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第三章 アルプス王国のお姫様
第121話 待望の銀色スライム撃破!!
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スライムが出てくるゲームをした人は知っているだろう。ゲームをした事のある人はよくわかるだろうが、RPGにおいて強くなるためのレベル上げは必須であり、スライムはその冒頭に出てくる魔物だ。経験値も1と非常に少ない。ラノベの世界では、スライムを倒し続けてレベル99にまでした猛者もいるようだが、実際にした事のある人は皆無だろう。そんなゲームの中で大量に経験値をくれる魔物が存在する。
強い魔物を倒せばそれに伴って経験値も高いのだが、そう言った事ではなく、ボーナス的な魔物が存在するのだ。そのゲームの中に出てくるレアスライムはとても素早く、戦闘が始まっても攻撃する間もなく逃げ出してしまう。そして、運よく逃げ出さなかったとしても、攻撃によって与えられるダメージは1だ。しかもどれほど攻撃力があってもだ。もちろんその魔物のHPは少ない。5~10程なので逃げだすまでに何回も攻撃を重ねれば魔物を倒す事ができる。
そして、運よくその魔物を倒す事が出来れば、大量の経験値を得る事ができる。低いレベルで倒した時の一気にレベルが上がるあの感じは何度味わっても心地良いものだろう。
そんな魔物が今、カイン達の目の前にいた。通常であればすぐに逃げだす所だが、目の前の銀色のスライムは逃げ出さなかった。いや正確には逃げ出す事が出来なかった。なぜなら、カインの土魔法によってスライムが逃げだす場所がないのだ。通路の前と後ろを土魔法で塞いだ事でその場所は強制戦闘の場になっていた。
「よし!作戦通りうまく行ったぞ。」
「さすがカインにゃ。これなら確実に倒す事ができるにゃ。」
「キュキュキュ―」
カインがいつもの刀ではなく、木剣を取り出した。
「いつもの刀で攻撃しないのかにゃ?」
「ああ。刀が欠けたら困るからな。あれは唯一無二のモノだからな。それに俺の知ってるスライムなら武器はどれを使っても一緒だ。」
「キュキュ―」
スズが一足先に銀色スライムに向かって突撃していった。
「「スズ!?」」
「俺達も攻撃するぞ。銀色スライムがどんな攻撃をしてくるかわからないから一応警戒しながら行くぞ。」
「鑑定はしなくていいのかにゃ?」
「したい所だけど、名称があの名前なら見る訳にはいかないからな。まあお約束って事だ。」
「なるほどにゃ。」
スズが銀色スライムに体当たりし、カインが木剣で攻撃、ラックが自前の爪で攻撃を与える。銀色スライムは反撃する事なく、逃げ場のない空間の中を必死に逃げようと動き周っている。
「焦るな。ゆっくり追い詰めていくぞ。逃げ場はないんだ。」
逃げる銀色スライムをゆっくりと追い詰めて何度も攻撃を加えていく。そして、スズが銀色スライムに体当たりした所で、銀色スライムは魔石と帰還玉を残して消えて行ったのだった。
「やったにゃ。銀色スライムを倒したにゃ。それに帰還玉をドロップしたにゃ。大当たりにゃ。」
「そうだな。帰還玉は何個あっても困らない。でもそれよりもステータスを確認しよう。俺達の思ってる通りなら大量の経験値でレベルが上がってるかもしれない。」
「そうだったにゃ。出てくる魔物が弱すぎて最近はレベルが上がってなかったにゃ。アタシのステータスも確認してほしいにゃ。」
王都で神の奇跡を開放した時からカインとラックの二人は全くレベルが上がっていなかった。カインがレベル52で、ラックがレベル48。そして銀色スライムを倒した後にステータスを確認すると、二人ともレベルが1上がっていた。
「おっ!レベルが1上がってるぞ。今までの魔物の経験値もあるだろうけど、予想通り大量の経験値を持ってたっぽいな。」
「やったにゃ。カインの魔法で逃げ道を塞げば、それほど苦労する事なく倒せたにゃ。これなら次からもバンバン倒せそうにゃ。あっ。スズはどうだったにゃ?」
スズのレベルは毎日確認していて、今朝のレベルは25だった。
「ああ。レベルが30まで上がってるぞ。それに敏捷力がDに上がってるな。スズ。やったな。それにまだ魔石がある。スズ、魔石を取り込んでみてくれ。」
スズは銀色スライムの魔石を取り込んだ。そして、それを確認したカインは再度スズを鑑定する。
名前:スズ
年齢:1歳
種族:スペシャルスライム族
能力:E
成長率:S
レベル:33
体力:E
魔力:E
筋力:E
知力:D
敏捷力:D
耐久力:D
精神力:E
運:S
スキル:言語
「おっ、おーーーーー」
「どうしたにゃ?」
「見てくれラック。スズが魔石を取り込んだら更にレベルが上がったんだが、知力がDになってるとともに新しいスキルを覚えた。ほらっ。」
カインがラックにも鑑定結果を見せると、
「!?言語にゃ。もしかしてこれでスズもしゃべれるようになったのかにゃ?」
「「スズ?」」
二人は、スズに向かい問いかけた。
「・・・カイン様、ラック様、どうっすか?僕はうまく話せてるっすか?」
「「・・・」」
「スズがしゃべったにゃ!?」
「ああ・・・」
(僕っ娘だ。スズの話し方に少し違和感はあるけど、まあ問題ないか。僕っ娘か~。いきなり新キャラ登場だな。だけどスズがしゃべれるようになったのは大きいな。知力の数値が上がったからか?それとも・・・)
「はいっす。僕はスズっす。カイン様とラック様のお陰で話せるようになったっす。これからよろしくっす。」
スズは身体をうまく折りたたんんでお辞儀の恰好をした。
「ああ、よろしくな。」
「アタシもよろしくにゃ。」
待望の銀色スライムを倒した事で大量の経験値とともにスズがしゃべれるようになったのだった。
強い魔物を倒せばそれに伴って経験値も高いのだが、そう言った事ではなく、ボーナス的な魔物が存在するのだ。そのゲームの中に出てくるレアスライムはとても素早く、戦闘が始まっても攻撃する間もなく逃げ出してしまう。そして、運よく逃げ出さなかったとしても、攻撃によって与えられるダメージは1だ。しかもどれほど攻撃力があってもだ。もちろんその魔物のHPは少ない。5~10程なので逃げだすまでに何回も攻撃を重ねれば魔物を倒す事ができる。
そして、運よくその魔物を倒す事が出来れば、大量の経験値を得る事ができる。低いレベルで倒した時の一気にレベルが上がるあの感じは何度味わっても心地良いものだろう。
そんな魔物が今、カイン達の目の前にいた。通常であればすぐに逃げだす所だが、目の前の銀色のスライムは逃げ出さなかった。いや正確には逃げ出す事が出来なかった。なぜなら、カインの土魔法によってスライムが逃げだす場所がないのだ。通路の前と後ろを土魔法で塞いだ事でその場所は強制戦闘の場になっていた。
「よし!作戦通りうまく行ったぞ。」
「さすがカインにゃ。これなら確実に倒す事ができるにゃ。」
「キュキュキュ―」
カインがいつもの刀ではなく、木剣を取り出した。
「いつもの刀で攻撃しないのかにゃ?」
「ああ。刀が欠けたら困るからな。あれは唯一無二のモノだからな。それに俺の知ってるスライムなら武器はどれを使っても一緒だ。」
「キュキュ―」
スズが一足先に銀色スライムに向かって突撃していった。
「「スズ!?」」
「俺達も攻撃するぞ。銀色スライムがどんな攻撃をしてくるかわからないから一応警戒しながら行くぞ。」
「鑑定はしなくていいのかにゃ?」
「したい所だけど、名称があの名前なら見る訳にはいかないからな。まあお約束って事だ。」
「なるほどにゃ。」
スズが銀色スライムに体当たりし、カインが木剣で攻撃、ラックが自前の爪で攻撃を与える。銀色スライムは反撃する事なく、逃げ場のない空間の中を必死に逃げようと動き周っている。
「焦るな。ゆっくり追い詰めていくぞ。逃げ場はないんだ。」
逃げる銀色スライムをゆっくりと追い詰めて何度も攻撃を加えていく。そして、スズが銀色スライムに体当たりした所で、銀色スライムは魔石と帰還玉を残して消えて行ったのだった。
「やったにゃ。銀色スライムを倒したにゃ。それに帰還玉をドロップしたにゃ。大当たりにゃ。」
「そうだな。帰還玉は何個あっても困らない。でもそれよりもステータスを確認しよう。俺達の思ってる通りなら大量の経験値でレベルが上がってるかもしれない。」
「そうだったにゃ。出てくる魔物が弱すぎて最近はレベルが上がってなかったにゃ。アタシのステータスも確認してほしいにゃ。」
王都で神の奇跡を開放した時からカインとラックの二人は全くレベルが上がっていなかった。カインがレベル52で、ラックがレベル48。そして銀色スライムを倒した後にステータスを確認すると、二人ともレベルが1上がっていた。
「おっ!レベルが1上がってるぞ。今までの魔物の経験値もあるだろうけど、予想通り大量の経験値を持ってたっぽいな。」
「やったにゃ。カインの魔法で逃げ道を塞げば、それほど苦労する事なく倒せたにゃ。これなら次からもバンバン倒せそうにゃ。あっ。スズはどうだったにゃ?」
スズのレベルは毎日確認していて、今朝のレベルは25だった。
「ああ。レベルが30まで上がってるぞ。それに敏捷力がDに上がってるな。スズ。やったな。それにまだ魔石がある。スズ、魔石を取り込んでみてくれ。」
スズは銀色スライムの魔石を取り込んだ。そして、それを確認したカインは再度スズを鑑定する。
名前:スズ
年齢:1歳
種族:スペシャルスライム族
能力:E
成長率:S
レベル:33
体力:E
魔力:E
筋力:E
知力:D
敏捷力:D
耐久力:D
精神力:E
運:S
スキル:言語
「おっ、おーーーーー」
「どうしたにゃ?」
「見てくれラック。スズが魔石を取り込んだら更にレベルが上がったんだが、知力がDになってるとともに新しいスキルを覚えた。ほらっ。」
カインがラックにも鑑定結果を見せると、
「!?言語にゃ。もしかしてこれでスズもしゃべれるようになったのかにゃ?」
「「スズ?」」
二人は、スズに向かい問いかけた。
「・・・カイン様、ラック様、どうっすか?僕はうまく話せてるっすか?」
「「・・・」」
「スズがしゃべったにゃ!?」
「ああ・・・」
(僕っ娘だ。スズの話し方に少し違和感はあるけど、まあ問題ないか。僕っ娘か~。いきなり新キャラ登場だな。だけどスズがしゃべれるようになったのは大きいな。知力の数値が上がったからか?それとも・・・)
「はいっす。僕はスズっす。カイン様とラック様のお陰で話せるようになったっす。これからよろしくっす。」
スズは身体をうまく折りたたんんでお辞儀の恰好をした。
「ああ、よろしくな。」
「アタシもよろしくにゃ。」
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