[200万PV達成]それを捨てるなんてとんでもない!〜童貞を捨てる度に過去に戻されてしまう件〜おまけに相手の記憶も都合よく消えてる!?

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ep8

ep8『愚者の宝石と盲目の少女たち』 少女の花園にある棘

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思わず固まってしまった俺を尻目に佐々木は余裕の笑みを浮かべている。

「……え!?いやあの、ちょっとお前に聞きたいことがあってここに来ただけで───────」

お前居ねぇからさ、ちょっと待たせて貰おうとしてただけで悪気があった訳じゃ……と、俺はしどろもどろに弁明する。

「──────そうなの?」

佐々木は俺に冷ややかな視線を向ける。

「いや!!マジだって!!まさかこんな……保健室でしてるとか思わねぇじゃん!?」

───────って?と佐々木はなおも落ち着き払った様子で俺に尋問する。

「だからさ!!まさかそんな……ここでセッ──────」

俺が言いかけた所で佐々木は呆れたように首を振った。

「……何か誤解があるようだから訂正しておくわね。貴方が想像しているような事じゃないわ」

は!?どういうこと?

ヤッてない?じゃあ未遂って事か?それとも寸止め?

いや、待てよ?そもそも女同士ってどうやってヤるんだ?

てか、よく考えたら俺ってそういうのあんま詳しくねぇ気がする。

え??

じゃあどういうこと?

「????」

俺が混乱した表情を浮かべていたからだろうか。佐々木は俺を椅子に座るように促す。

「まあいいわ。ちょっと落ち着いた方がいいわね。ほら」

佐々木は小型冷蔵庫から冷えたリンゴジュースを取り出し、俺に差し出して来た。

「ん……ああ、じゃあ貰うわ」

俺はそれを受け取り、紙パックにストローを挿す。

俺が少しジュースを飲んだのを確認してから、佐々木はこう切り出した。

「……今回の件は内容が内容なだけに────────貴方には極力、話さないようにしようとは思っていたのだけれど」

知られてしまった以上、協力して貰うしか無さそうね、と佐々木は複雑そうな顔で呟いた。

「は?どういうことだ?今回の件って─────」

俺がそう言いかけた所で佐々木はセーラー服の胸ポケットに手を突っ込み、何かを取り出した。

「……ん?なんだそれ?」

白いガーゼのハンカチ。

佐々木はそれを用心深く開いてみせる。

ガーゼのハンカチに包まれた連なったビー玉。

数珠の一部のようにビー玉状の透明な球が繋がっている。

キラキラとしたそれは───────アクセサリーの部品のように思えた。

「ん?なんだこれ?アクセサリーか?今、流行ってるとかそういうの?」

俺がそう尋ねると、佐々木はため息をついた。

「そう。残念ながらね。一部の女子の間で流行ってしまっているの」

なんでガッカリしてんだよ佐々木は?

「流行ってんのが気にいらねぇのか?自分がトレンドに乗り遅れたからとか、そういう理由か?」

俺がそう聞き返すと、佐々木は静かにこう答えた。









「この宝石は─────────さっき、女の子の体内から取り出したモノなの」
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