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大人しい系と3P

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カンナとハルと3Pをすることになるとは思わなかった。彼らは気が合わないと思い込んでいた。ハルがカミアファンだからカンナが避けていただけだったのだろうか。

「ぁむ……んっ、これで、合ってる……?」

「はむ、ん、んっ、んん……」

大きく足を開いて座った俺の足の間に寝転がり、二人仲良く俺の陰茎を舐めている。ハルはウブなのもあって3Pは難易度が高いと思っていたが、淫靡な空気に飲まれたのかカンナと唇や舌が触れ合っても気にしていない様子だ。

「合ってるよ、すごく気持ちいい……」

カンナがカリ首を舌先でくすぐり、ハルが先端をチロチロと撫で回す。ハルが亀頭を舐めしゃぶり、カンナが陰嚢を舌の上で転がす。

「もうっ、出そうだよ……ぁ、出る、出るっ……!」

「えっ、ちょ、待っ」

射精宣言に焦って顔を引いたハルとは対照的に、カンナは亀頭を咥えて精液を全て口で受け止めた。カンナは最初にハルの方を向いたが彼は無言で首を横に振った、するとカンナはくゃくちゃと咀嚼を見せつけた後、ゴクリと音を立てて精液を嚥下し、口を開いて俺に空っぽの口内を見せてくれた。

「ぁ……」

「ふぅ……ごっくん上手に出来たな、カンナ。えらいえらい」

「……えへへ」

「今度は俺がしてやる番だな、二人は何して欲しい?」

ハルもカンナも互いを気にして何も言わずにモジモジしている。カンナは普段からそういう子だが、普段は明るいハルが性的なこととなると大人しくなるギャップはとても可愛らしい。

「ハル、何して欲しい?」

返事がしやすいよう、名指しで尋ねてみる。

「俺っ? 俺は……あの、これ、出させて欲しいかなー……って」

ハルは震えながらミニスカートをたくし上げ、下着の膨らみを見せてくれた。

「どうやって出させて欲しい?」

「へっ? ふ、普通に……手、とか……で、しゅっしゅって……?」

「ふぅん……? 俺も口でしてもいいけど」

口を開いて舌を出してみるとハルは顔を真っ赤にして俯いた。

「……カンナは何して欲しい?」

「ぼく……」

「うん、何でも言ってごらん」

「みぃくん、に……抱か、た……」

「俺に抱かれたい?」

小さく頷いたカンナを抱き締め、身体をひねって彼を優しくベッドに押し倒す。俺に覆い被さられたカンナは照れながらも足を開き、ディルドを咥えたままの後孔を無防備に変えた。

「ん……あっ! ぁ、あっ、めくれ、ちゃ、ぅ……!」

ディルドを慎重に抜いて脇に置き、その手をローションで濡れた穴に向かわせる。曲げた指で後孔の縁をこね、ぴくぴくと跳ねる太腿を楽しむ。

(えーっとカンナたその火傷は足にはないですよな。でも腰にはちょっとあったはずですので、あんまりお尻持ち上げさせないようにして……上は当然脱がさないように、ずんずん突いたらシャツがズレていったりするでしょうしそちらにも気を付けねば)

火傷跡について彼氏達に打ち明けたとはいえ、見せたくはないだろう。爛れた肌は俺とカンナだけの秘密だ。それを見せないようにどう抱くかを考えながら、中指と薬指をカンナの後孔に挿入する。

「ん、ぁっ……みぃくんっ、みぃくんの指……す、きっ」

「俺の指以外知らないくせに」

「みぃくんっ、だいすき……すきぃっ」

 「……よしよし」

「ひぁあぁああっ……!? そこっ、らめぇえ……!」

髪に隠された耳に「よしよし」と囁きながら、それに合わせて前立腺をくりくりと撫でてやると、カンナは甲高い声を上げて仰け反り、俺の腹に精液をかけた。

「ディルドおっきいの入れてたし、すぐ入れられそうだな」

指を抜き、腹にかかった精液をすくって舐める。お世辞にも美味いとは言えない味のはずなのに、何よりも美味しく感じる。

「はぁっ……はぁっ…………みーくん、に、すぐ……て、欲しく、て……おっき、の……した」

「俺にすぐして欲しくて? そっかそっかぁ、可愛いなぁカンナは……足もう少し開けるか? そうそう」

カンナは自身の服の胸元をぎゅっと握っているのだが、彼の後孔に陰茎をあてがうとその手に込められている力が少し強くなったように見えた。

「……っ、あぁあっ……! くっ、ふ……ん、んんんっ! ん、ぅっ、ぁ、ああっ……!」

「めっちゃカミアの声すんだけどぉ……!」

「……っ、はぁ……熱いな、カンナちょっと体温高いのかな……? あ、ハル、おいで、口でしてやるよ」

「え、い、今? いいの? じゃあ……その、お願い」

ある程度まで挿入が進んだので一旦腰を止めた。カンナの腰を掴む手を片方離し、俺の隣に立ったハルの腰の高さに合わせて背筋を伸ばす。

「もう少しこっち寄れるか? うん、立ってられなさそうなら俺の頭とか肩とか支えにしてくれていいからな」

「あ、ありがと……ひゃっ、ぅ、あ、みっつぅん……ぅうぅ……」

ピンと勃っている陰茎を指で撫で、陰嚢を掴んで揉み、会陰を軽く押す。ハルは顔を真っ赤にしているものの嫌がる素振りは見せなかったため、先走りの汁を垂らし始めていた陰茎を口に含んだ。

「ひゃうっ……!」

「ん……どうだ? 大丈夫そうか?」

「へっ? ぁ、うん、全然平気……平気、じゃないけど……嫌とかは、ないよ?」

「よかった、ダメそうだったらすぐ言えよ。カンナもな。動くぞ、カンナ。咥えるよ、ハル」

両手ともカンナの腰を掴むのに使い、まだ熟れてはいない後孔を気遣いながらゆっくりと腰を振る。快感に慣れていないハルへのフェラチオは、敏感だろう亀頭は責め過ぎずに程よい締め付けと温かさ、濡れ具合をまず楽しんでもらう。

「ひぁうっ、んっ、んぁっ、ぁ、奥ぅっ、んっ、とんとんっ、てぇ……おな、か、あつっ、ぃっ、きもちぃっ、きもひっ、みぃくんっ、んんっ……!」

「はぁあっ……すっご、みっつんの口、熱くてっ……とろとろしててぇっ、しゅごっ、ぁ、やだ、噛んじゃった……あぁもぉすっごいカミアの声するぅ……!」

恥ずかしがり屋のカンナは絞り出すように声を出すからカミアとの聞き分けは容易なのだが、喘いでいる今は若干張った大きめの声を上げるからカミアの声に少し近付いている。

「あっ、ぁあっ……んっ、ん、あたまっ、ふわ、ふわっ……するぅっ、みぃくん、みぃくんっ……きちゃうっ、なんか、くるぅぅっ……!」

「あっ、吸うのやばっ……気持ちぃっ、みっつんっ、それ気持ちぃっ、もっとぉ……!」

陰茎に濡れた肉壁が熱烈に絡み付く。抜こうとすれば引き止めるように吸い付いて、突き上げれば嬉しそうに震える。
カンナらしい後孔の特徴を口で再現しようとしてしまっているのか、気付けばハルの陰茎に舌を絡めながら吸っていた。

「……っ、ん……」

ハルの陰茎をしゃぶることへの興奮とカンナを抱いている興奮は、陰茎がカンナの後孔から得ている快感を増幅させる。何度も射精しているのも相まってか、いつもより早く絶頂を迎えてしまった。
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