4 / 4
1章
3話
しおりを挟む
お母さんの再婚者と攻略対象とあってから数日が過ぎた。
「お母さん、このアパートは引き払うの?」
「ええ、そのつもりよ、アリアもここには住まないでしょ」
「うん」
「というかアリア、どうして竜也さんや理人くんに会うのに変装したの?」
「変装じゃないよ、中学からは黒髪ウィッグに黒眼のカラコンして眼鏡かけてるんだから、普段の格好だよ」
「でも、家では取るじゃない」
「ウィッグは蒸れるからね」
「本当に1人で大丈夫?」
「お母さん、心配しすぎ大丈夫だよ」
「…そうね、わかったわ。そろそろ行きましょう」
そんな話をしてから、家を出た。お母さんはタクシーに乗って行った。途中まで一緒に行こうって言われたけど断った。
私はある人に電話をかけ始めた。
プルルルプルルルプルルル
『はい』
「出るのが遅いよ」
『無茶言うな』
「まぁ、とりあえず迎えに来て」
『へいへい』
プツッ
今のは私の秘書兼運転手のレオン・マクリナー、年は22歳でなかなか優秀だ。外見も金眼碧眼でイケメンだ。
それから待つこと10分…
私の前に白塗りのベンツが止まったので、私はそのまま乗り込んだ。
「レオン、遅いわよ」
「かなり、早く来たと思うけど?まぁとりあえず、新しい住所に向かえばいい?」
「ええ」
そこからは、無言で私は外の景色を眺めていた。
しばらく経ったら新居に着いた。
「レオン、私しばらく家で仕事するから」
「だからこんな億ションの最上階にしたのか?」
「当たり前じゃない、なんのためにしたと思ってるのよ?まぁ、防犯面も結構厳重だからっていう理由もあるのだけど」
「とりあえずは日本支社に俺は行くからな」
「ええ、緊急の要件があったときだけ電話してきてね」
「へいへい、じゃあまたな」
私がマンションに入ったのを見てから、レオンは車を走らせた。
「お母さん、このアパートは引き払うの?」
「ええ、そのつもりよ、アリアもここには住まないでしょ」
「うん」
「というかアリア、どうして竜也さんや理人くんに会うのに変装したの?」
「変装じゃないよ、中学からは黒髪ウィッグに黒眼のカラコンして眼鏡かけてるんだから、普段の格好だよ」
「でも、家では取るじゃない」
「ウィッグは蒸れるからね」
「本当に1人で大丈夫?」
「お母さん、心配しすぎ大丈夫だよ」
「…そうね、わかったわ。そろそろ行きましょう」
そんな話をしてから、家を出た。お母さんはタクシーに乗って行った。途中まで一緒に行こうって言われたけど断った。
私はある人に電話をかけ始めた。
プルルルプルルルプルルル
『はい』
「出るのが遅いよ」
『無茶言うな』
「まぁ、とりあえず迎えに来て」
『へいへい』
プツッ
今のは私の秘書兼運転手のレオン・マクリナー、年は22歳でなかなか優秀だ。外見も金眼碧眼でイケメンだ。
それから待つこと10分…
私の前に白塗りのベンツが止まったので、私はそのまま乗り込んだ。
「レオン、遅いわよ」
「かなり、早く来たと思うけど?まぁとりあえず、新しい住所に向かえばいい?」
「ええ」
そこからは、無言で私は外の景色を眺めていた。
しばらく経ったら新居に着いた。
「レオン、私しばらく家で仕事するから」
「だからこんな億ションの最上階にしたのか?」
「当たり前じゃない、なんのためにしたと思ってるのよ?まぁ、防犯面も結構厳重だからっていう理由もあるのだけど」
「とりあえずは日本支社に俺は行くからな」
「ええ、緊急の要件があったときだけ電話してきてね」
「へいへい、じゃあまたな」
私がマンションに入ったのを見てから、レオンは車を走らせた。
0
お気に入りに追加
30
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
お母様が国王陛下に見染められて再婚することになったら、美麗だけど残念な義兄の王太子殿下に婚姻を迫られました!
奏音 美都
恋愛
まだ夜の冷気が残る早朝、焼かれたパンを店に並べていると、いつもは慌ただしく動き回っている母さんが、私の後ろに立っていた。
「エリー、実は……国王陛下に見染められて、婚姻を交わすことになったんだけど、貴女も王宮に入ってくれるかしら?」
国王陛下に見染められて……って。国王陛下が母さんを好きになって、求婚したってこと!? え、で……私も王宮にって、王室の一員になれってこと!?
国王陛下に挨拶に伺うと、そこには美しい顔立ちの王太子殿下がいた。
「エリー、どうか僕と結婚してくれ! 君こそ、僕の妻に相応しい!」
え……私、貴方の妹になるんですけど?
どこから突っ込んでいいのか分かんない。
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
転生悪役令嬢の前途多難な没落計画
一花八華
恋愛
斬首、幽閉、没落endの悪役令嬢に転生しましたわ。
私、ヴィクトリア・アクヤック。金髪ドリルの碧眼美少女ですの。
攻略対象とヒロインには、関わりませんわ。恋愛でも逆ハーでもお好きになさって?
私は、執事攻略に勤しみますわ!!
っといいつつもなんだかんだでガッツリ攻略対象とヒロインに囲まれ、持ち前の暴走と妄想と、斜め上を行き過ぎるネジ曲がった思考回路で突き進む猪突猛進型ドリル系主人公の(読者様からの)突っ込み待ち(ラブ)コメディです。
※全話に挿絵が入る予定です。作者絵が苦手な方は、ご注意ください。ファンアートいただけると、泣いて喜びます。掲載させて下さい。お願いします。
悪役令嬢に転生したら溺愛された。(なぜだろうか)
どくりんご
恋愛
公爵令嬢ソフィア・スイートには前世の記憶がある。
ある日この世界が乙女ゲームの世界ということに気づく。しかも自分が悪役令嬢!?
悪役令嬢みたいな結末は嫌だ……って、え!?
王子様は何故か溺愛!?なんかのバグ!?恥ずかしい台詞をペラペラと言うのはやめてください!推しにそんなことを言われると照れちゃいます!
でも、シナリオは変えられるみたいだから王子様と幸せになります!
強い悪役令嬢がさらに強い王子様や家族に溺愛されるお話。
HOT1/10 1位ありがとうございます!(*´∇`*)
恋愛24h1/10 4位ありがとうございます!(*´∇`*)
乙女ゲーのモブデブ令嬢に転生したので平和に過ごしたい
ゆの
恋愛
私は日比谷夏那、18歳。特に優れた所もなく平々凡々で、波風立てずに過ごしたかった私は、特に興味のない乙女ゲームを友人に強引に薦められるがままにプレイした。
だが、その乙女ゲームの各ルートをクリアした翌日に事故にあって亡くなってしまった。
気がつくと、乙女ゲームに1度だけ登場したモブデブ令嬢に転生していた!!特にゲームの影響がない人に転生したことに安堵した私は、ヒロインや攻略対象に関わらず平和に過ごしたいと思います。
だけど、肉やお菓子より断然大好きなフルーツばっかりを食べていたらいつの間にか痩せて、絶世の美女に…?!
平和に過ごしたい令嬢とそれを放って置かない攻略対象達の平和だったり平和じゃなかったりする日々が始まる。
魔性の悪役令嬢らしいですが、男性が苦手なのでご期待にそえません!
蒼乃ロゼ
恋愛
「リュミネーヴァ様は、いろんな殿方とご経験のある、魔性の女でいらっしゃいますから!」
「「……は?」」
どうやら原作では魔性の女だったらしい、リュミネーヴァ。
しかし彼女の中身は、前世でストーカーに命を絶たれ、乙女ゲーム『光が世界を満たすまで』通称ヒカミタの世界に転生してきた人物。
前世での最期の記憶から、男性が苦手。
初めは男性を目にするだけでも体が震えるありさま。
リュミネーヴァが具体的にどんな悪行をするのか分からず、ただ自分として、在るがままを生きてきた。
当然、物語が原作どおりにいくはずもなく。
おまけに実は、本編前にあたる時期からフラグを折っていて……?
攻略キャラを全力回避していたら、魔性違いで謎のキャラから溺愛モードが始まるお話。
ファンタジー要素も多めです。
※なろう様にも掲載中
※短編【転生先は『乙女ゲーでしょ』~】の元ネタです。どちらを先に読んでもお話は分かりますので、ご安心ください。
長女は悪役、三女はヒロイン、次女の私はただのモブ
藤白
恋愛
前世は吉原美琴。普通の女子大生で日本人。
そんな私が転生したのは三人姉妹の侯爵家次女…なんと『Cage~あなたの腕の中で~』って言うヤンデレ系乙女ゲームの世界でした!
どうにかしてこの目で乙女ゲームを見届け…って、このゲーム確か悪役令嬢とヒロインは異母姉妹で…私のお姉様と妹では!?
えっ、ちょっと待った!それって、私が死んだ確執から姉妹仲が悪くなるんだよね…?
死にたくない!けど乙女ゲームは見たい!
どうしよう!
◯閑話はちょいちょい挟みます
◯書きながらストーリーを考えているのでおかしいところがあれば教えてください!
◯11/20 名前の表記を少し変更
◯11/24 [13] 罵りの言葉を少し変更
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
主人公がハイスペックすぎてスゴい