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俺の顔に覆い被さった歌見は少しずつ位置を調整し、俺の口にぴったり乳首を押し付けた。軽く吸った程度では歌見の陥没した乳首は出てこない。

「ひぁあっ……! あっ、ぁあっ……水月っ、ひっ……ぃ」

粒まで勃ってはいるが乳輪はふにふにと柔らかく、その中に埋まった乳首の硬さの違いがたまらなく俺を興奮させる。

「ぁんっ! んっ、顔見えねぇっ、じゃ、ねぇかっ、クソが……ぁ、んっ、んんっ!」

「イくっ、イって、りゅっ、うぁっ、あぁあっ! せんぱっ、しぇんぱいっ、イぐぅゔゔっ……! もぉイけにゃっ、ぁ、あぁっ!」

《あっ、ぁんっ、んぁあっ……! ははっ、四人同時とか兄貴ホントっ、やばっ、ぁ、イくっ、指だけでイかされるぅっ……!》

「水月、水月っ、もっと吸ってぇっ、もっと、ぁ、あぁあっ! 乳首っ、きもちっ、ひ、ぃいっ……!」

三者三様ならぬ四者四様の喘ぎ声。顔が見えないのが残念だが、代わりに顔全体で歌見の胸筋の感触を楽しめている。

「んゔっ、ぁ、あぁっ! イくっ、んん、ゔっ、イっくぅゔゔっ!」

「……っ、ぷはっ」

シュカが深い絶頂を迎えたようだ。締め付けが強くなり、穴全体が痙攣したことで俺も射精してしまった。吸うのをやめると歌見は腕立て伏せの要領で身体を持ち上げ、俺が舐めしゃぶった乳首と何もしていない乳首の対比を見せてくれた。

「はぁっ……はぁっ……んっ、んぁっ、あ、あぁーっ……! はぁっ……抜け、た。ケツどろっどろ……」

ゆっくりと足を伸ばして勃ったままの俺の陰茎を抜き、まだヒクヒクと震えているだろう後孔から太腿に白濁液を伝わせる。

「はぁ……なんか、疲れましたね……私今日は一回でいいです、お風呂借りていいですか?」

「んんっ! ぁ、いいっ、すよぉっ……! ぁ、でもっ、お湯、張ってなっ、ぁんっ!」

「シャワーだけのつもりなので別にいいです。それじゃ」

「……次はレイか? どうしようか、一回拭いた方がいいかな」

自身の白濁液が絡んだ陰茎をそのまま入れるかどうか尋ねながらバイブのリモコンを操作し、アキの後孔から指を抜いて上体を起こす。

「はぁ、はぁ……せんぱい……んあっ、ぁ、あぁああぁあーっ!」

動きを止めたバイブを引っこ抜いてやり、レイをベッドの真ん中に──

「待っ……も、無理っす。俺、もぉイけないっすぅ……にじゅ、だいの……体力、こーこーせ、とは、違うんす……」

──運ぼうとして、やめた。

「…………レイは本番なくていいのか?」

「もぉ無理っす……ちょっと休んだら俺もシャワー浴びるっす」

レイはゴロゴロと寝返りを打ってベッドの端に移動し、ゆっくりと起き上がった。しかし立ち上がりはせず、体力の回復を待っている。

「みつきぃっ、そろそろ、イけそぉ……」

弱々しい声が聞こえ、レイとは反対側のベッドの端へ移動する。床に座ったリュウを見下ろし、コックリングで締められた陰茎をひたすらに扱いている彼の潤んだ瞳を楽しむ。

「ん、じゃあイけたらご褒美やるよ」

「ありがとうございますぅっ……ぁ、あぁっ……イくっ、ィく、イくイくイくっ、くっ……ふぅゔんっ!」

僅かに仰け反ったリュウは射精せずに絶頂を迎えた。バイブを咥えた後孔の締め付けを陰茎を扱くことで強くして、それだけで絶頂するなんて、流石だ。きっと一人だけ自慰をさせられている惨めさも手伝っていたのだろう。

「イったか? すごいすごい。じゃ、ご褒美な」

絶頂の余韻に浸ってボーッとしているリュウの頭を両手で掴み、白濁液が絡んだ陰茎を彼の口にねじ込む。ゆっくりと喉の奥へと突っ込んでいき、嘔吐くことで喉の肉が震えるのを楽しむ。

「んっ、ゔ……んんっ、ん……ぁ、あぁ……」

精液を喉の内側に塗り付け、舐め取らせ、比較的綺麗になった陰茎を彼の口から抜く。

「水月ぃ……もっとしゃぶらせてぇな」

「調子に乗るなマゾ豚、お前の口なんかティッシュ代わりでも十分過ぎるだろ。オナホにして欲しかったら今度は俺がいいって言うまで乳首弄ってろ、何回イっても手止めるなよ?」

「はいぃ……ご主人様ぁ、仰せの通りにぃ」

とろんと蕩けた顔で返事をしたリュウは両手で乳首を弄り始めた。可愛い……今すぐベッドに上げて抱きたい、けどまだ我慢だ、ドMのリュウはもう少し虐めて欲しがっているだろう。

「みぃ、くん……」

「ねぇみっつーん……俺ら、次いーい?」

「カンナ、ハル……! あぁ、もちろ……あ、ちょっと待ってくれ。先輩……」

「あぁ、俺はいいよ。ちょうどちょっと休憩もしたかったし……アキくん、おいで」

歌見はいつの間にか部屋を出ていたレイがさっきまで座っていた場所に移動し、退屈そうにしているアキを呼んで膝に乗せた。ほどなくしてアキの楽しそうな喘ぎ声が聞こえ始める。

《ぁんっ! んんっ……! アンタの指太くて俺結構好きだぜ? あんま上手くないけどっ……やっぱ、シューカが一番上手いなっ、ぁ、んっ! これくらいなら十分っ……んっ、イけそうだし、別にいいけど》

「はぁ……可愛いなぁ、可愛すぎる……なんなんだこの顔、顔面が強過ぎる」

《んっ、んぁ、にゃっ……そういや、アンタ兄貴に乳首弄られてたよなぁっ……好き、なのかっ? されっぱなしじゃ悪いし、してやるよっ》

「ホント可愛っ、ひぁあっ!? なっ、ちょ、アキくっ……んっ、んぅうっ! 何っ、吸っ、ん、んんんーっ……!」

突然歌見が喘ぎ始めたので慌てて振り向くと、歌見に抱えられたアキが彼の右胸をちゅうちゅうと吸っていた。体勢のせいか授乳風景のようにも見える。

《反応良いな……おもしろ、これは兄貴じゃなくても弄るわ。なんか凹んでるし弄りがいあるもんな。こっちも……》

アキは右乳首を吸うだけでは飽き足らず、左の乳首も指の先端でカリカリと引っ掻き始めた。

「ん、ぅう……咥えたままっ、喋るのはぁっ……ぁひんっ!? ゃ、あっ、りょうほっ、ゃめっ、アキくんっ、アキ、くっ……ぅ、あぁ、あああっ!」

《……俺の尻サボんなよ》

「ひゃうっ!? つまむの強いぃっ、待っ、むりっ、乳首っ、ィっ、あっ、あっあぁっ!」

まるで赤ちゃんプレイのような姿勢なのに、もはや一方的に喘がされている歌見の姿はとても扇情的だ。歳下で体格も二回り以上違うアキに……というのも高得点だ。

「……ねぇみっつぅん」

「みぃくん……」

歌見が射精するまで見守ってしまい、痺れを切らしたハルとカンナにむくれ顔で腕を引っ張られた。
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