ポチは今日から社長秘書です

ムーン

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使用人体験

たいせつなしごとのまえに、さん

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雪風の隣に寝転がり、彼の頭を左腕で抱く。彼の右足を両足で挟み、緩く開いた足の間に右手を這わせる。

「んっ……あ、ぁっ……はぁ、うぅっ……」

精液にまみれながらもまだ硬くなる陰茎を緩く扱く。精液のおかげで滑りがいい。

「真尋っ、真尋ぉ……すき、真尋すきっ」

雪風は身体を捻って俺に抱きつき、俺の背にまた爪を突き立てる。彼の桜貝のような爪は深く切られていて、滅多に肌を傷つける代物ではないが、今はその例外だ。

「は、ぁあぁーっ……ぁうぅぅ……」

「……ゆるーくやんのもいいだろ?」

「んんっ……いいっ、ゆるしこすきぃ……」

俺の肌が裂ける分にはいいのだが、雪風の綺麗な爪が割れてしまわないか心配だ。俺は皮膚まで無駄に頑丈だから……まぁ、爪と皮膚だし大丈夫だとは思うけれど。

「ぁ、真尋っ……それ、それすきぃっ、とんとん、とんとんしてっ」

亀頭の真下をトントンと指の腹で軽く叩く。雪風はこの愛撫が気に入ったようだ。続けていくと手に込もる力も増していき、ガリッと引っ掻かれて皮膚が浅く剥がれた感覚があった。

「……っ、雪風」

「んっ、ぁあぁ……ぁ、あ? なぁにっ、真尋ぉ……きもちぃっ、これきもちぃぃ……」

「気持ちいいかどうか聞きたかったんだ。いいならよかった、そろそろイくか?」

「んっ、ぅんっ、イかせて真尋ぉっ、囁いてぇっ」

「気に入ってたのかよ……」

引っ掻き傷の上にまた爪が当たる。耳元で「イけ」と囁きながら陰茎を強めに握ってやると雪風は絶頂と同時に俺の背をまた引っ掻いた。

「イくぅぅっ! うぅ……ふぅっ、ふぅっ……」

「……どうする雪風、まだイくか? 休憩入れるか?」

「ん…………吹かせて」

雪風の細腕が首に絡みつく。彼の要求を察し、萎えた陰茎を無骨な手で握った。

「掃除は全部やってやる、気にせず好きなだけイけよ」

「んっ……ぁっ!? ひぁっ! あぁああっ! そこっ、そこやばいっ! イくぅっ!」

先走りの汁と精液で濡れた亀頭だけに手を当て、ぐちゅぐちゅと水音を立てて刺激し、悶絶する雪風の頭を強く抱き締める。

「あぁぁっ……イった、イったのにぃっ! ひぃっ、いぅうぅっ! ふぅっ……ぅあぁっ、あぁあっ、まひろっ、まひろぉっ!」

「吹くんだろ?」

「んっ、んんぅっ……まひろぉっ、もっと、ぎゅってぇっ」

手のひらに鈴口を擦り付けさせる愛撫を行っていたが、雪風の望み通り指の腹で亀頭をぎゅっとつまんでやる。

「んひぃいんっ!? ちっ、ぁうぅっ……まひろぉっ、ぎゅって、ぎゅうってぇ……!」

違う? もっと強くして欲しいのか? しかし、これ以上は痛いだろう。迷っていると雪風は胸が擦れ合うくらいに深く抱きついてきた。

「飛びそっ……らからぁっ、ぎゅってして、まひろぉ」

「……こっちか。察し悪くてごめんな、お詫びにぶっ飛ばさせてやるよ」

雪風の頭を抱いていた左腕で背を抱き締め治し、亀頭への責めを激しく変える。

「んゃあぁっ!? イくっ! イくこれイくぅぅっ! ぁ、あっ、ひぁっ、出るっ、なんか出るっ……! まひろっ、まひろぉっ、イくっ、俺っ、イっちゃうぅっ!」

「……あぁ、イけよ」

「イっ、くぅうううっ!」

右手にぷしゅっと生温かい液体がかけられた。精液とは違いサラサラとしたそれを吹いて満足したのか、下着どころかスラックスまでぐしょ濡れにした雪風は俺の腕の中で眠っていた。

「……約束通り、掃除は全部やってやるよ」

コックリングに苛まれ続けている陰茎は雪風に突っ込みたいと喚いているが、そんなものは無視して満足そうに眠っている雪風の髪を撫で、後片付けを始めた。
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