[200万PV達成]それを捨てるなんてとんでもない!〜童貞を捨てる度に過去に戻されてしまう件〜おまけに相手の記憶も都合よく消えてる!?

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ep9

ep9『ナイト・オブ・ファイヤー』 Talking about SEX and LIFE その⑦

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「えwwwそうでもなくないっスか?www」

概史がややニヤニヤした笑いを浮かべながらこう異議を申し立てる。

「金さえあったらwwwオッサンになっても若い女の子とかwww自由に選び放題じゃないスかw」

実際そうでしょwwwという概史に対し、佑ニーサンは静かに首を振る。

「でもそれは……お金で女の子を買ってるだけでしょ~?」

お金を渡さなくなったら女の子はオッサンのトコに来ないんじゃないの~?と佑ニーサンが言うと概史はハッとしたような表情を浮かべた。

「言えてるw」

「パパ活してる女の子が本当に愛してるのはホストか推しでしょ~?決してオッサンじゃ無いんだよ~」

概史がまたゲラゲラと笑う。

「オッサンはwww金蔓www金の切れ目がwww縁の切れ目www」

それってさ、と佑ニーサンは続ける。

「オッサン本体は必要とされてる訳じゃないよね~?求められてるのはお金だけでさ~」

なるほど。

オッサンになってから若い女の子と付き合おうとしても────────もうどう足掻いてもそれは対等な関係じゃないってことか。

間に金銭が発生しちまってるもんな。

女の子の年齢によってはワンチャン、オッサンが逮捕されるってのも有り得るだろうし────────

なんか惨めだな。

金を払わなきゃ相手して貰えないってのは────────余計に寂しくならないのだろうか。

それとも、それでもいいって思ってる?

俺がぼんやりとそんなことを考えていると────────佑ニーサンはコーラの入ったグラスにジャックダニエルを注ぎ始めた。

まだ飲むのか。いい加減にしねぇと肝臓が死ぬんじゃねぇの?

「ねぇ。今さ~30代や40代の人達が必死で婚活してるでしょ~?結婚相談所とかに入ってさ~」

アレってどうしてだか分かる~?と佑ニーサンが急に俺にパスを回してくる。

いや、そんなん知らんし。

「え……?どうしてって………そういうモンなんじゃねぇの?」

俺がそう答えると、概史がこう補足する。

「世間体とかもあるんじゃないんスかw?親にガミガミ言われたとか、周りの友達が結婚してって一人になったからとかもありそうだしw」

ふむ。

まあ、ドラマとかでそういう話とかよく見るよな。

大人は大人で色々とこなさなきゃなんねぇタスクがあって大変なんだろう。

「じゃあさあ~?どうして婚活してる人がなかなか上手く行かないんだと思う~?」

相談所に入っても成婚率って大体、9%前後なんだって~という佑ニーサンの言葉に衝撃を受ける。(※1)

え!?

そんなに低いのかよ!?

金払ってるのに10%行かねぇの!?

多めに見積もっても一割って低過ぎるんじゃねぇの!?

十人に一人しか結婚出来てねぇ計算になるんだが!?(※2)

てか、残りの結婚出来なかった九人はどうなるんだよ!?

俺がビビり散らしていると────────さあw?と概史が首をすくめた。

「まあ、早く婚活始めたら打率とか上がったかもしんないスよねwww20代前半からだと入れ食いで無双出来てそうwww」

そこだよ、と佑ニーサンが指を指す。

「今婚活で苦戦中の30代・40代の男女がもしも20代の時点で婚活を始めてたとしたら────────かなりの確率で成婚出来てたと思うんだよね~」

ふむ?

何事も早いうちにスタートすれば勝率は上がるってことなのか?

『先んずれば人を制す』って言うもんな?

「なんで皆、そうしなかったんだ?やっぱ奨学金てのがネックになってんのか?」

返し終えなきゃ結婚できないってのもあるのかもしれんしな。

俺がそう訊ねると────────佑ニーサンはゆっくりと首を振った。















「殆どの人が20代のうちは───────────『自分は結婚なんかしない』って思ってたからだよ」











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