチャガチャと体を暴れさせた。
「あんまり悪い事すると、どうなるか分かった?」
黒い笑みで問われると、俺はコクコクと頷くしかなかった。
「次はこっちな」
開かれた足の間に立つと、マオさんは俺の自身を咥えた。マオさんの口内の温かさに体はピクリと反応した。
そのままジュルッと音を立てながら吸い上げられると、あまりの気持ち良さに足をピンと伸ばしてすぐにマオさんの口内に射精してしまった。
「ん、早。敏感すぎじゃない?」
クタリと脱力した俺を見ながら笑うと、もう一度自身を咥えると先端を集中的に舌で攻撃し始めた。もちろん達したばかりで敏感なのと、マオさんのフェラテクニックに耐えられずはずはなく、俺はジタバタと力いっぱい暴れた。
「んん!!ぅうっ、んっ!!」
やばいまたイキそう。俺は背中をのけ反らせて絶頂に備えると、それを見計らって口を離された。
「またイこうとした?」
笑顔の裏の黒い表情に怯えながら、俺は素直にコクコクと頷く。
「一人だけ何回もイくなんて悪い子だな」
マオさんは俺の前に立つと、こちょこちょと脇腹をくすぐってきた。
「!? んんっっ」
寸止め状態に敏感な肌をくすぐられると悶えるしかなくて、声も上手く処理出来ず、ボロボロと涙を流して首を横に振って懇願した。
「あれ、泣かないって言ってなかった?」
俺の脇腹をくすぐりながら、面白そうに笑いながら問いかけてくる顔にかなり腹が立った。コイツ絶対後で文句言ってやる。
そんな俺の態度が伝わったのか、マオさんの指は悪戯に俺の体を這い、弱い箇所を探しているように思えた。
「んくっ!!」
マオさんの指が足の付け根に触れた瞬間、俺は思いっきり拘束具を鳴らしてしまった。
「んー?」
それに気付いてサワサワと足の付け根を撫でられると、くすぐったさと快感に体を捩った。
「見つけた」
「んっんんっ!!んー!!」
嬉しそうに呟くと集中的に両方の付け根を刺激し、時折付け根に近い自身をサッと撫でられた。
「ほら、真白の弱い場所いっぱい攻めてあげる」
イタズラっぽく笑い俺の股間へしゃがむと、舌先で器用に足の付け根を舐め、片方はクニクニと親指で触られた。それだけで我慢出来ない刺激が襲い、俺はひたすら暴れまくる。自分の弱いところなんて把握していなかったけど、結構やばい。
「ふっ、ぅうっ、うー!!」
俺の悲痛の叫びは猿轡に邪魔をされてくぐもってしか聞こえない。簡単に仕事を受けてしまったことを後悔していると、足の付け根から離れたマオさんは、もう一度俺の自身を咥えて絶頂に導いた。
「んんんっ!!」
今度は寸止めされることなく絶頂へ達すると、猿轡も外された。ボロボロ溢れた涙と汗で俺はみっともない顔になってしまった。
「どうだった、真白」
「…マオさ、…もう許して…」
グッタリとした俺は、本音でもあり、演技でも通用するような言葉を使用した。
「すっかり素直になったじゃん。泣かないし、俺の攻めなんて大丈夫って言ってたのは誰かな」
「一々うっせーな…」
いちいちコイツの言うことは苛立ちを掻き立てた。二人にしか聞こえない音量でやりとりすると、拘束具を外され、思いっきりベッドに押し付けられた。
力の入らない体ではすぐに対処出来ず、俺はすぐに組み敷いてきたマオさんを避ける事が出来なかった。
「ほら、次は真白が俺を気持ち良くしてよ」
覆い被さったまま両腕を押さえつけられ、そのまま深いキスをされた。先程指で探られた箇所を重点的に愛撫され、キスだけで力は抜けていく。
大人気とだけあってテクニックは本当にすごくて、いつも作品のレビューでは受けの子の反応が最高と書かれていた理由が理解出来た。
「真白」
「ん…」
「次は気持ち良くして?」
すっかりキスで素直にさせられた俺は、コクリと頷いた。優しく起こされると、マオさんの股間に頭を持って行かれる。
「ん…んぅ」
大きなモノを咥えながら必死に舐めた。悔しいけどこの人には敵わないので、せめて俺のテクですぐにイカせてやる。
「もっと深く咥えろよ」
グッと頭を奥まで押されると、喉に突っかかり苦しさが増す。
「んっ、ぐっ…」
「ほら、もっと出来るだろ」
「…んっ」
余裕たっぷりのマオさんを上目で睨みながら、必死にしゃぶった。
「真白」
「ん…?」
「入れるから自分で慣らして」
「は…?」
マオさんの自身から頭を離されると指にローションをつけられた。いつも慣らしてもらっていたので追いつかずにポカンとした。
「自分で慣らして?慣らさないと痛いだろ?」
「…っ」
言葉を理解した時にはそれは羞恥に変わる。悔しいけど、もっと酷い事される前に素直になろう。
「…はぁ、っ」
自分で慣らすなんて初めてだ。ローションをたっぷりつけた指は音を鳴らしながら中へ進んで行く。二、三本指を受け入れたところで、指を抜くように言われ、マオさんが抱き寄せてくれた。
「よく出来ました。真白、いい子だな」
耳元で優しい声色で褒められると、少しだけドキッとしてしまい、股間が反応した。
「ふ、褒めてもらえて嬉しかった?」
「ちが…っ」
「真白、いい子だよ。ご褒美にたくさん気持ち良くしてあげる」
「あ…っ」
間近で優しい笑顔で言われると、さっきまでの意地悪とか何もかも飛んでしまうくらいに胸がキュンときた。この人の魅力はこういうところなのか。
「真白、力抜いてて」
仰向けに寝かされると、マオさんのモノが俺のナカヘ挿入された。大きくて熱いそれは、俺を欲情させた。
「はぁ…っぁぁ、ひゃっ」
グイグイと奥へ進んでくると、すぐに俺の弱い箇所を擦られた。それを見てニコッと笑ってくれた。
「きもちっ、マオさっ、」
「俺も気持ち良いよ」
ガンガンと的確に突いて来られると、すぐに限界が訪れた。マオさんにしがみついてイキそうだと伝えたら、体を離されてまた深くキスされた。
「んんっ」
とろけるようなキスですぐにイキそうになり、キュッと腕に握ると、俺は舌を絡めながら欲を吐き出した。
「ふぁ…マオさん…好きぃ…」
俺は完全に快感にのまれ、マオさんを見つめながらそう呟くと、クタリと力尽きた。
◇ ◆
「お疲れ様」
「………お疲れ様でした」
「すげー快楽堕ちしてたな」
「…言わないで下さい」
「可愛くて良かったんじゃない?」
「…」
「今日はさ、君のこといじめるように言われてたんだよね。最近態度が大きくて目つけられてるよ君」
「え」
確かに最近人気が出てきて態度が悪かったかもしれない。今回マオさんが声をかけてくれたのはそのためだったと知ると、かなりショックを受けた。それに気付いたのか、マオさんはすぐに言葉を続ける。
「この撮影でボロボロにしてやろうと思ったけど、途中で気が変わった。また俺の相手役で出てよ、すげー良かった。売れてる理由は分かったよ。でも、スタッフさんにも共演者さんにも今後態度改めなよ。ここで仕事出来るのはその人たちが居るからなんだから」
「はい!」
「んじゃ、お疲れ」
「お疲れ様でした。ありがとうございました!」
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