どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第六章-ウィンタースノー連邦-スノーピース~霊峰ウルフハウリング・前編-

-第六章五十五節 まさかのハティと不服の反撃?と早過ぎる四回戦-

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飛び付いて来たのがシロでは無くハティビィエールだと言う事に驚き戸惑い!…

マサツグ自身もそれを見抜けなかった事に少なからず!…

ショックを受ける様なそんな心境になって居ると、

ハティビィエールは一向に離れない!…やはりシロの様に振舞って見せる!…

それはまるでこうするのが礼儀と学習した様にくっ付いて居ると、

マサツグも次には色々と疑問を持ちつつ驚き戸惑った様子で!…

ハティビィエールに質問をし始め!…


「うぇ!?…ハ、ハティ!?…な、何で!?…如何して!?…てか声が!?…」


「双子なので似せる事は簡単なのです…

…それより、良く倒れませんでしたね?…

それなりに勢いを付けて飛び付いたのですが?…」


それは何故急にこんな事を!?と言った具合に言葉を口に!…

その際シロの声真似について一番驚いた様子で話して行くと、

ハティビィエールは難しくない!と…寧ろ余裕である様に答えて見せる!…

すると次には逆に質問をするよう先程飛び付いた事について触れて行くと、

そのマサツグの腹筋に若干驚いた様子で…

何ならチラッと視線を下に移してマジマジ見詰め!…

何か人間であるかどうかを疑う様な視線を向けて行くと、

その問い掛けに対してマサツグはスッと…突如達観した様に答えて見せる!…


「え?…あ、あぁ…うん…もう…慣れぇ…なのかな?…」


「……苦労しているのですか?…」


「………。」


「…ンブッ!!…あっはははははははははは!!!…」


それはまるで遠い目をして居るかの様に話して行くと、

それを聞いたハティビィエールもふと何かを悟った様なそんな反応を露わに…

となると次にはマサツグに同情をするよう言葉を口に!…

するとその問い掛けに対してマサツグは何も答えずただただ無言!…

しかしもはや肯定して居る事と何も変わらず!…

オリハがその様子を見て更に大笑いをして見せると、

そのオリハの様子にラグナス引き気味!…

自分が可笑しいのか!?と頭を抱える!…


{やはり私の考えがおかしいのか!?…いやでも…しかし!…}


「…とにかく周りが騒がしいから剥がすよ?…暴れないでね?…」


「はいです。」


まるで自身の知って居る一般常識が間違って居るのか?…

と言った具合に戸惑って見せ!…

リーナもそんなラグナスの様子を見て!…

何か同情をする様な表情を浮かべて見せて居ると、

マサツグも漸くここで動きを!…

と言うのもハティビィエールを引き剥がす!と言い出しては、

その張り付いて居るハティビィエールの脇に手を…

何なら暴れない様に忠告を口にし!…

ハティビィエールも素直に聞き入れた様子でスン!と…

澄ました具合に返事をすると、抵抗する事無く身を委ねる!…


__スゥ……ポン!!……フゥ~……ッ!…


「…旦那様…お疲れ様に御座います…」


「あ、あはははは……」


「ッ~~~!!…ッ~~~!!!!…」


「……何だこれ?…」


さてそうしてマサツグも慣れた様子で!…

ハティビィエールを落とす事無く剥がして行くと、

そこで目にしたのは色々とカオスな状況となって居る面々の様子で!…

ラグナスは一人苦悩する様に頭を抱え!…

シルビィはマサツグが戦っている間に目を覚ましたのか元通りに!…

リーナはリーナで苦笑いをして見せ!…

オリハは未だ笑いを押さえられない様子で目に涙を溜めて見せると、

お腹を抱えて痙攣!…酷い有様を見せて居た!…

と、そんな様子を目にしてマサツグも!…

先程までのショックを忘れた具合に戸惑って居ると、次には控室に兵士が!…


__ギイイィィィィ…バタン!…


「これよりトーナメント第三試合を始める!…

第三試合出場者…オリハ!!…ゲート前に集合せよ!!」


「ヒィ!!…ヒィ!!…ッ!…わ、私の出番?…」


「あぁ、そうみたいだぞ?…ほらさっさと行って来い!」


言うまでもなくやって来た理由はトーナメントの案内!…

兵士は部屋全体に聞こえるよう大声でオリハの名前を呼んで見せると、

ゲート前に来るよう言葉を続け!…

と、呼ばれた事でオリハもピクッと反応して見せ!…

この時自身が呼ばれた事にちゃんと気付いて居ないのか?…

呼ばれた事を確認するようマサツグ達へ尋ねて行くと、

未だ腹を抱えて笑い続ける!…

するとそんなオリハの問い掛けに対してマサツグが呆れながらに返事をすると、

続けてツッコミを入れる様に早よ行け!と…

となるとオリハもそれを言われて移動を開始!…しかしその足は覚束ず!…

仕舞には笑い過ぎて呼吸困難にまで至ってしまうと、控室から出られずに居た!…


「ちょ!…ちょっと待って!…

ま、まだ!…んぐ!…まだお腹が痛い!…」


「やかましい!!…いつまで一人でウケけてんだ!!!…

早く行ってちゃちゃっと倒して来い!!…

それが出来なければ後で怖い事になるぞ!!!」


「へ、へ~い!!…」


__トッ…トッ…トッ…トッ……ギイイィィィィ…バタン!…


この時もオリハは自身の脇腹を抑えながら腹が痛い!と…

それこそ助けを求める様にマサツグ達へ訴え掛け!…

と、そんなオリハの在り様にマサツグも呆れてしまうと一喝!…

それはさもツッコミを入れる様にして言葉を口に!…

何なら脅しも掛けるよう止めの言葉も続けて見せると、

さすがのオリハも落ち着いて来たのか!…

それでもやはり笑いを抑えられずに涙を浮かべる!…

さてそれでも何とか動けるまでになって見せると、

自力で控室を後にして行き!…

となるとそんなオリハの様子にマサツグも呆れ…

もう疲れた!とばかりに思わず溜息を零して行くと、

やはり心配の様子で言葉を!…


「…はあぁ~……全く!…アイツあんな調子で大丈夫なのかよ?…

…って、それはそうとハティビィエールは何でここに?…

あの一番奥って言うか上って言うか…専用の席に居たんじゃ?…」


「…ハティで良いです…

…実は人間さんに少し聞きたい事が有ってここに来ました…

お姉様にもお母様にも内緒です……」


「え?…」


一応ながらに心配を!…

しかし次にはハティビィエールが何故ここに居るのか?について疑問を持つと、

思った事を口に!…何なら展望デッキに居なくて良いのか?と言葉を続け!…

色々と心配が掛かるのでは?と言った具合に尋ねて行くと、

ハティビィエールはマサツグの方へ振り向くなり愛称で言い!と…

寧ろそっちで呼ぶ様に強要する!…

そしてここに来た理由についてマサツグに質問がある事を口にすると、

女王やシロにも黙って来た事を明かし!…

と、そんな事を言われてマサツグも戸惑い!…

一体何?と言った具合に眼をパチパチとさせて居ると、ハティから単刀直入に!…


「…貴方は何者なんですか?…

何であんな誰も真似出来ない様な戦い方が出来るのですか?…

…もしハティにも出来ると言うのなら教えて欲しいのです!…

ハティ、何でもするのです!!…お願いなのです!!…」


ハティはさもマサツグを人間とは見て居ない様子で言葉を口に!…

そして続けてその戦闘スタイルに興味を持った具合に更に続け!…

何ならその柔軟な戦い方を教えてくれ!と…

徐々に興奮するようマサツグに抱き付き!…何ならさすが姉妹と言った所か!…

目をキラキラとさせながらマサツグの体を攀じ登って来ると、

これにはマサツグも当然困惑!…そのハティの興味津々振りに慌てて見せる!…


「ッ!?…えぇ!?…ちょ、ちょっとぉ!?……ッ!…」


「ハティは強くならないといけないのです!!…

強くないとお母様を…!!…」


「ッ!…え、えぇ~?…」


{な、何でこの子は急にこんな事を!?…

それも必死さが尋常じゃないし…何より目を見れば自ずと分かる!…

…この子は何かに怯えている?…でも何に?……マグダラス?…

…いや、マグダラスじゃない!…

マグダラスだったら最初の時にあんなジジィ呼ばわりなんてしない!…

何より毛嫌いしている様子を何度も見ているからまず違う!…

…それに守れないって…誰を?…

この子は一体誰を守ろうとして居るんだ?…}


その際チラッとだがハティの目に視線を向けると、

そこには興味だけでなく何か違うモノも見えた様な?…

それはマサツグだから分かった事かもしれぬモノで?…

そのハティの目からは若干の恐怖観念!…

まるで出来ないといけない!と言った必死さもシッカリと見て取れてしまうと、

一方でハティも!…それは気になる一言を漏らして見せる!…

と言うのも本気で思い悩んで居る表情も浮かべて見せると、

守る事が出来ない!と話し…となるとその言葉の意味に更に戸惑い!…

そのハティの意図が全く読めず!…

何故そこまでして力を求めるのか?が不可解で仕方が無くなって来ると、

その原因が気になり始める!…

すると一方で他の面々もその異様なまでのハティの様子に疑問を持ち出し…

特にラグナスが心配をした様子で!…


「ハ、ハティビィエール様?…

一体如何なされたと言うのですか?…

武芸の稽古はいつも受けているのでは?…」


「あんなんじゃ駄目なのです!!…

もっと!…もっと強くならないと!!…」


__スゥ…ブンブンブンブン!!…


「ッ!!…ヴぁあぁぁぁぁ~~!!……」


ラグナスが言うにはいつも訓練をして居る!と、

しかし担当をして居る訳では無い様子で疑問形で…

と、そんなラグナスの問い掛けに対してハティもちゃんと返事を口に!…

しかしそれではぬるい!と言い!…

もっと身になる練習がしたい事を訴え出すと、マサツグの胸倉に手を!…

そこから激しく揺さぶり始める!…

何なら相手は子供と言ってもやはりフェンリル!…

そしてシロと同様に興奮すると加減が聞かないのか全力で!…

それこそ宛らジョッキーの様にブンブン振ると、

マサツグも抵抗する事無く前後に頭を振ってしまい!…

もはや意識が飛びそうになり!…

何かイケナイ声の様なモノまで漏らし出すと、シルビィとリーナが慌て!…

ハティに静止を促し始める!…


「ハ、ハティビィエール様!!…ご乱心を!!…ご乱心をぉ~!!…」


「ッ!?…と、とにかく一度落ち着かないか!!…

このままではマサツグが話したくても話せない!!…

一度冷静になってその強くなりたい訳を話してみるんだ!…」


「ッ!…あっ…」


「ヴぁあぁぁぁぁ~~……あっ?…

いかんいかん!…意識が…」


この時シルビィがハティの右手を拘束して行き、

リーナはハティの左手を拘束して見せ!…

その際リーナが慌てて詳しい説明を求め始め!…

更にはマサツグの解放を!…

訳が分からない事には協力が出来ない事を話して行くと、

ハティもここでハッと我に返ったのか…

次にはパッと手を放す!…

すると余程揺さぶり攻撃が効いたのか…

マサツグは白目を剥きながらにフラフラとして見せ!…

が、それでも倒れる事無く立って居り!…

マサツグも暫くしてハッと我に返った様な…

そんな反応を見せて行くと、右手で頭を軽く叩き…

左右に首を振って意識をハッキリさせようとする!…

さてそうして何とか違う意味で旅立ちそうになったのを堪えて居ると、

素直にハティが反省しており…


__……ッ…


「…ッ!……だいじょ~ぶだよ!…

俺だってそんな柔じゃねぇよ!…」


__ポンッ…なでなで…なでなで…ッ!……ぴこぴこ♪…


マサツグもそれを見てフッと笑みを!…

まるでシロの時同様怒って居ないとばかりに微笑んで見せると、

ハティの頭に手を伸ばす!…

その際ハティはシルビィとリーナに拘束されたままで居ると、

まるで干されて居る様にぷら~ん!と…

が、構わずマサツグは怒って居ない!と言葉でも伝え!…

そしてハティの頭を慣れた様子で撫でて行くと、

ハティもピクッと反応!…そこから尻尾を振って見せる!…

さてそうして微妙な空気を払拭すると、疑問だけが残ってしまい!…

と言うのもやはり気になるはあの強さに対しての渇望具合で!…

ハティの頭を撫でつつ!…

何故ここまでに至ったのか?何か子供らしくない原因についてを考え出すと、

マサツグは一人悩んでしまう!…


さて一方でトーナメント三回戦に行ったオリハはと言うと、絶賛観客達!…

及びモツ達から不審な目で見られており!…

と言うのもまだツボに入っている様子でケラケラ!…

その様子に相手闘士も不気味がり!…

同時に何か苛立ちすら覚えた様子でオリハの事を睨んで居ると、

遂に戦いのドラが鳴り響く!…

その際オリハが真面に武器を構えられずにフラフラして居ると、

先制攻撃をばかりに相手闘士が動き!…


__ボワアアアァァァァ~~~ン!!!…ババッ!!…


「ウオオオオオォォォォォォォ!!!」


__ドゴォ!!!……ッ!?…あぁ!!…


「ッ~~~!!!………ッ……」


闘士が苛立ちのままに襲い掛かり!…

オリハの左頬へ向かって右ストレートを放って行くと、

これが見事にクリティカルヒット!…当然オリハはフラ付き!…

するとそんな予想外の光景に観客達も騒然!…勿論モツ達を驚き戸惑い!…

闘技場全体がどよめきに包まれるそんな様子を見せて居ると、

オリハもオリハで目が覚めたのか!…次には殴られた頬をスッと撫で!…

そこから何か脱力する様なそんな異様な様子を見せると、

怒りに触れたのか覚醒する!…


__…スゥ……ギュン!!!…ッ!?…


「なぁにしやがんだコラアアアアァァァァァァァァ!!!!」


__グオォ!!…ドゴオオオオォォォォォ!!!!…ッ!?!?!?…


オリハの体が少し揺れたかと思えば次には視界から消え!…

そして消えたオリハの姿に闘士が驚いた様なそんな反応を見せて居ると、

今度はその闘士が宙を舞う!…

その際オリハの怒りの声も闘技エリア内に響いて行くと、観客達も驚きの様子を!…

と、その後は如何なったか?と言うとそのまま決着!…

オリハの一撃でその闘士は完全に気絶!…ピクリとも動く事無く受け身も取れず!…

生々しい音を立てて床にドシャッと倒れて行くと、周りは静寂!…

先程のマサツグと同じで状況が分からず…


__……ッ!?…ボワアアアァァァァ~~~ン!!!…ッ!?…


ドラ係もその光景に唖然!…

しかし次にはハッとした様子で先程の試合と同じ様にドラの音を響かせて行くと、

まるで夢から覚めたよう!…観客達をハッとさせる!…

何ならその第二試合の様子はマサツグよりも早くスピーディに決着を着けた為、

後に最速の試合としてオリハは記録保持者に!…

と、そんなこんなで第三試合も終了して行き!…

流れる様に第四試合へと入って行くと、何やら慌ただしさが目立ち始める!…

さてオリハも試合を終えて戻って来ると、マサツグ達に迎えられて行くのだが…


「ッ!…あれ?…もう終わったのか?…

おかえ……ッ!?…」


__ぶっすぅぅ~~~~!!!…


「ッ!!…ど、如何したと言うのだオリハ!?…

如何してそんなに膨れているのだ!?…一体何が?…」


「……別に…」


戻って来たオリハにマサツグが気が付き…

その決着の早さにやはり若干戸惑った様な反応を露わにして行くと、

次には振り返ってオリハを確認!…

と、そこでかなり珍しく仏頂面になって居るオリハを見つけて行き!…

それを見てマサツグも驚き!…

リーナもハッと驚いた様なそんな反応を露わにすると、

その仏頂面の理由について尋ねて行く!…

それこそ何か苦戦でも強いられたのか?とばかりに悩むのだが、

オリハは不貞腐れるだけでコレと言って答えず!…

出て行った時と態度が違う事で一同は戸惑い!…

一方で慌しく兵士がそのマサツグ達の居る控室の中に飛び込んで来ると、

急いだ様子で案内を!…


__ギイイィィィィ……バタン!!…


「こ…これより!…ぜぇ!…トーナメント第四試合を…始める!!…

第三試合出場者…リーナ!!…

ゲ…ゲート!…ゲート前にうぇっへ!…うぇっへ!!…」


「…何か咽てるけどあの兵士の状況と何かお前関係ある?…」


「……さぁ?…」


とにかく走って来たのかその案内の兵士は息を切らし!…

それでもリーナに出場の案内を口に!…

しかし呼吸が整っていない様子で!…

咽る様にしてその言葉に詰まって見せると、槍を支えに苦しみ出す!…

となるとそんな兵士の慌て様にマサツグも疑問を持ち出すと、

恐らく原因であろうオリハに再度声を掛けるのだが!…

だが声を掛けた所で反応は薄く…

やはり仏頂面でさも恍ける様な返事をすると、マサツグに対してそっぽを向く!…

するとマサツグも何か有った事を悟って行くと、これ以上はオリハに構わず!…

と、その一方でリーナは呼ばれた事で意欲的!…

その案内を受けて自分の番が来た!とばかりに歩き出すと、

控室後にしようとして見せる!…


__スッ……コッ…コッ…コッ…コッ…


「ッ!…リ、リーナ?…」


「次は私の出番なんだろ?…では行かねば!…」


さも待ちくたびれた!と言った具合にやる気を見せて行くと、

その何の迷いも無いリーナの様子にマサツグも戸惑い!…

と言うのもリーナの相手は例の囚人二人目で!…

慌ててリーナの名前を呼んで行き!…

心配をした具合に一旦待った!を掛けようとするのだが、

やはりイノシシ姫!…ウズウズした様子を露わにする!…

その際一応呼び止められた事で脚を止めて見せるのだが、

その振り返った際のリーナの表情はさも某・戦闘民族の様で!…

出番!と言っては先を急ぎ!…

何か早く試したい!とも言える様なそんな反応も露わにすると、

マサツグもタジタジになりながら話を!…


「ま、まぁそうなんだけど…」


「安心しろ?…私は相手が誰であろうと負ける気は無い!!…

無事に勝って見せる!!!…例え…相手が囚人でもだ!!…」


この時マサツグは戸惑いながらも食い下がり!…

一旦は落ち着く様にリーナへ言い聞かせようとするのだが…

リーナは聞かない所かグッと拳を握って見せ!…

次には大丈夫!と謎根拠を…

何ならマサツグに勝利を約束するよう更に言葉を口にすると、

自らフラグを立てて見せる!…

となるとそんなリーナの言葉にマサツグも更に不安を覚え!…

やはり待った!を掛けようとするのだが!…


__コッ…コッ…コッ…コッ…


「あっ!……あぁ~~…」


リーナはクルッと振り向くと話を聞かず、寧ろ相手が囚人と言う事から!…

何か正義感に駆られる様な闘志の燃やし様を見せると、やはりその場を後に!…

するとそんなリーナの様子にマサツグも駄目だと悟ってしまい!…

頭を掻き毟りながら半ば諦める様な感じで言葉を口にして居ると、

それを良しとしない様子で突如助け船が!…

と言うのもシルビィがふと控室を後にしようとするリーナの後を追い掛けて行くと、

次には呼び止めてはある事を!…


「……リーナ、少々お待ちを!…」


「ッ!…なんだ?…シルビィまで私を心配しているのか?…私なら大丈夫!…」


__ガッ!!…ズイ!…


「ッ!…え?……ッ!!…」


シルビィはリーナを呼び止めるとその肩に手を!…

するとリーナもまた呼び止められた事で反応して見せ!…

また振り返りシルビィにも大丈夫だ!と笑顔で答えようとするのだが、

シルビィはそんなフラグを圧し折る様に!…

ふと振り返ったのを見計らい!…徐にギュッとリーナに抱き付いて見せると、

次にはその肩に向かって首を伸ばし!…

となるとそんな突然のシルビィの行動に当然戸惑い!…

何かワタワタとする様なそんな反応を露わにすると、

シルビィは更に追撃を!…


「少々お時間を頂戴しても宜しいでしょうか?…」


「ひゃあぁッ!!!…な!…何を!?…」


「お願いです!…少しだけ…少しだけ、お時間を!…」


と言うのもシルビィはリーナの耳元でスッと声を…

それは囁く様に艶っぽく優しく!…吐息が掛かる距離でリーナを抱き締め!…

さも逃がさない!と言った拘束具合を露わにすると、

これにはリーナも更に慌てる!…何なら可愛らしい女性の声も上げて見せる!…

そしてシルビィに対して酷く動揺した具合に何!?言葉を漏らして行くと、

更にシルビィは追撃を!…それはまるでこっちの言う事を聞くまで止めない!と…

言わんばかりに自身の色気?は必要なのかどうか?…

とにかく引き留めに掛かって行くと、リーナも堪らずギブアップ!…

シルビィの要求に答え始める!…


「ッ~~~~!!!!…わ、分かった!!…

分かったから耳元で囁くのは止めてくれ!?…

私は耳が!?……ッ~~~~!?…」


__スッ…


「……ッ!…」


「旦那様?…リーナをお引止めする事に成功しました。」


「ッ!…お、おう…」


まるで降伏する様に分かった!と言うと、

顔を真っ赤にしては若干涙目になって見せ!…

と、ついでに自身の耳が弱点である事も話して行き!…

羞恥に悶える様なそんな反応を露わにすると、

シルビィはそれを聞き入れた様に…スッとリーナから離れて見せる!…

それこそスンと澄まして何事も無かったかの様に振舞って見せると、

次にはマサツグに引き留めた!と…

あんな奇行に出たのもマサツグの為!と言った様子!…

姿勢にはピンと伸ばして澄ましており!…

ご褒美が欲しいのか?尻尾は正直に今の気持ちを露わにすると、

左右にブンブンと揺れていた!…

そしてそんな一連の様子を見てマサツグも戸惑った具合に反応をすると、

シルビィの隣に移動して行き!…


「…ン゛ン゛!…いいか?…

俺が最初に言った通り!…無茶はするな!?…

…戦う前から分かってっけど!!…

相手は確実に俺達の事を殺す気でいる!!…

…負けそうだからって無茶して!!…

それで死んじまったら意味が無い!!!…

…それだけは肝に銘じておけ!!……それだけだ!…」


「ッ!?…わ、分かった!…気を…付ける…」


仕切り直す様に咳払いを一つ!…

そして褒美とばかりにシルビィの頭を撫でて見せると、

鬼気迫る様子で忠告をする!…

と言うのも自身も戦って分かった事なのだが、

勿論相手は本気である!と…

油断すれば簡単に持っていかれる!とマサツグは話し!…

御前試合の時の様な優しい戦いでも無い事を!…

その真剣な眼差しで訴えて行くと、リーナもハッ!と目を見開きビクッとする!…

その際頭を撫でられて気持ちよさそうにして居る!…

シルビィの様子とのギャップにも思わず戸惑ってしまうのだが、

それでも言われた事を理解したのか!…スッと緊張感も途端に露わにして見せ!…

マサツグもそれを見てフッと元の様子に戻って行くと、次にはリーナの肩に手を…

まるで送り出す様に軽く置く!…


__ぽん!…


「よし!…じゃあ思いっきり暴れて来い!!」


「ッ!…あぁ!!」


__バアアァァァン!!!……コッ!…コッ!…コッ!…コッ!…


それはまるで力を分け与える様に置いて見せると、

マサツグはリーナへ不敵に笑い!…

何なら自分やオリハと同じ様に速攻を決めろ!と…

励ましの言葉を掛けてリーナに堂々と振舞って見せると、

リーナもその一連の行動を受けて勇気付けられるよう!…

みるみる元気を露わにする!…

その際まるでマサツグをラインハルト師匠と重ねる様に!…

スッと姿勢も正して見せると、次には敬礼もして行き!…

と、改まった具合に闘志を再燃焼!…

意気揚々と控室の扉を開けてリーナが闘技エリアのゲートへ向かって行くと、

マサツグも一旦はホッと安堵!…そして徐にシルビィを呼ぶ!…


「…ところでシルビィ?…」


「…何で御座いましょうか?…」


「リーナを止めてくれた事に関しては感謝するが…

何であんな事を?…普通に手を掴んで呼び止めれば?…」


それは疑問を持った様子でシルビィを呼び!…

シルビィもマサツグに頭を撫でられ満足した具合に耳をピクッと反応させると、

返事の言葉も口にする!…

それはまるでスッと元の冷静な自分に戻るよう離れて見せると、

やはりスンと澄まし!…

が、マサツグはそんなシルビィの事など構わず質問を口に!…

と言うのもリーナを呼び止める際!…

何故あの様な行動を取ったのか?について尋ねて行くと、

シルビィも理解した様子でハッ!と…次には戸惑う事無くその理由を話して行く!…


「ッ!…あぁ、あれですか?…いえ、特段理由などは御座いません…

…ただ強いて言うとすればアレをやった方が確実に…

リーナ様の脚を止めれると分かっておりましたので…

実行に移しただけに御座います…

なにぶんリーナ様は耳が少々弱いようですので?…」


「…じゃあ質問その2……その情報は何所で仕入れたんだ?…」


特段大した反応を見せる事無くただ淡々と…

シルビィの中でアレをすれば!と言った具合に…

確実に脚を止めるであろう確証があった事を話して行くと、

最後に意味深な言葉を…

となるとその最後の言葉はマサツグとしてもとても気になり!…

質問その二として再度シルビィに話しをすると、

シルビィは首を傾げながらやはり淡々と!…

その事を知ったきっかけから入って行く!…

と言うのもシルビィ曰く数日前の事らしく…


「…ッ?…ここに来てから数日前…

旦那様達とあの部屋で一緒に寝ていた時ですかね?…

リーナ様が寝惚けた様子で私の寝床に入って来た事が御座いまして…

その時に私が部屋を間違えて居る事を…

周りを起こさない様に起こそうと耳元で囁いたのですが…

その時のリーナ様はまるでビックリした時の猫の様に跳ねまして…

そのままベッドの下に転げ落ちた事が有ったのです…

ですからもしかするとリーナは耳が弱いのでは?と…」


「………。」


シルビィが言うには寝惚けて居た!と…

何か聞き覚えのある話が始まった事でマサツグも自ずと理解をすると、

次にはその説明を聞きながら頭を抱え!…

如何やら今だリーナの寝惚け癖は直っていない様子で有り!…

シルビィもその時にやった事を口に…

何ならその時のリーナの反応まで事細かに見た事を話して行くと、

改めてリーナは耳が弱点と語り…と、それを聞いてマサツグも完全理解!…

よく今まで大丈夫だったな?と…

心の中である意味感心をする様なそんな感情を抱いて居ると、

背後からハティが不意打ちを!…


「…あの綺麗な騎士のお姉さんは…人間さんのお嫁さんなのですか?…」


__どよぉッ!?…ピシッ!?…


と言うのも先程のやり取りが気になったのか?…

ハティは思った事をダイレクトにマサツグへ尋ねて行くと、

その場の空気を凍らせてしまい!…

何ならその質問でラグナスはハティの方へ視線を向けると、

目を真ん丸にしてギョッとしており!…

シルビィもシルビィで澄ました様子ながらも思わずピクッ!と…

やはり気になった具合に何かソワソワとする反応を見せてしまうと、

如何にも落ち着きを欠いてしまう!…さてそして徐々に何か不穏?な空気が!…

その場を包み込んで行ってしまうと、問われたマサツグ自身もその返事に困り!…

と言っても勿論嫁さんでも何でも無いのだが、

そう言えば何か不和が生まれる様な気を感じ!…

と、その一方でハティはキョトンとしており!…

マサツグを見詰めては首を傾げる!…

何か天然の圧の様なモノを放って行くと、絶賛不機嫌なオオカミ娘が一人!…


「んん~?…如何なんだろ?…

あのお姉さんの方は人間さんの方に気が有るみたいだけど?…

あの人間さんは優柔不断みたいだからねぇ~?…」


「ッ!……なるほど!…

人間さんがハッキリしないからハティ…やきもきするのですね?…」


その場の空気など知ったこっちゃねぇ!…

そう言わんばかりにマサツグの事を小馬鹿にする発言をして行くと、

リーナの恋路を暴露!…水を得た魚の様にイキイキとし始める!…

するとそのオリハの言葉にハティもピクッと反応をして見せると、

次には納得した様子でハッと目を見開き!…

と言ってもやはり眠そうに半開きのままなのだが…

それでもハッキリしない事にやきもきする!と…

マサツグのはっきりしない様子に対して!…

ツッコミを入れる様に言葉を漏らすと、マサツグは密かにショックを!…

だが表に出さない様に振舞って見せる!…


「ッ!?……ハティちゃんは良いとしてオリハ~?…

お前…闘技場でかち合った時覚悟しとけよ?…

ボッコボコにしてやるから?…」


__ッ!……クルゥリ?…ニヤァ!……ッ~~~~!!…


「…わ、私は…愛人でも……ッ♥…」


「……えぇ~…」


そしてこの話に発展した事に置いてハティはともかくとして行くと、

オリハに対して怒りを燃やし!…

それは今後トーナメントでぶつかる事を想定して行き!…

身内でも容赦はしない事を口にすると、オリハもそれを受けてピクッ!と…

その喧嘩買った!とばかりにガンを飛ばす!…

さてそうして二人で違う不穏な空気を見せて居ると、

空気を読まずしてかシルビィがマサツグに寄り添い!…

と言うのも感じ的には愛人でも♥と…

頬を染めやはりマサツグにゾッコンである事を露わにすると、

その様子にラグナス困惑!…とにかくこのカオスな状態に戸惑うのであった!…

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