冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

ムーン

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学校では初めて

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流石に全てミフユに食べさせてもらっていては時間がいくつあっても足りないし、俺の胸が破裂してしまう。ミフユの顔だって焦げてしまうかもしれない。

「年積さーん、濡れタオルですー」

「あ、あぁ……すまないな、天正一年生。感謝する」

俺へのあーんの後、ミフユは食事を終えていたリュウにタオルを渡して水道で濡らしてくるよう頼んだ。何に使うのかと思っていたが、なるほど、顔を冷やしたかったのか。

「はふぅ……」

タオルに顔を押し付けて気の抜けた声を漏らす。こんなミフユの姿が見られるなんて思ってもみなかった。

「……可愛いだろう?」

とん、と太腿をわざとぶつけて俺の隣に腰を下ろし、俺の肩を抱いたのはネザメだ。何故か自慢げにしている。

「僕の可愛いミフユを美しい君が食べてしまうところが早く見たいなぁ……」

俺の肩に腕を回したまま指先だけで頬をくすぐるように撫で、耳の縁に唇を掠らせながら話す。

「ミフユはね、鳴雷くん、見ての通り小柄だろう? 僕には難しいけれど、君のこのたくましい腕ならミフユを持ち上げてしまえるのだろうねぇ」

自身の膝に置いていた手が俺の腕へと移り、筋肉が発達して出来た微かな溝に人差し指を滑らせる。

「…………ネザメさん、あんまり煽らないでくださいよ。俺の彼氏はミフユさんだけじゃない、あなたも俺の彼氏です。俺はあなたのことも食べたいんですからね」

「おや、おや、おや……ふふふっ、食べられるのは君の方だと思うけれど?」

ちゅ、と頬に唇が触れさせられる──いや、ただ触れただけではない、鳥が啄むように頬を唇で挟まれた。

「……君をいただく日を楽しみにしているよ」

ネザメの体温が離れる。俺は大きく息を吐き、ネザメからのスキンシップで湧き上がった性欲を食欲で誤魔化そうと目の前の弁当を見つめてた。



食事を終えてミフユに礼と感想を言い、弁当箱の蓋を閉めた。

「……みぃ、くん」

一息ついていると肩をつんとつつかれた。振り向けばカンナが立っており、何か言いたそうにもじもじしている。

「どうした? カンナ、前においで」

小さく頷いて俺の前に回ってきたカンナの手を引き、膝に座らせる。カンナは俺の足を跨いでソファに膝立ちになろうとしていたが、ベルトを掴んで若干強引に腰を下ろさせた。

「……みぃくん、プー……の、後……話、た……こと、覚え……る?」

「覚えてるよ。してもいいかな」

程よい弾力と柔らかさを併せ持った尻をそっと鷲掴みにしながら見つめると、カンナは先程よりも更に小さく頷いた。

「とり、くん……追、かけたり、で……なぁなぁ……なっちゃ、た……かな、て……ちょ、と……不安……だった」

「可愛いカンナとの約束をなぁなぁにしたりするもんか。カンナと学校でするのは初めてだよな、時間があんまりないから前戯はいつもみたいにたっぷり出来ないけど……大丈夫か?」

「ぅ、ん」

「よし、それじゃしようか。どうする? ソファに座って足上げるか? このまま乗ってカンナが動いてみるか?」

カンナは悩むような素振りを見せ、小さく腰を揺らした。

「…………ソファ、座る……方が、いい」

「OK。じゃあ俺一旦立つよ」

カンナを膝から下ろして立ち上がり、代わりにカンナを座らせる。緊張している様子のカンナの頬を撫で、中指の先で耳たぶをくすぐる。

「んっ……」

手を下ろし、カンナのベルトを外す。スラックスを脱がし、下着の隙間に手を入れて太腿の付け根近くを撫でる。

「脱がすよ」

「……ぅ、ん」

下着も脱がし、足首を掴んで足を開かせる。ぷるんと揺れる陰茎は勃っておらず、経験の浅い後孔はきゅうっと閉じていた。

「舐めるよ」

「え……で、もっ……き、きた……な……よ?」

「汚くないよ。カンナもフェラしてくれたろ? 嫌なら舐めた後はキスしないからさ、な? 指より舌の方が丁寧に慣らせるからさ」

「…………ぅん」

シュカにしたようにカンナの後孔にも舌を這わせた。閉じた穴を舌先でこじ開け、ちゅっと舌を吸われる感覚にときめき、両手で太腿の裏を撫で回す。

「ひぁっ……ぁ、んっ……んっ、ん、ん……!」

太腿がくすぐったいのか足を撫で始めてから喘ぎ声が増えた。愛らしい変化に萌えながら後孔の更に奥へと舌を入れていく。

「ぁ、あっ……ゃ、ぁんっ……」

これ以上慣らすには指が必要だ、カンナに断ってから舌を指に替え、くちゅくちゅと音を立ててカンナの穴を慣らす。

「……丁寧で繊細な愛撫だねぇ。指の先まで愛情に溢れているよ、ミフユ、君もあんなふうに触れてもらいたいかい? 僕の愛撫は粗雑だろうか」

「そんなっ、ネザメ様の手はとてもお優しくて、自分などにはもったいない程でございます! ただっ……自分達の関係は恋愛というものではないので、憧れが……その、あるだけ、で」

「三時間目の時ホンマに寝とったん?」

「水月とヤってました」

「うっわやっぱり、アンタら性欲強すぎじゃな~い?」

他の彼氏達は思い思いに話していて、カンナが声を上げても身体が音を漏らしてもそこまで目立たない。これが静まり返った部屋ならばカンナはもっと恥ずかしがって声を殺していただろう。

「んんんっ……! みぃっ、くん……! そ、こっ……ぁ、んんっ、すきっ、そこすきっ、もっとぉ……」

恥じらいはあるものの、俺におねだりをするくらいの余裕はある。そのおねだりの可愛さはもちろん、ふるふると揺れている勃った陰茎にも萌え、俺はそれの先端をしゃぶりながら中指で前立腺をぐりぐりと刺激してやった。

「ぁ、うぅっ……イ、くっ……みぃくんっ、イっちゃ、うっ、ぅうぅっ……!」

口内にとぷっと少量の精液が溢れた。あえてカンナに聞こえる音でくちゃくちゃと行儀悪く精液を咀嚼し、真っ赤になったカンナが目を逸らしてしまう寸前を見計らって精液を飲み干した。
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