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大群戦闘
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暫く待っていると近くに魔物が現れる
馬車から降りて大剣を構える
棍棒を持った太った魔物
この魔物はもう攻撃パターンを知ってる
棍棒による攻撃を避けて懐に入り胴体を両断する
「試し斬りはもう終わりにする~」
解除して馬車に乗りクレマに言う
魔物を3体倒した、試し斬りとしては充分
斬れ味の確認は終わり大剣を振るった時の感覚も覚えた
「分かりました。大剣の使い勝手はどうですか?」
「かなり良いよ~。想定以上の出来」
「それは良かったです。それでは動かします」
「OK~」
馬車が動き出して山の麓から離れる
ドラゴンゾンビの気配は変わらない
……結局動かなかったなぁ
山の方を見る
頂上辺りを見ると紫色の霧が広がっているように見える
「あれって瘴気?」
……っ! ドラゴンゾンビの気配が消えた
今まで感じていた気配が突如消えた
「クレマ! 急いで」
声を上げる
瘴気が山を降りてきている
麓に漂う瘴気なんて比では無い程の瘴気が物凄い速度で山を降っているのだ
「速度上げます!」
クレマは騎獣に更に魔力を通す
魔力を通すと一時的に速度が上がる
並の魔物なら振り切れる程の速度で走っている
私は瘴気が降りてくる様子を確認する
……速度上がった騎獣よりも早い……この瘴気が何処まで来るかにもよるけど最悪いずれ追い付かれるな
「何があったのですか!?」
「凄い濃い瘴気が頂上から降りてきてる!」
「濃い瘴気が? 瘴気の中に何か見えませんか!」
「瘴気の中?」
迫り来る瘴気の中を頑張って見る
中に高速移動している何かの影を見つける
その影は大きい
「大きな影が見える!」
「……恐らくドラゴンゾンビです!」
「なるほど、気配を感じないのか濃い瘴気の中だから? いや高速移動してるからか」
起動して大剣を構えて様子を伺う
すると馬車が大きく揺れる程の突如大きな音と揺れを感じる
……うぉっ……凄い揺れた
「足音か。それも複数体、山の魔物もこっち来てるのか」
……足音の接近も早い、追いつかれはしないが
足音は止まる様子は無い
足音の主達に馬車に追いつく程の速度はないようだがこのまま進めば城壁までこの魔物の集団を連れていく事になる
「これは……さてどうするかなぁ。連絡手段ってある?」
「信号弾が」
「打って!」
「はい!」
クレマは懐から取り出した小型の銃を頭上に発砲する
空で爆発して赤い煙を発生させる
「これで緊急事態だって伝わったはず」
……でもまだ足りない
緊急事態だと理解したとしても兵士達が行動するまでには時間がかかる
到着までに準備が終わったとしても構えているのはロアベアに苦戦をすると言われていた兵士達、大勢で迎え撃ったとしても被害が出るのは目に見えている
……今の勇者は厳しい、他にも強い人は居るとは思うが確定では無い
そもそもこれは私が招いた
なら責任は私が取らないとならない
しかし、その前に考えないとならない事がある
「相手の強さ……瘴気で魔物が強くなるのなら最悪今来てるの強くなってると考えるべきかな」
瘴気が魔物の元となれば比較的薄かった山の麓よりも今迫り来てる瘴気の方が濃い
それを吸えば強くなる可能性は充分にある
……そうなると厄介だけど……
「クレマ、国に着いたら防衛部隊に城壁付近を固めるように言っといて」
「それはどういう」
「食い止める」
「無茶です! 幾ら強くともドラゴンゾンビに魔物の大群、勝ち目はありません」
焦ったようにクレマは言う
私が言ってる事は自殺とも取れる程無茶苦茶な行為
「言うてこのまま連れてったら不味いじゃん? 後泥沼の連戦は慣れてる」
「なら私も援護します!」
「守れる自信はない」
大軍戦は魔物を抑え込めない可能性が高い
そうなれば守り切れるとは断言出来ない
負けない自信はあるが守り切れる自信は別の物
「こう見えても私も戦えますので」
「分かった。意思は強そうだしこれ以上は止めない」
「よくお分かりで」
「ただ先に戦うから少し離れた場所で馬車を止めて援護お願い」
「はい、すぐに合流します」
馬車から飛び降りる
そして瘴気の中に突っ込む
馬車は真っ直ぐ進む
視界が悪い、大剣を大きく振るい切り払う
「少しは見やすくなった。知らない魔物居るけど攻撃パターンは見ない」
魔物達は私の方へ向かってくる
攻撃を躱して大剣で真っ二つに切り裂く
間髪入れずに大振りで大剣を振り斬る
大群との戦いが始まる
倒してすぐに別の魔物の懐に入り切り裂く
攻撃を避けつつ同士討ちも狙い怯んだところを切り裂く
魔物が強くなっている感じはしない
「これなら余裕かな」
大剣を突き刺して切り上げて倒す
全力で蹴りを叩き込んで蹴り飛ばす
怯んだ魔物の首を両断する
暫く戦闘を続ける
どんどん魔物を倒していくが減っている様子が無い
「キリないなぁ」
突然魔物の頭が何かに撃ち抜かれ倒れる
「クレマ?」
クレマは魔力銃を持っていた
撃ち抜いたとなれば魔力銃を使ったのだろう
……ここの魔物ロアベアクラスなんだよね? 一撃? ただのメイドじゃないとは何となく思ってたけど
兵士達がロアベア相手に魔力銃を撃っていたが傷を負わせる程には行けてなかった
なのにたった一撃で仕留めている
魔力銃は魔力の量で威力が上がると言っていた
ならばクレマは大量の魔力を保有しているだろう
クレマは魔力弾で足を撃ち抜いて転倒させ侵攻の妨害をする
倒れた魔物を無視して踏み付けてでも前に進んでくる
「成程、仲間意識が無いのかな。なら」
素早く数体の足を切り裂いて転倒させる
すると勝手に後ろに居た魔物が前に出る為に踏み付けて仕留めてくれる
……仲間意識あっても扱いやすいし無いならないでもやりようがある
魔物を切り裂いているとゾクリと悪寒が走る
「来た」
そいつは上空に居た
瘴気の中で翼を動かして飛行している
何かが腐った匂いがする
魔物を踏み潰してそいつは私の前に現れる
馬車から降りて大剣を構える
棍棒を持った太った魔物
この魔物はもう攻撃パターンを知ってる
棍棒による攻撃を避けて懐に入り胴体を両断する
「試し斬りはもう終わりにする~」
解除して馬車に乗りクレマに言う
魔物を3体倒した、試し斬りとしては充分
斬れ味の確認は終わり大剣を振るった時の感覚も覚えた
「分かりました。大剣の使い勝手はどうですか?」
「かなり良いよ~。想定以上の出来」
「それは良かったです。それでは動かします」
「OK~」
馬車が動き出して山の麓から離れる
ドラゴンゾンビの気配は変わらない
……結局動かなかったなぁ
山の方を見る
頂上辺りを見ると紫色の霧が広がっているように見える
「あれって瘴気?」
……っ! ドラゴンゾンビの気配が消えた
今まで感じていた気配が突如消えた
「クレマ! 急いで」
声を上げる
瘴気が山を降りてきている
麓に漂う瘴気なんて比では無い程の瘴気が物凄い速度で山を降っているのだ
「速度上げます!」
クレマは騎獣に更に魔力を通す
魔力を通すと一時的に速度が上がる
並の魔物なら振り切れる程の速度で走っている
私は瘴気が降りてくる様子を確認する
……速度上がった騎獣よりも早い……この瘴気が何処まで来るかにもよるけど最悪いずれ追い付かれるな
「何があったのですか!?」
「凄い濃い瘴気が頂上から降りてきてる!」
「濃い瘴気が? 瘴気の中に何か見えませんか!」
「瘴気の中?」
迫り来る瘴気の中を頑張って見る
中に高速移動している何かの影を見つける
その影は大きい
「大きな影が見える!」
「……恐らくドラゴンゾンビです!」
「なるほど、気配を感じないのか濃い瘴気の中だから? いや高速移動してるからか」
起動して大剣を構えて様子を伺う
すると馬車が大きく揺れる程の突如大きな音と揺れを感じる
……うぉっ……凄い揺れた
「足音か。それも複数体、山の魔物もこっち来てるのか」
……足音の接近も早い、追いつかれはしないが
足音は止まる様子は無い
足音の主達に馬車に追いつく程の速度はないようだがこのまま進めば城壁までこの魔物の集団を連れていく事になる
「これは……さてどうするかなぁ。連絡手段ってある?」
「信号弾が」
「打って!」
「はい!」
クレマは懐から取り出した小型の銃を頭上に発砲する
空で爆発して赤い煙を発生させる
「これで緊急事態だって伝わったはず」
……でもまだ足りない
緊急事態だと理解したとしても兵士達が行動するまでには時間がかかる
到着までに準備が終わったとしても構えているのはロアベアに苦戦をすると言われていた兵士達、大勢で迎え撃ったとしても被害が出るのは目に見えている
……今の勇者は厳しい、他にも強い人は居るとは思うが確定では無い
そもそもこれは私が招いた
なら責任は私が取らないとならない
しかし、その前に考えないとならない事がある
「相手の強さ……瘴気で魔物が強くなるのなら最悪今来てるの強くなってると考えるべきかな」
瘴気が魔物の元となれば比較的薄かった山の麓よりも今迫り来てる瘴気の方が濃い
それを吸えば強くなる可能性は充分にある
……そうなると厄介だけど……
「クレマ、国に着いたら防衛部隊に城壁付近を固めるように言っといて」
「それはどういう」
「食い止める」
「無茶です! 幾ら強くともドラゴンゾンビに魔物の大群、勝ち目はありません」
焦ったようにクレマは言う
私が言ってる事は自殺とも取れる程無茶苦茶な行為
「言うてこのまま連れてったら不味いじゃん? 後泥沼の連戦は慣れてる」
「なら私も援護します!」
「守れる自信はない」
大軍戦は魔物を抑え込めない可能性が高い
そうなれば守り切れるとは断言出来ない
負けない自信はあるが守り切れる自信は別の物
「こう見えても私も戦えますので」
「分かった。意思は強そうだしこれ以上は止めない」
「よくお分かりで」
「ただ先に戦うから少し離れた場所で馬車を止めて援護お願い」
「はい、すぐに合流します」
馬車から飛び降りる
そして瘴気の中に突っ込む
馬車は真っ直ぐ進む
視界が悪い、大剣を大きく振るい切り払う
「少しは見やすくなった。知らない魔物居るけど攻撃パターンは見ない」
魔物達は私の方へ向かってくる
攻撃を躱して大剣で真っ二つに切り裂く
間髪入れずに大振りで大剣を振り斬る
大群との戦いが始まる
倒してすぐに別の魔物の懐に入り切り裂く
攻撃を避けつつ同士討ちも狙い怯んだところを切り裂く
魔物が強くなっている感じはしない
「これなら余裕かな」
大剣を突き刺して切り上げて倒す
全力で蹴りを叩き込んで蹴り飛ばす
怯んだ魔物の首を両断する
暫く戦闘を続ける
どんどん魔物を倒していくが減っている様子が無い
「キリないなぁ」
突然魔物の頭が何かに撃ち抜かれ倒れる
「クレマ?」
クレマは魔力銃を持っていた
撃ち抜いたとなれば魔力銃を使ったのだろう
……ここの魔物ロアベアクラスなんだよね? 一撃? ただのメイドじゃないとは何となく思ってたけど
兵士達がロアベア相手に魔力銃を撃っていたが傷を負わせる程には行けてなかった
なのにたった一撃で仕留めている
魔力銃は魔力の量で威力が上がると言っていた
ならばクレマは大量の魔力を保有しているだろう
クレマは魔力弾で足を撃ち抜いて転倒させ侵攻の妨害をする
倒れた魔物を無視して踏み付けてでも前に進んでくる
「成程、仲間意識が無いのかな。なら」
素早く数体の足を切り裂いて転倒させる
すると勝手に後ろに居た魔物が前に出る為に踏み付けて仕留めてくれる
……仲間意識あっても扱いやすいし無いならないでもやりようがある
魔物を切り裂いているとゾクリと悪寒が走る
「来た」
そいつは上空に居た
瘴気の中で翼を動かして飛行している
何かが腐った匂いがする
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