普通の男子高校生ですが異世界転生したらイケメンに口説かれてますが誰を選べば良いですか?

サクラギ

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番外編

5年目の記念日

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※注意・特殊な状況の性描写があります。




「シンの世界では記念日に特別なことをするのですよね?」

 今日のブラッドはとても機嫌が良い。
 確かに結婚5年目を祝うこともあるけど、突然すぎて驚いた。

 しかもブラッドの知識は微妙で、用意されたのは、チーズの乗ったチップ、おいものスープ、ハート型のチョコ、丸い形の苺のケーキ。山盛りの唐揚げは懐かしい母さん手製の料理そっくりだった。

 微妙にクリスマスとバレンタインが合わさっているような気もするが、用意してくれた気持ちは嬉しい。

 ブラッドはずっと赤ワインを飲み続けている。ちなみに赤ワインは、あの施設で研究されて生み出された貴重なものである。絶対に転生者が作っている。

 気分良く飲んで食べた。なによりブラッドの機嫌が良いと俺も嬉しい。

 でもプレゼントが無い。いや別におねだりする訳じゃないけど、なんとなく一番に用意しそうだと思うのに、ホントずれてる。

 ああ、あれかも。プレゼントはあ・た・し♡ 的なお決まりの、アレ。
 なるほど、ズレた感覚の用意だからありえるかも。

 それはそれで良いような気もする。

 ブラッドとする時はたいてい庭のガゼボでだ。最初がそこだったからか、したい時はそこに行く、なんて暗黙のルールが出来ていた。タグを外してお願いってこともあったけど、今はガゼボに行ってお願い、だ。

 今日はブラッドからガゼボに行く。
 やっぱプレゼントは私、ってこと? ってちょっと期待してしまう。

「おいで、シン」

 薔薇の香りが風に乗って届く。
 ブラッドがガゼボに横たわり、近づいて行く俺を誘惑する。

 ふんわりと風に靡く薄いドレープを潜り、ブラッドの側へ行く。

 ブラッドのせいで室内ではあまり服を着ない。今もローブ一枚を羽織っているだけだから、すぐに裸にされて、弱い所を攻められた。

「ブラッド、ブラッド、もっと、ほしい……」

 キスをねだって、ブラッドにされるがまま。後ろに入れられて、胸をイジられて、いっぱいキスされたら何もかもがイイでいっぱいになる。

「んん、や、やだ、こんなかっこう……」

 ブラッドに背を向けて、太ももを支えられて、大きく足を開かされている。外には誰もいないとわかっているけど、不安になる。

 風が動く。
 薄いベールの向こうには何も無かったはずなのに。

「目を開けて、シン、プレゼントです」

 無理な体勢でキスされて、顎を掴まれて向きを変えられる。言われるまま、視線をやり、驚愕に震えた。

「うそだろ? ブラッド、ブラッド、や、やだ、やめて! 離して!」

「どうしてですか? 私からのプレゼントですよ? 気に入りませんでしたか?」

 ぐちゅっと太いモノを突き入れられ、一気に引き抜かれ、また入れられる。

「やだ、やだ、お願い、見ないでアイザック!」

 本当に現実なのか、ブラッドが見せる幻なのか。目の前には椅子に座って俺を見ているアイザックの姿がある。俺のぐちゃぐちゃになっている姿を、ぜんぶ見ている。

「おまえは本当に腹黒いよな」

 アイザックの声だ。もう何年も聞いてなくて忘れてたのに、一瞬で過去に戻る。

「今日はシンとの記念日ですから特別です」

「やだ、こんなの、ひどいよ、ブラッド」

 後ろにはブラッドのが入ったまま。俺のは萎えて縮んでいる。気持ちよくてふわふわした気持ちも一瞬で飛んだ。

「俺に見せつけて楽しいのか? おまえ」

「まさか、シンを共有する気はありませんが、私はシンを愛していますから、シンの望みを叶えてあげたのですよ? アレのことが好きなんですよね?」

「や、ちがう、ブラッド、好きじゃない、好きじゃないからぁ」

 必死で抵抗するけど膝さえ閉じさせてくれない。顔を背けてブラッドに懇願するくらいしか出来やしない。

「なんだよ、シン、好きじゃねえのかよ。俺はずっと好きでたまらねえよ」

「中が締め付けましたね。嘘はいけませんよ? シン」

「あ、や、やだ」

 恥ずかしくてアイザックの方を向けない。それなのにブラッドはアイザックに目配せした。

 アイザックはブラッドの視線を受けて、皮肉な笑みを見せ、ガゼボの中へ入って来る。

「おまえの許しが無ければ触れられねえのかよ。けど、嬉しいよ、シン。またお前に触れられる」

 ブラッドが俺の太ももを離し、後ろから性器を抜き出した。ドロっと精液が流れ、太ももを伝って落ちる。

「ブラッド、ブラッド」

「大丈夫ですよ、見ててあげますから」

 ガゼボを出たブラッドは、アイザックの座っていた椅子に座ると、優雅な態度でワインを飲んだ。

 アイザックの手が俺に触れる。視線が絡む。

「あ、あの、ごめんなさ……ん」

 言葉を奪われる。深いキス。懐かしいアイザックの匂い。男らしい匂いとお日様の匂い。

「ん、ん、アイ…ク」

「シン、相変わらずかわいいな。おい、どこまでやっていいんだ? おまえの許可がいるんだろ?」

 俺は怯えている。アイザックに触れて欲しい。でもブラッドに嫌われたく無い。捨てられたら生きて行けない。

「あなたはシンへのプレゼントなのですから、シンが望むようにしてあげてください」

 ブラッドがそういうと、アイザックは雄の笑みになる。

「どうされたい? シン。おまえの好きなように抱いてやる」

 俺は首を振って後退る。抱かれたらどうなるのかわからない。気持ちが過去に戻されてしまう。でも今も大事で無くしたくない。

 アイザックに手を引かれ、抱きしめられる。鼓動が直接聞こえる。懐かしい温もりに包まれ、泣けて来る。

 見上げればキスされる。緩やかに重なるキス。それから奪われるようなキス。

「アイザック、や、やぁ、ん、ん」

「あいつに見られたくねえんだろ? でもわりぃ、止めらんねえわ」

 後ろ向きに倒され、後ろからアイザックのモノを突き入れられる。さっきまでブラッドのが入っていたから、すんなりと奥まで許してしまった。

「や、やぁ、ごめ、ごめんなさい、ブラッド、ブラッドぉ」

 感じてしまう。奥まで暴かれ、強く抜き差しされ、よすぎて自分で自分の性器を扱いている。もう出るものもないから、熱が体に溜まって、爆発するようにイク。目の前がチカチカして意識が遠のく。もう訳がわからなくて、ブラッドを呼んでいるのか、アイザックを呼んでいるのかわからない。ただよくて、よくて、何をされているのかもわからない。

「飛んでしまって、かわいそうに」

 ブラッドが頬にキスをくれる。今度はブラッドのが入っている。

「おまえはこうやって、こいつに抱かれているのか」

 アイザックの声が聞こえる。でも遠い。

「私が呼び出した、私のですから、当然です」

「っていうかよ、やっぱお前が呼んでんのかよ。どうりで数が合わねえって思ってたわ。おまえほんと腹黒いよな。みな神殿長の仕業だと思ってただろ」

 何の話? 深くを強く突かれて、アイザックが俺のを触ってるから訳がわからない。

「知りませんよ、私には関係がありませんから」

「で? 俺は? こんなのに呼び出されて、今度はいつまでお預けさせられるんだ?」

 ブラッドが俺を抱き起こしてキスをくれる。

「さあ? どうでしょう? あなたの寿命は短いですからね。10年後? 50年後? ああ、あなたはもう枯れてできないのでは? シンを満足させられない方を呼んでも意味がありませんね」

「おまえ何年生きる気だよ」

 ブラッドが笑う。

「シンと一緒でしたら、100年、1000年、いつまでも生きられますね」

 アイザックは呆れてため息を吐いた。

「時間の経過など私には意味がないので」

「ああそうかよ。だったらせいぜいたった数十年なんだからよ、頻繁に呼び出してくれよ。おおかた、俺が死んでシンがより強くおまえを想う瞬間が見てえんだろ? おまえはシンの感情の揺れが好物ってところか」

 アイザックがそういうと、ブラッドは喉で笑った。

「さて、どうでしょう? シン次第でしょうか」

 ブラッドに抱きしめられる。温もりが嬉しい。離さないでって言ったけど、声にならなかった。










おわり

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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