狂い蝉

※メリーバッドエンドなので地雷注意です


 蝉の鳴き声が響くある夏の日、生きる意味を見失っていた慎二は、売り専のナツキと出会う。

 「俺、狂っちゃったんだ……狂って狂って、朝も夜も関係なく、啼くの」

 笑顔の裏に隠したナツキの本音に触れた慎二が下した決断とは……?
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