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第三十七章 水底より甦りし邪神
苗床
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薄暗く寒い場所で目を覚ます。どうやら僕はまだ社に居るらしい、身体はほとんど再生していたけれど、心臓と脳に刺された触腕のせいでまともに力が使えない。
『おとーたっ! おしゃかな! おしゃかなぁ……おとーたぁ!』
薄暗いのは日が傾いているからで、寒いのは血が抜けているからか。鍬で割られた頭蓋骨の隙間から入ったクトゥルフの触腕は僕の脳を掴んで、ピッチフォークで開けられた穴から入った触腕は心臓を貫いている。そしてその苦痛は明確に僕に与えられている。狂わずに済んでいるのは、クトゥルフに服従しないでいられるのは、僕の膝の上で跳ね回るクラールのおかげだろう。
『……ク、らぁ……ル…………お魚、食べたいの? 待って、ね……も、少し……だから』
『おしゃかなぁ! おしゃかな!』
『もう……少し、で、お母さん……来てくれるから、ね? 泣かないで……』
足にクラールの体重は感じない。意識を失っても加護が持続しているのは良いことだ。加護が切れてしまう前にアルにクラールを託さなければ、それだけを考える僕の視界に長方形の瞳孔の瞳が割り込んだ。胴に巻かれた触腕の締め付けが強くなる。
『そろそろ……孵るだろう? 良い頃合いの卵があったから石を食べる前に支配者を騙った罪深さを教えてあげようと思ってね~。勘違いだったみたいだ、父様は君に手助けすらしない! お気に入りじゃなかったんだね~……ふふ、ははっ、安心したよぉ~』
腹部に激痛が走り、思わず叫んで、クラールの不安そうな声を聞いて唇を噛む。父親の絶叫や血の匂いなんてクラールにはこの世の終わりに匹敵する危機に思えるだろう。
『おとーた? おとーたぁ……おしゃかな』
腹の中を何かが泳ぎ回っている。内臓を破って、肉を喰って、血の中を奔っている。その何かを引っ掻くようにクラールが前足を動かしている。
『な~んにも考えず欲望と快楽のままにガキ作ったガキにお仕置き……お母さんの痛みを知りましょ~う! 色んなところから、ね~』
食道を何かが遡る。唇を噛んでいることが出来なくなって口を開けると、人のような魚のような気味の悪い生き物が飛び出した。
『……君、弟なんだってね~、お兄さんどこに居るの~? まぁ、どうでもいいけどさ~? 弟って出来の良い奴居ないものなのかな~?』
皮膚を喰い破って至る所から不気味な生き物が飛び出してくる。体内を泳ぐ感覚が消えると、クトゥルフは僕の口や腹に空いた穴に卵をねじ込む。
『…………もう飽きた。あげる~』
そうして放り投げられ、農具を持った町民の群れの中に落とされる。
生き物は暴力に快感を覚える。自分の強さを自身と周囲に知らしめるという生き物らしい理由だけでなくて、ただ虐げることのみを愉しむ欲求があると思う。苦痛に歪んだ表情、悲鳴、血飛沫、痣、そういったモノに性的絶頂に匹敵する快感を覚える──僕は幼い頃にそう学習した。
「伊吹大明神様ぁっ! ごっ、ご所望の……剣、を……? な、何……これは、何が」
『ん……? 人間か。別にいいや、好きにしていいよ~』
ヒナの父親が帰ってきた。傷一つなく血塗れで、体中に黒い蛇のようなモノを巻き付けている。剣はどこかから盗んだのだろう、それを手助けしたのがあの黒蛇なのだろう。その予想は当たって、僕よりも父親の方に向かっていた町民達は破裂し、黒蛇を撒き散らした。
『……まだこれだけの障りを与えられる? これだからっ……土着の神は!』
クトゥルフの触腕が父親の方へと伸びる。だが、それは光線に吹き飛ばされた。
『よっしゃようやった茨木! おやっさん、剣貸し』
「ひっ……ぉ、鬼っ!?」
『貸し言うとるやろボケ! はよせぇ!』
『……伊吹の、申し子か…………鬱陶しいなぁもぉっ!』
父親から剣を奪い取った酒呑に触腕が伸びる。しかしそれは切り刻まれた。
『ふふっ……たこ焼き、酒呑様、今度こそたこ焼き!』
『三秒止めとけ! したら好きにせぇ!』
『鬱陶しいぃぃっ……これだから、この国は、嫌いなんだよォッ!』
五本の触腕は切り落とされ、酒呑を止める術のなくなったクトゥルフは無意味に手を伸ばす。酒呑はそんな彼の頭を踏み台にして飛び、蛇石に剣を突き立てた。
『……伊吹、起きたか……鬱陶しいィッ! ま……駒は多いし、まだ、やりようはある……この身体は人魚だ──』
茨木の後方、腕を組んで嗜虐的な笑みを称えたサタンの背後、落ち着きなく周囲を見回すアルが居た。もちろんカルコスもクリューソスもセネカも居る。彼らはクトゥルフのテレパシーの影響を受ける。
『──天高く空を仰げ、星々描く術式を見よ。そう今こそ我が目覚めの時、人の世の終わりの時、我がルルイエの浮上の時……』
『下がっていろ。取り憑いただけの思念波程度、焼き尽くしてくれる』
クトゥルフの歌声に負傷した町民も深きものどもも起き上がる。傷が癒えた訳ではなく、痛みを感じないかのように、折れた足で砕けた腕で這いずっていく。しかし、黒い炎がそれを灰に帰した。
『……っ!? 出力が足りない……この程度かよ神父っ! この程度で僕の一番の信者を名乗ったのかよ! 使えない雑魚テレパスが……クソっ、嫌だ、せっかく地上に……』
神父服が裂け、背中が盛り上がり、蝙蝠のような翼が生える。半裸……いや、下は魚で元々着ていなかったから全裸……いやそれはどうでもいい。晒されたツヅラの肉体は酷いものだった。人を保っていた上半身すら触腕だとか瘤だとかに侵されて醜く変形し、背に翼まで生やしている。クトゥルフは脇腹辺りに生やした触腕で魚の尾をちぎり落とし、軽くなった体を宙に躍らせた。
『……逃げるか』
『悪魔はん、支えてくれん?』
『ん……? あぁ』
茨木の義肢が左右一つになって巨大な筒を作り出す。何かの回転音と青白い美しい光が次第に強まり、サタンに支えられて狙いを定めた砲は空の彼方へと消えていくクトゥルフを捉えた。尤も、遠過ぎて僕には当たったかどうか分からないけれど。
『ふむ……方角を覚えておけよ、鬼』
サタンは茨木をその場に座らせると僕の方へ歩いてきた。後を着いてきた獣達はその途中で僕に気付き、サタンを追い抜かして僕の方へ走ってきた。
『ヘルっ! ヘル……ヘルぅ……ヘル…………』
『何か話せ駄犬め。しかし、随分とまぁ酷くやられたな、透過出来るんじゃなかったのか?』
クリューソスは相変わらず意地悪な物言いをする。こんな時くらい心配を表に出してくれてもいいのに。
『上手く、扱えなくてね……でも、クラールはちゃんと守ったよ。ほら、無傷』
カルコスの治療を受け、自分でも再生を進め、上体を起こした僕はクラールを抱き上げてアルに見せる。
『ヘルっ……貴方はどうして自分を蔑ろにするんだ!』
『え? いや、だって……クラールの方が大事……』
『私にとっては貴方の方が大切だ!』
『そんなこと言わないでよアルのバカ! 今すぐ撤回して、クラール聞いちゃったじゃないか! クラール、あぁクラール……違うよ、お母さんはちょっと焦ってるだけだからねー……』
『馬鹿とは何だ、馬鹿は貴方だ! 勝手に居なくなって……! 私がどれだけ心配したと!』
クラールより僕が大切──という発言は後で詰めなければならないけれど、今は再会を素直に喜ぼう。人間に例えたなら泣いて抱き締めてきているのだろうアルの絶叫と尾の締め付けを楽しもう。
『……魔物使い』
言うことが思い付かなくなったのか僕の腹に顔を埋めて唸るだけになってしまったアルの背を撫でていると、感情の読めない瞳でサタンが僕の顔を覗き込んできた。
『な、何……?』
『おめでとう』
サタンの手から炎が起こったかと思えばそれはグロテスクな見た目の花束に変わる。
『……えっと?』
『結婚祝いと出産祝いだ』
『ぁ、あぁ……ありが、と……』
まさかサタンがこんなものをくれるなんて思いもしなかった。困惑と共に擽ったい温かさを感じていると、社の奥で黒い煙のようなモノが吹き上がった。それは八つに分かれ、空を覆うように広がっていた。
『おとーたっ! おしゃかな! おしゃかなぁ……おとーたぁ!』
薄暗いのは日が傾いているからで、寒いのは血が抜けているからか。鍬で割られた頭蓋骨の隙間から入ったクトゥルフの触腕は僕の脳を掴んで、ピッチフォークで開けられた穴から入った触腕は心臓を貫いている。そしてその苦痛は明確に僕に与えられている。狂わずに済んでいるのは、クトゥルフに服従しないでいられるのは、僕の膝の上で跳ね回るクラールのおかげだろう。
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腹部に激痛が走り、思わず叫んで、クラールの不安そうな声を聞いて唇を噛む。父親の絶叫や血の匂いなんてクラールにはこの世の終わりに匹敵する危機に思えるだろう。
『おとーた? おとーたぁ……おしゃかな』
腹の中を何かが泳ぎ回っている。内臓を破って、肉を喰って、血の中を奔っている。その何かを引っ掻くようにクラールが前足を動かしている。
『な~んにも考えず欲望と快楽のままにガキ作ったガキにお仕置き……お母さんの痛みを知りましょ~う! 色んなところから、ね~』
食道を何かが遡る。唇を噛んでいることが出来なくなって口を開けると、人のような魚のような気味の悪い生き物が飛び出した。
『……君、弟なんだってね~、お兄さんどこに居るの~? まぁ、どうでもいいけどさ~? 弟って出来の良い奴居ないものなのかな~?』
皮膚を喰い破って至る所から不気味な生き物が飛び出してくる。体内を泳ぐ感覚が消えると、クトゥルフは僕の口や腹に空いた穴に卵をねじ込む。
『…………もう飽きた。あげる~』
そうして放り投げられ、農具を持った町民の群れの中に落とされる。
生き物は暴力に快感を覚える。自分の強さを自身と周囲に知らしめるという生き物らしい理由だけでなくて、ただ虐げることのみを愉しむ欲求があると思う。苦痛に歪んだ表情、悲鳴、血飛沫、痣、そういったモノに性的絶頂に匹敵する快感を覚える──僕は幼い頃にそう学習した。
「伊吹大明神様ぁっ! ごっ、ご所望の……剣、を……? な、何……これは、何が」
『ん……? 人間か。別にいいや、好きにしていいよ~』
ヒナの父親が帰ってきた。傷一つなく血塗れで、体中に黒い蛇のようなモノを巻き付けている。剣はどこかから盗んだのだろう、それを手助けしたのがあの黒蛇なのだろう。その予想は当たって、僕よりも父親の方に向かっていた町民達は破裂し、黒蛇を撒き散らした。
『……まだこれだけの障りを与えられる? これだからっ……土着の神は!』
クトゥルフの触腕が父親の方へと伸びる。だが、それは光線に吹き飛ばされた。
『よっしゃようやった茨木! おやっさん、剣貸し』
「ひっ……ぉ、鬼っ!?」
『貸し言うとるやろボケ! はよせぇ!』
『……伊吹の、申し子か…………鬱陶しいなぁもぉっ!』
父親から剣を奪い取った酒呑に触腕が伸びる。しかしそれは切り刻まれた。
『ふふっ……たこ焼き、酒呑様、今度こそたこ焼き!』
『三秒止めとけ! したら好きにせぇ!』
『鬱陶しいぃぃっ……これだから、この国は、嫌いなんだよォッ!』
五本の触腕は切り落とされ、酒呑を止める術のなくなったクトゥルフは無意味に手を伸ばす。酒呑はそんな彼の頭を踏み台にして飛び、蛇石に剣を突き立てた。
『……伊吹、起きたか……鬱陶しいィッ! ま……駒は多いし、まだ、やりようはある……この身体は人魚だ──』
茨木の後方、腕を組んで嗜虐的な笑みを称えたサタンの背後、落ち着きなく周囲を見回すアルが居た。もちろんカルコスもクリューソスもセネカも居る。彼らはクトゥルフのテレパシーの影響を受ける。
『──天高く空を仰げ、星々描く術式を見よ。そう今こそ我が目覚めの時、人の世の終わりの時、我がルルイエの浮上の時……』
『下がっていろ。取り憑いただけの思念波程度、焼き尽くしてくれる』
クトゥルフの歌声に負傷した町民も深きものどもも起き上がる。傷が癒えた訳ではなく、痛みを感じないかのように、折れた足で砕けた腕で這いずっていく。しかし、黒い炎がそれを灰に帰した。
『……っ!? 出力が足りない……この程度かよ神父っ! この程度で僕の一番の信者を名乗ったのかよ! 使えない雑魚テレパスが……クソっ、嫌だ、せっかく地上に……』
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『……逃げるか』
『悪魔はん、支えてくれん?』
『ん……? あぁ』
茨木の義肢が左右一つになって巨大な筒を作り出す。何かの回転音と青白い美しい光が次第に強まり、サタンに支えられて狙いを定めた砲は空の彼方へと消えていくクトゥルフを捉えた。尤も、遠過ぎて僕には当たったかどうか分からないけれど。
『ふむ……方角を覚えておけよ、鬼』
サタンは茨木をその場に座らせると僕の方へ歩いてきた。後を着いてきた獣達はその途中で僕に気付き、サタンを追い抜かして僕の方へ走ってきた。
『ヘルっ! ヘル……ヘルぅ……ヘル…………』
『何か話せ駄犬め。しかし、随分とまぁ酷くやられたな、透過出来るんじゃなかったのか?』
クリューソスは相変わらず意地悪な物言いをする。こんな時くらい心配を表に出してくれてもいいのに。
『上手く、扱えなくてね……でも、クラールはちゃんと守ったよ。ほら、無傷』
カルコスの治療を受け、自分でも再生を進め、上体を起こした僕はクラールを抱き上げてアルに見せる。
『ヘルっ……貴方はどうして自分を蔑ろにするんだ!』
『え? いや、だって……クラールの方が大事……』
『私にとっては貴方の方が大切だ!』
『そんなこと言わないでよアルのバカ! 今すぐ撤回して、クラール聞いちゃったじゃないか! クラール、あぁクラール……違うよ、お母さんはちょっと焦ってるだけだからねー……』
『馬鹿とは何だ、馬鹿は貴方だ! 勝手に居なくなって……! 私がどれだけ心配したと!』
クラールより僕が大切──という発言は後で詰めなければならないけれど、今は再会を素直に喜ぼう。人間に例えたなら泣いて抱き締めてきているのだろうアルの絶叫と尾の締め付けを楽しもう。
『……魔物使い』
言うことが思い付かなくなったのか僕の腹に顔を埋めて唸るだけになってしまったアルの背を撫でていると、感情の読めない瞳でサタンが僕の顔を覗き込んできた。
『な、何……?』
『おめでとう』
サタンの手から炎が起こったかと思えばそれはグロテスクな見た目の花束に変わる。
『……えっと?』
『結婚祝いと出産祝いだ』
『ぁ、あぁ……ありが、と……』
まさかサタンがこんなものをくれるなんて思いもしなかった。困惑と共に擽ったい温かさを感じていると、社の奥で黒い煙のようなモノが吹き上がった。それは八つに分かれ、空を覆うように広がっていた。
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