2nd Life

seven

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第1章 幼少期

2話 姫の生誕

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一つの部屋に慌ただしく出入るする女性達。


その部屋の前でウロウロする美男子がいる。




おぎゃー、おぎゃー、おぎゃー!



一人の女性が部屋から飛び出す。


国王様!御生れになりました、元気な女の子です!


そうか!でかした!
美男子は満面の笑みで部屋に入っていく。

部屋の中には、出産に協力した三人の女性と大きなベットが一つ、そこには、色白で金髪の絶世の美女が赤ん坊を抱いている。



「あなた…」


「おー、よくやったアイナ!身体は大事ないか!」


アイナは静かに頷く。


「どれ、赤ん坊を見せてくれ!」


アイナは抱えていた赤ん坊を美男子に大事そうに渡す。


「おー、見よ!もう笑っておるぞ!」



赤ん坊は、外から入る光に照らされて神々こうごうしく見える、そして、顔がニコリと笑っていた。

(わたし、無事生まれ変われたんだわ!)



おー!何てかわいい!天使だ!

周りの女性達も一瞬で心を奪われた。



コルラド王!バンザイ!バンザイ!


廊下で側近達がはしゃいでいる。

「あいつら!うるさくしおって!」

コルラド王は、笑顔でそうつぶやく。


「あなた…、その子の名前どうしましょう?」


「そうだなぁ、色々考えていたんだが、
この子の笑顔を見たとたん、全部違うなと感じたんだが…」

コルラド王は、少し困った顔をしていた。



「あなた…わたしが決めてもよろしいですか?」



「おー、何かいい名前があるのか?聞かせてくれ」


「はい。この子はマイと付けたいのです…」


(えっ、わたし何も言ってないのに何で?)


コルラド王は、アイナに質問する。


「なぜ、その名前に?ひびきはいいが、何か理由でもあるのか?」


「えー、実は、この子を身ごもってすぐの事です。わたしが寝ていた時、夢の中に女神様が現れたのです。その女神様は、赤ん坊を抱いていました、そして、わたしに差し出しこう言ったのです。


『この子はマイ、マイをあなた方夫婦に授けます、この子は、あなた方の世界に大いなる祝福をもたらすでしょう、すこやかに育てなさい』


と言ったのです」


(その女神様って、ウリエル様だわ)


「おー!なんと、この子は、女神の子か、本当に、天子ではないか!決めたぞみな!この子は、今日からマイだ!」


女性達がひざまき声を揃えて言う。

マイ姫様ご生誕おめでとうござます!


【マイ姫様だって!皆んなに報告だ!】

バタバタバタ
廊下で叫んでいた側近達が走り去る。


「あやつら!騒ぎおって、後で、きつく叱ってやらんと!調子にのりおって!」


「まぁまぁ、あなた、皆さんも喜んでくれてるみたいで、わたしは、凄く嬉しく思います」

アイナは微笑みながら、コルラド王を見上げた。


「まぁ、そうだな、アイナがそう言うなら、今回だけは、特別に許してやるか、マイの誕生日だしなぁ!」


(わたし、この二人の娘になるのね、そして姫様、うわぁ、ちゃんとしないと、でも、パパとママ、二人凄く仲よさそうで安心した、でもパパはママの尻に敷かれるタイプ?)


「コルラド王、王妃様、私に、ソニアにマイ姫様の親衛騎士に、任命してください」

一人の黒髪ショートボブの女性が、膝をつき二人にお願いをする。


アイナが微笑みながら

「そうね、ソニアなら、若くして私の護衛をしているし、マイのお姉さんになれるわね、あなたはどう思います?」


「あー、いいと思うぞ、ソニアはまだ12歳なのに、魔法も剣術も申し分ない、立派に警護を務めれるし、勉学もその年で高等部並だからな、アイナと、私と一緒にマイを立派に育てようぞ」


(ソニアって、どんな子なんだろう、まだ目が見えないのが残念、早く見てみたい)


「はい!もったいなきお言葉、師匠ユリウスに代わりましてマイ姫様の事、命に代えましても御守り致します!」


(そういえば、さっきパパ、魔法って言ってたよね、もしかしたら、この世界に魔法が存在するの?楽しみ!早く大きくなって使ってみたい!)



「よし!今日は宴だ!誰かおらぬか!」


コルラド王が叫ぶ。


扉が開く。

「はっ、私が居ます」


コルラド王にも引けを取らない美男子が一人、そこに方膝をついて待っていた。


「おー、ユリウス戻ったか!」


「はっ!東の森に出現したモンスターの巣窟を無事排除しましたので帰還した次第です。王様も無事御生れになり、本当におめでとうござます」


「あー、ありがとう。まぁ硬い話は無しにして、お主の帰還とマイの生誕を祝って、宴を催す。よいか?」


「勿論です。こんなおめでたい話しは他にありません、国民もさぞお喜びになりましょうぞ!すぐに準備に掛かります、王様もご準備を」


「あいわかった。アイナ、ソニア、マイの事頼んだぞ!」

そう言うとコルラド王はマイをアイナに大事そうに渡した。


ユリウスが一言。

「ソニア、姫のこと頼んだぞ!」


「はい!ユリウス様!」


ソニアは笑顔で答えた。


宴は三日三晩続けられた。


(パパ、飲みすぎて身体壊さなきゃいいけど)

マイは、そう思いながらアイナの母乳を飲んでいた。


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