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雪の降らない日々

たんじょーびぱーてぃー、じゅう

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後孔とは違い、前立腺の内側を責める尿道プラグ。雪風の陰茎に挿入してやったそれをちょうど前立腺に当たる位置で止め、彼自身の前立腺の収縮運動で喘ぐ様を数十秒眺めた。

「まひろぉ、それは……!」

期待と恐怖が入り交じった赤い瞳が、尿道プラグの持ち手に触れさせたローターを見つめる。俺は雪風の表情を楽しみながらローターのスイッチを入れた、当然まずは振動弱だ。

「……っ、あぁあああっ!?」

前立腺に直接ローターの振動を送り込まれているような感覚だろうか。今の雪風は後ろ手に縛った状態だが、腰を跳ねさせることは十分出来る。暴れて尿道に傷をつけないよう慎重に責めなければ。

「ひっ、ゔぅゔゔっ! イぐっ、イっくぅうぅっ……! あっ、ぁーっ……! こりぇっ、やばっ、ぁああっ!」

「気持ちいいか? 俺の方はいい景色だぞ」

握った陰茎はビクビクと快感に跳ねながらもプラグが邪魔で射精出来ずに苦しんでいるように見えた。俺の手でプラグを少し抜き挿ししてみると、鈴口とプラグの隙間からぴゅっ、ぴゅっ……と精液が情けなく漏れる。場合によっては吹き出さずに染み出てくることもある。
雄の大切な機能をそんな情けない姿に変えられた雪風を眺める特等席が今俺が居る場所だ。

「止まんにゃっ、あぁあーっ! ぁひっ、ひぃいいっ! ぜんりつせんっ、じぇんりつしぇんにっ、じゅっと! ぶるぶるがっ、あぁああっ! イぐっ、イぐっ、イゔぅうゔぅぅっ……!」

尿道プラグとローターという小さな玩具二つで連続絶頂に陥る雪風をもう少し見ていたくなる。当然雪風を早く抱きたい思いもあるのだが、陰茎の痛みを押してでも雪風を責め立ててしまう。

「振動上げるぞ、一気に強にするか」

「だっ、だめっ、ぁ、あぁああーっ!? イぐっ! イくイくイくイくぅゔぅっ! ほんとにぃっ、イくの止まんにゃくなりゅぅゔぅっ! ぜんぶっ、ぜんぶぎもぢっ、ひぃいいっ!」

ローターの振動の強さを『強』まで上げると尿道プラグと擦れ合うガガガッ……という音も更に生々しいものになる。俺も尿道責めをされたことはあるから、今雪風が味わっている快感の強さをつい想像してしまう。

「ふふ……一旦抜くぞ」

ゾクゾクとした快感を覚えつつ、失神が近いのか反応がワンパターンになってきた雪風から尿道プラグを一気に引き抜いた。当然抜ける際の快感もあったただろう、雪風の悲鳴に近い嬌声は俺の鼓膜を強く揺さぶった。

「ひぁあぁっああぁああああぁーっ!?」

尿道プラグがせき止めていた精液が溢れると同時に、雪風はおそらくプラグを抜かれた快感によって潮吹きをしてしまった。ぷしゅうっと透明な液体が白濁液を押し出すように吹き出し、俺の顔を濡らした。

「盛大にイったな、雪風」

「な、かっ……じんじんするぅっ、はやく抱けよぉ」

「ちょっと待ってくれ、もう一つ玩具使ったら本番にするから」

クリップ型のローターを二つ取って雪風に見せる。彼が用意したものなのに、彼は恥ずかしそうに目を逸らした。

「乳首ビン勃ち……雪風は肌が白いから目立つなぁ、すっごい卑猥」

真っ白い肌にぽつんと充血した薄紅色の突起があれば当然目立つ。開発済みの雪風の乳首は卑猥に膨れていて、振動機能付きのクリップで簡単に挟むことが出来た。

「ぁひぃんっ! んっ、んん……胸まで虐めてくれんのか? 嬉しいけど……ひゃうんっ!」

「可愛いアクセサリーだ」

両乳首共にクリップ型ローターを取り付け、まずは振動なしで様子を見る。雪風はしばらく快感に備えて大人しくしていたが、すぐに腰をくねらせ始めた。

「まひろっ、まひろぉ、はやくぅ、お前の誕生日祝いなんだからっ、お前が気持ちよくなんねぇと意味ないんだぞっ?」

「後でなるよ。今は目で楽しむ時間だ」

右乳首を挟んだクリップ型ローターのスイッチを入れる。微弱な振動だが雪風は敏感に反応してくれた。
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