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第1章
第5話 新しい仲間
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「マスター、こちらを。私の毛で作り上げました」
「バ~ブ~」
ダークは僕の欲していた物がわかってすぐに自分の毛で毛布を作り出した。
洗浄と乾燥の魔法を使って綺麗にしてから作っていた。そんな生活魔法まであるなんて……ダークは何でもできる子なのかな? 重宝するな~。
「では行きましょう」
「バブ!」
ダークの作ってくれたのは毛布だけじゃなくて外套も作ってくれた。
僕を包み込むように巻いてくれている。
モフモフで夜の寒さもへっちゃらだ。
「ん? 森から何か来るぞ」
「魔物か?」
野営を守る見張りの人達が僕らに気づいた。ダークに手を振らせると見張りの人達は気が付いてホッと胸をなでおろしていた。
「森から来たのかい?」
「あそこには恐ろしい魔物がいたはずだが」
迎えてくれた見張りの人達は心配して話す。
恐ろしい魔物ってダークの事かな?
「すっごい静かな森でしたよ」
「そ、そうかい? 赤ん坊を連れても大丈夫ってことはそうなんだろうな」
「はい。それよりもどうしたんですか。こんなところに陣を張って」
ダークはさもなにもしらないかのように聞いてる。
僕の記憶を見たんだから知っているでしょ。
見張りの人達は魔物の群れの話をした。ダークが美人だから少し自分の働きを誇張しているよ。まあ、その気持ちはわかるよ。
「じゃあお言葉に甘えて泊まらせてもらうわ」
「はい、どうぞ~」
ニヘラと顔を緩ませる見張り。美人ってやっぱり得だな~。
無事に中に入れた。化けているとは言え、ダークは魔物だ。調べられたらバレてしまうだろう。美人ってだけでガードが甘くなる。僕も可愛いから怪しまれない。はっ! この組み合わせ最強か!
「ご両親はどちらに?」
変なことを考えていると陣の中の中央についた。薄い布のテントや布を地べたに置いただけの寝床が多く見受けられる。
僕が指さすとダークが両親を起こした。
「んん? あなたは?」
「なんでアーリーを抱いて?」
二人が起きて状況が飲み込めないようであたふたしてる。とりあえず、僕はダークから降りる。
「マスターのご両親ですね。初めましてダークと申します」
ダークは自己紹介をしてことの詳細を話し始める。
説明をすると二人は目を輝かせて僕を見つめだした。
「流石俺の子だ!」
「凄いわアーリー」
僕に抱き着いてくる二人。頬にチュッチュとキスをしてきてとてもうれしそうだ。
「これからよろしくお願いします」
「いえいえ、こちらこそよろしくお願いします」
「何も返すことできないですがよろしくお願いします」
ダークが深くお辞儀をすると二人も深くお辞儀してる。奴隷になったと言っているのに二人は態度が変わらない。とても優しい両親でなんだかうれしいな。
この世界は普通に奴隷制度が健在。今も荷物を見張らせて一睡もさせていない商人とか普通にいるんだ。ああいうのは本当に見てられないよ。それもかなり若い少年だった。少しでも助けることが出来ればいいんだけどな。
「お二人にはこちらを。毛布を作っておきました」
「えっ、こんな高価な毛皮……。お代は?」
「マスターのご両親からお金は受け取れません。それに私は奴隷です。どうかお納めください」
ダークの差し出した毛皮の毛布に二人はたじたじ。お金の入った革袋をごそごそしながら払おうとしているよ。
本当に見ていてほっこりするな~。でも、確かにダークになにか返せるものがあれば何かあげたいものだけどな。
「あなた……。何か返せるものはないかしら?」
「う~ん。この毛皮に見合うものはうちにはないぞ。金貨数枚はするだろうこれ」
二人も返せるものを考えているみたいだけど、ダークの出したものは金貨数枚するらしいです。まだ通貨がどんなものがあるのかわからないけど、金貨ってことは相当高いんだろうな。元の世界でも金貨は高かったしね。
家にいたときは銅貨と銀貨を見たことがある。ということはその上だと思う。うん高そうだ。
「ではこうしましょう。アーリー様の髪を数日に一本ください」
「髪を?」
「はい」
「バブ?」
僕の髪? なんでそんなものを? 気になるな~。こんな歳で禿げたくないよ僕は。生まれた時からフサフサだった僕だけど、今から抜いていたらたぶん禿げちゃうぞ。
「バブバブ!」
「そんなに怒らないでください。髪を使って魔力を回復させるんです。私は眷属を飼っているのでどうしても魔力が必要なんです」
あ~なるほどね。魔力を使って眷属を養っているわけか。それで僕の髪で魔力を得て、養うのか。
えっ! 僕の髪って魔力が入ってるの?
「アーリーのMPは0だったはずだが?」
「生まれたときですか? 今は」
「バブ!」
「もが!」
ダークが僕のステータスを口走りそうになった。流石に心臓に悪いからまだ黙っててもらうぞ。今はこんな状況だから無駄な心配はさせたくないのだ。
顔に飛びついて顔を覆って黙らせる。剥がそうとしてもはがれない赤ちゃんマスクの完成だ。
ピクピク。
ダークは失神させて黙らせた。ふう、コラテラルコラテラルっと。
「魔物だ~!」
ダークを失神させているとそんな声が響いた。野営地は一気に騒がしくなっていく。
「バ~ブ~」
ダークは僕の欲していた物がわかってすぐに自分の毛で毛布を作り出した。
洗浄と乾燥の魔法を使って綺麗にしてから作っていた。そんな生活魔法まであるなんて……ダークは何でもできる子なのかな? 重宝するな~。
「では行きましょう」
「バブ!」
ダークの作ってくれたのは毛布だけじゃなくて外套も作ってくれた。
僕を包み込むように巻いてくれている。
モフモフで夜の寒さもへっちゃらだ。
「ん? 森から何か来るぞ」
「魔物か?」
野営を守る見張りの人達が僕らに気づいた。ダークに手を振らせると見張りの人達は気が付いてホッと胸をなでおろしていた。
「森から来たのかい?」
「あそこには恐ろしい魔物がいたはずだが」
迎えてくれた見張りの人達は心配して話す。
恐ろしい魔物ってダークの事かな?
「すっごい静かな森でしたよ」
「そ、そうかい? 赤ん坊を連れても大丈夫ってことはそうなんだろうな」
「はい。それよりもどうしたんですか。こんなところに陣を張って」
ダークはさもなにもしらないかのように聞いてる。
僕の記憶を見たんだから知っているでしょ。
見張りの人達は魔物の群れの話をした。ダークが美人だから少し自分の働きを誇張しているよ。まあ、その気持ちはわかるよ。
「じゃあお言葉に甘えて泊まらせてもらうわ」
「はい、どうぞ~」
ニヘラと顔を緩ませる見張り。美人ってやっぱり得だな~。
無事に中に入れた。化けているとは言え、ダークは魔物だ。調べられたらバレてしまうだろう。美人ってだけでガードが甘くなる。僕も可愛いから怪しまれない。はっ! この組み合わせ最強か!
「ご両親はどちらに?」
変なことを考えていると陣の中の中央についた。薄い布のテントや布を地べたに置いただけの寝床が多く見受けられる。
僕が指さすとダークが両親を起こした。
「んん? あなたは?」
「なんでアーリーを抱いて?」
二人が起きて状況が飲み込めないようであたふたしてる。とりあえず、僕はダークから降りる。
「マスターのご両親ですね。初めましてダークと申します」
ダークは自己紹介をしてことの詳細を話し始める。
説明をすると二人は目を輝かせて僕を見つめだした。
「流石俺の子だ!」
「凄いわアーリー」
僕に抱き着いてくる二人。頬にチュッチュとキスをしてきてとてもうれしそうだ。
「これからよろしくお願いします」
「いえいえ、こちらこそよろしくお願いします」
「何も返すことできないですがよろしくお願いします」
ダークが深くお辞儀をすると二人も深くお辞儀してる。奴隷になったと言っているのに二人は態度が変わらない。とても優しい両親でなんだかうれしいな。
この世界は普通に奴隷制度が健在。今も荷物を見張らせて一睡もさせていない商人とか普通にいるんだ。ああいうのは本当に見てられないよ。それもかなり若い少年だった。少しでも助けることが出来ればいいんだけどな。
「お二人にはこちらを。毛布を作っておきました」
「えっ、こんな高価な毛皮……。お代は?」
「マスターのご両親からお金は受け取れません。それに私は奴隷です。どうかお納めください」
ダークの差し出した毛皮の毛布に二人はたじたじ。お金の入った革袋をごそごそしながら払おうとしているよ。
本当に見ていてほっこりするな~。でも、確かにダークになにか返せるものがあれば何かあげたいものだけどな。
「あなた……。何か返せるものはないかしら?」
「う~ん。この毛皮に見合うものはうちにはないぞ。金貨数枚はするだろうこれ」
二人も返せるものを考えているみたいだけど、ダークの出したものは金貨数枚するらしいです。まだ通貨がどんなものがあるのかわからないけど、金貨ってことは相当高いんだろうな。元の世界でも金貨は高かったしね。
家にいたときは銅貨と銀貨を見たことがある。ということはその上だと思う。うん高そうだ。
「ではこうしましょう。アーリー様の髪を数日に一本ください」
「髪を?」
「はい」
「バブ?」
僕の髪? なんでそんなものを? 気になるな~。こんな歳で禿げたくないよ僕は。生まれた時からフサフサだった僕だけど、今から抜いていたらたぶん禿げちゃうぞ。
「バブバブ!」
「そんなに怒らないでください。髪を使って魔力を回復させるんです。私は眷属を飼っているのでどうしても魔力が必要なんです」
あ~なるほどね。魔力を使って眷属を養っているわけか。それで僕の髪で魔力を得て、養うのか。
えっ! 僕の髪って魔力が入ってるの?
「アーリーのMPは0だったはずだが?」
「生まれたときですか? 今は」
「バブ!」
「もが!」
ダークが僕のステータスを口走りそうになった。流石に心臓に悪いからまだ黙っててもらうぞ。今はこんな状況だから無駄な心配はさせたくないのだ。
顔に飛びついて顔を覆って黙らせる。剥がそうとしてもはがれない赤ちゃんマスクの完成だ。
ピクピク。
ダークは失神させて黙らせた。ふう、コラテラルコラテラルっと。
「魔物だ~!」
ダークを失神させているとそんな声が響いた。野営地は一気に騒がしくなっていく。
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