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前からも後ろからも

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公園のド真ん中に厚紙を入れたビニール袋を置く。この上に排泄しろと命令し、リードを握ったまま屈んでリュウを眺める。

「栓抜いてやるよ」

「んぅっ! あっ……」

後孔に挿入していたアナルプラグを抜くと、ほのかに緑に色づいた液体がポタタッ……と滴った。

「リュウ、この上に出すんだぞ」

「は、はいっ……見てて、見ててや水月ぃっ」

リュウは俺が置いたビニール袋の上に初め和式便器で用を足すような姿勢を取ったが、俺に見て欲しい思いが強過ぎたのか更に開脚して仰け反った。

(ふぉお……!)

俺はすぐにスマホで撮影を始めた、もちろんライトを点けて。角度を決めたらスマホから視線を外して肉眼でゼリーがリュウの身体から排出されるところを観察、初めからレンズ越しなんてもったいないことはしない。

「……っ、ぁあ……恥っずぅ……」

太腿を震わせながら、開いた後孔から半透明のゼリーをひり出す。スムーズに後孔から出てきた緑っぽい色をしたゼリーは俺が用意したビニール袋の上に綺麗に乗った。

「んっ、んん……も、全部出た……? やんな?」

「拡げてみろ」

後孔をリュウ自身の手で拡げさせ、赤っぽい体内を覗く。ゼリーの汁は光を反射したが、欠片らしきものはなかった、ゼリーは存外丈夫なようだ。

「うん、全部出てる。すごいな、見てみろよ、割れても欠けてもない見事なこの一本を」

「ぅ……や、やめてやぁ、そんな見んといて……」

ゼリーに出来た凹凸をゼリーを崩さないよう慎重に撫でる。ゼリーの生温かさはリュウの後孔から移ったものなのだと思うと今すぐゼリーにかぶりつきたくなった。

「……これがお前の穴の形か。このゼリーと同じ形のバイブ作ったらそれが一番気持ちよくなるのかもな」

「そない言わんで……」

「まぁ、お前の穴はこれから俺の形に躾けてやるんだけどな」

「……水月ぃ」

と話しつつもう一つのビニール袋にゼリーを下敷きに使ったビニール袋ごと入れ、ゼリーの形が崩れないように慎重に鞄に入れる。

「え……み、水月? それ持って帰んの?」

明日のおやつだが?

「…………その辺に捨てる訳にもいかないだろ、虫が集まっちまう」

「それもそやね……」

食べると言えばドン引きされる未来は見えていた。すんなり納得してくれて助かったと安堵のため息をついて立ち上がる。

「次はマーキングだな。どこでしたい? 電柱がよかったけど、流石にキツいよな……遊具はヤバいから木とかにしとけ」

「木ぃ……へへ、はぁい、ほな水月ぃ、連れてってぇな」

リードを引いて公園の端に並んだ木のうちの一本の前に立つ。亀頭を挟んだクリップをまず外し、それから陰茎の根元のコックリングを外した、陰嚢の分はそのままだ。

「よし、いいぞ。出来るだけ高くかけるんだぞ」

「で、出ぇへん……ここ来るまでにイきかけたし、散歩中もイったっぽかってんけど、出ぇへんっ」

俺は和式便器を使う時のように屈んでいるリュウの背後に似た体勢で屈み、身体を前側に倒しているリュウを羽交い締めにして体を反らせた。

「あっ……!」

「ちゃんと足開けよ」

リュウが俺にもたれたら羽交い締めをやめ、乳首を挟んだクリップを両手でつまみ、軽く揺らす。陰茎がピクピクと反応したのを確認し、クリップを勢いよく引っ張って外す。

「いっ、ひぃいいんっ!?」

痛いだろうにリュウは悦び、勢いよく精液を吹き出して木を汚した。自分の太腿や腹も汚してしまっているようだ。

「はぁっ……はぁっ…………めっさ痛かった、気持ちよかったぁ……射精マーキング最高やぁ、水月ぃ……人間でのうなってく感じたまらん……水月?」

「飼い犬の粗相は飼い主がちゃんと始末しないとな」

リュウから離れた俺は木を汚した白濁液に向かって鞄に入れていたペットボトルの水をかけた。もちろん事前に汲んだ水道水だ、こんなところにミネラルウォーターを使うほど金を余らせていない。

「あぁ……せっかく…………マーキング洗われる犬もこんな気分なんやろか」

「さぁな」

犬の尿と違い人間の精液は水をかけても目立つ。白い濁り混じりの水溜まりが木の根元に出来てしまった。まぁ、タンパク質だし、木の栄養になってくれると思おう。

「木はこんなもんでいいだろ、次は自分にまで精液引っ掛けたバカ犬かな」

俺は屈んだままのリュウの太腿に足を乗せた。当然靴を脱いで、しかし靴下は脱がずにだ。俺の靴下を雑巾代わりにしてリュウの内腿などを汚した白濁液を拭っていると、リュウは更に大きく開脚して尻が土に触れるのも構わずに座り込んだ。

「水月ぃ……あっ」

リュウを転ばせないようにと気遣う必要がなくなった俺は、リュウを踏んでいる足にかける体重を増やした。嬉しそうに喘いで俺を見上げるリュウの期待に応えるため、怖々ながら更に体重をかけた。

「あっ、ぁ……! 水月っ、水月ぃ……は、腹も、腹も汚してんっ」

「はいはい」

内腿から腹に足を移す。軽いかかと落としを決めるような気分でドンッと踏み付け、ぐりぐりと踏み躙る。いつの間にかリュウは地べたに仰向けになっていた。

「ぅぐっ……! ふっ、うぅ、ぅうう……最高ぉおっ、踏んで、もっと踏んでぇっ!」

「……変態」

リュウの腹筋は割れていない、カンナのようにぷにぷにしている訳でもない、筋肉も脂肪も少ないから腹に触れると内臓の感触が伝わってきやすい。

「踏まれて喜ぶとか、マジで理解不能だわ」

当然嘘だ、美少年になら踏まれたい。でも痛いのはあんまり好きじゃないから軽くがいい。

「……一番汚れてるのはここだな」

俺はリュウの両足首を掴んで俺の腰の横まで持ち上げ、股間を踏み付けた。いわゆる電気あんまの姿勢だ。

「んぁあんっ! あぅ、そこぉっ! さいこっ、踏んで、もっと強ぉ踏んでくださいぃっ!」

鼠径部周りの精液を拭ったら、次は会陰を踏み付ける。踵で会陰をぐっぐっと押してやるとリュウは気持ちよさそうに甘えた声を上げた。

「……まずはありがとうございますだろ!」

ねだるばかりのリュウの陰嚢を強く踏む。陰嚢の根元にはコックリングがハマったままだ、俺の足と金属製の輪に挟まれるのは辛いだろう。

「ぁひぃんっ!? ぁ、ありがとうございましゅっ、踏んでもろてっ、ありがとうございますぅっ!」

礼を言ったリュウの足首をパッと離す。困惑と共にもう終わりかと残念がるリュウの陰茎を下腹に押し付けて慎重に踏み躙る。

「んぁあっ! あっ、ぁあっ! イくっ、イくぅっ! イきましゅぅうっ!」

靴下越しにリュウの陰茎がビクビクと震えたのが分かった。鈴口を塞ぐように踏んでいた訳ではないから、吐き出された精液は俺の靴下ではなくリュウの腹を汚した。

「あーぁ、また汚して……」

「ふぅっ、ふぅっ……ぅゔんっ!?」

射精の余韻に浸るリュウの腹を再び踏み付ける。リュウを踏んで虐めるのは主目的ではないと、俺は精液汚れを綺麗にしたいだけなのだと主張するためリュウと目を合わさずに彼の腹を見続ける。

「ぅ、あっ、んんっ……水月っ、水月ぃ……はぁあんっ……水月ぃ」

俺の足の下で気持ちよさそうに喘ぐリュウへの愛おしさが募り、彼を踏んでいることに罪悪感が膨らんだ。
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