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「次はこっち慣そうね」
散々イカされてくすぐられて疲れ果てた俺は、解放されてベッドでぐったりしていると、ハルヒが足元へやってきては俺の股間を観察する。
「あーあ、いっぱいイッたからまだここ震えてるね」
キュッと自身を優しく触られるとたくさんイッたにも関わらずビクンと体が跳ねた。
「もぉ、イケない…!イケないっ…そこ触んないで…!」
「はいはいごめんね。こっち解すから、力抜いててね」
ローションを指へ付け、ゆっくりと蕾へ当てがうと音を立てながら進んでいく。相変わらず異物感は拭えずぎゅっと体に力が入る。
「レン、力抜いて。こっち集中しな」
そんな俺を見て悠斗は乳首に手を伸ばすと、両方を優しく摘んで刺激してくれた。
「ん…っんん、」
さっき触るなとは言ったが、俺に力が入っているからか、ハルヒも自身に触れてくれて、刺激が分散された事により指はスムーズへ奥まで進んで行った。
「んぁ…気持ち良い…っ」
「それなら良かった。…ここらへんだったかな?違ってたらごめんね」
「んひゃあッッ」
クイッと指を曲げられた瞬間に、前と同じ刺激が走った。目が見開き、ビリッとする感覚。
「あっ、あっ、待っ…そこ、っ」
トントンと優しく指でタッチされると、指の動きに合わせて腰が跳ねた。
「あとで俺のでいっぱい突いてあげるね」
ハルヒの言葉に体は期待してしまったのか、俺は指を反射的に締め付けてしまう。
「…あは、期待した?すんげー指締め付けてくんね」
「ちが…っ、ぁっ、んんっ…もぉ…!指はいいからぁ…!恥ずかしいそれっ…、早く、入れろっ」
「へぇ。でもちゃんと慣らさないと痛いのはレンだよ?」
「ひッ、あっ…やっ、ぁっ、ぁ!」
指一つでこんなに反応する自分が恥ずかしくて、バタバタと足を動かすと、更に足を広げさせてトントンと優しく前立腺にタッチする。
「指増やすね」
「んんん…っ」
指が増えても他の場所も触ってくれているために問題なく受け入れていく。本当に慣らすためもあるだろうが、意地悪く反応を見ながら前立腺を突くハルヒの顔は終始ニヤニヤしている。
「また復活してる。ここそんなに気持ち良い?」
「~~ッッ!!」
グリッと二本の指で刺激されると背中が跳ね、ぎゅっと拳を握り締めて歯を食い縛った。
「足ガクガクしてる。いつか俺のだけでイケるようにしてやるから期待してて」
「……ば、かぁ…」
本当に期待してしまい、それだけ告げると羞恥を隠す様に更に歯を食い縛った。
「レン、口開けて。そんなに力入れたらダメ」
「~~っっ」
「ほーら、可愛い声聞かせて。恥ずかしくないから」
胸を触っていた悠斗が俺の力の入った唇をなぞるとあやす様に言う。
「んん…だ、って…っ」
「レーン。もう指はやめるから、悠斗の言う通り口開けてて。…今日はバックでしてみたいからさ、四つん這いになれる?」
「ん…分かった」
指が引き抜かれると、俺は力無く起き上がって四つん這いになった。お尻を向けるのは予想以上に恥ずかしくて、ベッドに顔を伏せた。
「…やば、絶景。お尻まで可愛い」
「期待してヒクついてるしエロいな」
「は!?何で悠斗まで…!見んなよ…!」
ちゃっかり移動した悠斗も俺の尻を見ているようで、俺は突き出した尻を下ろすと、ハルヒに腰を掴まれて持ち上げられた。
「だーめ。可愛い所見せて」
「だ、ダメ…っ恥ずかしい、見ないで…!入れてっ…やだって…!」
羞恥で体を震わせていると、ムニっと尻を掴まれて左右に広げられた。
「!? ッば、っかやめろ!やめろやめろ!!」
「暴れんなって」
「じゃあ見んな!!ひ、広げんなっ…そんなとこ…!」
「…すんげーヒクついてる。でもそろそろレン恥ずかしくて死んじゃうから、ハルヒさっさと入れてやれよ」
「はいはい。なぁ、レンー今日は三人だからさ、嫌じゃなかったら悠斗のやつ咥えてやれる?手でもいいし」
「……ん、わかった…」
「え、いいの?」
「……俺でお前がイケるなら…」
「めっちゃイケる。今ももうやばいし」
恥ずかしいがこんな事されておいてお前じゃ無理と言われたら悲しかったので少し安堵しながら、俺はじっと悠斗を見つめた。
「…本当いいの?」
「うん…早く出せよ」
俺がそう言うと余裕なさそうな表情でズボンと下着を下ろすと、悠斗の自身を取り出した。
「でか…。口入るかな」
「手でいいよ。ゆっくりやってみ」
「…いいよ、口でしたい」
「…ありがと」
悠斗の自身へ手を伸ばして竿を支えるように持つと、ゆっくりと先端を口へ入れた。
フェラなんて初めてだが、先走りに濡れたそこはすごく不味くて。でも快感が高まっているためかそこまで嫌な気はしなくて、俺は入る所まで必死に口へ入れた。
「…あーやば、気持ち良い」
よしよしと頭を撫でて貰えると嬉しくて、出来る範囲でしゃぶっていると、ハルヒも動き出した。
「入れるね」
悠斗と同じくらい大きいモノが当てがわれると、ゆっくりと進んでくる。慣らしてもらっていても少しだけキツくてぎゅっと拳に力を込めると、悠斗が手を握ってくれた。それだけで少し力が抜けて、その隙にグッと奥まで挿入された。
「んんんん……ッッ」
初めてのバックはいつもと違う位置に当たり、背筋がゾクゾクとした。
「んん…!はぁ…!」
「レン口休まないで頑張って。このままはキツイから俺」
「ん、ごめ…っ」
悠斗も余裕がないのか、少し荒々しいが俺の頭を押さえつけて、一人で動き出すと喉に引っかかる位まで奥に挿入してきた。
「んぐぅぅぅ…っっ」
「ごめんねレン、すぐイクから少し我慢して」
「ん…!ん、」
俺が苦しそうにしていたからか、我慢出来なかったからか、本当にすぐに俺の口内に欲を吐き出すと、直ぐに自身を引き抜いた。
その次の瞬間にハルヒが腰を動かして前立腺を突いてくると、飲み込む余裕のなかった悠斗の欲が俺の口を伝う。
「ぅぁあッ、あっ、ハルヒ、そこだめっ!やばい!!」
ガクンと力が入らなくなる程の刺激に倒れ込むと、悠斗が支えてくれたのでしがみついた。
「んぁっ!ぁ、…っあぁ!」
「締め付けやば。レン、可愛い。好き、大好き」
「──~~っ、いッ、ぁあっ、俺、も…好きっ、」
悠斗にしがみつきながら愛を囁く俺達は側から見たら変な関係だろう。それでもそんなこと気にする余裕なんてなく、悠斗もよしよしと頭を撫でてくれて。
「ひ、ぁ…っやばっ、い、そこだめっ、はるっ…」
「ココ突くとすげー締まるね、可愛い」
クスッと笑いながら的確に同じ場所を突かれると背筋がゾクゾクして体が震え出す。
「いつか俺だけでイケるようになってね」
「ぅぁあっ…、ァッ、イキ、たいっ…イキたい…!」
「うん。俺も、中出すね」
ハルヒが後ろから俺の自身を扱くと、我慢出来ずに直ぐに手の中へ欲を吐き出した。
「やば、すげー締め付け…」
絶頂を迎えて激しく締め付けてしまったらしく、その刺激によりハルヒも俺の中に欲を吐き出した。ゴムをつけていても注がれる感覚が伝わり、それも何故か興奮してしまう。
「………はぁぁ~~」
事が終わるとクタリと三人とも脱力し、何とも不思議な光景が部屋に広がった。
「やば、めっちゃ興奮した」
ポツリと呟く悠斗に、俺もーと軽いノリで言うハルヒ。
「…レンは?気持ち良かった?」
「またしたいな俺ら」
二人の言葉に俺は恥ずかしくなりながらも疲れ切った体で返事をした。
「…また、気が向いたらな」
俺の力無い言葉に、二人は嬉しそうに微笑んだ。
end.
散々イカされてくすぐられて疲れ果てた俺は、解放されてベッドでぐったりしていると、ハルヒが足元へやってきては俺の股間を観察する。
「あーあ、いっぱいイッたからまだここ震えてるね」
キュッと自身を優しく触られるとたくさんイッたにも関わらずビクンと体が跳ねた。
「もぉ、イケない…!イケないっ…そこ触んないで…!」
「はいはいごめんね。こっち解すから、力抜いててね」
ローションを指へ付け、ゆっくりと蕾へ当てがうと音を立てながら進んでいく。相変わらず異物感は拭えずぎゅっと体に力が入る。
「レン、力抜いて。こっち集中しな」
そんな俺を見て悠斗は乳首に手を伸ばすと、両方を優しく摘んで刺激してくれた。
「ん…っんん、」
さっき触るなとは言ったが、俺に力が入っているからか、ハルヒも自身に触れてくれて、刺激が分散された事により指はスムーズへ奥まで進んで行った。
「んぁ…気持ち良い…っ」
「それなら良かった。…ここらへんだったかな?違ってたらごめんね」
「んひゃあッッ」
クイッと指を曲げられた瞬間に、前と同じ刺激が走った。目が見開き、ビリッとする感覚。
「あっ、あっ、待っ…そこ、っ」
トントンと優しく指でタッチされると、指の動きに合わせて腰が跳ねた。
「あとで俺のでいっぱい突いてあげるね」
ハルヒの言葉に体は期待してしまったのか、俺は指を反射的に締め付けてしまう。
「…あは、期待した?すんげー指締め付けてくんね」
「ちが…っ、ぁっ、んんっ…もぉ…!指はいいからぁ…!恥ずかしいそれっ…、早く、入れろっ」
「へぇ。でもちゃんと慣らさないと痛いのはレンだよ?」
「ひッ、あっ…やっ、ぁっ、ぁ!」
指一つでこんなに反応する自分が恥ずかしくて、バタバタと足を動かすと、更に足を広げさせてトントンと優しく前立腺にタッチする。
「指増やすね」
「んんん…っ」
指が増えても他の場所も触ってくれているために問題なく受け入れていく。本当に慣らすためもあるだろうが、意地悪く反応を見ながら前立腺を突くハルヒの顔は終始ニヤニヤしている。
「また復活してる。ここそんなに気持ち良い?」
「~~ッッ!!」
グリッと二本の指で刺激されると背中が跳ね、ぎゅっと拳を握り締めて歯を食い縛った。
「足ガクガクしてる。いつか俺のだけでイケるようにしてやるから期待してて」
「……ば、かぁ…」
本当に期待してしまい、それだけ告げると羞恥を隠す様に更に歯を食い縛った。
「レン、口開けて。そんなに力入れたらダメ」
「~~っっ」
「ほーら、可愛い声聞かせて。恥ずかしくないから」
胸を触っていた悠斗が俺の力の入った唇をなぞるとあやす様に言う。
「んん…だ、って…っ」
「レーン。もう指はやめるから、悠斗の言う通り口開けてて。…今日はバックでしてみたいからさ、四つん這いになれる?」
「ん…分かった」
指が引き抜かれると、俺は力無く起き上がって四つん這いになった。お尻を向けるのは予想以上に恥ずかしくて、ベッドに顔を伏せた。
「…やば、絶景。お尻まで可愛い」
「期待してヒクついてるしエロいな」
「は!?何で悠斗まで…!見んなよ…!」
ちゃっかり移動した悠斗も俺の尻を見ているようで、俺は突き出した尻を下ろすと、ハルヒに腰を掴まれて持ち上げられた。
「だーめ。可愛い所見せて」
「だ、ダメ…っ恥ずかしい、見ないで…!入れてっ…やだって…!」
羞恥で体を震わせていると、ムニっと尻を掴まれて左右に広げられた。
「!? ッば、っかやめろ!やめろやめろ!!」
「暴れんなって」
「じゃあ見んな!!ひ、広げんなっ…そんなとこ…!」
「…すんげーヒクついてる。でもそろそろレン恥ずかしくて死んじゃうから、ハルヒさっさと入れてやれよ」
「はいはい。なぁ、レンー今日は三人だからさ、嫌じゃなかったら悠斗のやつ咥えてやれる?手でもいいし」
「……ん、わかった…」
「え、いいの?」
「……俺でお前がイケるなら…」
「めっちゃイケる。今ももうやばいし」
恥ずかしいがこんな事されておいてお前じゃ無理と言われたら悲しかったので少し安堵しながら、俺はじっと悠斗を見つめた。
「…本当いいの?」
「うん…早く出せよ」
俺がそう言うと余裕なさそうな表情でズボンと下着を下ろすと、悠斗の自身を取り出した。
「でか…。口入るかな」
「手でいいよ。ゆっくりやってみ」
「…いいよ、口でしたい」
「…ありがと」
悠斗の自身へ手を伸ばして竿を支えるように持つと、ゆっくりと先端を口へ入れた。
フェラなんて初めてだが、先走りに濡れたそこはすごく不味くて。でも快感が高まっているためかそこまで嫌な気はしなくて、俺は入る所まで必死に口へ入れた。
「…あーやば、気持ち良い」
よしよしと頭を撫でて貰えると嬉しくて、出来る範囲でしゃぶっていると、ハルヒも動き出した。
「入れるね」
悠斗と同じくらい大きいモノが当てがわれると、ゆっくりと進んでくる。慣らしてもらっていても少しだけキツくてぎゅっと拳に力を込めると、悠斗が手を握ってくれた。それだけで少し力が抜けて、その隙にグッと奥まで挿入された。
「んんんん……ッッ」
初めてのバックはいつもと違う位置に当たり、背筋がゾクゾクとした。
「んん…!はぁ…!」
「レン口休まないで頑張って。このままはキツイから俺」
「ん、ごめ…っ」
悠斗も余裕がないのか、少し荒々しいが俺の頭を押さえつけて、一人で動き出すと喉に引っかかる位まで奥に挿入してきた。
「んぐぅぅぅ…っっ」
「ごめんねレン、すぐイクから少し我慢して」
「ん…!ん、」
俺が苦しそうにしていたからか、我慢出来なかったからか、本当にすぐに俺の口内に欲を吐き出すと、直ぐに自身を引き抜いた。
その次の瞬間にハルヒが腰を動かして前立腺を突いてくると、飲み込む余裕のなかった悠斗の欲が俺の口を伝う。
「ぅぁあッ、あっ、ハルヒ、そこだめっ!やばい!!」
ガクンと力が入らなくなる程の刺激に倒れ込むと、悠斗が支えてくれたのでしがみついた。
「んぁっ!ぁ、…っあぁ!」
「締め付けやば。レン、可愛い。好き、大好き」
「──~~っ、いッ、ぁあっ、俺、も…好きっ、」
悠斗にしがみつきながら愛を囁く俺達は側から見たら変な関係だろう。それでもそんなこと気にする余裕なんてなく、悠斗もよしよしと頭を撫でてくれて。
「ひ、ぁ…っやばっ、い、そこだめっ、はるっ…」
「ココ突くとすげー締まるね、可愛い」
クスッと笑いながら的確に同じ場所を突かれると背筋がゾクゾクして体が震え出す。
「いつか俺だけでイケるようになってね」
「ぅぁあっ…、ァッ、イキ、たいっ…イキたい…!」
「うん。俺も、中出すね」
ハルヒが後ろから俺の自身を扱くと、我慢出来ずに直ぐに手の中へ欲を吐き出した。
「やば、すげー締め付け…」
絶頂を迎えて激しく締め付けてしまったらしく、その刺激によりハルヒも俺の中に欲を吐き出した。ゴムをつけていても注がれる感覚が伝わり、それも何故か興奮してしまう。
「………はぁぁ~~」
事が終わるとクタリと三人とも脱力し、何とも不思議な光景が部屋に広がった。
「やば、めっちゃ興奮した」
ポツリと呟く悠斗に、俺もーと軽いノリで言うハルヒ。
「…レンは?気持ち良かった?」
「またしたいな俺ら」
二人の言葉に俺は恥ずかしくなりながらも疲れ切った体で返事をした。
「…また、気が向いたらな」
俺の力無い言葉に、二人は嬉しそうに微笑んだ。
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