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お盆
ぶらっしんぐ、さん
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絵筆のように柔らかく細かい毛が並んだブラシ、それで全身を撫で回されるのが今回のプレイ。そう予想した俺は雪兎の指示通りに仰向けに寝転がった。
「わんっ」
もちろん犬らしく見えるよう、肘と膝は折り曲げて。
「ゴロン出来た? うーん……犬ならもうちょっと手足開くんじゃないかな?」
おそらく、俺の胸や腹などに触れにくいと感じただけだろう。そう思いつつも口には出さず、俺は手足を開いて裸体を晒した。乳首も臍も陰茎も後孔も、全て丸見えだ。
「うん……うん、うん、いい犬っぷりだね」
「ありがとうございます、わん」
「じゃあブラッシングしていくね」
ブラシが身体に近付く。それだけで俺の鼓動は激しくなり、視線も釘付けになってしまう。
「ひぅっ……」
柔らかく細かい上等な毛は肌に触れても音が鳴らない。さわさわと山道で頬を撫ぜる風のように優しく肌をくすぐっていく。
「ふぁ……あぁ……ぁ、あ……」
胸の真ん中から臍の下までゆっくりと撫で下ろされると、ブラシが離れる頃には俺は刺激欲しさに弓なりに仰け反っていた。
「どうしたのワンちゃん、お腹突き出して。お腹なでなでして欲しいの?」
「はぁ……はぁ…………わん、わんっ」
「お腹がいいの? そっかぁ」
腹の真ん中を重点的に何度も何度も撫でられる。臍の下をさりさりと細かく左右に撫でられる。
「んっ、んんんぅっ! くっ、ふぅううんっ……!」
犬の尻尾飾りが揺れる。臍の下はバイブが入っている部分だ、撫でられるほどに締め付けてしまう。
「くっ、ふぅうんっ……んんっ、んぁああ……ユキさまっ、ユキしゃまぁ……!」
「どうしたの? ポチ。お腹気持ちいい?」
「気持ちいいですっ、お腹の奥きゅうってして、熱くなって……も、イきそうですっ」
「それ、ブラッシングの効果かな?」
「そぉですっ!」
にっこりと微笑んだ雪兎はブラシを反転させ、毛が並んでいない平たい部分でコンっと俺の腹を叩いた。その軽い振動は前立腺に響き、勃ったままぷるぷると震えていた陰茎から精液がトロトロと溢れ出した。
「あぁあっ……イっちゃいましたっ、ユキ様ぁ……」
「みたいだね。お腹はもういいかな? 次、どこして欲しいとかある?」
深呼吸をしながらゆっくりと背を床につけた俺は、恐る恐る胸を突き出し、二の腕で胸筋を寄せた。
「胸?」
「は、はい……胸、お願いします」
「うん、任せて」
ブラシが胸の真ん中を撫でる。胸筋の谷間に毛を入れようとしているのか、腹の時よりも力が僅かに強い。
「んぁっ、あぁ……! はぁあんっ……!」
肌に押されて毛が曲がるなんてこと、さっきはなかった。しかし少しばかり強く撫でられたからといって絶頂は出来ない。
「ユキ様ぁっ……もう少し、外側もぉっ」
「ブラッシングは僕のペースでやるの。文句ある?」
「……ありません」
胸を撫でられる微かな快感と強い焦れったさで乳首はガチガチに硬く尖っているのに、雪兎にも触って欲しそうに見えるだろうに、放置されている。だが、その放置がまたイイ。
「わんっ」
もちろん犬らしく見えるよう、肘と膝は折り曲げて。
「ゴロン出来た? うーん……犬ならもうちょっと手足開くんじゃないかな?」
おそらく、俺の胸や腹などに触れにくいと感じただけだろう。そう思いつつも口には出さず、俺は手足を開いて裸体を晒した。乳首も臍も陰茎も後孔も、全て丸見えだ。
「うん……うん、うん、いい犬っぷりだね」
「ありがとうございます、わん」
「じゃあブラッシングしていくね」
ブラシが身体に近付く。それだけで俺の鼓動は激しくなり、視線も釘付けになってしまう。
「ひぅっ……」
柔らかく細かい上等な毛は肌に触れても音が鳴らない。さわさわと山道で頬を撫ぜる風のように優しく肌をくすぐっていく。
「ふぁ……あぁ……ぁ、あ……」
胸の真ん中から臍の下までゆっくりと撫で下ろされると、ブラシが離れる頃には俺は刺激欲しさに弓なりに仰け反っていた。
「どうしたのワンちゃん、お腹突き出して。お腹なでなでして欲しいの?」
「はぁ……はぁ…………わん、わんっ」
「お腹がいいの? そっかぁ」
腹の真ん中を重点的に何度も何度も撫でられる。臍の下をさりさりと細かく左右に撫でられる。
「んっ、んんんぅっ! くっ、ふぅううんっ……!」
犬の尻尾飾りが揺れる。臍の下はバイブが入っている部分だ、撫でられるほどに締め付けてしまう。
「くっ、ふぅうんっ……んんっ、んぁああ……ユキさまっ、ユキしゃまぁ……!」
「どうしたの? ポチ。お腹気持ちいい?」
「気持ちいいですっ、お腹の奥きゅうってして、熱くなって……も、イきそうですっ」
「それ、ブラッシングの効果かな?」
「そぉですっ!」
にっこりと微笑んだ雪兎はブラシを反転させ、毛が並んでいない平たい部分でコンっと俺の腹を叩いた。その軽い振動は前立腺に響き、勃ったままぷるぷると震えていた陰茎から精液がトロトロと溢れ出した。
「あぁあっ……イっちゃいましたっ、ユキ様ぁ……」
「みたいだね。お腹はもういいかな? 次、どこして欲しいとかある?」
深呼吸をしながらゆっくりと背を床につけた俺は、恐る恐る胸を突き出し、二の腕で胸筋を寄せた。
「胸?」
「は、はい……胸、お願いします」
「うん、任せて」
ブラシが胸の真ん中を撫でる。胸筋の谷間に毛を入れようとしているのか、腹の時よりも力が僅かに強い。
「んぁっ、あぁ……! はぁあんっ……!」
肌に押されて毛が曲がるなんてこと、さっきはなかった。しかし少しばかり強く撫でられたからといって絶頂は出来ない。
「ユキ様ぁっ……もう少し、外側もぉっ」
「ブラッシングは僕のペースでやるの。文句ある?」
「……ありません」
胸を撫でられる微かな快感と強い焦れったさで乳首はガチガチに硬く尖っているのに、雪兎にも触って欲しそうに見えるだろうに、放置されている。だが、その放置がまたイイ。
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