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【オマケ】#すべてはメガネのせい 2
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「AI画伯に、カッコイイくまんつ様を描いて頂きました」
「リア様……」
「はい、なんでしょうか?」
「なぜ隣にアレンがいるのですか?」
「側仕えなのですから当然でしょう。ということでリア様、お題の発表をお願いします」
「正義の味方くまんつマンです。こちらになります」
「……」
「ご覧くださいリア様、あちらがカッコイイ絵だと反応できないデカい先輩です。ガン見して動けなくなっています」
「相当いじられて生きてきたのですねぇ? そのメガネの後輩さんという方に」
「悪い後輩なので、百四十字あれば人を陥れられると言っているそうです」
「お貴族様の社会は怖いですねぇ」
「私の絵もあると聞きましたが?」
「はい。木陰でお休みする副団長様を描いて頂きました。こちらになります」
「リア様……」
「はい?」
「珍しく目を開けていたので怪しいとは思っていましたが、これは私ではありません」
「ええっ」
「また石像補正が復活している。こちらを見て下さい。色が違うし、こんなに鼻ペチャンコじゃないです。制服もおかしいですよ?」
「そう、でしょうか」
「そうやって、私を薄目で見ているから、こういうことになるのです」
「でも……」
「まずは目を開けるところからですよ?」
「くわっ」
「リア様?」
「はい」
「口で言ってみただけでは、目は開かないのですよ?」
「うう、努力目標ということにさせて頂けないでしょうか……」
「そろそろ何か言ったらどうですか、先輩」
「ん? ……おお。いいね」
「それだけかw」
「リア様……」
「はい、なんでしょうか?」
「なぜ隣にアレンがいるのですか?」
「側仕えなのですから当然でしょう。ということでリア様、お題の発表をお願いします」
「正義の味方くまんつマンです。こちらになります」
「……」
「ご覧くださいリア様、あちらがカッコイイ絵だと反応できないデカい先輩です。ガン見して動けなくなっています」
「相当いじられて生きてきたのですねぇ? そのメガネの後輩さんという方に」
「悪い後輩なので、百四十字あれば人を陥れられると言っているそうです」
「お貴族様の社会は怖いですねぇ」
「私の絵もあると聞きましたが?」
「はい。木陰でお休みする副団長様を描いて頂きました。こちらになります」
「リア様……」
「はい?」
「珍しく目を開けていたので怪しいとは思っていましたが、これは私ではありません」
「ええっ」
「また石像補正が復活している。こちらを見て下さい。色が違うし、こんなに鼻ペチャンコじゃないです。制服もおかしいですよ?」
「そう、でしょうか」
「そうやって、私を薄目で見ているから、こういうことになるのです」
「でも……」
「まずは目を開けるところからですよ?」
「くわっ」
「リア様?」
「はい」
「口で言ってみただけでは、目は開かないのですよ?」
「うう、努力目標ということにさせて頂けないでしょうか……」
「そろそろ何か言ったらどうですか、先輩」
「ん? ……おお。いいね」
「それだけかw」
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