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第二章 黒煙
第二十五話 しつこい人達
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「今帰ったぞ~っととと」
司祭の服を着た白い豚が教会の椅子に倒れ込んだ。片手に酒瓶を持っていて倒れながらも酒を飲み始めた。
「あ~ラザラはいないのか~、おいっラザラ、司祭、アザラーノフが帰ったぞ~」
司祭は自分の名を呼んでラザラさんを呼びつけた。ラザラさんは反射的にビクッと体を震わせて教会に小走りで向かった。僕らは聞き耳を立てて待機している。何かあったらすぐに飛びだせるようにしないとね。
「遅いぞ。全く、誰のおかげで生きていられると思ってるんだ」
「すいません。子供たちに食事を」
「あ~!子供と私を天秤にかけたのか。全く誰のおかげで・・クドクドクドクド」
アザラーノフはクドクドと同じ説教をラザラさんに聞かせている。ラザラさんの表情は笑顔だけど顔が青ざめてる。
「私はもう寝るぞ。いつも通り、準備が出来たら私の部屋に来なさい」
「・・はい」
アザラーノフはそう言って階段を登り豪華な扉の部屋へと入っていった。明らかに他の部屋とは違う扉の柄がとても印象的だ。
ラザラさんは部屋に呼ばれていたけど、それって、そう言う事なのかな?
「大丈夫ですか?」
「はい・・」
「ラザラさん、嫌ならば行かなくても」
「昨日今日の話ではありませんので大丈夫です・・。子供達の為ですから」
ラザラさんは自分の体を犠牲にして子供達を守っていたんだね。子供達に向ける目が暖かくて僕はいたたまれない気持ちになる。
「教会は絶大な力を持っています。クルシュ様が治めていますエリントスは、教会に頼らないように孤児院を設けていますがワインプールは違うのです。回復魔法も依存しているようですし、教会が無くては孤児院がなくなり子供達が路頭に迷ってしまう」
「ワティスさんですら手をこまねいていたしね」
教会に文句を言ったら商売がしずらくなるって話だよね。まずは自分を守らないとダメになっちゃうからね。
ん、って事は僕はあまり関係ないんじゃ?
「僕が教会を敵に回してもあんまり関係ない?」
「いえ、冒険者である事からランクの格下げやら解雇も考えられると思いますよ」
「そうか~」
冒険者活動が出来ないと流石に困るかな~。アラト君達もとばっちり受けたら可哀そうだし。
「では私は司祭様が呼んでいますので」
「あ、ちょっとまってください・・・これをどうぞ」
「これは?」
僕とモナーナがルンちゃんに眠らされてしまった吹きかけ式の眠りポーションをラザラさんに渡した。軽く使い方を教えて持ってもらう。嫌な事はやらない方がいいからね。
「ありがとうございます。使わせていただきます」
「それと少ないですけど食料をあの箱の中に入れておきますので自由に食べてください」
「え?あの箱って」
ラザラさんは不思議そうに尋ねる。そりゃそうだよね、箱のサイズが異常に小さいからね。箱のサイズはリンゴが6個入ればいいくらいのサイズ、自由に食べてくださいと言う割には少ないもんね。でも、大丈夫、アイテムバッグを入れておいたからね。ワーウルフの素材がすっごい余ってるからいっぱい作っておいたんだ。役に立ってよかったです。
アイテムバッグの中身は農業スキル7で作った作物も入れておきました。流石にメロンはやめておいたけど後の二つは数個入れておいた。一か月は持つはずです。
「じゃあ、何か困ったことがあったら言ってください。僕らは嗜む子牛亭に泊っていますので」
「あ、はい。ありがとうございます」
僕はそう言って教会を後にした。子供達に手を振ると元気に振り返していた、やっぱり子供は元気が一番だね。
僕らはメイさんと分かれてギルドにやってきた。早速アラト君とイラト君の様子を見に来ました。初仕事を見学って何だかお父さんになったような気分です。
「掃除終わりました~ってルークさん達も来てたんですか」
「はは、様子を見に来たよ」
「どうですか?」
アラト君とイラト君は冒険者ギルドでの端仕事を頑張ることになった。他の子達はワティスさんの所とダリルさんの畑で分かれてる。エリシーナちゃんはやっぱりダリルさんの所に行ったみたいだった、とりあえず街の人になれてもらってから考えるとか言っていたみたい。やっぱり、他にやりたいことはあるみたいなので安心しました。
「ほら、アラト君依頼達成報告」
「あ、はい」
「おいおい、1レベルがガキをこき使ってるぞ」
「ああ、意地汚いったらないな」
二階からそんな声が聞こえてくる、見ると前にいちゃもんをつけてきた人達がニヤニヤと見降ろしている。まるで僕がアラト君達をこき使っているかのような言い草で、僕は少し嫌な気分になる。
「あの人達、ルークさんの知り合いですか?」
「知り合いと言うか何と言うか」
「あまりいい人じゃなさそうですね」
アラト君に知り合いか聞かれているとイラト君が嫌そうな顔をして話した。確かに見た目通りの嫌な人達ですからしょうがない。
「1レベルの仲間だけあってクズみてえなガキだな」
「ほんとほんと、くせえったらねえぜ」
今回もアレイストさんはいないみたいです。この人達は子供でも容赦なくガンつけてくる人達だからこの後もアラト君達に絡んでくるかもしれない、今の内に教育しておきたいね。
「モナーナお願いできる?」
「えっ、私が?」
僕が表に出ると死人が出そうなのでモナーナにやってもらいます。たまにはこういう役をやってもらわないとね。
「あ~、何だ~?」
僕は二階に上がってヤジを飛ばしてきた集団へと近づいて行く。笑顔で近づくので逃げないでくれています。
「提案があるんですけどいいですか?」
「うはは、ハイなんでしょうか1レベルの英雄様」
「これからそちらの代表者一名とうちのモナーナとで決闘してもらって、うちのモナーナが勝ったらこれ以上そう言うはしたない言葉を使うのをやめていただけませんか?」
「おいおい、英雄様は自分の女を盾にしたぞ」
「・・どうなんですか?」
別に自分の女じゃないし盾にもしてないもんね。しいて言えば剣にしたと言ってほしい。モナーナじゃないとあなた達が死んじゃうんですよ。僕のスキルは手加減できないんだから。
「いいじゃねえか、1レベルの英雄様の女がいただけるんだからよ。一対一の決闘なんだから試合中あれやそれをしてもいいんだろ~」
「ひぃ気持ち悪い!」
いやらしい顔でモナーナの体を舐めまわすように見る男、モナーナは総毛だってしまったのか体をさすっている。僕は引きつった顔で頷いた。どうせ勝てないよ。
僕らはギルドの地下にある訓練場へと歩いて行く。いちゃもんをつけてきた集団はその間ずっとモナーナの体を舐めまわすように見てきた。流石に堪忍袋がきれてしまいそうだよ。
司祭の服を着た白い豚が教会の椅子に倒れ込んだ。片手に酒瓶を持っていて倒れながらも酒を飲み始めた。
「あ~ラザラはいないのか~、おいっラザラ、司祭、アザラーノフが帰ったぞ~」
司祭は自分の名を呼んでラザラさんを呼びつけた。ラザラさんは反射的にビクッと体を震わせて教会に小走りで向かった。僕らは聞き耳を立てて待機している。何かあったらすぐに飛びだせるようにしないとね。
「遅いぞ。全く、誰のおかげで生きていられると思ってるんだ」
「すいません。子供たちに食事を」
「あ~!子供と私を天秤にかけたのか。全く誰のおかげで・・クドクドクドクド」
アザラーノフはクドクドと同じ説教をラザラさんに聞かせている。ラザラさんの表情は笑顔だけど顔が青ざめてる。
「私はもう寝るぞ。いつも通り、準備が出来たら私の部屋に来なさい」
「・・はい」
アザラーノフはそう言って階段を登り豪華な扉の部屋へと入っていった。明らかに他の部屋とは違う扉の柄がとても印象的だ。
ラザラさんは部屋に呼ばれていたけど、それって、そう言う事なのかな?
「大丈夫ですか?」
「はい・・」
「ラザラさん、嫌ならば行かなくても」
「昨日今日の話ではありませんので大丈夫です・・。子供達の為ですから」
ラザラさんは自分の体を犠牲にして子供達を守っていたんだね。子供達に向ける目が暖かくて僕はいたたまれない気持ちになる。
「教会は絶大な力を持っています。クルシュ様が治めていますエリントスは、教会に頼らないように孤児院を設けていますがワインプールは違うのです。回復魔法も依存しているようですし、教会が無くては孤児院がなくなり子供達が路頭に迷ってしまう」
「ワティスさんですら手をこまねいていたしね」
教会に文句を言ったら商売がしずらくなるって話だよね。まずは自分を守らないとダメになっちゃうからね。
ん、って事は僕はあまり関係ないんじゃ?
「僕が教会を敵に回してもあんまり関係ない?」
「いえ、冒険者である事からランクの格下げやら解雇も考えられると思いますよ」
「そうか~」
冒険者活動が出来ないと流石に困るかな~。アラト君達もとばっちり受けたら可哀そうだし。
「では私は司祭様が呼んでいますので」
「あ、ちょっとまってください・・・これをどうぞ」
「これは?」
僕とモナーナがルンちゃんに眠らされてしまった吹きかけ式の眠りポーションをラザラさんに渡した。軽く使い方を教えて持ってもらう。嫌な事はやらない方がいいからね。
「ありがとうございます。使わせていただきます」
「それと少ないですけど食料をあの箱の中に入れておきますので自由に食べてください」
「え?あの箱って」
ラザラさんは不思議そうに尋ねる。そりゃそうだよね、箱のサイズが異常に小さいからね。箱のサイズはリンゴが6個入ればいいくらいのサイズ、自由に食べてくださいと言う割には少ないもんね。でも、大丈夫、アイテムバッグを入れておいたからね。ワーウルフの素材がすっごい余ってるからいっぱい作っておいたんだ。役に立ってよかったです。
アイテムバッグの中身は農業スキル7で作った作物も入れておきました。流石にメロンはやめておいたけど後の二つは数個入れておいた。一か月は持つはずです。
「じゃあ、何か困ったことがあったら言ってください。僕らは嗜む子牛亭に泊っていますので」
「あ、はい。ありがとうございます」
僕はそう言って教会を後にした。子供達に手を振ると元気に振り返していた、やっぱり子供は元気が一番だね。
僕らはメイさんと分かれてギルドにやってきた。早速アラト君とイラト君の様子を見に来ました。初仕事を見学って何だかお父さんになったような気分です。
「掃除終わりました~ってルークさん達も来てたんですか」
「はは、様子を見に来たよ」
「どうですか?」
アラト君とイラト君は冒険者ギルドでの端仕事を頑張ることになった。他の子達はワティスさんの所とダリルさんの畑で分かれてる。エリシーナちゃんはやっぱりダリルさんの所に行ったみたいだった、とりあえず街の人になれてもらってから考えるとか言っていたみたい。やっぱり、他にやりたいことはあるみたいなので安心しました。
「ほら、アラト君依頼達成報告」
「あ、はい」
「おいおい、1レベルがガキをこき使ってるぞ」
「ああ、意地汚いったらないな」
二階からそんな声が聞こえてくる、見ると前にいちゃもんをつけてきた人達がニヤニヤと見降ろしている。まるで僕がアラト君達をこき使っているかのような言い草で、僕は少し嫌な気分になる。
「あの人達、ルークさんの知り合いですか?」
「知り合いと言うか何と言うか」
「あまりいい人じゃなさそうですね」
アラト君に知り合いか聞かれているとイラト君が嫌そうな顔をして話した。確かに見た目通りの嫌な人達ですからしょうがない。
「1レベルの仲間だけあってクズみてえなガキだな」
「ほんとほんと、くせえったらねえぜ」
今回もアレイストさんはいないみたいです。この人達は子供でも容赦なくガンつけてくる人達だからこの後もアラト君達に絡んでくるかもしれない、今の内に教育しておきたいね。
「モナーナお願いできる?」
「えっ、私が?」
僕が表に出ると死人が出そうなのでモナーナにやってもらいます。たまにはこういう役をやってもらわないとね。
「あ~、何だ~?」
僕は二階に上がってヤジを飛ばしてきた集団へと近づいて行く。笑顔で近づくので逃げないでくれています。
「提案があるんですけどいいですか?」
「うはは、ハイなんでしょうか1レベルの英雄様」
「これからそちらの代表者一名とうちのモナーナとで決闘してもらって、うちのモナーナが勝ったらこれ以上そう言うはしたない言葉を使うのをやめていただけませんか?」
「おいおい、英雄様は自分の女を盾にしたぞ」
「・・どうなんですか?」
別に自分の女じゃないし盾にもしてないもんね。しいて言えば剣にしたと言ってほしい。モナーナじゃないとあなた達が死んじゃうんですよ。僕のスキルは手加減できないんだから。
「いいじゃねえか、1レベルの英雄様の女がいただけるんだからよ。一対一の決闘なんだから試合中あれやそれをしてもいいんだろ~」
「ひぃ気持ち悪い!」
いやらしい顔でモナーナの体を舐めまわすように見る男、モナーナは総毛だってしまったのか体をさすっている。僕は引きつった顔で頷いた。どうせ勝てないよ。
僕らはギルドの地下にある訓練場へと歩いて行く。いちゃもんをつけてきた集団はその間ずっとモナーナの体を舐めまわすように見てきた。流石に堪忍袋がきれてしまいそうだよ。
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