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脅威の二桁プレイ
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ローションは普段より少し温度高めに温めた。3Pだし時間はほぼ無制限、たっぷり長く使うだろうから冷めるまでの時間を少しでも伸ばしたい。温め直しに一階まで戻るのは面倒だし。
「すまないな、鳴雷一年生。ローションを温めるための物が必要だとすっかり失念していた……」
ヤリ部屋の前まで戻るとミフユに謝られた。
「いえ、そんな……この部屋用意してくださっただけでも俺めちゃくちゃ嬉しいです」
「水月、ボクも参加していい? 手っ取り早く仲良くなるにはこういうのが一番だと思うんだよね」
「俺は何でも嬉しいよ。ハル、リュウ、4Pでもいいよな?」
「あっ、なら俺も入れて欲しいっす」
「じゃあ私も」
レイとシュカが緩く手を挙げた。6Pかぁ……陰茎は当然手も足りないな。
「…………ミフユ、シたいのかい? そんな顔をしているよ」
「……っ!? い、いえ! 自分はっ、ネザメ様のお世話や日誌など色々とやらなければならないことがありますのでっ」
「そう? ならこうしよう。僕が仲間に入れて欲しいから、ミフユも一緒にどうだい?」
「ネザメ様……お気遣いありがとうございます。鳴雷一年生、その、ミフユも……入れて欲しい」
「僕もね」
ネザメとミフユが参加。8Pかぁ……視界も足りないな。
「歌見せんぱい、せんぱいもしましょーっす。別にやることないっすよね?」
「まぁ、ないけど…………いいか? 水月」
二つ返事でOKだ。9Pか、寝転がらず座って並んでもベッドからはみ出そうだな。
「え、じゃあさー、しぐしぐも一緒にしよ~?」
「……! で、も……ぼく、脱げ、な……」
「着たままでもいいよ。よければおいで、カンナ」
カンナは迷うような素振りを見せた後、小さく頷いた。しかしベッドには来ず、別の部屋でケージに入れたウサギの様子見と着替えのために部屋を離れた。
「もう全員参加にしてしまおうよ。秋風くん、狭雲くん、二人もおいで」
「アイツはいいじゃん……」
そう呟いたのはハルだ。本当に露骨だな……今日まではそうでもなかったように思えるのは、単に過去をバラしてからセイカと接触がなかったからなのか?
《全員で性交するから来いってさ》
《……俺不参加で》
「えっ……? あ、あの……秋風、不参加って……」
「どうしてだい?」
《なんで?》
《腹が痛い……ぁー、気分じゃないっつっといてくれ》
「……気分じゃないって」
シュカの次くらいに性欲旺盛なアキが気分でないことなんてあるのか? ここ数日アキを抱いた覚えはないし、溜まっているだろうと思うのだが。
「アキがそんなこと言うなんて……体調悪いのか?」
「旅行一日目っすからね、はしゃいで疲れちゃったんじゃないすか?」
「そんなにはしゃいでたかなアキくん……バーベキューも食ってるだけだったしそんなに疲れてないと思うんだが」
「心がウキウキしてたらそんな動かなくても疲れるもんすよ」
体調不良ではないようなので不思議だが、気分でない者を無理に誘うことも出来ない。
「秋風くんと出来ないのは残念だね……」
「過剰摂取で死にそうだからむしろ幸運じゃないか?」
「確かに……」
「僕は死にそうなのかい? どうして?」
「先程夕日を眺めた部屋に置いてある茶色の鞄にオモチャが入っているから、それでメープルと遊んでやってくれ。と、伝えてくれ、狭雲」
セイカの翻訳を待つ間、不思議そうな顔をしているネザメを眺めて楽しんだ。
「……分かったって」
「お疲れ様。セイカはどうする? 嫌じゃなければおいで」
「ぁ……いや、いい。秋風一人にするのもアレだし…………邪魔だろうし。ばいばい、楽しんで……」
扉が閉められ、義足の特徴的な足音が離れていく。半分ほどが不参加なら何も思わないが、二人だけが不参加となると気になる。仲間外れにしてしまったような気分だ。
「水月、どうします? 脱ぎます?」
「あ、この人数なら玩具必須っすよね。俺取ってくるっす!」
レイがベッドを飛び降りて部屋の扉を開け放ち、バタバタと走っていく。シュカは俺を見つめ直し、視線で再び尋ねた。
「脱ぎたかったら脱いでいいぞ。脱がして欲しかったらおいで、着たまましたいならそのままちょっと待っててくれ」
頷いたシュカは自ら服を脱ぎ始めた。他の彼氏達はじわじわと俺に近寄ってきている。
「みんな俺に脱がされたいのか? 可愛いなぁ……! 順番な」
「僕は水月くんを脱がしてあげたいなぁ」
「あ、私もそっちがいいです」
まずは一番近くに居たハルの服を──いや、ハルは後の方がいいな。同じく俺の隣に居るリュウからにしよう。
「リュウ」
軽く肩を掴み、もう片方の手で脇腹を撫でる。照れているのか普段の騒がしさを失って黙ったまま俯いている彼の頬に唇を押し付ける。
(お顔真っ赤でかわゆいでそ~)
頬や耳にキスをしながら脇腹を撫でた手でシャツを掴み、引っ張り上げる。リュウは自然と両腕を上げて服を脱がす俺の手に協力してくれる。そんな些細な動きに幸福を感じる。
(汗の匂いに混じってなんかバーベキューっぽい匂いもしますな。煙が服に染みちゃったんでしょうか。ということはわたくしも同じ香り……? ほっほぅちょっと興奮しますな)
半裸になったリュウを押し倒し、ベルトを外す。黒く緩いズボンを下ろし、下着も脱がす。靴下はどうしようかな……
「ぅ……一人だけ裸なん恥ずいわぁ」
「私も裸ですよ」
「自分は自分で脱いだんやろがぃ」
次はどうしよう、ハルはまだ早いかな。経験豊富な者から選ぶのならレイなのだが、彼は今部屋に居ない。となると──
「歌見先輩」
──歌見だな。経験数だけで言えばミフユだろうけど。ミフユより歌見の方が落ち着いている気がする。
「えっ、ぁ……いやっ、俺は……着たまま、で」
「着衣プレイがいいんですか? 分かりました」
何も考えずにそう返事をしてから、乳首が陥没しているのが恥ずかしいのだろうかと予想が生まれた。
「……上下両方脱ぎたくない感じですか?」
「ぁー……いや、下はいい。自分で脱ぐ」
ズボンを脱ぐ歌見を尻目に次は誰にしようかと視線を揺らす。
「ただいま戻りましたーっす」
「た、だ……ま」
レイとカンナが帰ってきた。ちょうどいい、次はレイを脱がしてやろう。
「すまないな、鳴雷一年生。ローションを温めるための物が必要だとすっかり失念していた……」
ヤリ部屋の前まで戻るとミフユに謝られた。
「いえ、そんな……この部屋用意してくださっただけでも俺めちゃくちゃ嬉しいです」
「水月、ボクも参加していい? 手っ取り早く仲良くなるにはこういうのが一番だと思うんだよね」
「俺は何でも嬉しいよ。ハル、リュウ、4Pでもいいよな?」
「あっ、なら俺も入れて欲しいっす」
「じゃあ私も」
レイとシュカが緩く手を挙げた。6Pかぁ……陰茎は当然手も足りないな。
「…………ミフユ、シたいのかい? そんな顔をしているよ」
「……っ!? い、いえ! 自分はっ、ネザメ様のお世話や日誌など色々とやらなければならないことがありますのでっ」
「そう? ならこうしよう。僕が仲間に入れて欲しいから、ミフユも一緒にどうだい?」
「ネザメ様……お気遣いありがとうございます。鳴雷一年生、その、ミフユも……入れて欲しい」
「僕もね」
ネザメとミフユが参加。8Pかぁ……視界も足りないな。
「歌見せんぱい、せんぱいもしましょーっす。別にやることないっすよね?」
「まぁ、ないけど…………いいか? 水月」
二つ返事でOKだ。9Pか、寝転がらず座って並んでもベッドからはみ出そうだな。
「え、じゃあさー、しぐしぐも一緒にしよ~?」
「……! で、も……ぼく、脱げ、な……」
「着たままでもいいよ。よければおいで、カンナ」
カンナは迷うような素振りを見せた後、小さく頷いた。しかしベッドには来ず、別の部屋でケージに入れたウサギの様子見と着替えのために部屋を離れた。
「もう全員参加にしてしまおうよ。秋風くん、狭雲くん、二人もおいで」
「アイツはいいじゃん……」
そう呟いたのはハルだ。本当に露骨だな……今日まではそうでもなかったように思えるのは、単に過去をバラしてからセイカと接触がなかったからなのか?
《全員で性交するから来いってさ》
《……俺不参加で》
「えっ……? あ、あの……秋風、不参加って……」
「どうしてだい?」
《なんで?》
《腹が痛い……ぁー、気分じゃないっつっといてくれ》
「……気分じゃないって」
シュカの次くらいに性欲旺盛なアキが気分でないことなんてあるのか? ここ数日アキを抱いた覚えはないし、溜まっているだろうと思うのだが。
「アキがそんなこと言うなんて……体調悪いのか?」
「旅行一日目っすからね、はしゃいで疲れちゃったんじゃないすか?」
「そんなにはしゃいでたかなアキくん……バーベキューも食ってるだけだったしそんなに疲れてないと思うんだが」
「心がウキウキしてたらそんな動かなくても疲れるもんすよ」
体調不良ではないようなので不思議だが、気分でない者を無理に誘うことも出来ない。
「秋風くんと出来ないのは残念だね……」
「過剰摂取で死にそうだからむしろ幸運じゃないか?」
「確かに……」
「僕は死にそうなのかい? どうして?」
「先程夕日を眺めた部屋に置いてある茶色の鞄にオモチャが入っているから、それでメープルと遊んでやってくれ。と、伝えてくれ、狭雲」
セイカの翻訳を待つ間、不思議そうな顔をしているネザメを眺めて楽しんだ。
「……分かったって」
「お疲れ様。セイカはどうする? 嫌じゃなければおいで」
「ぁ……いや、いい。秋風一人にするのもアレだし…………邪魔だろうし。ばいばい、楽しんで……」
扉が閉められ、義足の特徴的な足音が離れていく。半分ほどが不参加なら何も思わないが、二人だけが不参加となると気になる。仲間外れにしてしまったような気分だ。
「水月、どうします? 脱ぎます?」
「あ、この人数なら玩具必須っすよね。俺取ってくるっす!」
レイがベッドを飛び降りて部屋の扉を開け放ち、バタバタと走っていく。シュカは俺を見つめ直し、視線で再び尋ねた。
「脱ぎたかったら脱いでいいぞ。脱がして欲しかったらおいで、着たまましたいならそのままちょっと待っててくれ」
頷いたシュカは自ら服を脱ぎ始めた。他の彼氏達はじわじわと俺に近寄ってきている。
「みんな俺に脱がされたいのか? 可愛いなぁ……! 順番な」
「僕は水月くんを脱がしてあげたいなぁ」
「あ、私もそっちがいいです」
まずは一番近くに居たハルの服を──いや、ハルは後の方がいいな。同じく俺の隣に居るリュウからにしよう。
「リュウ」
軽く肩を掴み、もう片方の手で脇腹を撫でる。照れているのか普段の騒がしさを失って黙ったまま俯いている彼の頬に唇を押し付ける。
(お顔真っ赤でかわゆいでそ~)
頬や耳にキスをしながら脇腹を撫でた手でシャツを掴み、引っ張り上げる。リュウは自然と両腕を上げて服を脱がす俺の手に協力してくれる。そんな些細な動きに幸福を感じる。
(汗の匂いに混じってなんかバーベキューっぽい匂いもしますな。煙が服に染みちゃったんでしょうか。ということはわたくしも同じ香り……? ほっほぅちょっと興奮しますな)
半裸になったリュウを押し倒し、ベルトを外す。黒く緩いズボンを下ろし、下着も脱がす。靴下はどうしようかな……
「ぅ……一人だけ裸なん恥ずいわぁ」
「私も裸ですよ」
「自分は自分で脱いだんやろがぃ」
次はどうしよう、ハルはまだ早いかな。経験豊富な者から選ぶのならレイなのだが、彼は今部屋に居ない。となると──
「歌見先輩」
──歌見だな。経験数だけで言えばミフユだろうけど。ミフユより歌見の方が落ち着いている気がする。
「えっ、ぁ……いやっ、俺は……着たまま、で」
「着衣プレイがいいんですか? 分かりました」
何も考えずにそう返事をしてから、乳首が陥没しているのが恥ずかしいのだろうかと予想が生まれた。
「……上下両方脱ぎたくない感じですか?」
「ぁー……いや、下はいい。自分で脱ぐ」
ズボンを脱ぐ歌見を尻目に次は誰にしようかと視線を揺らす。
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