どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第八章-ウィンタースノー連邦-デグレアント帝国・後編-

-第八章四十一節 魂の形?とブチギレたモツ!とゼファーの第二形態?…-

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またゼファーの動きが変わった事でマサツグが戸惑いながら相手をする戸惑う中、

ここでエイブレントがモツを心配しながらもある事を話し!…と言うのもこの姿に

なった事でふと分かった事らしく、ゼファーを見て普通ではない!と…

その具体的な理由を自身のその姿を含めモツに説明し始めると、そんな話を突如

エイブレントから聞かされた事でモツは困惑!…だが同時にそのエイブレントの

話を何故か無視できない様にも感じてしまう!…と言うのも…


〔…あのゼファーと言うのも!…恐らくは何者かと!…〕


「ッ!…え?…」


エイブレントが言うには如何にもゼファーは人間ではない!と、人間ではない何か

別の生き物である様にモツへ話し!…となると突如そんな事を言われたもので

モツは当然とばかりに戸惑い始め!…その際困惑の表情を浮かべて言葉を漏らし、

その視線でもまだ言っている言葉の意味が…分かって居ないそんな感情を

滲ませると、エイブレントもそんなモツの様子を読み取ってか!…更に詳しい話を

続けて行く!…


〔…この姿でこの世に顕現をした事で…如何やら私とライモンドの二人は!…

少々変わった能力の様なモノを発現したみたいなのです!…

と言うのも私の目にはその相手の魂の様なモノが映る様になったのですが…

あのゼファーと言う者!…マサツグ殿やモツ殿みたく…

人間らしい魂の形!…いや…その色をも如何やら違う様に見えるのです!…

…分かり易く言うと…お様な?…〕


「ッ!?…な、何を急にそんなオカルトめいた!?…」


と言うのもここで自身の新しい能力?について話して行くと、そこでゼファーが

さも特殊であるよう話しを続け!…何でもマサツグとモツに比べて形も色も

違う!と話し…まるで人なら人の形と色が決まっている様子で説明をして行き!…

同じ人でない事から何か警戒をすべき様な!…とにかくモツにゼファーが普通では

無い事を話して行くと、その話を聞かされたモツはこれまた当然困惑!…その話に

如何したら!?と言った疑問を持つ!…そしてモツがそのエイブレントの奇怪な

話しに動揺の色を見せて居ると、一方でマサツグとそのゼファーが弾き合いに

鍔迫り合いと…とにかく激しいぶつかり合いを見せており!…


__ガキイィン!!…ガキイィン!!…ガキイイィィィン!!!…


「グッ!!…さっきよりもスピードもパワーもダンチだ!!…

やっぱ今までそれっぽい様子を見せていただけで!!…

今になってマジになっちゃったってやつぅ~!?…」


〔へっ!!…こっちもそんな奴は今までにごまんと相手にして来たっての!!…

おい気ぃ抜くなよ!!…抜いたら一瞬で持っていかれると思えよ!?…〕


俗に手負いの獣程厄介なモノは居ないと言うが、まさにそれを体現した様な

暴れっぷりで!…と、その暴れっぷりにマサツグも思わずタジタジになる

レベルで有り!…まるで相手を某・機○戦士の様に!…ダブルでゼットな

ロボットのよう…ゼファーがパワーアップした事を漏らして見せると、同時に

慌てるそんな様子を!…一方でライモンドは燃えて見せる!…それはまるで

逆境に身を置いてこそ!とばかりに軽口を叩いて見せると、更にマサツグとの

シンクロ率を上げて行き!…防戦一方とは言えパリィの嵐!…被ダメージを

許さず!…何とか相手の隙を突けないか必死に目を凝らすそんな様子を見せて

居ると、そのマサツグの戦闘スタイルに各々が更に脱帽!…映像越しに驚愕する!…


__ガキイィン!!…ガキイィン!!…ガキイイィィィン!!!…


「…な、なんだよ…あれ…」


「もう…もうトップランカーみたいな動きになってる!!…」


この時画面越しに映るマサツグ達のパリィは大剣だけに止まらず、裏拳や足技で

往なす様子も垣間見られ!…それは宛らちょっとしたアクション映画を見ている

様な気分になり!…いやそんなモノが今見られている事に驚き戸惑い!…

本当にアレは人間なのか?と…それこそ中身がアクション映画のスタントマンと

入れ替わったのでは!?と感じられると、もう戦争などそっちのけ!…

その宙に浮く画面に夢中になる!…それこそ相手の王の動きにも興味や感嘆の念を

持って行くと、ポップコーンやジュースが欲しくなり!…が、そんな事を言って

いる場合では勿論無く!…一方でフィロがギガンテスを操り!…遂にその障壁を

張る魔術師達を追い込んで行くと、自身の格好など気にせず!…トドメの一撃を

放って行く!…


__ダアアアァァァン!!!…ググググググ!!!…


「…これで!!…トドメじゃあああああぁぁぁぁ!!!」


__グオオォォ!!…ズウウウゥゥゥンン!!!…


それこそ先程まで自身が頭を抱えていたのも忘れたよう!…とにかく反省するのは

後!と考えたのか、着崩した着物姿で有りながら!…思いっきり足を開いて腰を

落とすと正拳を握り!…と、そんなフィロの様子にギガンテスも勿論真似をするよう

構えだし!…もう何度も打ち込んだ事で目の前の障壁にはヒビが!…そしてそんな

障壁に対してトドメを刺すよう気合を入れ!…フィロがトドメと言って真っ直ぐ

握った拳を突き出して見せると、ギガンテスも障壁に向かい拳を!…

するとその一撃はまるで響く様にして深々と刺さる!…そして二人がそのままの

状態でピタッと固まって見せて居ると、次にはそのヒビが障壁全体に走る様にして

広がり!…


__…ビキッ!…ビキビキビキビキイイィィィ!!!…バリィイィィン!!!…


「ッ!?…な、何だ!?…何のお!?……ッ!!…」


遂には耐え切れなくなった様子で木っ端みじん!…その際辺りに響く様にして

音が響き!…その音に反応して面々や兵士達がハッと振り向くそんな様子を

見せて行くと、そこでその障壁が崩壊していく!…それそこ遂に突破した!…

或いは突破されてしまったそんな光景を目にして行く!…そしてそれぞれが

驚き戸惑ったり慌てたり恐怖したりと言った十人十色の様子を見せて居ると、

遂にデグレアント軍全体が戦意喪失!…城が落とされた!と感じてしまう!…

となると各々が手に持って居た武器を落としたりその場から逃げ出す始末と

なって行くと、次には掃討戦となる所なのだが!…


__ヒッ…ヒイイィィィ!!!…


「ッ!?…て、敵が逃げて!!…」


「ッ!…あぁ皆さん追わない様に!!!…

…今はそれよりももっと大事な事が有る筈です!!…」


当然逃げて行く敵兵達を見て一部の面々が追い掛けよう!と…が、ハンドレットが

それを良しとせず!…慌てて呼び止め自分達には!…まだやるべき事が有る事を

口にすると、今度は敵居城を指差す!…まだ戦争は終わって居ない事を面々に

改めて告げて行く!…そして自身が部隊の先頭となるようその敵居城の方へ

向き直すと、そのまま迷う事無く進んで行き!…と、そんなハンドレットの

様子に他の面々もハッと我に返る様な!…となると次にはハンドレットについて

行くよう更に進攻!…その道中あのドラゴンゴーレムの残骸を見つけ!…

その有様にまた各々が驚き戸惑うそんな様子を見せて居ると、一方で画面の

向こうではモツが歯を食い縛り戦線に復帰し!…


「グッ!!…ンなクソガアアァァァ!!!」


__チャキッ!!…ダンッ!!…


その際ゼファーに対して不満を爆発!…何なら呪いを掛けられやられた怒りを

全面に!…自分が先に仕掛けた事も棚に上げて!…吠えて自身の怒りと闘志に

再度火を点けて行くと、獣が如く暴れるゼファーの方へギロッと視線を向ける!…

そして再度攻撃を開始するよう踏み込んで見せる!…因みにそのモツがキレた

様子と言うのは、マサツグ達の目にも当然!とばかりに映っており…

となるとあのモツがキレた事でマサツグが慌てる素振りを露わに!…


「ッ!?…ヤッバ!!」


〔ッ!?…新手か!?…〕


滅多に怒らない人間が怒ると言うのは不気味なモノ!…そのモツが確実にキレた

であろう姿を目視すると、マサツグもそんなモツの様子を見て戸惑い慌て!…

と言うのもそこにはあの温和なモツの様子は何処にもなく!…いや戦闘中なので

当然と言えば当然なのだが…しかしそれでも一目で冷静さを欠いているのが

分かるレベルでキレて居り!…マサツグもそんなモツを見て戸惑い言葉を!…

ライモンドもその殺気を感じてか!…思わず敵と誤認してしまう様なそんな

言葉を口にすると、マサツグが更にツッコミを入れるよう言葉を口に!…

そして何がヤバいのか?を続けて話す!…


「いやもっとヤバいかも知れん!!!…

…なんせ!!!…」


〔ッ!?…え?…〕


マサツグ曰くキレたモツは未知数である!と、つまり何が起きるか分からない!と

ライモンドに話し!…と、そんなマサツグの慌て様と言葉に思わずライモンドも

ピクッと反応!…次には集中が切れた様子で言葉を漏らし!…一体如何言う意味

なのか?を尋ねるよう…マサツグにふと視線を向けると、次にはその踏み込んだ

モツが真っ直ぐゼファーに向かい突貫!…まさに怒りに我を忘れる獣振りを

発揮する!…


__ギュンッ!!…ッ!?…ギイイイィィィンン!!!…


〔ッ!?…な!?…〕


飛んで来たモツは自身が手負いである事など御構い無し!…それこそもう我慢の

限界であったよう色々と鬱憤を爆発させると、その矛先をゼファーに向け!…

と、モツが飛んで来るなりゼファーも殺気を感じて咄嗟に反応!…

すると次の瞬間互いにぶつかり!…マサツグから獲物を奪う様に!…

モツとゼファーとである意味取っ組み合いの様な0距離での鍔迫り合いが

展開されると、目の前からゼファーが消えた様に見えた事でライモンドは驚き!…

一方でマサツグはモツに対してある疑問を!…何なら今それが解けた様子で

言葉を漏らす!…


「ッ!!…不思議で仕方がなかったんだよ!!…

本ちゃんと会った時!!…

何で[修羅]なんて呼ばれ方をされていたのか!!…」


「覚悟は出来てるんだろうなアァァァ!!!!」


と言うのもそれはかなり時間を遡る事になるのだが、マサツグがこのゲーム内で

モツと初めて出会った時の事であり!…その時モツは何故か周りから[修羅]と

呼ばれる事となっており、勿論その話を聞いた時マサツグは何故?と疑問を!…

だが当の本人が触れて欲しくない様子であった為、マサツグは今までその理由を

聞けず仕舞いであったのだが!…しかしその答えも今目の前で展開されており!…

その目の前のモツはまるで敵を屠る事しか考えていない!…感情に非常に忠実で、

敵意剥き出しでゼファーに向かって行く姿はまさに[修羅]!…そのモツのキレっぷり

マサツグは戸惑い!…思わず飛び火しないよう距離を取りそうなそんな様子を

露わにすると、一方でモツはゼファーに怒りをぶつけ!…モツらしくない強引な

戦闘ぶりを続けて見せる!…


__ギッ…ギギギッ…ギイイィィン!!!…


「ッ!?…クッ!!…」


「ッ!!…逃がさねえぇぇ!!!」


珍しくパワープレイに打って出ると、意外と効果が有ったのか面食らった様に

ゼファーは思わず怯み!…それこそ思う様に動けない様子で歯を食い縛り!…

弾かれた拍子に一旦距離を!…お得意のバックステップでモツから逃げようと

するのだが、モツはそんなゼファーの様子を見て更に怒りを!…逃がさない!

と言って襲い掛かる!…その際そこから某・リミット技の破○撃宜しく、

雷撃刃をゼファーに向かい乱射し!…


__ッ…ヴァチィ!!…バジュバジュバジュウウゥゥ!!!…


「ッ!!…チィ!!…」


しかしゼファーもその攻撃をそのまま食らう筈もない訳で、まだ理性が残っている

具合に雷撃刃の対処を!…何なら鬱陶しくも思っている様子で感情的に!…

ここに来て舌打ちをするそんな素振りを露わにして行き!…だがそれでも自身の

剣に炎を纏わせ!…真っ向から飛んできた雷撃刃に対して横なら縦に!…

右斜めなら左斜めになるよう剣を振るい真っ二つにして打ち消して行くと、

取り敢えず攻撃を乗り切る!…だがそれでもモツの攻撃は留まる事を

全く知らない!…


__ボウッ!!!…ズバン、ズバン、スバン!!!……バシュンッ!!…


「ウオオオオオオオオォォォォォォォォォォ!!!!」


「ッ!!…クゥッ!!!…」


それは全攻撃を防がれた所で関係無し!…寧ろ目くらまし程度にしか思って

いなかった様子で!…次には声を上げて再度ゼファーに突貫して行くと、

ゼファーとしてもこの猛攻であるから一旦一呼吸を挿みたい所ではあるのだが!…

しかしモツの猛攻がそれを全く良しとせず!…吠えながら飛んで来るモツに

対してゼファーも歯を食い縛り!…ただ耐える事しか出来ずまた鍔迫り合いの

状態になってしまうと、もはやもう意地のぶつかり合いの様な!…

とにかく激しい光景を見せて行く!…となるとそんな状況で一番に困惑するのは

モツの守護霊!…エイブレントで有り!…


〔モ、モツ殿落ち着いて!!…その様な戦い方をすれば!…

後半疲労が溜まり動けなくなる可能性が!!…〕


「散々人の事をおちょくりやがって!!!…

楽に死ねると思うなよおおぉぉぉぉ!!!!」


エイブレントもそんなモツの暴れっぷりに非常に困惑!…それこそ先程まで冷静で

あったものが!…タガが外れた様に怒り狂い出した事でまるで人格が変わった様に

感じられると、オロオロとする!…しかしだからと言ってそのままにしておく

そんな薄情?な様子は一切見せない!…それこそ我に返るよう戸惑いながらも

モツに落ち着くよう声を掛けて行くのだが、その声はモツに届いていない様子で…

と、モツは構わず自身のTPが続く限り攻めに攻め!…となるとそんなモツの様子に

更に戸惑い!…一方でマサツグとライモンドもそんなモツの様子を見てヤバい!と…

色々な意味で何か動揺を隠せないそんな様子を見せて居ると、ライモンドがここで

ふとある事を口に!…


「…えぇ~…アレ如何やって止めたら良いんだ?…

てかアレじゃあ迂闊に援護に回る事も出来ない…」


〔…あぁ~…なんだぁ…アイツがブチギレた時とよく似てる様な…〕


それこそマサツグもこの時初めて見る?モツのブチギレの様子に困惑を隠せず、

何ならアレを如何やって止めたらいいのか?も分からず仕舞いで!…

と、援護に入りたくとも入れない!と言ってただその場で棒立ち!…

現状如何にも出来ない様子で!…ただひたすらに戸惑い続けるだけの

そんな素振りを見せて居ると、一方でマサツグを余所にライモンドも

ふと思い出した様子でポロッと漏らす!…そこでモツとエイブレントが

似て居る事を口にする!…となるとそんな事を言い出したライモンドに

対してマサツグもピクッと反応をすると、今度は如何言う事か?を尋ねる様に

言葉を漏らし!…


「ッ!…え?…」


〔エイブレントの奴も確かに口煩くていつもキレている感じではあるんだが…

実はアレでなんだ!…

本当に火が点いた時のアイツはまさにあんな感じで見境が!…

…いや、在るには在ったか?…とにかく手が付けられない程に暴れて!!…

…っで、そんな暴れっぷりを今まさに見ている訳なんだが……もしかして?…〕


「ッ!?…え?…えぇ~…」


と、このマサツグの戸惑いの言葉に反応をするよう更にライモンドが話しを続け!…

と言うのも良く口喧嘩をする際!…エイブレントはパッと見キレ易い人物である様に

マサツグへ話しをするのだが、実はあれでまだニュートラルである事を明かし!…

それこそまだ更に段階があるよう話しを続け!…何なら本当にブチギレた際の様子は

まさに今のモツのよう!と…まるで瓜二つである様なそんな口振りをして行くと、

ふと思わず不穏な事を考える!…と、そのライモンドの言葉にマサツグもこれまた

戸惑って見せる!…さてそうして二人で何か嫌な予感を感じて居ると、一方で

モツ達の剣戟合戦は更に熱が入って行き!…


__ギイィン、ギイィン、ギイィン、ギイィン、ギイイィィン!!!…


「ゼェ!!…ハァ!!…」


「ッ…クッ!!…ハァ!!…ハァ!!…」


互いに一歩も譲らない様子でバチバチに交戦、弾き弾かれ受け流しに流され!…

そしてまた鍔迫り合いの状態に戻って行き!…互いに息を切らしそろそろTPの

限界の様子を見せ始めるが、それでも尚拮抗!…まだ互いに粘りを露わにする!…

そして今度は休憩するよう睨み合いに発展すると、もうマサツグはそっちのけで…

が、当然そのままにしておく訳にはどちらも行かず!…次にはマサツグも

動きを見せ…大剣を手に今がチャンス!と言った具合に向かって行こうとして

見せると、当然そんなマサツグの動きにゼファーも機敏に反応!…手段は選んで

居られない様子で更に抵抗をし始める!…


__…ンバッ!!…


「ッ!!…クッ!!…」


__ギイィン!!!…ババッババッ!!……ザザアァァ!!…


それはマサツグの動きを察知して自身の身に危険が迫っている事を理解すると、

ゼファーは無理やりにでもモツとの鍔迫り合いを中断して行き!…いやこの場合

押し勝ったと言う方が正しいだろうか?…とにかくモツの事を弾き飛ばし!…

慌ててマサツグ達から距離を取るそんな動きを見せて行くと、モツはTPの限界が

来ていた為追えず!…何ならフラ付くそんな様子を露わにする!…

となるとマサツグもその様子を目にして一旦ゼファーに迫る事を止めて行くと、

次にはモツの心配をし!…


「ッ!?…モツ、大丈夫か!!…」


「ッ~~~!!!…チィ!!…逃がしたかぁ!!…」


__タンッタンッタンッ!!…ザザアアァァ!!……ヴゥンッ!!……スッ…


マサツグが慌ててモツに声を掛けて行くと、モツは返事代わりに怒りを露わに!…

その際追いたくとも追えない!と言った反応を見せ…TPが無い事で直ぐには

動けないそんな様子も露わにすると、一方でマサツグとモツから距離を取れた事で

ゼファーも一旦落ち着き!…ここで何やら怪しい動きを露わにする!…それはスッと

何かを取り出す様にまた次元魔法を駆使すると、その開いたワームホールの中に

手を入れ物色し始め!…この時マサツグ達に対しての警戒も勿論緩めず!…

次には見つけた様子である物を取り出し…その手に何やら奇妙な小瓶を持って

見せると、徐に封を切る!…そしてその小瓶の中身を飲んで行く!…


__…キュウゥゥ…ポンッ!…ッ…ゴクッ…ゴクッ…ゴクッ…ゴクッ……


「ッ!?…あっ!!…」


「ッ!?…チッ!!…面倒なぁ!!!…」


その際そのゼファーの飲んだ小瓶の中身と言う物は、何やら何処かで見た事が

有る様な気を感じ?…と言ってもマサツグはそれが何なのかも分かって居ない

様子で有り!…それを理解出来たのはモツだけで!…この時モツの頭の中では

思い出すよう!…[バイオシア]の研究所で見た様な!…その効力も薄っすらとだが

覚えている様子で次にはハッとして見せると、一方でゼファーはその小瓶の中身を

飲み切ってしまう!…そして今度はその空き瓶を床に投げ捨て割って見せる!…


「…ッ…はあぁ~……ッ!!…」


__カシャアァン!!!…ッ…ドクンッ!!…ッ~~~!!!…


轟々と燃える謁見の間内でも空き瓶が割れる音はしっかりと聞こえる!…

そして少しの間を空けて!…次にはゼファーの様子が何やら急変した様に突如脈打つ

そんな反応が見られて行くと、肝心のゼファーは胸に痛みを…或いは苦しみを覚える

かの様に藻掻き始める!…となると先程一体何を飲んだのか?が気になる所ではある

のだが、勿論そんな事を気にしている場合ではなく!…とにかく目の前のゼファーの

様子に対して嫌な予感を感じて行き!…


「ッ!?…な、何!?…一体何を飲んだってんだ!?…」


「…ヤブ…ここからが本当の最終決戦の様だ!!…

…気合…入れて行くぞ!!!…」


__ッ…フォンッチャキ!!……ッ!?…ッ…ジャコンッ!!…


マサツグはそんなゼファーの様子にただ戸惑う事しか出来ず!…一方でモツは未だ

怒りを覚えている様子で、ジッとゼファーを睨み続け!…そのゼファーの様子から

ふと何かを察した様に次には注意の言葉を口にすると、もう何度目となるか

分からない!…とにかくゼファーに対して剣を構える!…そしてそう言われた事で

マサツグも戸惑いながらとにかく大剣を構えて見せると、一方でゼファーも徐々に

落ち着きを見せて行き!…


「ッ~~~!!!…ッ~~~!!!…

…ッ…グハァ!!…ハァ!!…ハァ!!……ッ…」


__ッ!!…ジャキンッ!!…


と、落ち着くと言ってもそんなスッと収まるモノでは当然なく!…まだ体が疼く

様にして痙攣しており!…それを無理やり抑え込む様なそんな様子が伺えると、

今度は三度目となる吐血!…そして息を目に見えて切らして見せる!…

すると次には吐血した際に下げた頭を徐々にゆっくりと上げて見せると、

改めて二人の様子を確認して行き!…となるとそこには当然ながら剣を構える

四人の姿が!…その際表情はそれぞれ違って見えているが…それでも明らかに

自分に対して!…敵意を向けている事だけは感じられると、向こうもゼファーを

見てより一層警戒!…そしてゼファーもその様子を目にして笑みを浮かべる!…


「…フフッ…フフフフフ!…

…私の願いが叶うまであと少しなのだ!…

…是が非でも抵抗させて貰おう!…」


「…その願いってのは結局何の事なんだ?…」


まるでもう感情が壊れた様に!…ただ不気味に笑みを浮かべる事しかしなくなると、

やはり抵抗するのは理由がある!と…が、それを具体的にマサツグ達へ話す事は

やはり無く!…だが抵抗する気で剣を構え!…マサツグ達へ殺気に似た不気味で

異様な気配を体から発して行くと、マサツグ達を威圧!…一方でその威圧に

マサツグも疑問を感じて行く!…その際思わず素で質問をする様に言葉をポロッと

零してしまうと、ゼファーはそんなマサツグの質問に答えるよう!…


「…そうだね…直に分かる事だろうし…説明してもいいかな…」


「ッ!…何!?…」


と言うのも突如スッと冷静になるよう落ち着きを見せ…それこそ何かを思い出した

様にも見える感じで!…もう余裕があるのかそのマサツグの問い掛けに突如返事を

して見せると、説明をする事を口に!…と、突如ゼファーが乗り気になった事で

これまた戸惑う!…その際モツがキッと睨みながらゼファーに言葉を漏らして

見せると、ゼファーは今何を考えているのか?だけをマサツグ達に話し始め!…


「…私はね?…ただたった一人の女性を…この世に甦らせたいだけなんだ…」


「ッ!!…そ、それって!…」


ゼファーが言うのは想い人かその人をただ甦らせたい!と…それが今までの戦争で

あったり色々な事に繋がっている様子で!…虚ろな目から突如涙を!…ここに来て

初めて何か感情の様なモノを露わにすると、そんなゼファーの様子にマサツグ達も

面食らう!…そして思わず引いてしまう!…それは突如泣き出した事にドン引き

したとかそう言うのではなく、物理的に何か畏怖の念を感じた!と言う事で!…


「…その様子だとまた爺が余計な事を話しちゃった感じかな?…

…そうだよ…[ラティナ]…彼女は私にとって生涯のそのものと言ってもいい!…

…故に…故に彼女が死んだ瞬間…私の心も同時に死んだ…

だから私はその王を感情のままに殺し!…投げ捨て!…野晒しにした!!…

だがそんな事をした所で!…彼女が戻って来る事は決してない!!…

…しかしまだ方法はあったんだ!…彼女をもう一度この世に誕生させる!!…

髪の御業が!!!…」


一方でゼファーは淡々と自身の話を続け!…それこそ徐々に興奮するよう!…

如何に彼女を想って居るか!…彼女が亡くなった事で自身に起きた変化等を!…

まるでマサツグ達に訴えるよう更なる感情を露わにしながら話して行くと、

それこそここ来て人間らしさを取り戻す様な!…ここ一番の感情の高ぶり具合を

見せて行く!…その際依然ゼファーは涙を流しながらマサツグ達に力説をする

のだが、やはりその様子と言うのはもはやホラーの様に感じられ!…


「ッ!?…更に様子が可笑しくなった!!…」


それこそ思わずモツがツッコミ?の言葉を口にするが、ゼファーにモツの言葉は

全然届いて居らず!…一方でただトリップする様にゼファーは感情を爆発させ続け…

その様子は数々のゲームや漫画、アニメで見られる絶望した!…或いは狂人と

成り果てた者達と同じ姿の様にマサツグ達の目に映って行くと、更に畏怖の念を

抱いてしまう!…否応なしにこれまた更に警戒を強めて行く!…それはまるで

感覚的にはラスボス戦前の悲しいプロローグの様に感じられると、そのゼファーの

様子に更に引き込まれる様な感覚も覚え!…


「…まぁ多少の犠牲は出てしまったけど…それも些細な事でしかない…

それこそこの世界は彼女の誕生と共に!…どんなに足掻いても崩壊を迎える!…

…正直に言うとね?…最初に世界を作り直すなんて言ったけど…

私にはこれっぽっちも興味はないんだ!…

…あるのはただ彼女に一目会いたい!…彼女に触れたい!!…抱き締めたい!!!…

それだけが!!…今私を突き動かしている!!…」


しかしそんなマサツグ達の事をなど御構い無し!…次に話し出したのはその彼女を

復活させるに当たって!…今までの軍事行動が全て必要な事であった事をゼファーが

これまた話し出すと、遂には最初に自身が話して居な内容を否定!…そして自身の

欲望を露わにする!…しかしそこには本当に邪な感情はないのか、そこだけは何か

純粋な愛の様なモノが感じられ!…ただ在るのは深い悲しみと無限の虚無!…

自身は今その中に居る!とばかりに話しを続け!…徐々にその動きをマサツグ達に

向けての敵意の表れとして行くと、その様子にマサツグ達も強張るよう剣を握り!…


__……ッ…チャキッ!!…


「…さぁ始めようか!…彼女がこの世に再臨するのも時間の問題!…

私は彼女をこの世に呼び戻せればそれで良い!!…

もう自分の命に!…一寸たりとも未練は無い!!!…」


と、次には憑き物が消えた様にまたゼファーも落ち着き始め!…が、マサツグ達に

対しての闘志は衰えず!…この話も終わり!と言った様子で再度自身の願望を

口にすると、命は惜しくない!と…次には自らの体にあの黒い炎を纏い始める!…

それはまるで新たに鎧を身に着けたよう轟々と燃え盛る様子を見せると、

マサツグ達を威圧し!…しかしだからと言ってマサツグ達も当然退く訳には

行かない!…いや退けないと言った方が正しいのだが!…とにかくただの帝国との

喧嘩はいつの間にか世界の命運?を握る戦いに変わっており!…両方が身構えに

睨み合い!…これが本当の最終決戦!…絶対に負けられない戦いの火蓋が今斬って

落とされようとするのであった!…

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【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話 主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉 神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく…… ※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!! 内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません? https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html

魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密

藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。 そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。 しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。 過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
ファンタジー
 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

異世界にアバターで転移?させられましたが私は異世界を満喫します

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ナノハは気がつくとファーナシスタというゲームのアバターで森の中にいた。 そこからナノハの自由気ままな冒険が始まる。

収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~

エルリア
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HOTランキング1位ありがとうございます! 2000年代初頭。 突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。 しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。 人類とダンジョンが共存して数十年。 元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。 なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。 これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

嘉神かろ
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【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

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