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第18章 scene4:露天風呂
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監督に一言断ってから、僕は大急ぎでトイレに駆け込むと、洗面台の上にある鏡に向かって浴衣の裾を捲り上げた。
誰も見ていないことを確認して(ちゃんと鍵はかけた!)、両足をちょっぴりがに股気味に開き、自分のお股を覗き込む。
すると……
「やっぱり……」
切れ味良くキュッとくい込んだビキニラインに、クリリンとした毛がチョロンとはみ出していて……
どうしよう…‥
抜いたら赤くなっちゃうよね?
それに痛いのもヤだし……
お股を覗き込んだまま、暫く考え込んだ僕は、ビキニラインに沿って指を入れると、はみ出した毛をそっとパンティの中に仕舞い、ついでにちょっぴり傾き加減だった息子の位置も直した。
変な位置にあると、何かの拍子にピョッコリしちゃうこともあるからね。
「これなら大丈夫かな」
僕は鏡に向かってもう一度ビキニラインのチェックをしてから、捲り上げた裾を下ろし、トイレを出た。
「すみません、お待たせしちゃって……」
坂口監督に頭を下げると、坂口監督は指で顎をスリスリしながら、ニヤニヤと笑った。
ってゆーか、絶対変な想像してるでしょ?
だって顔にしっかり書いてあるもん。
ただ、言い訳しようにも、僕もトイレに行った理由を話すのは、かなり恥ずかしいから言えないんだけどね。
「よし、そんなに時間もないし、始めるか」
坂口監督の一声で、スタッフさん達がそれぞれ持ち場に着く。
勿論僕も指示された通りに脱衣かごの前に立ち、次の合図を待った。
「スチールも同時に撮ってくから、動きはなるべくゆっくりで頼むね?」
「はい♪」
「あ、あと、ここでの撮影は、あくまで事後の設定だから、そのつもりでね?」
事後……ってことは、指くらいなら挿れちゃっても平気なのかな?
あ、でも相手がいるわけでもないし、本番するわけでもないから、やっぱり挿れない方が良い?
どっちだろ……
僕が迷っていると、少し離れた場所から坂口監督が、「スタート!」と声をかけ、同時にカメラが回り始めた。
誰も見ていないことを確認して(ちゃんと鍵はかけた!)、両足をちょっぴりがに股気味に開き、自分のお股を覗き込む。
すると……
「やっぱり……」
切れ味良くキュッとくい込んだビキニラインに、クリリンとした毛がチョロンとはみ出していて……
どうしよう…‥
抜いたら赤くなっちゃうよね?
それに痛いのもヤだし……
お股を覗き込んだまま、暫く考え込んだ僕は、ビキニラインに沿って指を入れると、はみ出した毛をそっとパンティの中に仕舞い、ついでにちょっぴり傾き加減だった息子の位置も直した。
変な位置にあると、何かの拍子にピョッコリしちゃうこともあるからね。
「これなら大丈夫かな」
僕は鏡に向かってもう一度ビキニラインのチェックをしてから、捲り上げた裾を下ろし、トイレを出た。
「すみません、お待たせしちゃって……」
坂口監督に頭を下げると、坂口監督は指で顎をスリスリしながら、ニヤニヤと笑った。
ってゆーか、絶対変な想像してるでしょ?
だって顔にしっかり書いてあるもん。
ただ、言い訳しようにも、僕もトイレに行った理由を話すのは、かなり恥ずかしいから言えないんだけどね。
「よし、そんなに時間もないし、始めるか」
坂口監督の一声で、スタッフさん達がそれぞれ持ち場に着く。
勿論僕も指示された通りに脱衣かごの前に立ち、次の合図を待った。
「スチールも同時に撮ってくから、動きはなるべくゆっくりで頼むね?」
「はい♪」
「あ、あと、ここでの撮影は、あくまで事後の設定だから、そのつもりでね?」
事後……ってことは、指くらいなら挿れちゃっても平気なのかな?
あ、でも相手がいるわけでもないし、本番するわけでもないから、やっぱり挿れない方が良い?
どっちだろ……
僕が迷っていると、少し離れた場所から坂口監督が、「スタート!」と声をかけ、同時にカメラが回り始めた。
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