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泳いで鍛えて眠って
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久しぶりに自宅に帰ってきた。今日は日曜日なので母は家に居る、大阪土産に京都土産、それから土産話もたくさんある。
「いいもんいっぱい食べてきたのねぇ、お腹大丈夫かしら?」
「だ、大丈夫でそ、きっと……」
「しばらくはダイエットメニューかしらね」
「そんなぁ! いえ……必要かもしれませぬな」
「あら、素直。自覚あり?」
あり、だ。
「……プール入りまそ。プールが一番疲れるので一番痩せるはずでそ」
「いってら~。旅行の話は二人から聞くわ」
「ぁ……は、はい、頑張ります」
アキは旅疲れからかソファでセイカの肩を枕にくつろいでいる。俺は一人で、いや、サキヒコとミタマと共にプールに入った。
「はぁ……冷たくて気持ちぃ」
「これが人工の池、ぷぅるか。金持ちの家にしかないと聞いておったが、みっちゃんは金持ちなのか?」
狐のぬいぐるみを抱えてプールへの扉を開けた瞬間、ミタマは人の姿に変わりプールに飛び込んだ。ちなみに俺は水着を着ているが、ミタマは例の白い浴衣のようなものを着ている。肌が透けて大変えっちだ。
「まぁ割と恵まれてる方ではあるかな、天に愛されてるってヤツ? この美貌とか」
「確かにみっちゃんは顔が良いのう、人ならざるものが人に化ける時は大抵美男美女と相場が決まっておるが……みっちゃんの顔と同等の顔面を作るのは難しいのぅ、再現も難儀じゃ」
「そうなの? 何か誇らしいなぁ……って、言うかさ、コンちゃん……昨日の夜はその、ごめん」
寝台列車でのことを全く話題に出さず、楽しげに泳ぎ回り、至って普通に話し出したミタマに対して昨晩のことを言うのは嫌な思い出をほじくり返すようなことなのかもしれないと少し躊躇ったが、モヤモヤした気持ちを残しておきたくないので言うことにした。
「ちょっとしたスキンシップのつもりだったんだけど……付き合ってるからってダメだよね」
「あぁ……あのことか、気にするでない。ワシも触られるのが嫌という訳ではない、ただ会ったばかりであのような……爛れておる! 良くない! 駄目じゃ! 十六人も侍らせておると言っていたが……まさか、全員にあんなすぐに手を出しておるのか?」
「いやっ、そんな……」
思わず否定しかけたが、尻を触る程度なら付き合い始めてすぐにやっていた気がしてきた。
「そんな、こと……ある、かも。うん……で、でもさぁ、ジェネレーションギャップってヤツじゃないかな。コンちゃんが知ってる人間はみんなもっと貞淑だったかもしれないけど、俺達の世代は距離が近いんだよ」
「……そうなのか?」
「うん……あっ、ほら! アキとセイカ、二人とも俺の彼氏でアイツら同士は付き合ってるとかじゃ全然ないけど、あの距離感だぞ」
「せーちゃんは介助が必要なんじゃから、あんなもんじゃろ」
それはそうかもしれないが、アキはセイカの手足が揃っていたって今の距離感だろうという確信がある。けれどそれを言葉にして語れないから、唸るしかない。
「第一! 世代じゃ何じゃとワシを丸め込もうとするでない! ワシに触れたければ順序を踏むのじゃな」
「そ、それはもちろん……順序を踏んでいかせていただきます」
「うむ、そうするがよい。触られるの自体は嫌いではないからの、そうじゃのぅ……」
ちゃぷ、と静かな音を立ててミタマが傍に寄る。白い布は濡れて透けて、彼の肌が薄らと見えている。刺激の強過ぎる光景だ。
「手、髪……頭、首、頬……ふふっ、これくらいなら許してやるぞ」
「…………一緒に風呂入ってしゃぶったくせに。狐はエロいって話もしてたくせに」
「むっ……痛いところを突いてくるの。いいか、ワシはのぅ……自分から行くのはいいが、来られるのには弱いんじゃ!」
「そんなハッキリ……まぁ、納得はしたよ。矛盾気になってたんだよね」
「わ、分かってくれたかのっ? 分かったら、ワシにぐいぐい来るのはやめるんじゃよ」
「気を付けるよ」
石像の付喪神ならあちらから来られるばかりの人生だったろうに……人生?
(だからこそなんでしょうか? 動けるようになったらガンガン行きたい的な? もう来られるの嫌って? うぅむ)
そんな考察したって仕方ない、ひとまずはミタマの望む対応をしておくべきだろう。
「泳ぐのは初めてじゃ~」
ミタマは楽しげに泳いでいる。アレは……犬かき?
「……ふふ」
今日のプールはダイエットのためだ、ミタマとの仲を深めるのはとりあえず脇に置いて、俺もひたすら泳ごう。
泳いだ。疲れた。
「シャワー浴びよ……コンちゃん、一緒に入る?」
「いい。一度霊体化してもう一度実態化すれば……ほれこの通りじゃ」
「おぉっ、服まで変わった! すごいね……さっきの浴衣も好きだけど、その着物もコンちゃんって感じで可愛いよ」
「浴衣……? さっき着とったのは肌襦袢じゃぞ。袖短めでまだ泳ぎやすいんじゃ」
「えっ? 何それ」
「風呂の時は長襦袢じゃ。使い分けが出来るんじゃ、ワシはお洒落さんじゃからの」
「えっ昨日のとさっきの違う服? 全然分かんなかった……」
水泳だけでは落としたくない筋肉が落ちるかもしれない、筋トレをして補強しておかねば。シャワーを浴びた後、俺はアキの部屋で筋トレを始めた。
「はぁ~……美を保つ手間~」
スマホでアニメを見ながら筋トレに勤しむ。今日一日は自分磨きに費やすか。
費やした。疲れた。ヘトヘトだ、美少年に全身マッサージされなければこの疲労は取れない。
「痛たた……やり過ぎましたな」
アロマでも炊いて、ローションをまぶされて、丹念なマッサージを受けて、じわじわと際どいところに手が移っていって……
「リンパマッサージ受けてぇ~、でそ」
疲れマラに陳腐な妄想が重なって陰茎が硬く膨れてしまった。どうしよう、もう正直自慰をするのも面倒臭い。
「ミツキ、ミツキ? そろそろ夕飯時ではないのか?」
「ん~……眠い」
「床で寝ては身体を痛める、せめてベッドに上がるんだ」
「うん……んー……ごめんむり、おやすみ」
「ミツキぃ! あぁもう……ミタマ殿、ミタマ殿!」
股間に痛みを感じつつも対処する気にはなれず、俺はサキヒコの声が響く中眠りに落ちていった。
「いいもんいっぱい食べてきたのねぇ、お腹大丈夫かしら?」
「だ、大丈夫でそ、きっと……」
「しばらくはダイエットメニューかしらね」
「そんなぁ! いえ……必要かもしれませぬな」
「あら、素直。自覚あり?」
あり、だ。
「……プール入りまそ。プールが一番疲れるので一番痩せるはずでそ」
「いってら~。旅行の話は二人から聞くわ」
「ぁ……は、はい、頑張ります」
アキは旅疲れからかソファでセイカの肩を枕にくつろいでいる。俺は一人で、いや、サキヒコとミタマと共にプールに入った。
「はぁ……冷たくて気持ちぃ」
「これが人工の池、ぷぅるか。金持ちの家にしかないと聞いておったが、みっちゃんは金持ちなのか?」
狐のぬいぐるみを抱えてプールへの扉を開けた瞬間、ミタマは人の姿に変わりプールに飛び込んだ。ちなみに俺は水着を着ているが、ミタマは例の白い浴衣のようなものを着ている。肌が透けて大変えっちだ。
「まぁ割と恵まれてる方ではあるかな、天に愛されてるってヤツ? この美貌とか」
「確かにみっちゃんは顔が良いのう、人ならざるものが人に化ける時は大抵美男美女と相場が決まっておるが……みっちゃんの顔と同等の顔面を作るのは難しいのぅ、再現も難儀じゃ」
「そうなの? 何か誇らしいなぁ……って、言うかさ、コンちゃん……昨日の夜はその、ごめん」
寝台列車でのことを全く話題に出さず、楽しげに泳ぎ回り、至って普通に話し出したミタマに対して昨晩のことを言うのは嫌な思い出をほじくり返すようなことなのかもしれないと少し躊躇ったが、モヤモヤした気持ちを残しておきたくないので言うことにした。
「ちょっとしたスキンシップのつもりだったんだけど……付き合ってるからってダメだよね」
「あぁ……あのことか、気にするでない。ワシも触られるのが嫌という訳ではない、ただ会ったばかりであのような……爛れておる! 良くない! 駄目じゃ! 十六人も侍らせておると言っていたが……まさか、全員にあんなすぐに手を出しておるのか?」
「いやっ、そんな……」
思わず否定しかけたが、尻を触る程度なら付き合い始めてすぐにやっていた気がしてきた。
「そんな、こと……ある、かも。うん……で、でもさぁ、ジェネレーションギャップってヤツじゃないかな。コンちゃんが知ってる人間はみんなもっと貞淑だったかもしれないけど、俺達の世代は距離が近いんだよ」
「……そうなのか?」
「うん……あっ、ほら! アキとセイカ、二人とも俺の彼氏でアイツら同士は付き合ってるとかじゃ全然ないけど、あの距離感だぞ」
「せーちゃんは介助が必要なんじゃから、あんなもんじゃろ」
それはそうかもしれないが、アキはセイカの手足が揃っていたって今の距離感だろうという確信がある。けれどそれを言葉にして語れないから、唸るしかない。
「第一! 世代じゃ何じゃとワシを丸め込もうとするでない! ワシに触れたければ順序を踏むのじゃな」
「そ、それはもちろん……順序を踏んでいかせていただきます」
「うむ、そうするがよい。触られるの自体は嫌いではないからの、そうじゃのぅ……」
ちゃぷ、と静かな音を立ててミタマが傍に寄る。白い布は濡れて透けて、彼の肌が薄らと見えている。刺激の強過ぎる光景だ。
「手、髪……頭、首、頬……ふふっ、これくらいなら許してやるぞ」
「…………一緒に風呂入ってしゃぶったくせに。狐はエロいって話もしてたくせに」
「むっ……痛いところを突いてくるの。いいか、ワシはのぅ……自分から行くのはいいが、来られるのには弱いんじゃ!」
「そんなハッキリ……まぁ、納得はしたよ。矛盾気になってたんだよね」
「わ、分かってくれたかのっ? 分かったら、ワシにぐいぐい来るのはやめるんじゃよ」
「気を付けるよ」
石像の付喪神ならあちらから来られるばかりの人生だったろうに……人生?
(だからこそなんでしょうか? 動けるようになったらガンガン行きたい的な? もう来られるの嫌って? うぅむ)
そんな考察したって仕方ない、ひとまずはミタマの望む対応をしておくべきだろう。
「泳ぐのは初めてじゃ~」
ミタマは楽しげに泳いでいる。アレは……犬かき?
「……ふふ」
今日のプールはダイエットのためだ、ミタマとの仲を深めるのはとりあえず脇に置いて、俺もひたすら泳ごう。
泳いだ。疲れた。
「シャワー浴びよ……コンちゃん、一緒に入る?」
「いい。一度霊体化してもう一度実態化すれば……ほれこの通りじゃ」
「おぉっ、服まで変わった! すごいね……さっきの浴衣も好きだけど、その着物もコンちゃんって感じで可愛いよ」
「浴衣……? さっき着とったのは肌襦袢じゃぞ。袖短めでまだ泳ぎやすいんじゃ」
「えっ? 何それ」
「風呂の時は長襦袢じゃ。使い分けが出来るんじゃ、ワシはお洒落さんじゃからの」
「えっ昨日のとさっきの違う服? 全然分かんなかった……」
水泳だけでは落としたくない筋肉が落ちるかもしれない、筋トレをして補強しておかねば。シャワーを浴びた後、俺はアキの部屋で筋トレを始めた。
「はぁ~……美を保つ手間~」
スマホでアニメを見ながら筋トレに勤しむ。今日一日は自分磨きに費やすか。
費やした。疲れた。ヘトヘトだ、美少年に全身マッサージされなければこの疲労は取れない。
「痛たた……やり過ぎましたな」
アロマでも炊いて、ローションをまぶされて、丹念なマッサージを受けて、じわじわと際どいところに手が移っていって……
「リンパマッサージ受けてぇ~、でそ」
疲れマラに陳腐な妄想が重なって陰茎が硬く膨れてしまった。どうしよう、もう正直自慰をするのも面倒臭い。
「ミツキ、ミツキ? そろそろ夕飯時ではないのか?」
「ん~……眠い」
「床で寝ては身体を痛める、せめてベッドに上がるんだ」
「うん……んー……ごめんむり、おやすみ」
「ミツキぃ! あぁもう……ミタマ殿、ミタマ殿!」
股間に痛みを感じつつも対処する気にはなれず、俺はサキヒコの声が響く中眠りに落ちていった。
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