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17 ハッピーエンドは突然に
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絶対に無理でしょう!
そう思ったのにエリカ様の刃は簡単にマリアの緑の触手を切り落とした。ベタベタの液体を避けつつ本体へと迫っていくエリカ様。豊かな髪が揺れる。ひらりひらりと軽やかに剣舞をしているような動き。嘘みたいにかっこいい。心配していた僕はそんなこと忘れてエリカ様の動きに見惚れた。
『あーのーるーとお』
マリアの重低音の呼び声に銀のきらめきが躍り出た。エリカ様のようにスパスパと触手を切り落とし始める。
「やれやれ。レディからのご指名とあらば無視するわけにはいかないか手荒なことはしたくないんだが」
「ではフィルの仇は私がとろう。良いところを見せるいい機会だ。引いていいぞ」
サイラー様も加勢する。
「サイラー、隠さないことにしたんだな」
「フィルのあんな姿を見せられたらいつ会えなくなるか分からないのに遠慮するのがバカらしくなった」
「それは困るな。私もフィルを離す気はない。最近平凡な日常に飽きてきたところだ。押し寄せる苦難を排してフィルと幸せを掴むことにするよ。君が引け」
「姫の第一の騎士の座は私が頂いた。お二方遊びに来たなら見ていて頂ければすぐに済ませますが?」
「あいにくお姫様のために剣技を磨いてきたのでね。フィルは私のだ」
(え、本当に?)
耳を疑う会話が繰り広げられていて、びっくり。本当にいいの?僕でいいの?
エリカ様も二人も会話しながらなのに剣筋が乱れない。ひたすら格好いい。あっという間に小さくなるマリアの本体。ピンクの髪を振り乱して怒っているけど突然空から降り注ぐ光。それに触れたところから緑の部分が溶け出す。ぐずぐずと縮み始めたマリアは鈍い断末魔をあげて倒れる。
光に包まれた三人がこっそり見ている僕を見つけて笑顔になった。神々しいその姿に僕は語彙を失くした。
「はわわ」
※※※
「フィル」
アーノルト様が駆け寄ってきて僕を抱きしめてくれる。僕を包むアーノルト様の香りに僕はうっとりとする。モブなのに両思いになっちゃったよ!
「好きだよ!過酷な運命とやらが来るのならば乗り越えてみせる。君と一緒に居れるのなら万難を排すよ。だから私を選んでくれるかい?」
「はわわわわ」
甘くとろける瞳で見つめられて僕はもういっぱいいっぱいです。供給過多で僕の語彙が戻ってきません。僕はきっといま人生で一番小刻みに震えているよ。どうしようどうしよう僕モブなのに。
そこへ静かな声がかけられた。
「では最初の万難となってみせましょうかね」
マナーモードの僕とそれを抱き締めるアーノルト様のもとにカイ先生が現れた。そこでやっと僕は先ほどの光は先生が興したものだったんだと気づいたよ。
「フィル様には私の役に立ってもらう事になってましてね。借金のかたってやつですよ。襲われたりなんだか物騒なのでもう側においておくことにします。さぁフィル様こちらへ」
「では私が返済する。いくらだ」
「そんなに簡単に払える金額ではないのですが……どうしてもとおっしゃるなら王太子様の人生でといったら?」
「何をバカなことを不敬だぞ」
叫ぶサイラー様にエリカ様が一歩前に出た。
「魔法使い、私はいいものを持っている。取引だ。我家に伝えられてきた宝。先祖大魔法使いの手といったらどうだ?」
ニヤリと笑うエリカ様は勝利を確信していた。
カイ先生がいつもより粘度の増したにたりとした顔で頷いた。僕には分からないけどそれは値打ちのあるものなんだろう。
「アーノルト様の人生は私がいただく」
エリカ様が高らかに宣言した。その悪役みたいな言葉、偉そうな態度かっこいい!僕の口から言葉の内容を深く理解する前にでたのは。
「はわわ」
「はあ?」
でもサイラー様から渾身の「はあ?」が出た。そうですよね。僕はまだ「はわわ」以外の語彙を見つけられないけど。
あれ?え?「人生をいただく」ということはやっぱりエリカ様はアーノルト様が好きなの?かな?ぴくんと肩がはねる。マナーモードはいつの間にか止まっていた。
僕を助けるためにエリカ様がそのお宝を提供するからアーノルト様が体でお礼をしなくちゃいけないってこと?
だったら、だったら僕は。カイ先生についていかなくちゃ……放してください。泣きそうだけど。
ゆっくり距離をとろうとしたらアーノルト様にさらに抱き締められた。
「早とちりするな」
身を固くした僕にアーノルト様が囁く。はわわ。急に耳元はだめです。はわわ。マナーモード再び。
「私は離さないと言っただろう」
エリカ様が僕らへ向き直る。
「王子、私は騎士として生きたいのです。だがこの国では私の望みは叶わない。あなたの王妃にしていただきたい。そしてゆくゆくは私の弟をあなたの妹君の婿に。その子どもたちを私達の養子とし後を継がせましょう。宰相家の全力で反対意見を言うものをねじ伏せて見せましょう」
自信に充ちたエリカ様の将来計画に僕らは見つめあう。それってアーノルト様との子供はつくらないってこと?白い結婚?ってこと?
「当て馬悪役令嬢なんてまっぴらごめんだと私の中で叫ぶものがいるのです。私は一般的な令嬢としては不出来でした。だがアーノルト様は私を馬鹿にしなかった。最強の騎士団をつくることで御代の支えをさせていただきたく思います。お飾りの王妃の座私が頂きたい」
そう言って剣をアーノルト様に捧げたエリカ様かっこいい!!また「はわわ」が出そうになって僕は口を引き締めた。
でも、当て馬悪役令嬢って単語もしかして……エリカ様って僕と一緒?転生してきたの?
「ははは。参った。エリカに全ていいところを持っていかれてしまったな。お飾りの王妃にしろ。騎士として守らせろ。わかったわかった。問題ないさ。まさか大魔法使いの手を切り札にするとは。やはり宰相家の令嬢だね」
アーノルト様のおどけた口調が一転する。
「私からの条件はフィルのことだけ。彼はこれからも私とともにある」
「もちろん。フィル君は我が忠誠をささげる姫としてお守りましょう。我が君」
「ではよろしく頼む。婚約者どの。」
二人ともすごく笑顔だけど今、国の一大事を決めたよね?いいの?いいのかな?他の貴族のパワーゲームとか大丈夫?僕はアーノルト様のそばに居ていいの?
「フィール?」
アーノルト様が僕の瞳を覗きこむ。
「私はもう君を放せないんだ。そばにいてほしい。君のことが好きなんだ。これからいろんな困難も苦労も君さえいれば乗り越えてみせる。だから」
いつもと違ってちょっとへにょりと弱った笑顔のアーノルト様にきゅんとする。王太子の殻を脱いだ本当のアーノルト様がそこにいた。
とんでもない苦難どんとこい。
今の僕は王子さまと騎士を手に入れたモブ姫だもの。
「離れません!大好きですよ」
そういったとたん僕に降り注いだのはキスの嵐。
はわわ!
そう思ったのにエリカ様の刃は簡単にマリアの緑の触手を切り落とした。ベタベタの液体を避けつつ本体へと迫っていくエリカ様。豊かな髪が揺れる。ひらりひらりと軽やかに剣舞をしているような動き。嘘みたいにかっこいい。心配していた僕はそんなこと忘れてエリカ様の動きに見惚れた。
『あーのーるーとお』
マリアの重低音の呼び声に銀のきらめきが躍り出た。エリカ様のようにスパスパと触手を切り落とし始める。
「やれやれ。レディからのご指名とあらば無視するわけにはいかないか手荒なことはしたくないんだが」
「ではフィルの仇は私がとろう。良いところを見せるいい機会だ。引いていいぞ」
サイラー様も加勢する。
「サイラー、隠さないことにしたんだな」
「フィルのあんな姿を見せられたらいつ会えなくなるか分からないのに遠慮するのがバカらしくなった」
「それは困るな。私もフィルを離す気はない。最近平凡な日常に飽きてきたところだ。押し寄せる苦難を排してフィルと幸せを掴むことにするよ。君が引け」
「姫の第一の騎士の座は私が頂いた。お二方遊びに来たなら見ていて頂ければすぐに済ませますが?」
「あいにくお姫様のために剣技を磨いてきたのでね。フィルは私のだ」
(え、本当に?)
耳を疑う会話が繰り広げられていて、びっくり。本当にいいの?僕でいいの?
エリカ様も二人も会話しながらなのに剣筋が乱れない。ひたすら格好いい。あっという間に小さくなるマリアの本体。ピンクの髪を振り乱して怒っているけど突然空から降り注ぐ光。それに触れたところから緑の部分が溶け出す。ぐずぐずと縮み始めたマリアは鈍い断末魔をあげて倒れる。
光に包まれた三人がこっそり見ている僕を見つけて笑顔になった。神々しいその姿に僕は語彙を失くした。
「はわわ」
※※※
「フィル」
アーノルト様が駆け寄ってきて僕を抱きしめてくれる。僕を包むアーノルト様の香りに僕はうっとりとする。モブなのに両思いになっちゃったよ!
「好きだよ!過酷な運命とやらが来るのならば乗り越えてみせる。君と一緒に居れるのなら万難を排すよ。だから私を選んでくれるかい?」
「はわわわわ」
甘くとろける瞳で見つめられて僕はもういっぱいいっぱいです。供給過多で僕の語彙が戻ってきません。僕はきっといま人生で一番小刻みに震えているよ。どうしようどうしよう僕モブなのに。
そこへ静かな声がかけられた。
「では最初の万難となってみせましょうかね」
マナーモードの僕とそれを抱き締めるアーノルト様のもとにカイ先生が現れた。そこでやっと僕は先ほどの光は先生が興したものだったんだと気づいたよ。
「フィル様には私の役に立ってもらう事になってましてね。借金のかたってやつですよ。襲われたりなんだか物騒なのでもう側においておくことにします。さぁフィル様こちらへ」
「では私が返済する。いくらだ」
「そんなに簡単に払える金額ではないのですが……どうしてもとおっしゃるなら王太子様の人生でといったら?」
「何をバカなことを不敬だぞ」
叫ぶサイラー様にエリカ様が一歩前に出た。
「魔法使い、私はいいものを持っている。取引だ。我家に伝えられてきた宝。先祖大魔法使いの手といったらどうだ?」
ニヤリと笑うエリカ様は勝利を確信していた。
カイ先生がいつもより粘度の増したにたりとした顔で頷いた。僕には分からないけどそれは値打ちのあるものなんだろう。
「アーノルト様の人生は私がいただく」
エリカ様が高らかに宣言した。その悪役みたいな言葉、偉そうな態度かっこいい!僕の口から言葉の内容を深く理解する前にでたのは。
「はわわ」
「はあ?」
でもサイラー様から渾身の「はあ?」が出た。そうですよね。僕はまだ「はわわ」以外の語彙を見つけられないけど。
あれ?え?「人生をいただく」ということはやっぱりエリカ様はアーノルト様が好きなの?かな?ぴくんと肩がはねる。マナーモードはいつの間にか止まっていた。
僕を助けるためにエリカ様がそのお宝を提供するからアーノルト様が体でお礼をしなくちゃいけないってこと?
だったら、だったら僕は。カイ先生についていかなくちゃ……放してください。泣きそうだけど。
ゆっくり距離をとろうとしたらアーノルト様にさらに抱き締められた。
「早とちりするな」
身を固くした僕にアーノルト様が囁く。はわわ。急に耳元はだめです。はわわ。マナーモード再び。
「私は離さないと言っただろう」
エリカ様が僕らへ向き直る。
「王子、私は騎士として生きたいのです。だがこの国では私の望みは叶わない。あなたの王妃にしていただきたい。そしてゆくゆくは私の弟をあなたの妹君の婿に。その子どもたちを私達の養子とし後を継がせましょう。宰相家の全力で反対意見を言うものをねじ伏せて見せましょう」
自信に充ちたエリカ様の将来計画に僕らは見つめあう。それってアーノルト様との子供はつくらないってこと?白い結婚?ってこと?
「当て馬悪役令嬢なんてまっぴらごめんだと私の中で叫ぶものがいるのです。私は一般的な令嬢としては不出来でした。だがアーノルト様は私を馬鹿にしなかった。最強の騎士団をつくることで御代の支えをさせていただきたく思います。お飾りの王妃の座私が頂きたい」
そう言って剣をアーノルト様に捧げたエリカ様かっこいい!!また「はわわ」が出そうになって僕は口を引き締めた。
でも、当て馬悪役令嬢って単語もしかして……エリカ様って僕と一緒?転生してきたの?
「ははは。参った。エリカに全ていいところを持っていかれてしまったな。お飾りの王妃にしろ。騎士として守らせろ。わかったわかった。問題ないさ。まさか大魔法使いの手を切り札にするとは。やはり宰相家の令嬢だね」
アーノルト様のおどけた口調が一転する。
「私からの条件はフィルのことだけ。彼はこれからも私とともにある」
「もちろん。フィル君は我が忠誠をささげる姫としてお守りましょう。我が君」
「ではよろしく頼む。婚約者どの。」
二人ともすごく笑顔だけど今、国の一大事を決めたよね?いいの?いいのかな?他の貴族のパワーゲームとか大丈夫?僕はアーノルト様のそばに居ていいの?
「フィール?」
アーノルト様が僕の瞳を覗きこむ。
「私はもう君を放せないんだ。そばにいてほしい。君のことが好きなんだ。これからいろんな困難も苦労も君さえいれば乗り越えてみせる。だから」
いつもと違ってちょっとへにょりと弱った笑顔のアーノルト様にきゅんとする。王太子の殻を脱いだ本当のアーノルト様がそこにいた。
とんでもない苦難どんとこい。
今の僕は王子さまと騎士を手に入れたモブ姫だもの。
「離れません!大好きですよ」
そういったとたん僕に降り注いだのはキスの嵐。
はわわ!
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