H・I・M・E ーactressー

誠奈

文字の大きさ
上 下
264 / 688
第18章  scene4:露天風呂

14

しおりを挟む
 もう無理、こんなの挿んないよ……
 だって僕、(自分で言うのもなんだけど……)可愛いだけじゃなくて、こんなにか弱いんだよ?
 
 無理に決まってんじゃん……


 目頭がジンと熱くなって、不意に涙が零れそうになったその時……

 『大丈夫、ほら、ここをこうしたら痛みなんて全然感じないでしょ?』

 一瞬川面を撫でた強い風が、青空の下に晒した僕の素肌に吹き付け、おっぱいの先……、とても敏感な部分を掠めた。
 すると不思議なことに、さっきまで僕の下半身に感じていた鈍い痛みや、途轍もない圧迫感が嘘みたいに消え……

 「あんっ……」

 絶対無理だと思っていた極太のディルドが、見事なくらいすんなりと僕のお尻の中に飲み込まれていった。

 『すごいね、全部挿っちゃったね?』

 ふふ、言ったでしょ?
 僕、ちゃんと上手に出来る、って……

 僕はお尻にディルドを突っ込んだまま、ゆっくりと立ち上がるとカメラに背を向け、それまで背中を預けていた岩に片手を着いた。

 前屈みになってプリンとしたお尻を突き出し、後ろに回した手でディルドの底にあるスイッチをオンにすると、途端に響きだす重低音と振動に、ガクガクとする僕の膝が崩れそうになる。

 「あ、あ、あ、すごっ……、あんっ……」

 僕の中で、ディルドが縦に横に首を振りながら旋回する。

 「や……、そこっ……、突いて……っ、んんっ……」

 そして僕の最も感じる場所を見つけ出すと、そこ・・を重点的に刺激し始めるから堪んない♡

 だってね、そこ・・を刺激されるとね、まるで電気ショックでも浴びたような……それくらい強い痺れが全身に走って、何も考えられないくらいに頭の中が真っ白になるの。

 簡単に言えば、わけわかんなくなっちゃう……って感じなんだけど、僕はその瞬間が好き♡
 満たされてる……ってのとは、またちょっと違うかもなんだけど、それに似た感覚を感じることが出来るから……

 僕は片手でディルドを出し挿れしながら、まるで本当に突き上げられているかのように腰を揺らした。

 その度に、しっかり元気100倍になった息子が上下左右に触れ……
 僕のお腹や太腿に当たってペチペチと音を立てた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

寮生活のイジメ【社会人版】

ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説 【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】 全四話 毎週日曜日の正午に一話ずつ公開

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

大学生はバックヤードで

リリーブルー
BL
大学生がクラブのバックヤードにつれこまれ初体験にあえぐ。

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

柔道部

むちむちボディ
BL
とある高校の柔道部で起こる秘め事について書いてみます。

処理中です...