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入浴済みの三人で
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風呂に入ったばかりだからか汗の味も匂いもない後孔に唇を押し付け、舌を挿し込む。シュカやレイ程ではないもののそれなりに触れられ慣れた穴は簡単に俺を受け入れ、震える。
「……っ、ぁ……」
太くも硬くも長くもない舌での愛撫はさほど快感を得られないだろうに、リュウは呼吸を荒らげ時折声を漏らすこともあった。興奮してくれているのだろう。
「ひぁっ……!?」
両腕でリュウの両太ももを抱き、更に奥へと舌をねじ込む。どうにか前立腺に届かないかと舌の根元が痛むまで舌を伸ばしたが、それらしき部位には触れなかった。
《人のケツと頭くっつける映画昔見たなぁ……》
そもそも限界まで伸ばした舌は震えてしまって自在には動かせず、腸壁を押す力も大してないので、前立腺まで届いていたとしても俺には分からないだろう。けれど目指すことに意味があると俺は考える。
「ひぅぅっ……!」
伸ばし疲れた舌を口内に戻し、後孔の縁に唇をぴったり引っ付けて思い切り吸ってやった。リュウは小さな声を漏らし、微かに腰を引いた。
「……っ、はぁ」
呼吸のためリュウの後孔から口を離し、太腿を抱き締めるのをやめて身体を起こす。
「口開けろ」
「……? ぅぐっ……!? んっ、ぶ、んん……!」
先程取っておいた小さめのバイブをリュウの口に無遠慮を装ってねじ込む。強く突いて痛がらせないように気を付けつつ、痛過ぎない程度にはごりゅっとえぐる、繊細な作業だった。
「後で下の口に突っ込むからな、切れるのが嫌ならちゃんとしゃぶって濡らしとけ」
「ふぁい……ぁむ、んっ、んん……んぅっ!?」
口にはバイブを咥えさせ、後孔には指を入れる。バイブはそれほど太くも長くもない、大してほぐす必要はないだろう。
「んっ、んぅっ、んんんっ! んっ、ふ……みひゅっ、ひぃっ!」
しかしバイブを咥えさせられたままの喘ぎ声は癖になるし、独特の触感を持つ腸壁に唾液を塗り込むのが楽しくてやめられない。
《暇~……兄貴と違って眺めて楽しめるタイプじゃないんだよ~》
「ん? アキ、どうした?」
「……なにー、する、ないです」
何でもない、と言いたいのかな? 彼の表情は口よりも饒舌に何でもないことはないと伝えてくれている。
「いいよ。遠慮しないで、おいで」
手招きをするとアキは素直に俺の傍に寄り、左腕で腰を抱くと彼の方からキスをしてくれた。昨晩プールで彼の寂しさに触れたばかりだ、興奮したからとリュウに集中してしまった俺の迂闊さに腹が立つ。
「ん……にーにぃ」
「アキもお尻虐めて欲しいか? それとも、お兄ちゃんと一緒にリュウ虐めちゃうか?」
「んぅっ……!? みふひ、ほれええやん。ほれひて」
「黙れ、アキ次第だ」
「あっあぁっ!?」
前立腺を軽くえぐってやるだけでリュウは甲高い悲鳴を上げる。アキは彼を羨ましく思ったのか、彼に加虐性を刺激されたのか、どちらだろう。
「…………?」
返答を待っていたのだが、アキは首を傾げてしまった。質問がそもそも伝わっていなかったらしい。
「えっとな……あっ、セイカおかえり、翻訳してくれ」
「いきなりだな、何?」
ちょうどよくセイカが戻ってきた。
「リュウみたいに俺に責めて欲しいのか、俺と一緒にリュウを責めたいのか、どっちがいい? って聞いて欲しい」
「いいけど……お前風呂入らねぇの?」
「あっ」
俺はリュウに咥えさせていたバイブを引っこ抜き、後孔にバイブを突っ込んだ。
「んぅっ、あっ……ひぁああぁんっ!? ん、んんっ……! はぁっ……はぁ、ぁ、水月ぃ? 風呂入るん?」
「あぁ、アキに遊んでもらっとくか? 一人で悶々としててもいいけど……ま、その程度の自由はやるよ。抜いて休んでおくのは禁止な」
「はぁい……」
「セイカ、アキにリュウに本番以外なら何やってもいいって言っておいてくれ。怪我しない範囲で乱暴にしてやればなおよし、的なことも頼む」
怪我しない範囲でなんて言葉はリュウに聞こえないように翻訳を頼むべきだったかな、と後から後悔する。
「本番……って、その」
「挿入は浮気、キスとペッティングはOK。それが俺のハーレムルール」
「…………そういう下品で俗っぽい用語って会話辞典にはあんま載ってないからさ、辞書にも載ってるレベルのしっかりした単語で文章組み立てることになって……なんか、面白いことになるみたいで、恥ずかしいから……やなんだよな、そういうのの翻訳……」
「……なんかごめん」
「お前さぁ、男性器をお尻の穴に挿入する行為は水月によって禁止されています、とか言ってるヤツ居たらさぁ……笑っちゃうだろ? そうなるんだよ……俺まだ砕けた話し方出来ねぇんだよ……」
「そんな話し方になってるんだセイカ……そりゃ可愛がるし抱き締めるし擦り付けるわ」
「ド変態兄弟!」
セイカは真っ赤な顔でそう叫んだ後、深いため息をついてから俺が頼んだ翻訳をこなしてくれた。
《……スェカーチカのその文法表現ガッチガチの話し方好きだわ~。発音も拙いし超エロ可愛い。一生そのまま俺をムラムラさせ続けて欲しい》
「ド変態兄弟!」
アキにも何か言われたみたいだ。
「変態ばっかりだ……」
疲れた顔のセイカから目を逸らし、寝間着と替えの下着の準備をする。
「てんしょー」
「ん、アキくん虐めてくれるん? 楽しみやわぁ」
「じゃあ俺風呂入ってくるから……あ、そうだ。お前らアキの部屋行けよ? 俺の部屋で大声出すと葉子さんにバレるから……」
「入れっぱであっちまで歩け言うん? いけずやなぁ最高やわぁたまらんわぁ」
震える足で立ち上がったリュウは下着とズボンを履き直し、アキの腕に掴まった。ふらつきながら立ち上がったセイカもアキの腕にしがみついている。両手に花だ、羨ましい。
「せーかは参加せぇへんの?」
「セイカはまだ本調子じゃないから来週くらいまでは本番禁止なんだ。お尻使わないでかるーくならいいけど……どうする? セイカ」
「俺は寝る」
眠りたいなら一人で俺の部屋に残った方が静かで落ち着いて眠れるだろうに、一緒にアキの部屋に移動するところツンデレ感があっていい。
「気ぃ乗ったら一緒にしよな」
「……ん」
デレが分かりやすい上に早いのもイイ。
「……っ、ぁ……」
太くも硬くも長くもない舌での愛撫はさほど快感を得られないだろうに、リュウは呼吸を荒らげ時折声を漏らすこともあった。興奮してくれているのだろう。
「ひぁっ……!?」
両腕でリュウの両太ももを抱き、更に奥へと舌をねじ込む。どうにか前立腺に届かないかと舌の根元が痛むまで舌を伸ばしたが、それらしき部位には触れなかった。
《人のケツと頭くっつける映画昔見たなぁ……》
そもそも限界まで伸ばした舌は震えてしまって自在には動かせず、腸壁を押す力も大してないので、前立腺まで届いていたとしても俺には分からないだろう。けれど目指すことに意味があると俺は考える。
「ひぅぅっ……!」
伸ばし疲れた舌を口内に戻し、後孔の縁に唇をぴったり引っ付けて思い切り吸ってやった。リュウは小さな声を漏らし、微かに腰を引いた。
「……っ、はぁ」
呼吸のためリュウの後孔から口を離し、太腿を抱き締めるのをやめて身体を起こす。
「口開けろ」
「……? ぅぐっ……!? んっ、ぶ、んん……!」
先程取っておいた小さめのバイブをリュウの口に無遠慮を装ってねじ込む。強く突いて痛がらせないように気を付けつつ、痛過ぎない程度にはごりゅっとえぐる、繊細な作業だった。
「後で下の口に突っ込むからな、切れるのが嫌ならちゃんとしゃぶって濡らしとけ」
「ふぁい……ぁむ、んっ、んん……んぅっ!?」
口にはバイブを咥えさせ、後孔には指を入れる。バイブはそれほど太くも長くもない、大してほぐす必要はないだろう。
「んっ、んぅっ、んんんっ! んっ、ふ……みひゅっ、ひぃっ!」
しかしバイブを咥えさせられたままの喘ぎ声は癖になるし、独特の触感を持つ腸壁に唾液を塗り込むのが楽しくてやめられない。
《暇~……兄貴と違って眺めて楽しめるタイプじゃないんだよ~》
「ん? アキ、どうした?」
「……なにー、する、ないです」
何でもない、と言いたいのかな? 彼の表情は口よりも饒舌に何でもないことはないと伝えてくれている。
「いいよ。遠慮しないで、おいで」
手招きをするとアキは素直に俺の傍に寄り、左腕で腰を抱くと彼の方からキスをしてくれた。昨晩プールで彼の寂しさに触れたばかりだ、興奮したからとリュウに集中してしまった俺の迂闊さに腹が立つ。
「ん……にーにぃ」
「アキもお尻虐めて欲しいか? それとも、お兄ちゃんと一緒にリュウ虐めちゃうか?」
「んぅっ……!? みふひ、ほれええやん。ほれひて」
「黙れ、アキ次第だ」
「あっあぁっ!?」
前立腺を軽くえぐってやるだけでリュウは甲高い悲鳴を上げる。アキは彼を羨ましく思ったのか、彼に加虐性を刺激されたのか、どちらだろう。
「…………?」
返答を待っていたのだが、アキは首を傾げてしまった。質問がそもそも伝わっていなかったらしい。
「えっとな……あっ、セイカおかえり、翻訳してくれ」
「いきなりだな、何?」
ちょうどよくセイカが戻ってきた。
「リュウみたいに俺に責めて欲しいのか、俺と一緒にリュウを責めたいのか、どっちがいい? って聞いて欲しい」
「いいけど……お前風呂入らねぇの?」
「あっ」
俺はリュウに咥えさせていたバイブを引っこ抜き、後孔にバイブを突っ込んだ。
「んぅっ、あっ……ひぁああぁんっ!? ん、んんっ……! はぁっ……はぁ、ぁ、水月ぃ? 風呂入るん?」
「あぁ、アキに遊んでもらっとくか? 一人で悶々としててもいいけど……ま、その程度の自由はやるよ。抜いて休んでおくのは禁止な」
「はぁい……」
「セイカ、アキにリュウに本番以外なら何やってもいいって言っておいてくれ。怪我しない範囲で乱暴にしてやればなおよし、的なことも頼む」
怪我しない範囲でなんて言葉はリュウに聞こえないように翻訳を頼むべきだったかな、と後から後悔する。
「本番……って、その」
「挿入は浮気、キスとペッティングはOK。それが俺のハーレムルール」
「…………そういう下品で俗っぽい用語って会話辞典にはあんま載ってないからさ、辞書にも載ってるレベルのしっかりした単語で文章組み立てることになって……なんか、面白いことになるみたいで、恥ずかしいから……やなんだよな、そういうのの翻訳……」
「……なんかごめん」
「お前さぁ、男性器をお尻の穴に挿入する行為は水月によって禁止されています、とか言ってるヤツ居たらさぁ……笑っちゃうだろ? そうなるんだよ……俺まだ砕けた話し方出来ねぇんだよ……」
「そんな話し方になってるんだセイカ……そりゃ可愛がるし抱き締めるし擦り付けるわ」
「ド変態兄弟!」
セイカは真っ赤な顔でそう叫んだ後、深いため息をついてから俺が頼んだ翻訳をこなしてくれた。
《……スェカーチカのその文法表現ガッチガチの話し方好きだわ~。発音も拙いし超エロ可愛い。一生そのまま俺をムラムラさせ続けて欲しい》
「ド変態兄弟!」
アキにも何か言われたみたいだ。
「変態ばっかりだ……」
疲れた顔のセイカから目を逸らし、寝間着と替えの下着の準備をする。
「てんしょー」
「ん、アキくん虐めてくれるん? 楽しみやわぁ」
「じゃあ俺風呂入ってくるから……あ、そうだ。お前らアキの部屋行けよ? 俺の部屋で大声出すと葉子さんにバレるから……」
「入れっぱであっちまで歩け言うん? いけずやなぁ最高やわぁたまらんわぁ」
震える足で立ち上がったリュウは下着とズボンを履き直し、アキの腕に掴まった。ふらつきながら立ち上がったセイカもアキの腕にしがみついている。両手に花だ、羨ましい。
「せーかは参加せぇへんの?」
「セイカはまだ本調子じゃないから来週くらいまでは本番禁止なんだ。お尻使わないでかるーくならいいけど……どうする? セイカ」
「俺は寝る」
眠りたいなら一人で俺の部屋に残った方が静かで落ち着いて眠れるだろうに、一緒にアキの部屋に移動するところツンデレ感があっていい。
「気ぃ乗ったら一緒にしよな」
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デレが分かりやすい上に早いのもイイ。
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