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小ぶりなお尻の良さ
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ハルの尻はある程度開発済みだ。前立腺で快感を得られるようになっているはずだし、今日念入りに前戯をこなせば俺の陰茎が入るくらいに拡張も出来ているはずだ。今までそのくらいの触れ合いはしてきた、なのにハルは尻を下着越しに揉んだだけで顔を真っ赤にして意味のある言葉を発せなくなっている。
(いよいよ本番だという緊張感のせいでしょうか、リラックスして欲しいのですが……うーむ)
普段のセックス中、リラックスして欲しい時はどうしていたっけ? やっぱりキスが定番かな。キスをしながらなら後孔をほぐしている間、話すことが思い付かなくても気まずい沈黙の時間にならないし、口にも意識が向くからか後孔を必要以上に締めなくなる。
(……でも口届かねぇでそ)
ハルが腹に乗っている今、俺からはキス出来ない。しようと誘うのは簡単だが、ハルは素直に背を曲げるだろうか? 余計に照れて動かなくなってしまったら状況は悪化する。だからと言って無理に起き上がればハルは怯えてしまうかもしれない。
(うぅむ……むじゅかちー、ですな)
トラウマ持ちの相手は大変だ。だが、困難だからこそ達成した時の快感は大きいに違いない。キス以外でハルがリラックス出来そうなこと、今出来そうなこと、言葉、会話……ハルは俺のどこが好きなんだっけ?
(顔……以外で。えーっと、わたくしが弱味を見せて甘えると、なんか喜んでくれたんですよな)
そうだ、ハルは俺にギャップ萌えを感じてくれていた。この超絶美形に似合わない情けない発言や変態発言をすれば和ませつつときめかせられるかもしれない。
「……ハル」
「んっ……? な、なにぃ? めっちゃ無言で真剣に揉むからぁ……どうしようかと思ってたんだけど」
「あぁごめん、ハルのお尻気持ちよすぎて」
「えぇ? 絶対、んっ、しぐとか、このめんのがいいじゃん……」
的確に尻が大きくて柔らかい二人を出してきたな。触り合ったりするのか? 見た目かな。
「りゅーもっ、履いてるのによっては……なんかっ、綺麗に見えるし」
「あぁ、リュウはすっごいプリケツだな。大き過ぎず小さ過ぎずプリプリの男子高校生のケツって感じでもうホント最高、あんないい尻叩かせないで欲しい」
「……ほらぁ~、俺の……が、いいとか、嘘じゃん」
「嘘じゃないよ、みんないいお尻してるけど、ハルもしてるんだよ。ずっと揉んでたい」
「今ずっと揉んでるし~……膝とかに座った時はぁ、みっつん……俺はお尻の肉ないから骨が当たって痛い~とか言ってきたくせにぃ~」
根に持っていたのか。
「ふふっ、ハルはお尻小さくて揉みやすいんだよ。肉はちゃんと柔らかいしな。ほら、俺の手にハルのちっちゃいお尻が収まる感じがすごくイイんだよ」
快感なのか緊張なのか怯えなのか、俺の揉む手に敏感にビクビク跳ねて「んっ」と声を漏らすところもたまらない萌えポイントの一つだ。
「……こういうのは、おっきい方がいいんじゃないの? 女の子だって胸おっきい方がモテるんだしさ」
「貧乳派も居るよ」
母の晩酌に付き合っていたある夜に「巨乳に埋もれたい日もあるけれど、慎ましい胸を愛でたい日もある」と熱く語られた経験がある。
「俺は両方好き! っていうか可愛い男の子の尻なら何でも好き! おっきくて重たいのも、鍛えてて硬いのも、メス化して柔らかいのも、慎ましいサイズなのも、大好き!」
「そ、そっかぁ……みっつんは変態だな~って感じぃ? そんな変態のみっつんにはぁ~……とっ、特別、にぃ……そんな、だっ、大好きな、俺のお尻を~…………生で、触らせてあげちゃいま~す」
声を震わせながらそう言うと、ハルは下着をズリ下ろした。真新しいトランクスが下着をつまむことすら出来ない弱々しい指に引っかかって下りていき、ほのかに赤みの差した白い肌が顕になっていく様は、筆舌に尽くし難い趣きあるエロスの光景だった。
「やばい、緊張で全然指に力入んない……パンツも掴めないとか…………あっ、な、なんでもない、ほらみっつん、さ、触ってっ?」
布で隔たれていない、生の尻。素肌と素肌が触れ合い、体温を移し合う。脂肪だからか尻は基本冷たいもので、だから今は熱い手のひらで包むように揉むと手が冷えて心地いい。目が覚める。
「んぅっ……み、みっつぅん……ねぇ、ねぇ~」
「ちゃんとここに居るし聞いてるよ、どうしたのハル」
「……みっつんの手、おっきい~……本当に、お尻全部掴まれちゃってる~……なんか、すっごい手ぇ温かいしぃ……なんか、ヤバいの、マジで」
経験がないから表現する言葉も思い付かないのかな? 経験豊富そうな、ビッチ感&ギャル感たっぷりなハルのウブさが伝わるこういった一面はたまらなく愛おしい。
「んっ……!? ひゃっ!? ちょっ……!」
愛おしさに任せて尻肉を鷲掴みにするとハルが焦り出した。
「ひっ、開かないでよぉっ! みっつんのえっちぃっ!」
両手で左右の尻をそれぞれ同時に鷲掴みにしたから割れ目が開いたようだ。俺は本当に意図していなかった。
「なんだよハル、これからここに俺のおっき~ぃのハメようって時にさ、ちょっと割れ目開いたくらいでキャンキャン言っててどうするんだよ?」
「だっ、だってぇ……だってぇ……! なんかひんやりするぅっ……」
「ふぅん? 濡れてるのか? 汗かいちゃったのかな?」
「汗ぇ!? やだっ、拭いてくる!」
「待て待て待て待て、そんなことするなもったいない!」
尻をより強く鷲掴みにしてハルを引き留め、つい建前ではなく本音のを口に出してしまった。
「もったいないって何ぃ、汗くらい拭かせてよぉっ、汗臭いなんてやだぁ!」
「嗅がせてくれ!」
「変態ぃ!」
「変態でも何でもいい! 嗅がせてくれ! 舐めさせてくれ!」
「やだってばぁ! バカぁ!」
「顔面騎乗お願い!」
「へんたぁい! ばか! へんたい!」
変態と呼ばれバカと罵られ、それでも俺は仰向けのまま土下座をする勢いで頼み込んだ。するとハルは案外早く折れてくれて、震えながら跨る位置を腹から顔に変えてくれた。
(いよいよ本番だという緊張感のせいでしょうか、リラックスして欲しいのですが……うーむ)
普段のセックス中、リラックスして欲しい時はどうしていたっけ? やっぱりキスが定番かな。キスをしながらなら後孔をほぐしている間、話すことが思い付かなくても気まずい沈黙の時間にならないし、口にも意識が向くからか後孔を必要以上に締めなくなる。
(……でも口届かねぇでそ)
ハルが腹に乗っている今、俺からはキス出来ない。しようと誘うのは簡単だが、ハルは素直に背を曲げるだろうか? 余計に照れて動かなくなってしまったら状況は悪化する。だからと言って無理に起き上がればハルは怯えてしまうかもしれない。
(うぅむ……むじゅかちー、ですな)
トラウマ持ちの相手は大変だ。だが、困難だからこそ達成した時の快感は大きいに違いない。キス以外でハルがリラックス出来そうなこと、今出来そうなこと、言葉、会話……ハルは俺のどこが好きなんだっけ?
(顔……以外で。えーっと、わたくしが弱味を見せて甘えると、なんか喜んでくれたんですよな)
そうだ、ハルは俺にギャップ萌えを感じてくれていた。この超絶美形に似合わない情けない発言や変態発言をすれば和ませつつときめかせられるかもしれない。
「……ハル」
「んっ……? な、なにぃ? めっちゃ無言で真剣に揉むからぁ……どうしようかと思ってたんだけど」
「あぁごめん、ハルのお尻気持ちよすぎて」
「えぇ? 絶対、んっ、しぐとか、このめんのがいいじゃん……」
的確に尻が大きくて柔らかい二人を出してきたな。触り合ったりするのか? 見た目かな。
「りゅーもっ、履いてるのによっては……なんかっ、綺麗に見えるし」
「あぁ、リュウはすっごいプリケツだな。大き過ぎず小さ過ぎずプリプリの男子高校生のケツって感じでもうホント最高、あんないい尻叩かせないで欲しい」
「……ほらぁ~、俺の……が、いいとか、嘘じゃん」
「嘘じゃないよ、みんないいお尻してるけど、ハルもしてるんだよ。ずっと揉んでたい」
「今ずっと揉んでるし~……膝とかに座った時はぁ、みっつん……俺はお尻の肉ないから骨が当たって痛い~とか言ってきたくせにぃ~」
根に持っていたのか。
「ふふっ、ハルはお尻小さくて揉みやすいんだよ。肉はちゃんと柔らかいしな。ほら、俺の手にハルのちっちゃいお尻が収まる感じがすごくイイんだよ」
快感なのか緊張なのか怯えなのか、俺の揉む手に敏感にビクビク跳ねて「んっ」と声を漏らすところもたまらない萌えポイントの一つだ。
「……こういうのは、おっきい方がいいんじゃないの? 女の子だって胸おっきい方がモテるんだしさ」
「貧乳派も居るよ」
母の晩酌に付き合っていたある夜に「巨乳に埋もれたい日もあるけれど、慎ましい胸を愛でたい日もある」と熱く語られた経験がある。
「俺は両方好き! っていうか可愛い男の子の尻なら何でも好き! おっきくて重たいのも、鍛えてて硬いのも、メス化して柔らかいのも、慎ましいサイズなのも、大好き!」
「そ、そっかぁ……みっつんは変態だな~って感じぃ? そんな変態のみっつんにはぁ~……とっ、特別、にぃ……そんな、だっ、大好きな、俺のお尻を~…………生で、触らせてあげちゃいま~す」
声を震わせながらそう言うと、ハルは下着をズリ下ろした。真新しいトランクスが下着をつまむことすら出来ない弱々しい指に引っかかって下りていき、ほのかに赤みの差した白い肌が顕になっていく様は、筆舌に尽くし難い趣きあるエロスの光景だった。
「やばい、緊張で全然指に力入んない……パンツも掴めないとか…………あっ、な、なんでもない、ほらみっつん、さ、触ってっ?」
布で隔たれていない、生の尻。素肌と素肌が触れ合い、体温を移し合う。脂肪だからか尻は基本冷たいもので、だから今は熱い手のひらで包むように揉むと手が冷えて心地いい。目が覚める。
「んぅっ……み、みっつぅん……ねぇ、ねぇ~」
「ちゃんとここに居るし聞いてるよ、どうしたのハル」
「……みっつんの手、おっきい~……本当に、お尻全部掴まれちゃってる~……なんか、すっごい手ぇ温かいしぃ……なんか、ヤバいの、マジで」
経験がないから表現する言葉も思い付かないのかな? 経験豊富そうな、ビッチ感&ギャル感たっぷりなハルのウブさが伝わるこういった一面はたまらなく愛おしい。
「んっ……!? ひゃっ!? ちょっ……!」
愛おしさに任せて尻肉を鷲掴みにするとハルが焦り出した。
「ひっ、開かないでよぉっ! みっつんのえっちぃっ!」
両手で左右の尻をそれぞれ同時に鷲掴みにしたから割れ目が開いたようだ。俺は本当に意図していなかった。
「なんだよハル、これからここに俺のおっき~ぃのハメようって時にさ、ちょっと割れ目開いたくらいでキャンキャン言っててどうするんだよ?」
「だっ、だってぇ……だってぇ……! なんかひんやりするぅっ……」
「ふぅん? 濡れてるのか? 汗かいちゃったのかな?」
「汗ぇ!? やだっ、拭いてくる!」
「待て待て待て待て、そんなことするなもったいない!」
尻をより強く鷲掴みにしてハルを引き留め、つい建前ではなく本音のを口に出してしまった。
「もったいないって何ぃ、汗くらい拭かせてよぉっ、汗臭いなんてやだぁ!」
「嗅がせてくれ!」
「変態ぃ!」
「変態でも何でもいい! 嗅がせてくれ! 舐めさせてくれ!」
「やだってばぁ! バカぁ!」
「顔面騎乗お願い!」
「へんたぁい! ばか! へんたい!」
変態と呼ばれバカと罵られ、それでも俺は仰向けのまま土下座をする勢いで頼み込んだ。するとハルは案外早く折れてくれて、震えながら跨る位置を腹から顔に変えてくれた。
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