冴えないオタクでしたが高校デビューに成功したので男子校でハーレムを築こうと思います

追試の危機を察知

陰茎の先端をしゃぶりながら後孔に指を入れて前立腺を撫で、絶頂させて美味しい精液を飲ませてもらった。自分が射精したものを飲まれたカンナは恥ずかしそうに目を逸らす。

「ローション入れるよ」

「んゃっ……つめ、たい」

ほぐれた穴にローションを流し込み、指で軽く馴染ませる。

「そろそろ入れてもいいかな？」

スラックスと下着を下ろして陰茎を露出させるとカンナはビクッと足を跳ねさせた後、自らの膝の裏に腕を通して足を抱えた。

「……き、てっ」

「あぁ、もう……可愛過ぎるよカンナぁっ！」

「ぁ、あんっ！　んっ、ゃ、あっ……は、やっ……ぁああっ……！」

ずぶずぶとカンナの中に欲の塊を沈めていく快感に腰が震える。キツいのに柔らかい、柔らかいのに締め付けてくる、冷たいローションを温める腸壁の熱さがイイ、最高だ。

「はぁーっ……！　気持ちいい、カンナのナカすごくイイ。カンナはどうだ？　苦しくないか？」

「んっ……だ、じょ……ぶ。きも、ちぃ……」

「よかった、動くよ」

ゆっくりと腰を引くとカンナの後孔は俺の陰茎を離すまいと強く吸い付いてきた。

「んっ、んん、ぁ、あっ……！」

「すごいよ、カンナ……分かるか？　吸い付いちゃってめくれてきてる」

「ゃ、ぁんっ……！　見ちゃ、ゃだっ……」

「そんなこと言わないで。可愛いところ全部見せてくれよ」

「ゃあぁんっ……！　ぁんっ、ん、みぃくんっ、それ……それっ、すき……」

結腸口をとちゅとちゅと突いてみるとカンナはそれを気に入ったらしく、彼の方からもっとしてくれと頼んできた。

「ひぁっ……！　ぁあっ、あ、ぁんっ、きもちぃっ、みぃくん、みぃくんっ……！　きも、ひっ……」

カンナは優しく一定の間隔で突かれるのが好きらしい。どんどん表情が蕩けてきた。半勃ちの陰茎から精液を零している。もうすっかり抱かれる身体になってくれたようだ。

「あぁ……可愛いよ、カンナ、カンナっ、カンナ、もう出していいかな、カンナっ」

「んんっ……きて、出して、みぃくんっ……！」

カンナの肩に額を押し付けてカンナのナカで射精を遂げ、大きく息を吐く。

「……っ、ふぅーっ…………気持ちよかった。平気か？　カンナ」

「ん…………ひゃうんっ！　ん、んん……」

快楽の余韻でボーッとしているカンナから萎えた陰茎を抜き、最後の喘ぎ声を楽しんだら手早く後処理を済ませる。

「教科書通りのセックスでしたね。もっと面白いプレイが見たいです」

「面白いプレイって何だよ」

「この間の天正さんのとか面白かったですよ、口に含ませたままとか……ケツにゼリー突っ込んだとか」

「……そろそろ夏だから棒アイス突っ込むのもいいかもな」

「俺抜きで話せんでや」

拗ねた顔のリュウが寄ってきた。額を指で弾き「人間同士の会話に入ってくるな」と吐き捨てると彼は満足そうに笑った。

「そうです、もう夏ですよ。夏にしか出来ないプレイをたくさんしましょう」

「そんなものあるのかい？　興味深いね」

「話せますね会長。水着、プール、海でのプレイは夏限定だと思いませんか？　川もいいですね……」

「場所の話でプレイの話とちゃうやんけ」

またリュウが首を突っ込んできたので首に腕を巻き付けて軽く締めながら耳元で囁いてみる。

「話に入るなって言っただろマゾ豚」

「んっ……もっと締めてぇ……」

「……そういえば来週は修学旅行だったよね、ミフユ。海に行くんだっけ？」

「はい、二年生は沖縄へ四日間の修学旅行です。海水浴も企画されております」

「え、先輩達修学旅行なんですか？　再来週期末なのに……」

再来週には期末テストがあるため、来週からはテスト前週間ということで午後の授業がなくなる。バイトのシフトも入れていないので勉強会という名目でまた彼氏達と遊ぼうと思っていたのに、ミフユを抱こうと思っていたのに、アテが外れた。

「うむ、厄介なスケジュールだ。しかし心配は無用、修学旅行程度で点数を下げる我々ではない」

「ミフユは学年トップなんだよ」

「へぇ……！　すごいですね、ミフユさん」

見た目だけならネザメの方が頭が良さそうだが、まさかミフユが学年トップの秀才だったとは知らなかった。

「テスト二週間前なのだから、貴様らも今まで以上に勉学に励むように。昼休みの間なら勉強を見てやっても構わないぞ」

「本当ですかっ？　俺、赤点やばいんです……」

この学校では中間と期末を合わせて平均５０点以上取れなければ赤点、補習となり、赤点がいくつあるかによって夏休みが削られてしまうのだ。

「む、どの教科が危ないんだ？」

「英語と数学の両方ともです……」

「ふむ……他の者は？」

「俺英語６点やったんですけどこっからでもどうにかなりますか？」

「俺数１が１２点だったんだけど～……フユさん助けてくれる～？」

リュウとハルの発言にミフユは心底辛そうに「とても難しいな……」と呟いた。

「ちなみにネザメさんはお勉強は？」

「卒業は危ぶまれない程度だね」

「私と同じですね」

「お前は危なくないか？」

シュカの点数はギリギリ５０点超えが多かったはずだ、期末テストでミスを犯せば赤点になる危険性がまだある。

「時雨さん合計点がクラス一位でしたよね」

「教えてしぐぅ～」

「じゅ、ぎょ……聞ーてた、ら……できる、よ？」

「マジで頭いいヤツの言い分～！」

彼氏を眺めて授業を聞き逃し続けている俺には赤点は避けられない運命なのかもしれないな。

「…………あ」

「なになにどったのみっつん、バレないカンニング法でも思い付いた～？」

「霞染一年生！」

「冗談だってば～」

「セイカ……確か、めちゃくちゃ勉強出来るんだよな」

その後、彼氏達が揃って見舞いに行きたがったのは言うまでもない。