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1章
2話
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目の前に前世の友達がやっていた乙女ゲームの攻略対象がいるんですけど⁉︎どういうこと?再婚ってことは妹になるんだよね。というか、この世界が乙女ゲームってことにも驚き。そういえば優理も攻略対象じゃん。通りで初めて会った時既視感があるなって思ったんだよね。あっ、優理っていうのは図書館で仲良くなった人でフルネームで桜木優理。でも優理は私の7歳年上で教師枠なんだよね。
そんな現実逃避していたら、父になるであろう人が話しかけてきた。
「えっーと、初めまして。わたしは君の父になる白雪竜也です。よろしくね。」
「…俺はその息子の白雪理人だ。君の2歳年上だ」
「初めまして。私は柊雪菜の娘の柊アリアと申します。」
「じゃあ、アリアちゃんって呼ぶね。」
「お好きにどうぞ」
「アリアちゃんはわたしのこと好きな風に呼んでいいからね。」
「では竜也さんとお呼びします。」
そう言ったら、竜也さんが悲しそうな顔をして、
「まぁ、初めて会ったばかりだからね。一緒に住むんだし、徐々に慣れてくれればいいよ」
「申し訳ありませんが私は諸事情により一人暮らしをするので一緒に住むことはありません。」
「えっ、でもアリアちゃんは中学生でしょ。お金は大丈夫なの?」
「はい。」
「雪菜は許しているのか?」
「えぇ、けれどその理由はアリアに聞いてね。アリアは話したくないなら話さなくていいわ。」
「………わかった。でも学校は理人と同じ学校に中3から転入して欲しい。同じ学校って言っても理人が通っている学校は幼稚舎から大学院まである私立天宮学園と言うんだけど、途中編入の試験はレベルが高いんだ。けど、雪菜の話だとアリアちゃんは偏差値70の学校で首席だそうだから試験は大丈夫だろう。」
それから竜也さんは色々なことを説明してから理人さん?を連れて帰っていった。理人さん全然話してなかったなぁ~。まぁ、あまり関わりたくないんだけど…
理人さんが2歳上ってことは私、ヒロインと同じ学年なんですけど⁉︎そうしてまた新たな問題に直面してしまった。
そんな現実逃避していたら、父になるであろう人が話しかけてきた。
「えっーと、初めまして。わたしは君の父になる白雪竜也です。よろしくね。」
「…俺はその息子の白雪理人だ。君の2歳年上だ」
「初めまして。私は柊雪菜の娘の柊アリアと申します。」
「じゃあ、アリアちゃんって呼ぶね。」
「お好きにどうぞ」
「アリアちゃんはわたしのこと好きな風に呼んでいいからね。」
「では竜也さんとお呼びします。」
そう言ったら、竜也さんが悲しそうな顔をして、
「まぁ、初めて会ったばかりだからね。一緒に住むんだし、徐々に慣れてくれればいいよ」
「申し訳ありませんが私は諸事情により一人暮らしをするので一緒に住むことはありません。」
「えっ、でもアリアちゃんは中学生でしょ。お金は大丈夫なの?」
「はい。」
「雪菜は許しているのか?」
「えぇ、けれどその理由はアリアに聞いてね。アリアは話したくないなら話さなくていいわ。」
「………わかった。でも学校は理人と同じ学校に中3から転入して欲しい。同じ学校って言っても理人が通っている学校は幼稚舎から大学院まである私立天宮学園と言うんだけど、途中編入の試験はレベルが高いんだ。けど、雪菜の話だとアリアちゃんは偏差値70の学校で首席だそうだから試験は大丈夫だろう。」
それから竜也さんは色々なことを説明してから理人さん?を連れて帰っていった。理人さん全然話してなかったなぁ~。まぁ、あまり関わりたくないんだけど…
理人さんが2歳上ってことは私、ヒロインと同じ学年なんですけど⁉︎そうしてまた新たな問題に直面してしまった。
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