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双子には双子の扱いを
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ベッドに仰向けになったカミアとカンナの二人は手を繋いでM字に開脚した。足の角度まで完璧に揃っている二人には双子らしさを感じる。
「触るよ」
自慢だが、俺は結構手先が器用な方だ。プラモを作るだけでは飽き足らず、フィギュアを自分で作ったこともある。利き手ではない左手での愛撫は不安ではあるが、それなりに出来ると思う。
「んっ……」
まずは曲げた人差し指を後孔に押し当てる。カンナの方が若干柔らかく、ふにふにと揉んでやると吸い付いてきた。
「み、くん……の、指っ……入口、に……きてる」
「うん……くにくに、されてる」
「……滑りよくするために唾液使うけど、いいよな?」
二人が頷いたのを確認してから自分の中指をしゃぶる。左右ともしっかり濡らしたら、まずは後孔の縁に唾液を塗り込む。
ある程度緩んだら人差し指と薬指を後孔の縁に添え、後孔をくぱぁっと拡げ、穴を狙って唾液を垂らす。
「……入れるよ」
しっかり濡らした中指を後孔にゆっくりと挿入する。
「ん、ぁっ……みぃくんっ、の……ゅ、びっ……入って……き、てるっ」
「ぅんっ……なんかっ、入ってきてる……異物感すごいよぉ」
温かい肉壁がきゅうきゅうと俺の指を締め付けている。シュカやレイの柔らかい腸壁とは違い、二人のナカはまだ物を受け入れるのに慣れていない。ゆっくりとほぐさなければ。
「出し入れするよ、痛かったら言ってくれ」
「ん……ぁ、抜けちゃうっ……ひんっ……!? また、きたっ……ぁ、また、抜っ……ん、ぁ、んんっ……みー、くんっ、の、ゆびっ……つぷつぷっ、してるっ」
「ひぁっ……! ぁ、んっ……ぅんっ、ん、本当……つぷつぷっ、してるねっ……なんか、変な感じ……」
何度も唾液を足し、中指の抜き挿しを繰り返し、喘ぎ声未満の甲高い声を聞き、二人の後孔がある程度ほぐれた頃、俺はある結論に至った。
(カンナたその説明癖、カミアたんに感染ってますぞこれ!)
カンナに説明癖をつけてしまったのは記憶に新しい。可愛いので治さずに放置していたが、他人との性的接触が初めてなカミアがカンナを手本にして、説明癖まで真似るとは予測していなかった。
(お兄ちゃんこうしてるし、こういう時はこうするものなんだ……って感じですかな? エロ本とかAVとか見ないんですか? 見ててもリアルは説明するんだとか思っちゃいそうですな、お兄ちゃん好き好きって感じですし)
ウブなあまり説明する癖がついてしまうなんて、最高過ぎる。さっきフェラをしてもらったばかりなのにもう陰茎が痛い。
「ん、ぁあっ……! みぃくんっ、の……指……にほ……きたぁっ」
「えっ、僕まだ一本……水月くんっ、僕にも二本目はやく! あっ、きた、ぁ……すごい、二本も入ってる……!」
中指と薬指を根元までゆっくりと挿入し、具合を見つつ指を開いて穴を拡げていく。
「ぁ、あぁ……! やっ……ひ、ろ……が……ちゃ……」
「は、ぁあんっ……ぐぱって、なってるぅっ……!」
四つの太腿がぷるぷると震えている。カミアの足は脂肪の下に筋が浮いていて、カンナの足には筋肉のきの字も見当たらない。
カミアの尻はぷりんっと引き締まっていて、触るとぷるんとした弾力が楽しめる。カンナの尻もぷりんっとはしているが、触るともっちりしている。
(双子でも差があるもんですなぁ……カンナたその方がちょっとお尻大きめでしょうか? でも未使用品の可愛いおてぃんてぃんはそっくりなんですよなぁ)
ぴんと勃っている陰茎は使用感のない淡い色をしていて、皮を被ったままだ。陰嚢の張り具合までそっくりだから、ここだけ写真を見せられたら流石の俺でもどっちがどっちか分からないかもしれないな。
(こちらも似ているのでしょうか……?)
後孔は二人とも十分柔らかくなった。そろそろいいかと両手の中指と薬指を腹側へと曲げ、ぐっと力を込める。
(おっ、ありましたぞ。てぃんてぃん勃ってる間は前立腺さんも張ってますからなぁ、見つけやすいのでそ~)
柔らかい腸壁の奥にある栗の実ほどの大きさの前立腺。少し硬くなっているそこを二本の指でくりくりと弄ぶ。
「んぁっ! あっ、そ、こぉっ……みぃくんっ……み、くんっ……そこっ、カンナのぉ……きもちぃ、とこっ」
「んんっ……!? あっ、そこっ……いっつもオモチャで押すとこっ、僕そこ弱いのっ、弱いからぁっ、そんなくりくりしちゃっ、僕ぅっ……!」
前立腺を刺激した反応はカミアの方がいい、日頃前立腺マッサージ器具を使っていると話していただけのことはあるな。
「きも、ちぃっ……もっとぉっ、み……くんっ……もっとっ……カンナのきもちぃスイッチ、押してぇっ……!」
「だめっ、だめぇっ……そこばっかされたらっ、僕もぉイっちゃうっ、やだ、お兄ちゃんっ、お兄ちゃんと一緒がいいっ!」
左手の動きは変えずに、右手に意識を集中させる。これまでは前立腺を指の腹でぐりぐりと押しているだけだったが、二本の指を少し開いて前立腺を挟むようにし、指の間で転がしてやる。
「んひっ……!? ひっ、ぁ、あぁあっ……! イっちゃうっ、みぃくんにお尻くちゅくちゅされてっ、カンナっ、イっちゃうぅうぅっ……!」
「あ、ぁああっ……! お兄ちゃんと一緒にっ……イくぅうっ! ぅ、あ……はぁっ…………水月くんの指、きもちよかったぁ……」
指を絡めて手を繋いだまま同時に絶頂し、自身の腹を自身の精液で汚したカンナとカミアには事後の雰囲気が漂っていた。
(わたくしがイかせたはずなのに……なんでしょう、この疎外感)
疲れた手にグーパー運動をさせつつ、ヒクヒクと震える二つの穴をじっと観察しながら、俺は言いようのない複雑な気持ちを抱いた。
「触るよ」
自慢だが、俺は結構手先が器用な方だ。プラモを作るだけでは飽き足らず、フィギュアを自分で作ったこともある。利き手ではない左手での愛撫は不安ではあるが、それなりに出来ると思う。
「んっ……」
まずは曲げた人差し指を後孔に押し当てる。カンナの方が若干柔らかく、ふにふにと揉んでやると吸い付いてきた。
「み、くん……の、指っ……入口、に……きてる」
「うん……くにくに、されてる」
「……滑りよくするために唾液使うけど、いいよな?」
二人が頷いたのを確認してから自分の中指をしゃぶる。左右ともしっかり濡らしたら、まずは後孔の縁に唾液を塗り込む。
ある程度緩んだら人差し指と薬指を後孔の縁に添え、後孔をくぱぁっと拡げ、穴を狙って唾液を垂らす。
「……入れるよ」
しっかり濡らした中指を後孔にゆっくりと挿入する。
「ん、ぁっ……みぃくんっ、の……ゅ、びっ……入って……き、てるっ」
「ぅんっ……なんかっ、入ってきてる……異物感すごいよぉ」
温かい肉壁がきゅうきゅうと俺の指を締め付けている。シュカやレイの柔らかい腸壁とは違い、二人のナカはまだ物を受け入れるのに慣れていない。ゆっくりとほぐさなければ。
「出し入れするよ、痛かったら言ってくれ」
「ん……ぁ、抜けちゃうっ……ひんっ……!? また、きたっ……ぁ、また、抜っ……ん、ぁ、んんっ……みー、くんっ、の、ゆびっ……つぷつぷっ、してるっ」
「ひぁっ……! ぁ、んっ……ぅんっ、ん、本当……つぷつぷっ、してるねっ……なんか、変な感じ……」
何度も唾液を足し、中指の抜き挿しを繰り返し、喘ぎ声未満の甲高い声を聞き、二人の後孔がある程度ほぐれた頃、俺はある結論に至った。
(カンナたその説明癖、カミアたんに感染ってますぞこれ!)
カンナに説明癖をつけてしまったのは記憶に新しい。可愛いので治さずに放置していたが、他人との性的接触が初めてなカミアがカンナを手本にして、説明癖まで真似るとは予測していなかった。
(お兄ちゃんこうしてるし、こういう時はこうするものなんだ……って感じですかな? エロ本とかAVとか見ないんですか? 見ててもリアルは説明するんだとか思っちゃいそうですな、お兄ちゃん好き好きって感じですし)
ウブなあまり説明する癖がついてしまうなんて、最高過ぎる。さっきフェラをしてもらったばかりなのにもう陰茎が痛い。
「ん、ぁあっ……! みぃくんっ、の……指……にほ……きたぁっ」
「えっ、僕まだ一本……水月くんっ、僕にも二本目はやく! あっ、きた、ぁ……すごい、二本も入ってる……!」
中指と薬指を根元までゆっくりと挿入し、具合を見つつ指を開いて穴を拡げていく。
「ぁ、あぁ……! やっ……ひ、ろ……が……ちゃ……」
「は、ぁあんっ……ぐぱって、なってるぅっ……!」
四つの太腿がぷるぷると震えている。カミアの足は脂肪の下に筋が浮いていて、カンナの足には筋肉のきの字も見当たらない。
カミアの尻はぷりんっと引き締まっていて、触るとぷるんとした弾力が楽しめる。カンナの尻もぷりんっとはしているが、触るともっちりしている。
(双子でも差があるもんですなぁ……カンナたその方がちょっとお尻大きめでしょうか? でも未使用品の可愛いおてぃんてぃんはそっくりなんですよなぁ)
ぴんと勃っている陰茎は使用感のない淡い色をしていて、皮を被ったままだ。陰嚢の張り具合までそっくりだから、ここだけ写真を見せられたら流石の俺でもどっちがどっちか分からないかもしれないな。
(こちらも似ているのでしょうか……?)
後孔は二人とも十分柔らかくなった。そろそろいいかと両手の中指と薬指を腹側へと曲げ、ぐっと力を込める。
(おっ、ありましたぞ。てぃんてぃん勃ってる間は前立腺さんも張ってますからなぁ、見つけやすいのでそ~)
柔らかい腸壁の奥にある栗の実ほどの大きさの前立腺。少し硬くなっているそこを二本の指でくりくりと弄ぶ。
「んぁっ! あっ、そ、こぉっ……みぃくんっ……み、くんっ……そこっ、カンナのぉ……きもちぃ、とこっ」
「んんっ……!? あっ、そこっ……いっつもオモチャで押すとこっ、僕そこ弱いのっ、弱いからぁっ、そんなくりくりしちゃっ、僕ぅっ……!」
前立腺を刺激した反応はカミアの方がいい、日頃前立腺マッサージ器具を使っていると話していただけのことはあるな。
「きも、ちぃっ……もっとぉっ、み……くんっ……もっとっ……カンナのきもちぃスイッチ、押してぇっ……!」
「だめっ、だめぇっ……そこばっかされたらっ、僕もぉイっちゃうっ、やだ、お兄ちゃんっ、お兄ちゃんと一緒がいいっ!」
左手の動きは変えずに、右手に意識を集中させる。これまでは前立腺を指の腹でぐりぐりと押しているだけだったが、二本の指を少し開いて前立腺を挟むようにし、指の間で転がしてやる。
「んひっ……!? ひっ、ぁ、あぁあっ……! イっちゃうっ、みぃくんにお尻くちゅくちゅされてっ、カンナっ、イっちゃうぅうぅっ……!」
「あ、ぁああっ……! お兄ちゃんと一緒にっ……イくぅうっ! ぅ、あ……はぁっ…………水月くんの指、きもちよかったぁ……」
指を絡めて手を繋いだまま同時に絶頂し、自身の腹を自身の精液で汚したカンナとカミアには事後の雰囲気が漂っていた。
(わたくしがイかせたはずなのに……なんでしょう、この疎外感)
疲れた手にグーパー運動をさせつつ、ヒクヒクと震える二つの穴をじっと観察しながら、俺は言いようのない複雑な気持ちを抱いた。
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