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二十八、冤罪
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賢妃に昇格したばかりの高氏が流産した。
高賢妃は前年にも死産して、その時も呪われたとか、毒を盛られたとか、騒いでいたという。
今回も、後宮の誰かが妬んで呪詛したのだ、などと言っているらしい。
「呪詛……そんなのみんな信じるてるの?」
そんなのに効果があるなら、後宮で子供なんて生まれないんじゃないの、と単純に思うけれど、馬婆がしーッと口の前に指を立てる。
「迂闊なことを仰るものではございませんよ。後宮に呪詛、蟲毒のたぐいはつきものでございます」
「まあ、そうは聞くけれど……」
今まで、陛下の子供は何人か生まれているけれど、無事に育っているのは趙淑妃のところの皇女二人だけ。でも、そもそも小さな子供の死亡率は高く、また妊娠出産は危険を伴う。だいたい、妊婦六人に一人の割合で死ぬと聞いたこともあるから、乱暴な言い方をすれば、六回出産すれば一回は死ぬわけだ。一人目で死んでしまう人もいれば、十人産んでもぴんぴんしている人もいるけれど。呪うまでもない気がするんだけどな……
「二回妊娠して二回とも残念なことになって、高賢妃が何か理由を作りたいのはわかるけど……」
呪詛だの毒だの、人のせいにするのは迷惑だしやめて欲しい。
「前回疑われたのは趙淑妃でございました」
出産直前に、淑妃の侍女がうろうろしていたとかそんな理由で。当たり前だけどたいした証拠もなく、これ以上騒ぐなら誣告罪を適用するぞと陛下が怒って、大人しくなったらしい。
ことさらに冤罪をでっちあげた場合、訴え出た方が誣告罪に問われる。誣告には反坐――その罪を返す、という原則があって、訴え出た罪過が誣告した者に課される。
生まれた皇子を殺したとの訴えが誣告だと判定されると、訴え出た賢妃こそ、皇子を殺した罪で裁かれるというわけだ。
「さすがにもう、懲りてるでしょう」
「そうだといいんですけどね」
馬婆とそんな話をした翌日。
なんと、賢妃が宮正(後宮内の犯罪や綱紀を取り締まる女官)に訴え出たというのだ。
「呪詛を? そんなのどうやって」
「なんだか怪しげな人形に釘が打たれたものが、賢妃の宮から発見されたらしゅうございますよ」
「ええええ?」
呪いを込めた人形を賢妃の宮に隠し、子が流れるように呪ったのだと。
「いったい、誰が疑われているの?」
「それが――薛脩媛でございますよ」
「薛さんが?」
わたしは目を丸くした。
薛美人は四度目のご寵愛を賜ったこともあり、尚宮が申し上げて九嬪に昇格したのだ。宮もそれまで、二十七世婦で雑居していた殿舎から独立の殿舎に移ったばかりだった。
「そちらの、以前の住まいからも同じ人形が出たとか――」
「それって……」
引っ越した前の住居ならば、今は無人なのだろう。そこから人形が出るなんて、怪しさしか感じない。
「どう見ても冤罪じゃない。彼女が賢妃を呪う理由がないわ」
わたしが言えば、王婆も眉をしかめる。
「四度もご寵愛を受けたのに、まだ懐妊していないからやっかんでいるのではと」
「そんなこと言ったら……」
四度どころじゃないご寵愛を賜っているのに、まだ妊娠していないわたしはどうなるの!
「そこでございますよ。……薛脩媛は、娘娘の一番の……」
わたしはハッと胸を突かれた。
「つまり……」
王婆が一層声を低める。
「脩媛は冤罪と思いますが、一番の狙いは娘娘ですよ」
「……わたしが、命令したってことにしたいのね?」
馬婆も頷く。
「皇上の御子を流産させたとなりますと、かなり苛酷な詮議が行われる可能性がございます。責め上げて娘娘の名を出すように誘導するつもりかもしれません」
「宮正が関わっているってこと?」
「宮正は女官でございますから、それほど手荒なことはしないと思いますが、内侍伯が出張ってまいりますと、宦官でございますから――」
内侍伯は宮内の不法を正す宦官の役職。宦官の中にも強面もいるし、拷問ばりの尋問は普通に行われるだろう。
「……どうしたらいいかしら。わたしに累が及ぶのも困るけれど、それ以前に、無実の薛さんをそんな目に遭わせるわけにいかないわ」
わたしが両手を頬に当ててオロオロしていると、馬婆が言った。
「まずは、宮正をお召しになられて、事情をご下問なさってはいかがでしょう」
「わたしが?」
馬婆も、王婆も、大きく頷く。
「現在の掖庭宮の主は、他でもない娘娘でございますよ」
「おおかた、高賢妃あたりが圧力をかけているでしょうが、本当の支配者は誰か、思い知らせておいて悪くはございません」
「そんな、悪の組織の親玉みたいなこと、自信ないわ……」
それでも(一応)数少ない友人でもある薛脩媛に、無道なことが行われないよう、釘を刺しておくのは必要なことだと思い直し、わたしは宮正局の女官を呼び出した。
やってきた宮正局の長官は司馬氏と名乗った。
年の頃は四十がらみ。痩せて頬骨が突き出て、髪にも少し白髪が混じる、厳しい雰囲気の女官だった。
「中宮様にはお初にお目にかかります」
「わざわざ来てくれてありがとう。少し、尋ねたいことがあったので」
「薛脩媛の件でございますね」
拱手を解いて、まっすぐにわたしを見つめる視線は冷徹そのもので、何を考えているか全く読めない。
「高賢妃のことは残念でした。ですが、それが呪詛などとなりますと話は別ですし、疑われている方もいると聞きまして、後宮の秩序を預かる身としては、居ても立ってもいられなくなりました」
司馬宮正も静かに頷く。
「その通りでございますね。古来、呪詛と申すのものは、人を陥れるのに恰好でございます。呪いの道具を憎い相手の住居に放り込んでおけばよろしいのですからね」
「では、薛脩媛は……」
「脩媛の元の住居である、清風殿の一室から、呪詛の道具とみられる人形が発見されたのは確かです。ですので、現在は脩媛とその側仕えには、住居である琳懐殿に謹慎していただき、封鎖いたしました」
「薛さんは、なんと?」
それでここ数日、この宮にやってこないのかと納得する。
「脩媛は濡れ衣だと。……確かに呪う理由がはっきりいたしません。誰かに示唆されたのでは……などと申す者もございますが……」
じっと見つめられて、わたしは慌てて首を振る。
「わたくしは知りません! 呪いなんてバカバカしいこと!」
「そうです。中宮様にとってはバカバカしいことです。現在、誰よりもご寵愛を集めておられる方が、孕んだくらいで盛りを過ぎた方を呪う必要はございません」
司馬宮正の言葉に、わたしはホッとして尋ねた。
「脩媛の疑いは晴れませんの?」
「やっていない、という証拠はなかなか難しいのですよ。特に今回のように、脩媛の近辺からやった証拠が挙がってしまいますとね。あとは、他にも証人が出てまいりまして」
「証人?」
「脩媛が高賢妃の宮の周辺をうろついているのを見たという者が」
それは本当に……?
尋ねようとするわたしを制するように、司馬宮正が言う。
「劉宝林です。中宮様はご存知ないかもしれませんが、劉宝林と高賢妃の仲の悪さは後宮では有名です」
「そうなの?」
思わず聞き返したわたしに、司馬宮正が頷いた。
「ええ。あのお二人はほぼ同時に入宮して。お互い器量自慢でしたから、『どちらが先にご寵愛を受けても恨みっこなし』なんて約束もしていたのですよ。それがまあ……そこからはご存知だと思いますが」
高賢妃が皇帝の寵姫に昇りつめたのに比べ、劉宝林に至っては一度としてお目見えすら叶わない。
「ですから、劉宝林が高賢妃の意を受けて、薛脩媛に不利な証言をする可能性はないのですよ」
「でも……」
釈然としない気分でわたしが言葉を濁すと、司馬宮正が言う。
「まあ、少しばかりお待ちくださいませ。もし、脩媛を陥れようとする者がいるのなら、そろそろ我慢が出来なくなる頃合いです」
「我慢……?」
首を傾げるわたしに、司馬宮正が口の端だけをちょっと曲げるように笑った。――ものすごい迫力のある笑みで、わたしは思わず唾を飲み込んでしまう。
「それに中宮様、我々宮正は、たしかに法に基づいて後宮内の犯罪取り締まりを担当いたしますが、最終的な判断はすべて、陛下に委ねられます。すべての法の源は陛下です。ですから、少なくと中宮様に累が及ぶことはないかと存じます」
意味が理解できず、わたしはパチパチと瞬きした。
「すべては陛下の思し召し次第。我々はその、ご判断の材料を提供するに過ぎないのです」
「はあ……」
司馬宮正は口の端を歪めるような笑みを深め、言った。
「脩媛をお救いになりたいのでしたら、中宮様自ら陛下に働きかけるのがよろしゅうございましょう。それが一番確実です」
難しい清談の議論のようなやり取りを残し、司馬宮正は帰ってしまった。
高賢妃は前年にも死産して、その時も呪われたとか、毒を盛られたとか、騒いでいたという。
今回も、後宮の誰かが妬んで呪詛したのだ、などと言っているらしい。
「呪詛……そんなのみんな信じるてるの?」
そんなのに効果があるなら、後宮で子供なんて生まれないんじゃないの、と単純に思うけれど、馬婆がしーッと口の前に指を立てる。
「迂闊なことを仰るものではございませんよ。後宮に呪詛、蟲毒のたぐいはつきものでございます」
「まあ、そうは聞くけれど……」
今まで、陛下の子供は何人か生まれているけれど、無事に育っているのは趙淑妃のところの皇女二人だけ。でも、そもそも小さな子供の死亡率は高く、また妊娠出産は危険を伴う。だいたい、妊婦六人に一人の割合で死ぬと聞いたこともあるから、乱暴な言い方をすれば、六回出産すれば一回は死ぬわけだ。一人目で死んでしまう人もいれば、十人産んでもぴんぴんしている人もいるけれど。呪うまでもない気がするんだけどな……
「二回妊娠して二回とも残念なことになって、高賢妃が何か理由を作りたいのはわかるけど……」
呪詛だの毒だの、人のせいにするのは迷惑だしやめて欲しい。
「前回疑われたのは趙淑妃でございました」
出産直前に、淑妃の侍女がうろうろしていたとかそんな理由で。当たり前だけどたいした証拠もなく、これ以上騒ぐなら誣告罪を適用するぞと陛下が怒って、大人しくなったらしい。
ことさらに冤罪をでっちあげた場合、訴え出た方が誣告罪に問われる。誣告には反坐――その罪を返す、という原則があって、訴え出た罪過が誣告した者に課される。
生まれた皇子を殺したとの訴えが誣告だと判定されると、訴え出た賢妃こそ、皇子を殺した罪で裁かれるというわけだ。
「さすがにもう、懲りてるでしょう」
「そうだといいんですけどね」
馬婆とそんな話をした翌日。
なんと、賢妃が宮正(後宮内の犯罪や綱紀を取り締まる女官)に訴え出たというのだ。
「呪詛を? そんなのどうやって」
「なんだか怪しげな人形に釘が打たれたものが、賢妃の宮から発見されたらしゅうございますよ」
「ええええ?」
呪いを込めた人形を賢妃の宮に隠し、子が流れるように呪ったのだと。
「いったい、誰が疑われているの?」
「それが――薛脩媛でございますよ」
「薛さんが?」
わたしは目を丸くした。
薛美人は四度目のご寵愛を賜ったこともあり、尚宮が申し上げて九嬪に昇格したのだ。宮もそれまで、二十七世婦で雑居していた殿舎から独立の殿舎に移ったばかりだった。
「そちらの、以前の住まいからも同じ人形が出たとか――」
「それって……」
引っ越した前の住居ならば、今は無人なのだろう。そこから人形が出るなんて、怪しさしか感じない。
「どう見ても冤罪じゃない。彼女が賢妃を呪う理由がないわ」
わたしが言えば、王婆も眉をしかめる。
「四度もご寵愛を受けたのに、まだ懐妊していないからやっかんでいるのではと」
「そんなこと言ったら……」
四度どころじゃないご寵愛を賜っているのに、まだ妊娠していないわたしはどうなるの!
「そこでございますよ。……薛脩媛は、娘娘の一番の……」
わたしはハッと胸を突かれた。
「つまり……」
王婆が一層声を低める。
「脩媛は冤罪と思いますが、一番の狙いは娘娘ですよ」
「……わたしが、命令したってことにしたいのね?」
馬婆も頷く。
「皇上の御子を流産させたとなりますと、かなり苛酷な詮議が行われる可能性がございます。責め上げて娘娘の名を出すように誘導するつもりかもしれません」
「宮正が関わっているってこと?」
「宮正は女官でございますから、それほど手荒なことはしないと思いますが、内侍伯が出張ってまいりますと、宦官でございますから――」
内侍伯は宮内の不法を正す宦官の役職。宦官の中にも強面もいるし、拷問ばりの尋問は普通に行われるだろう。
「……どうしたらいいかしら。わたしに累が及ぶのも困るけれど、それ以前に、無実の薛さんをそんな目に遭わせるわけにいかないわ」
わたしが両手を頬に当ててオロオロしていると、馬婆が言った。
「まずは、宮正をお召しになられて、事情をご下問なさってはいかがでしょう」
「わたしが?」
馬婆も、王婆も、大きく頷く。
「現在の掖庭宮の主は、他でもない娘娘でございますよ」
「おおかた、高賢妃あたりが圧力をかけているでしょうが、本当の支配者は誰か、思い知らせておいて悪くはございません」
「そんな、悪の組織の親玉みたいなこと、自信ないわ……」
それでも(一応)数少ない友人でもある薛脩媛に、無道なことが行われないよう、釘を刺しておくのは必要なことだと思い直し、わたしは宮正局の女官を呼び出した。
やってきた宮正局の長官は司馬氏と名乗った。
年の頃は四十がらみ。痩せて頬骨が突き出て、髪にも少し白髪が混じる、厳しい雰囲気の女官だった。
「中宮様にはお初にお目にかかります」
「わざわざ来てくれてありがとう。少し、尋ねたいことがあったので」
「薛脩媛の件でございますね」
拱手を解いて、まっすぐにわたしを見つめる視線は冷徹そのもので、何を考えているか全く読めない。
「高賢妃のことは残念でした。ですが、それが呪詛などとなりますと話は別ですし、疑われている方もいると聞きまして、後宮の秩序を預かる身としては、居ても立ってもいられなくなりました」
司馬宮正も静かに頷く。
「その通りでございますね。古来、呪詛と申すのものは、人を陥れるのに恰好でございます。呪いの道具を憎い相手の住居に放り込んでおけばよろしいのですからね」
「では、薛脩媛は……」
「脩媛の元の住居である、清風殿の一室から、呪詛の道具とみられる人形が発見されたのは確かです。ですので、現在は脩媛とその側仕えには、住居である琳懐殿に謹慎していただき、封鎖いたしました」
「薛さんは、なんと?」
それでここ数日、この宮にやってこないのかと納得する。
「脩媛は濡れ衣だと。……確かに呪う理由がはっきりいたしません。誰かに示唆されたのでは……などと申す者もございますが……」
じっと見つめられて、わたしは慌てて首を振る。
「わたくしは知りません! 呪いなんてバカバカしいこと!」
「そうです。中宮様にとってはバカバカしいことです。現在、誰よりもご寵愛を集めておられる方が、孕んだくらいで盛りを過ぎた方を呪う必要はございません」
司馬宮正の言葉に、わたしはホッとして尋ねた。
「脩媛の疑いは晴れませんの?」
「やっていない、という証拠はなかなか難しいのですよ。特に今回のように、脩媛の近辺からやった証拠が挙がってしまいますとね。あとは、他にも証人が出てまいりまして」
「証人?」
「脩媛が高賢妃の宮の周辺をうろついているのを見たという者が」
それは本当に……?
尋ねようとするわたしを制するように、司馬宮正が言う。
「劉宝林です。中宮様はご存知ないかもしれませんが、劉宝林と高賢妃の仲の悪さは後宮では有名です」
「そうなの?」
思わず聞き返したわたしに、司馬宮正が頷いた。
「ええ。あのお二人はほぼ同時に入宮して。お互い器量自慢でしたから、『どちらが先にご寵愛を受けても恨みっこなし』なんて約束もしていたのですよ。それがまあ……そこからはご存知だと思いますが」
高賢妃が皇帝の寵姫に昇りつめたのに比べ、劉宝林に至っては一度としてお目見えすら叶わない。
「ですから、劉宝林が高賢妃の意を受けて、薛脩媛に不利な証言をする可能性はないのですよ」
「でも……」
釈然としない気分でわたしが言葉を濁すと、司馬宮正が言う。
「まあ、少しばかりお待ちくださいませ。もし、脩媛を陥れようとする者がいるのなら、そろそろ我慢が出来なくなる頃合いです」
「我慢……?」
首を傾げるわたしに、司馬宮正が口の端だけをちょっと曲げるように笑った。――ものすごい迫力のある笑みで、わたしは思わず唾を飲み込んでしまう。
「それに中宮様、我々宮正は、たしかに法に基づいて後宮内の犯罪取り締まりを担当いたしますが、最終的な判断はすべて、陛下に委ねられます。すべての法の源は陛下です。ですから、少なくと中宮様に累が及ぶことはないかと存じます」
意味が理解できず、わたしはパチパチと瞬きした。
「すべては陛下の思し召し次第。我々はその、ご判断の材料を提供するに過ぎないのです」
「はあ……」
司馬宮正は口の端を歪めるような笑みを深め、言った。
「脩媛をお救いになりたいのでしたら、中宮様自ら陛下に働きかけるのがよろしゅうございましょう。それが一番確実です」
難しい清談の議論のようなやり取りを残し、司馬宮正は帰ってしまった。
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