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成功の可否
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ミフユの陰茎を尿道ブジーで犯しながら唇だけではむはむと噛んで刺激し、手とブジーだけを使ったネザメとの違いを演出してみせた。
「尿道プレイ中は通り道が塞がってしまって射精することは出来ないし、僕達する側は特に快感がなく何時間でも出来てしまうから、やめ時が分からないんじゃないかな?」
ちょうど感じていたことをネザメがそのまま文にしてくれた。
「んっ……は、はい、いつやめればいいんですか?」
ミフユが意味のある言葉を話せなくなり、俺のことを認識出来ているのか不安になった辺りからいつやめればいいのか迷っていたんだ。
「ミフユが満足したら、後はもう自由だよ。君がミフユの痴態を眺めたいだけ続ければいい、時々ローションを足すのを忘れずにね。水月くん、ミフユはきっと、僕とも今の君とも違う、色んなことを自分で考えて決断出来る男性が好きなんだと僕は思うなぁ」
従者として幼い頃から育てられ、ところどころポンコツなネザメの世話を焼いてきたミフユが、そのような男を好みそうだというのは俺も同意見だ。ミフユが理想の男性を見つけてしまう前に俺がそれにならなければ。
「……ミフユさん、ミフユさん俺が分かる?」
「んひぃっ! ひっ、ひふっ、ふ、へ……んっ、んんっ! んっ、あっ、あぁっ、ひっ、ぃっ!」
ブジーを動かす手を止めて、陰茎をはむはむと甘噛なるだけでみして刺激するのもやめたのだが、ミフユの喘ぎ声は少し大人しくなっただけで止まってはいない。緊縛を受けた上ネザメに抱き締められて身動きを封じられてもなお、へこへこと腰を揺らそうとし、微かな震えでブジーに陰茎を刺激させているようだ。
「……今から抜いてあげるから、いっぱい射精してね」
下唇から鼻の頭までをたっぷり時間をかけて舐め上げて、そう囁く。
「んひっ、はひっ……ひっ!? ひあっ! あぁああっ!? あっ、あっあぁああーっ!?」
陰茎を緩く掴み、ゆっくりとブジーを抜いていく。
「おっと……すごいっ、ね。押さえておくのもっ、楽じゃ、ないっ、よ……!」
ブジーに栓をされて溜まっている精液を吐き出したくてたまらないだろうに、別のもっと硬いものに尿道を逆撫でされる快感はどれほどのものだろう。
「ぅあぁああっ! ぁ、ゔぅうっ!? ぐっ、ぅゔっ! ひっ、ぃぎっ、あぁあっ! あぁあああっ!?」
「もうすぐ全部抜けますからね」
大きく口を開けて喘いでいて唇へのキスは難しかったので頬にキスをし、ブジーを抜き切った。
「んっ、ぉおっほぉっ!?」
にゅぽんっ、と音を立ててブジーが抜けたその瞬間、白く濁った液体が吹き出した。
「ぉっ、おーっ……ぉ、あっ……あぁ、ぁーっ……」
すぐに射精の勢いは弱り、陰茎も萎えていったが、溜まっていた精液はまだあるようでトロトロと甘出しが続いている。
「……もう離してもいいかな?」
「はい、多分」
ネザメが抱き締めるのをやめてもミフユは倒れることはなかった。ただぐったりと俯いて唾液を垂らし、精液でドロドロになった自身の太腿を更に汚していた。
「ミフユさん、ミフユさん、大丈夫ですか? ミフユさん」
頬をつまんでみるも、無反応だ。
「……ぁ、ほどくんですか? 手伝います」
しゅるしゅると音が聞こえてネザメの手元を見ると、俺とは比べ物にならない手際の良さで縄がほどかれていっていた。手伝うと言ったはいいものの、下手に手を出せば邪魔になりそうだ。
「ありがとう、それじゃここを持ってくれるかい?」
どう手伝えばいいのか分からないで困っていたのを察してくれたのか、ネザメは俺に縄を持って支えるだけの仕事をくれた。絡まった紐をほどく際には持っているだけの手が欲しくなることがあるのは痛いほど分かる、俺はきっと役に立てている。
「よし、ほどけた」
縄をほどき終えるとミフユはぐんにゃりと脱力し、倒れそうになったので慌てて支えた。そっと抱き上げるとミフユはビクビクと身体を震わせ、俺を焦点の合わない瞳で見上げた。
「……余韻、そこそこある感じですか?」
俺が体勢を変えさせる度、ミフユの身体は大きく痙攣した。尿道での絶頂を強要された余韻がまだ残っているのだろう。
「ぅ……」
「お返事辛いですか? いいですよ、ゆっくり休んでてください。みんな終わったら一緒にお風呂行きましょう、運んであげますね」
「……んっ」
ベッドに置くとミフユは小さく声を漏らした。太腿などをたっぷり汚した精液をウェットティッシュで軽く拭い、ネザメに向き直った。
「さ、次はネザメさんの番ですよ」
「えっ……? 天正くんじゃ……」
「リュウは一番最後です。な、リュウ。まだ咥えてるな、よしよし……その調子だ、頑張れよ? 落としたらセックスなしだからな」
ぽん、と軽くリュウの太腿を叩いた瞬間、ボスッ、とディルドが布団の上に落ちた。
「あっ……」
「……!? ぃふいぃっ! ひぉいわぃふきぃっ! おふぇ、ぁんわっとっへんれぇっ!?」
「い、いや何言ってるか全然分からんっ」
リュウは俺が指定した間抜けなポーズをやめて俺の前に座り、リングギャグを着けたままの口で激しく抗議してきた。謝って成功したことにしてやるか、入れてやってやり直させるか──いや、リュウが求めているのはそんな誠実な対応ではないはずだ。困難に耐えた先で褒められる喜びを語ったミフユならいざ知らず、リュウは理不尽に虐げられ弄ばれていたいタイプのMだ。
「……とにかく失敗だな、セックスはなしだ」
「ぃふきが叩くかりゃやんかぁっ!」
今のは何となく分かった。
「ちょっと触っただけだろ? その程度で落とすなんて、お前の穴がガバガバな証拠だ。そんな穴使いたくない……それに主人に責任転嫁なんて、なってない玩具だな。もし俺がディルドを引っこ抜いていたとしても、自分が十割悪いって言うべきだろ?」
「ふぉんな……ぃふきが……ぃひゅきがぁ……」
「まだ逆らうのか? ご褒美セックスなしどころか、躾け直した方がよさそうだな」
「……! ひろいはぃひゅきぃ、ほんぁひぉいおろこやぁ……ぉえぃひゅきに抱かれとぉへがんぁっとへんれぇ? ひろいわぁ」
広いじゃなくて酷いって言いたいんだよな?
(口開けられっぱなしで表情が若干分かりにくいですが、お顔REDで猫なで声……これはわたくしが最低発言した後、口では嫌がりながらも実は喜んでる時のリュウどのの反応に違いありませんぞ)
しかし、口枷と関西弁の合わせ技は聞き取りが難し過ぎるな。八割くらい何言ってるのか分からなかったぞ。
「じゃ、お前はそのまま待ってろ。ネーザーメーさんっ、お待たせしました。シましょっ」
「……僕のことは忘れてくれていないかと思っていたんだけどねぇ」
ネザメは頬に手を当て、ほぅとため息をついた。恋人に誘われた時の反応か? これが……
「尿道プレイ中は通り道が塞がってしまって射精することは出来ないし、僕達する側は特に快感がなく何時間でも出来てしまうから、やめ時が分からないんじゃないかな?」
ちょうど感じていたことをネザメがそのまま文にしてくれた。
「んっ……は、はい、いつやめればいいんですか?」
ミフユが意味のある言葉を話せなくなり、俺のことを認識出来ているのか不安になった辺りからいつやめればいいのか迷っていたんだ。
「ミフユが満足したら、後はもう自由だよ。君がミフユの痴態を眺めたいだけ続ければいい、時々ローションを足すのを忘れずにね。水月くん、ミフユはきっと、僕とも今の君とも違う、色んなことを自分で考えて決断出来る男性が好きなんだと僕は思うなぁ」
従者として幼い頃から育てられ、ところどころポンコツなネザメの世話を焼いてきたミフユが、そのような男を好みそうだというのは俺も同意見だ。ミフユが理想の男性を見つけてしまう前に俺がそれにならなければ。
「……ミフユさん、ミフユさん俺が分かる?」
「んひぃっ! ひっ、ひふっ、ふ、へ……んっ、んんっ! んっ、あっ、あぁっ、ひっ、ぃっ!」
ブジーを動かす手を止めて、陰茎をはむはむと甘噛なるだけでみして刺激するのもやめたのだが、ミフユの喘ぎ声は少し大人しくなっただけで止まってはいない。緊縛を受けた上ネザメに抱き締められて身動きを封じられてもなお、へこへこと腰を揺らそうとし、微かな震えでブジーに陰茎を刺激させているようだ。
「……今から抜いてあげるから、いっぱい射精してね」
下唇から鼻の頭までをたっぷり時間をかけて舐め上げて、そう囁く。
「んひっ、はひっ……ひっ!? ひあっ! あぁああっ!? あっ、あっあぁああーっ!?」
陰茎を緩く掴み、ゆっくりとブジーを抜いていく。
「おっと……すごいっ、ね。押さえておくのもっ、楽じゃ、ないっ、よ……!」
ブジーに栓をされて溜まっている精液を吐き出したくてたまらないだろうに、別のもっと硬いものに尿道を逆撫でされる快感はどれほどのものだろう。
「ぅあぁああっ! ぁ、ゔぅうっ!? ぐっ、ぅゔっ! ひっ、ぃぎっ、あぁあっ! あぁあああっ!?」
「もうすぐ全部抜けますからね」
大きく口を開けて喘いでいて唇へのキスは難しかったので頬にキスをし、ブジーを抜き切った。
「んっ、ぉおっほぉっ!?」
にゅぽんっ、と音を立ててブジーが抜けたその瞬間、白く濁った液体が吹き出した。
「ぉっ、おーっ……ぉ、あっ……あぁ、ぁーっ……」
すぐに射精の勢いは弱り、陰茎も萎えていったが、溜まっていた精液はまだあるようでトロトロと甘出しが続いている。
「……もう離してもいいかな?」
「はい、多分」
ネザメが抱き締めるのをやめてもミフユは倒れることはなかった。ただぐったりと俯いて唾液を垂らし、精液でドロドロになった自身の太腿を更に汚していた。
「ミフユさん、ミフユさん、大丈夫ですか? ミフユさん」
頬をつまんでみるも、無反応だ。
「……ぁ、ほどくんですか? 手伝います」
しゅるしゅると音が聞こえてネザメの手元を見ると、俺とは比べ物にならない手際の良さで縄がほどかれていっていた。手伝うと言ったはいいものの、下手に手を出せば邪魔になりそうだ。
「ありがとう、それじゃここを持ってくれるかい?」
どう手伝えばいいのか分からないで困っていたのを察してくれたのか、ネザメは俺に縄を持って支えるだけの仕事をくれた。絡まった紐をほどく際には持っているだけの手が欲しくなることがあるのは痛いほど分かる、俺はきっと役に立てている。
「よし、ほどけた」
縄をほどき終えるとミフユはぐんにゃりと脱力し、倒れそうになったので慌てて支えた。そっと抱き上げるとミフユはビクビクと身体を震わせ、俺を焦点の合わない瞳で見上げた。
「……余韻、そこそこある感じですか?」
俺が体勢を変えさせる度、ミフユの身体は大きく痙攣した。尿道での絶頂を強要された余韻がまだ残っているのだろう。
「ぅ……」
「お返事辛いですか? いいですよ、ゆっくり休んでてください。みんな終わったら一緒にお風呂行きましょう、運んであげますね」
「……んっ」
ベッドに置くとミフユは小さく声を漏らした。太腿などをたっぷり汚した精液をウェットティッシュで軽く拭い、ネザメに向き直った。
「さ、次はネザメさんの番ですよ」
「えっ……? 天正くんじゃ……」
「リュウは一番最後です。な、リュウ。まだ咥えてるな、よしよし……その調子だ、頑張れよ? 落としたらセックスなしだからな」
ぽん、と軽くリュウの太腿を叩いた瞬間、ボスッ、とディルドが布団の上に落ちた。
「あっ……」
「……!? ぃふいぃっ! ひぉいわぃふきぃっ! おふぇ、ぁんわっとっへんれぇっ!?」
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「ふぉんな……ぃふきが……ぃひゅきがぁ……」
「まだ逆らうのか? ご褒美セックスなしどころか、躾け直した方がよさそうだな」
「……! ひろいはぃひゅきぃ、ほんぁひぉいおろこやぁ……ぉえぃひゅきに抱かれとぉへがんぁっとへんれぇ? ひろいわぁ」
広いじゃなくて酷いって言いたいんだよな?
(口開けられっぱなしで表情が若干分かりにくいですが、お顔REDで猫なで声……これはわたくしが最低発言した後、口では嫌がりながらも実は喜んでる時のリュウどのの反応に違いありませんぞ)
しかし、口枷と関西弁の合わせ技は聞き取りが難し過ぎるな。八割くらい何言ってるのか分からなかったぞ。
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