どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-

すずめさん

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-第四章-オータムクラウド国編-

-第四章五十九節 シロVS鵺と窮地の二人と起死回生のレイヴン!…-

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少し時間を戻して数十分前…レイヴンが雲外鏡に煽られている一方でシロはと

言うと、鵺を相手に苦戦を強いられて居た!…それこそレイヴンの言う通りに

カマイタチを主体に戦おうとするのだが、鵺が飛び掛かって来てはカマイタチを

振るうに振るえず!…更には鵺はその体に電気を纏い!…近付けば感電!…

離れれば放電と言った厄介具合を見せると、徐々に徐々にとシロを追い込んで

行って居た!…


__ガアアアアァァァァァ!!!…ブオン!!!…ダン!!!…バチバチィ!!…


{ッ!?…クッ!…シロ!…かつてないピンチです!!…

真空撃をしたくてもバチバチ!!…カマイタチを放ちたくてもバチバチ!!…

あのバチバチが邪魔で攻撃出来ないのです!!……こんな時!…

こんな時ご主人様なら!!…}


鵺はシロに向かい飛び掛かると連続で腕を振り下ろし!…宛ら某・一狩り

行こうぜのゲームに出て来る雷〇竜の様に雷撃を迸らせながら迫って行くと、

シロも必死になって逃げて行く!…この時腕を振り下ろした際少し硬直する

様な素振りを見せるのだが、その際も電撃が走り!…一々バチバチと音を

立ててはシロを威嚇!…シロも初めての電撃に対して警戒を強め!…この時

マサツグならどう戦う?…と言った具合にとにかく攻めあぐねる様な様子を

見せて居ると、更に鵺は襲い掛かる!…


__グルルルル!!!…ガアアァァァァ!!!…


「ッ!?…とにかく今は何とか弱点を!!…」


__ザザァ!!…ダアァン!!…シャアアアアァァァ!!!…


「ッ!?…尻尾も!?…でも!!…」


猿の顔で歯を剥き出しにしながらシロを威嚇!…この時調子に乗ってか再び

飛び掛かると続けて噛み付こうともするのだが、シロはそんな飛び掛かって

来る鵺の足元を機敏に潜って難を逃れ!…更には鵺の後ろに回った事で何とか

攻撃のチャンスも作って見せ!…ここから反撃に出ようともするのだが!…

今度はそこで蛇の尻尾が邪魔をする!…それこそ蛇の尻尾は来るのを待って

居た!とばかりに威嚇をすると、顎が外れそうな位に口を開き!…舌をチロ

チロと動かしてはシロに向かって首を伸ばし!…その際開いた口から見える

牙より毒らしき紫色の液を滴らせて見せると、更にシロを警戒させる!…

しかしシロとてただ防戦一方になる訳には行かないので、ここで尻尾に向かい

カマイタチを!…


__グッ!!…ブバシュン!!……ズバァン!!!…


「ッ!!…やったです!!」


シロはその伸びて来る蛇の尻尾に対して真っ向からカマイタチを繰り出す!…

するとそのカマイタチはシロにしては珍しく動揺が見て取れるカマイタチで

あって、軌道はブレる様にして蛇の口へ!…するとカマイタチは蛇が開いた

口より上顎から頭に掛けてをスパッと削ぎ!…尻尾もシロの居る所までは一応

届くのだが、頭が無いため噛めず!…見事に蛇の攻撃は空振りに終わり!…

シロも何とかダメージを与えられた!と言った具合に安堵しようとするのだが、

次には目の前でトンデモナイ光景を目にする!…


__……ボゴ!…ボゴボゴボゴボゴ!!……ゴポン!!…シャアアァァァ!!!…


「ッ!?…も、元に戻ったです!?…」


__ドッドッ!!……ガアアアァァァ!!!…


「ッ!?…本当に如何すればいいのですかぁ~!?」


シロが目にした光景と言うのはその斬った筈の尻尾が復活する様子で、斬った

断面が突如沸騰したお湯が如く何かが膨れ上がる光景であって!…徐々にその

沸騰する何かは形を作ると復元を始め!…元の蛇の頭に!…それこそ斬られる

前に戻ったよう蛇の頭となって再度シロに口を開き威嚇をすると、シロを酷く

驚かせる!…折角斬ったにも関わらず、ものの数秒で元通り!…これにはシロも

戸惑った様子で思わず後退りをしてしまい!…鵺本体も振り向き!…猿の顔を

シロに向けてまた威嚇をするよう吠え出して居ると、シロはシロで困惑したよう

本音を零す!…さて、そうなって来るとジリ貧!…徐々に徐々に押されては遂に

逃げ場を失ってしまい!…背に見知らぬ家屋を背負う様にして鵺に詰め寄られ

絶体絶命のピンチに陥って居ると、鵺はゆっくりとシロを見詰める!…


__グルルルルル!!…ドシッ…ドシッ…ドシッ…ドシッ…


「ッ!?…ど、如何したら!?…ビリビリばっかりだと攻撃が!…

でもあの見た事無いのを見てたらビリビリが!!……あうぅ~!!…」


__グルルルルル!!…ガアアアァァァ!!!…


「ッ!!……ッ~~~!!!…い、一か八か!!…」


それこそシロは完全に混乱しており!…戦うにしてもその対象方を見出せず!…

その間にも鵺はシロを追い詰めると徐々に攻撃の射程を縮め!…その威嚇する

顔からも何処と無く余裕を感じる様子が見られると、更にシロへ歩み寄っては

歯を剥き出す!…そして鵺からして十分に射程を縮めたのか!…まるで飛び

掛かって来る猫の様な構えでシロに狙いを付け出すと、口から涎を垂らし!…

するとシロもシロでそれに対して嫌悪感を露わにして見せ、次にはマサツグに

見習ったよう!…さすが親子と言った具合に出たとこ勝負に出ようとすると、

次の瞬間シロに転機が訪れる!…


__……バババッ!!!…ガッシィ!!!…ッ!?…ガアアァ!?…


「ッ!?…え?…骨?…」


__カタカタカタカタ!!…


「こ、この骨さん達は何処から!?…」


それこそ互いに睨み合い集中しており!…獲物以外が目に入って来ないで居ると、

次には鵺が横倒しになるよう地面へ転がる!…それは文字通り完全に不意を

突かれた様子で鵺自身も戸惑った反応を見せて居り、シロも突如現れた物に対して

慌てて確認をし始め!…するとそこで見た物と言うのは群がる様にし鵺に飛び付く

スケルトン達の光景であって!…シロもそのスケルトン達に何処から出て来た?…

とばかりに疑問を覚えて居ると、レイヴンは地面に倒れながらも魔法を操る!…


「……眷属召喚!!…別に俺自身が動かなくても!…攻撃の手段!!…

いや!!…人手を増やす事は出来る!!!」


「ッ!!…レイヴンさん!!!」


「やれえぇぇぇぇ!!!…足一本でも良い!!!…

機動力を奪えば!!…チャンスは出来る!!!」


「ッ!!…は、はいです!!!」


突然現れたスケルトンの集団がレイヴンの呼んだ眷属だと分かると、シロは

慌てた様子でレイヴンの方に視線を向け!…するとレイヴンは自分に構わない

ようシロに続けて攻撃を指示し!…とにかく機動力を奪うよう!…果ては鵺を

仕留める様に声を上げて戦い続ける様に言葉を続けると、シロもその指示に

従った様子で身構える!…その際スケルトンに群がられている鵺も必死に

抵抗するよう放電を繰り出すのだが、スケルトン達はそれでも離れず!…

寧ろあまり効いて居ない様子で鵺を拘束し続け!…まるで無数のラガーマンに

押さえつけられるよう鵺が動けずに固まって居ると、雲外鏡はその様子に

驚きを示す!…


【ッ!?…何トタダノ道化カト思エバ味ナ真似ヲ!!!…

鵺!!…シッカリセンカ!!!…】


「はあああぁぁぁぁ!!!…カマイタチ乱舞ウゥゥゥゥ!!!!」


__ズババババババ!!!……ガアアアアアアァァァァァァ!!!!…


鵺の様子を見るなり雲外鏡は文句の言葉を口にするのだが、そんな言葉も空しく

シロはカマイタチを連打!…腕をまるで駄々っ子の様に振り回すと連続で

カマイタチを鵺に向かい射出し続け!…その際器用にスケルトンに被弾させず

鵺にだけ攻撃を加え続けると、鵺の体をズタズタにする!…この間必死に

抵抗するようシロは腕を振り続けて居るのだが、一切目標を見る事は無く!…

目を瞑って俯くと腕を振り続け!…まさに奇跡の射出具合を見せて居ると、

遂には鵺の右前足を切断!…これにより鵺は物凄い勢いで悲鳴を上げ出し!…

レイヴンもレイヴンも雲外鏡の視線が鵺に向けられて居る事に気が付くと、

漸く立ち上がって見せる!…


「…これで幾分かはマシ!!…さぁ~て?…

こっちもこっちで覚悟しろよこの野郎!!…」


【ッ!!…フン!!…粋ガルナヨ小僧!!…

例エ奴ガ倒レヨウトモ!!…オ主ノ魔法デハ我ヲ倒ス事等!!……】


シロが鵺をボコって居るのを見てホッと安堵!…レイヴンも立ち上がるとまるで

ウォームアップをする様に肩を回し!…目の前の雲外鏡を相手にここから反撃と

言った様子で言葉を口にすると、今までやられて来た怒りを露わにする!…

それはまるで怨念の様にレイヴンの背後から滲み出ると、さすがの雲外鏡も

たじろがせ!…しかしそれで雲外鏡が引き下がる訳も無く!…雲外鏡はレイヴンに

対して今だ強く出れる!とばかりに強い言葉を口にしようとすると、そんな様子に

レイヴンは呆れる!…


__……スゥ…カンッ!!…ゴゴゴゴゴ…カタカタカタカタ!!…ッ!?…


「…テメェは何を勘違いしてるんだ?…

眷属はアレだけじゃないんだぜ!?」


【ッ!?…クッ!!…単ニ数ヲ増ヤシタ所デェ!!!…

我ニ勝テル筈モ無カロウ!!!…何ヨリ!!…

眷属ヲ呼ベルノハ貴様ダケデハナイ!!!…出デヨ!!!】


__ヴウン!!!…モワアアァァ!!…


呆れた様子で首を左右に振って見せ、徐に杖を握り直し!…それを突如として

若干掲げる様にして魔術師っぽく!…カン!と辺りに響かせるよう徐に地面を

突いて音を鳴らして見せると、次には自身の脚元より眷属を!…それはまるで

某・心を折りに来るダークファンタジーのよう!…地面から腕を伸ばし!…

這いあがる様にしてスケルトン達を追加で召喚をして見せると、更に雲外鏡を

驚かせる!…その際雲外鏡の台詞に対して馬鹿にするよう言葉を口にすると、

その言葉に雲外鏡が反応!…まるで煽られた事に対して怒りを覚え!…数を

揃えて来た事にも動揺を隠せない様子でとにかく反論の言葉を口にすると、

次には負けじとばかりに援軍を呼ぶ!…その際雲外鏡の鏡の面がまたもや

水面の様に揺れ動き出すと、そこから黒い影が…勿論レイヴンのダーク

ブリンガー等では無くれっきとした人の形で姿を現し!…スケルトンVS影!…

そんな大戦争を予感させる大波乱が垣間見えそうになって居ると、その一方で

鵺も激昂する!…


__ッ~~~~!!!…ガアアアアアアァァァァァァ!!!!…ヴワチィ!!!…


「ッ!?…ッ~~~~!!!!…な、何ですか!?……ッ!?…」


__グルルルルルルル!!!…ガアアアアアアァァァァァァ!!!!…


「ま!…真っ白なのです!!……ッ!!…」


ついに我慢の限界とばかりに鵺が吠えると突如放電!…それこそ今までの

比では無い程の勢いで放電をすると、白く発光!…それはまるで閃光の様に

辺りを包み!…シロも瞼越しではあるが強い光を感じた事で思わず攻撃の

手を止めてしまうと、その様子を確認する!…するとシロの目の前には白く

発光する鵺の姿が!…しかし無理をして居るのか傷口からは未だ出血の様子が

多々見られ!…何ならその自身の放電のせいか、そのやられた傷口が更に

悪化する様子が少しばかり見られると、徐に立ち上がろうとして見せる!…

当然この時拘束に動いていたスケルトン達は全滅!…跡形も無く消えて居り!…

シロに対して激昂するよう鵺は大声で吠えて見せ!…シロもそんな鵺の様子に

酷く驚いたようとにかく見て思った事を口にすると、気を引き締める!…

そしてその様子にレイヴンも気付き!…


「ッ!?……如何やら本気でお怒りの様だな?…

まああれだけ好き勝手やられりゃブチ切れるか!…」


【余所見ヲシテイテ良イノカ小僧!!…

…我ガ主様ノ復活ヲ邪魔スル凡愚ヨ!!…今ココデ朽チ果テルガヨイ!!!】


__ボワアアアァァ!!!…カタカタカタカタ!!!…


「ッ!?…上等だこの野郎!!!…

ンな靄だけの連中に負けてたまっかぁ!!!」


満身創痍ながらもまだ戦う気概を見せる鵺にレイヴンも驚き!…後どれ位で

倒れそうか?を確認して居ると、雲外鏡が不服とばかりに文句を言う!…

その際何か気になる言葉を口にしてレイヴンに文句を続けるのだが、その

内容は深くは語らずに影の人を差し向け!…さながら某・サイレンが

聞こえて来そうなホラーゲームのよう!…黒い靄が腕らしきモノを伸ばし

ながらスケルトン達に向かって行くと、レイヴンもそれを迎え撃つ様に指示を

出す!…さて一方のシロと鵺の方はと言うと、またシロが窮地に追いやられ!…


__ヴワチィ!!!…ヴワチィ!!!…グルルルルルルル!!!…


「ッ!!…うぅ~!…

怒ってない時でもバチバチしてたのに!…更にバチバチ!!…

如何やって戦えば!?……ご主人様ぁ!…」


片足を無くしても何とか立ち上がり!…ゆっくりとだがシロに向かい激昂した

様子で近付き出すと、一歩進む毎に電気を走らす!…だがシロのカマイタチは

確実に効いて居る様で、一気に飛び掛かって来る事は出来ず!…とにかく足を

失った事で上手く歩けず!…その事にもどかしさを覚えつつ鵺が歩いて居る

様子を見せて居ると、シロもそんな様子に悩み出す!…ただでさえあの電気が

厄介だと言うのに、更に火力が増し!…何ならスケルトン達の手助けを借りて

漸くだった訳で!…そのスケルトン達も激昂により消滅!…また振出しに戻った

事でシロが慌てた様子で如何するかと!…思わずマサツグに助けを求める様に

言葉を口にして居ると、更に追い打ちを掛ける様に瘴気が襲う!…


__スゥ…ハァ…スゥ…ッ!?…


「ッ!!…ケッホ!!…ケッホ!!…

…い、息も!……あっ…あれ?……何だか目が?…」


「ッ!?…シ、シロちゃん!!…」


それは今までのハードなフットワークが祟って来た様に!…目の前に迫って来る

化け物に緊張をして更に呼吸を荒げ!…するとその荒げた呼吸のせいか、更に

瘴気を取り込む形となってしまい!…シロの体に異変が起き始めると、咳きが

酷くなると同時に視界暗くなる様な異変を覚える!…それこそまるで瀕死時に

見られるブラックアウトの様に!…同時に脚に若干力が入らずふら付きを覚え!…

となるとレイヴンもふと気が付いた様子で尻名前を呼んで心配をし始め!…

少しだけ雲外鏡に対し注意をそらしてしまうと、次には雲外鏡の分身達が一気に

攻める!…


【余所見ヲシテ居テ良イノカナ!?…

…アノ鵺ヲ押サエテイタカラ如何程ノ者カト思ッタガ!…

大シタ事ガ無イデハ無イカ!!…】


__モワアアアァァァ!!!…ガラガラガラガラ!!…


レイヴンがシロを心配して居ると雲外鏡は笑って語り!…更に分身達に力を

注ぎ込むよう妖力TPらしきモノを辺り一帯に漂わせると、その鏡の中から出て来た

黒い影達をパワーアップさせる!…それは目に見えて変化が見られると

ゴツくなり!…まるで筋肉を付けて来たよう四肢が太くなった様に見えると、

レイヴンの召喚したスケルトン達を押して行く!…となるとそこからはもう

一方的な蹂躙!…徐々に徐々にと押されてはスケルトン達が倒され潰され!…

そして召喚魔法自体も決して無尽蔵と言う訳では無く当然有限で有って!…

倒される度にレイヴンのTPが消費、そして新たにスケルトンを召喚!…と

言った無駄に消費されるサイクルを繰り返して居ると、遂にはレイヴンが

ある事を考える!…


「ッ!?…クッ!!…召喚魔法に関しては触り程度だからな!!…

それにこのままだと!!……!?…

一回もやった事が無いからぶっつけ本番だけど!!…やるしか無いのか!?…」


【クゥ~クックックックック!!!…ソォレソレェ!!…

アト少シデオ主ノ居ル場所ニ我ガ分身達ガ辿リ着イテシマウゾォ~?】


「ッ!!…チッ!!…一々ムカつく喋り方しやがって!!……良いだろう!!…

元々まだそんなに練習はして無いんだ!…

せめてシロちゃんを逃がすきっかけだけでも作らないと!…」


自身がまだ召喚魔法の入口にしか立って居ない事に後悔を覚えつつ!…それとは

別に何か策が有る様子で最終手段!…と考えると、一度辺りの戦闘状況を見回し

確認をする!…するとこの時雲外鏡は相も変わらずレイヴンに執着心を示すと、

その場から動かず影を操り!…シロはシロで現在進行形で絶体絶命!…それこそ

鵺がシロの居る場所にまで辿り着くのはもう時間の問題と言った光景を見て

しまうと、レイヴンは決断した様子で策に出る!…その際そんなレイヴンの思惑に

気付いて居るのか居ないのか、雲外鏡は相変わらずレイヴンの事を煽っており!…

するとレイヴンもそんな雲外鏡の言葉に怒りを覚え!…文句を口にしつつマサツグ

みたく自棄になったよう吹っ切れて見せると、次には杖を地面に突いて眷属を

消す!…


_…スゥ……カンッ!!…ガラガラガラガラ!!…ッ!?…


【……何ノツモリカハ知ランガ好機!!…

一気ニ飲ミ込ンデ我ガ英知ニシテクレヨウ!!…

サァ!…影達ヨ!!…ソノ者ヲ迎エ入れレルノダ!!!…】


__モワアアアァァァ!!!……ゴゴゴゴゴ!!!……


「ッ!!…後で絶対にぶっ壊してやる!!!…」


それはもはや自暴自棄になって諦めた様に見えて来ると、雲外鏡はそんな

レイヴンの様子に少しは驚いた反応を見せるのだが!…次には好機!と

言った具合に何も疑うと言った事は全くせず!…寧ろ更に煽るよう言葉を

口にし始めると、遂にはレイヴンを自身の分身達で覆い隠す!…それは

まるで影達でレイヴンを封じ込めるよう!…次々にレイヴンへ集って行く

としがみ付き、その形状をドーム状に変え!…レイヴンもそんな状態に

対して対抗はせず!…ただ雲外鏡に対して文句の言葉だけを残してその姿を

影の中に隠してしまうと、次には辺り一帯に静寂を訪れさせる!…


__ゴゴゴゴゴゴ!!!……ゴポンッ!!………


【………プッ!!…後デブッ壊シテヤル?……ッ~~!!!…

クククク!!…ダアァ~~ッハッハッハッハッハッハッハ!!!!…

影ニ飲マレテ逝キオッタ癖ニブッ壊ス!?…ナァニヲ言ッテ居ルノヤラ!?…

壊ス以前ニオ主ハ我ニ取リ込マレ!!…永遠ニ我ノ中ヲ彷徨イ果テルノダ!!!…

モウ何処ニモソンナ機会ナド!!!…】


「ケッホ!!!…コッホ!!!…

…ッ!…あ、あれ?…レイヴンさん?…」


まるで黒いスライムに飲み込まれたようレイヴンは消え!…最後に水に飲まれた

様な音だけが残ると、少しの間静かになる!…しかしそれも直ぐに雲外鏡の

笑い声と共に消えて行くと、次には大爆笑する雲外鏡の馬鹿にする言葉となって

辺りに響き!…もはや勝ち誇った様子でレイヴンの末路を語り!…絶対に出て

来る事等あり得ない!…と言った具合にただただ勝利を確信して居ると、シロも

その異変に気が付いた様子で視線を向ける!…その際視界が暗く感じられながら

もレイヴンが居たであろう方向に目を向けると、そこには見た事の無い黒い

何かが!…当然シロは不思議に思った様子でその物体を見詰め!…レイヴンが

何処に行ったのかを気にして居ると、次にはその発光する鵺にタックルを貰う!…


__ガアアアアアアァァァァァァ!!!!…


「ッ!?…しまっ!!…」


__ドガヴアチィ!!!……ッ~~~!!!…カハッ!!……ダアアァン!!!…


「ッ~~!!!…ケッホ!!!…コッホ!!!…

…痛い…痛いよぉ……」


鵺は射程距離内にシロを捉えると身を丸めてタックルを敢行!…それはさながら

ショルダータックルの様にも見えると、クリティカルにシロへとぶつかり!…

シロも余所見をして居た事で回避が遅れ!…そのまま鵺のタックルを諸に喰らって

そのまま後ろへと吹き飛ばされてしまうと、タックルと雷撃の両方でダメージを

貰ってしまう!…その際吹き飛ばされた拍子でまたもや家屋を背に叩き付けられ

苦痛に表情を歪めて居ると、更に瘴気の悪循環に襲われ!…もはや立ち上がる事

すら困難な位に弱ってしまい!…そのまま崩れる様にして地面に座り込んで居ると、

更に鵺は体勢を立て直すなり止めを刺しに掛かる!…


__ヴワチィ!!!…ヴワチィ!!!…グルルルルルルル!!!…


{……あぁ…もう駄目です…体が…体が動かないです…

まるで鉄になっちゃったみたい……ごしゅじんさまぁ……

シロ…もっとごしゅじんさまといっしょに……}


【…モウ向コウモ終ワリノ様ダナ?…デハマタ壺ノ警護ニ…】


発光する鵺の怒りはまだ治まっては居ない様子!…やはり歩く度に電気が走り!…

更には座り込むシロに対しても遠慮をしないよう!…歯を剥き出しにして凶悪な

表情をシロに差し向けると、射程距離内に入れた所で身構え出す!…それは俗に

言う獅子は兎を追うにも全力と言う言葉がピッタリか、一切の油断の様子は見せて

居らず!…雲外鏡もそんな鵺の様子を見て終わりと悟り!…元の職務に戻るよう

壺の警備に戻る様な言葉を繰りにして居ると、次にはそのレイヴンを取り込んだ

筈の影から異音を耳にする!…


__……ゴゴ!!…ゴゴゴゴ!!!…ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!…ッ!?…


【……ッ?…ンン~?…何ダコノ音ハ?…アノ影カラカ?…

イヤソノ様ナ筈ハ無イ!…アレニ取リ込マレタラ最後!…

我ガソノモノヲ出ソウトシナイ限リハ決シテ!…】


__ッ~~~!!!…ガアアアアアアァァァァァァ!!!!…


当然そんな異音を耳にした事で雲外鏡は戸惑い!…まさかと言った様子で視線を

そのレイヴンを取り込んだ影へと向けるのだが!…見た所でその影自体には何の

変化も全く見られず!…ただ不穏な事にその異音だけが更に響くよう徐々に徐々に

大きく!…とにかくそれは自身の鏡の中でも響く様にドンドン大きく聞こえて

来ると、大きな不安となって圧し掛かって来る!…そしてその一方で鵺もシロに

狙いを定めると、遂に飛び掛かって止めを刺そうとするのだが!…次の瞬間には

その鵺が何故か宙を舞って見せ!…シロの目の前で腹を出す様にして地面に叩き

付けられ転がって見せると、シロはシロである違うモノを!…それは奇怪な物を

目にしては呆然として居た!…それは!…


__ッ!!…ドゴオオオオオオォォォォォ!!!…ッ~~~~~!!!!…


「ッ!!……え?…」


【ッ!?…ナ、何ナンダコノ莫大ナ量ノ妖力TPヲ感ジル火柱ハ!?…

コ、コノ様ナモノヲ出セル者等!!……アノ[フィロネウス]位シカ!!…】


シロが見たモノとは巨大な火柱!…それは黒く轟々と燃えては飛び掛かろうと

していた鵺の腹を焼いて見せ!…勢いそのままにその巨体を持ち上げると、

いとも簡単に宙を舞わせていた!…そしてシロとしても弱りながらもその火柱

を目にすると、突如目の前で火柱が上がった事で驚き戸惑い!…雲外鏡もそんな

火柱が突如上がった事でシロ同様驚き戸惑い!…その際その火柱から相当な

妖力TPが感じられる事でフィロネウス!?…と勝手に誤解をして居ると、何処から

ともなく何者かの声が聞こえて来る!…


「……ソノ[フィロネウス]ナラ…

…モウトックニ心入レ替エテアル冒険者ノ元ニ転ガリ込ンデイルガナァ?…」


【ッ!?…ダ、誰ダ!!…何処ニ!?…】


「…貴様ノ目ノ前ニ立ッテ居ルガ?…」


【ッ!?…ナ、何ダトォ!?…】


何処からともなく聞こえてくる声は徐にフィロネウスの事について語り!…

雲外鏡は雲外鏡でその声が聞こえて来た事で更に戸惑い!…一体何処から

聞こえて来て居るのかと慌てた様子で辺りを見回す様な素振りを見せて

居ると、その突如聞こえてきた声の主は更に続ける!…その際答えとして

目の前に居ると返事をすると、雲外鏡もハッとした様子で!…次には目の

前のドーム状の影に目を向けると警戒した様子で凝視し始め!…更に

戸惑いの言葉を口にしつつ!…何かが起きると言った具合にとにかく身構える

様な素振りを見せて居ると、シロの身にも異変が起き始める!…


「…はぁ…はぁ………ッ!…

…スゥ~…ハァ~……スゥ~…ハァ~…

あ、あれ?…息が?…軽い?…何で?…」


「……シロチャンゴメン!…助ケルノガ遅レテ!!…

デモ!…モウ大丈夫ダカラ!!…」


シロの身に起きた異変!…それは状態が悪化したのではなく好転した事で、

瘴気のせいで呼吸がし難かったのが改善されたと!…シロ自身も突如ふと

気が付いた様子で大きく深呼吸をし始め!…普通に息が出来る事に次には

何で?…とばかりに軽く戸惑って見せて居ると、その謎を知って居るのか

その者は謝罪!…何処からともなく聞こえて来る声はシロに対して助ける

のが遅れたと語ると謝り出し!…シロもその声に聞き覚えが有るのか

その声が聞こえて来た方に視線を向けると、そこでやはりあのドーム状の

影に視点を合わせる!…


「ッ!!…え?…ッ!!…な、何ですか?…アレ?…」


__ピシッ!!…ピシピシッ!!!…バシュウゥゥン!!!…


「ッ!?…レ、レイ…ヴン…さん?…」


当然シロとしては何故あんな所にあんな物が有るのか分かって居らず、何アレ?…

と言った具合にそのドーム状の影を見詰めて居ると、次にはそのドーム状の影に

亀裂が入る!…それはまるで何かが生まれる様に!…ピシピシッ!と音を立て

ながらドーム状の天辺から徐々に日々が大きくなって行くと、遂にはそこから

崩壊して中身が!…その際中から出て来たのはレイヴンの姿で有って、その

レイヴンの目には青い炎が!…この時雲外鏡の事をただ睨む様に轟々と炎を

燃やしており、シロもレイヴンがそのドームの中から出て来た事に驚いた反応を

見せて居ると、次には更にトンデモナイ事をして見せる!…


__……スゥ…グッ!!…バシュウウウゥゥン!!!…キンッ!…


【ッ!?…キ、貴様アアァ!!!…】


「サァテ?…コッカラガ本当ノ反撃開始!…ダナ?…」


レイヴンは徐に手を目の前に突き出す様にして掲げると、何かを集める様に掌へ

収束!…その際変化が見られたのはレイヴンの周りの光景で有って!…レイヴンを

囲って居た筈のそのドーム状の影は帯となって消えて行き、レイヴンの掌に集まる

よう形を変えて徐々にその手の中へと納まって行くと、遂には一個の球体となって

しまう!…それは大きさとして約ソフトボール大、そしてそれは真っ黒で何も光を

反射しない不気味なモノに見え!…するとそれを見せられた雲外鏡は突如として

レイヴンに対して怒気を強め!…レイヴンもその反応が見たかった!…とばかりに

若干上から目線で顔を上げると、反撃の言葉を口にするのであった!…

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感想 63

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貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。 ~あらすじ~ 世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。 そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。 しかし、その恩恵は平等ではなかった。 富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。 そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。 彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。 あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。 妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。 希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。 英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。 これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。 彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。 テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。 SF味が増してくるのは結構先の予定です。 スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。 良かったら読んでください!

俺の召喚獣だけレベルアップする

摂政
ファンタジー
【第10章、始動!!】ダンジョンが現れた、現代社会のお話 主人公の冴島渉は、友人の誘いに乗って、冒険者登録を行った しかし、彼が神から与えられたのは、一生レベルアップしない召喚獣を用いて戦う【召喚士】という力だった それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉 神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく…… ※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!! 内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません? https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html

魔力ゼロの英雄の娘と魔族の秘密

藤原遊
ファンタジー
魔法が支配する世界で、魔力を持たない少女アリア・マーウェラ。彼女は、かつて街を守るために命を落とした英雄的冒険者の両親を持ちながら、その体質ゆえに魔法を使えず、魔道具すら扱えない。しかし、彼女は圧倒的な身体能力と戦闘センスを武器に、ギルドでソロ冒険者として活動していた。街の人々やギルド仲間からは「英雄の娘」として大切にされつつも、「魔力を捨てて進化した次世代型脳筋剣士」と妙な評価を受けている。 そんなある日、アリアは山中で倒れていた謎の魔法使いイアンを助ける。彼は並外れた魔法の才能を持ちながら、孤独な影を背負っていた。やがて二人は冒険の中で信頼を深め、街を脅かす魔王復活を阻止するため、「カギ」を探す旅に出る。 しかしイアンには秘密があった。彼は魔族と人間の混血であり、魔王軍四天王の血を引いていたのだ。その事実が明らかになったとき、アリアは「どんな過去があっても、イアンはイアンだよ」と笑顔で受け入れる。 過去に囚われたイアンと、前を向いて進むアリア。二人の絆が、世界を揺るがす冒険の行方を決める――。シリアスとギャグが織り交ざる、剣と魔法の冒険譚!

『山』から降りてきた男に、現代ダンジョンは温すぎる

暁刀魚
ファンタジー
 社会勉強のため、幼い頃から暮らしていた山を降りて現代で生活を始めた男、草埜コウジ。  なんと現代ではダンジョンと呼ばれる場所が当たり前に存在し、多くの人々がそのダンジョンに潜っていた。  食い扶持を稼ぐため、山で鍛えた体を鈍らせないため、ダンジョンに潜ることを決意するコウジ。  そんな彼に、受付のお姉さんは言う。「この加護薬を飲めばダンジョンの中で死にかけても、脱出できるんですよ」  コウジは返す。「命の危険がない戦場は温すぎるから、その薬は飲まない」。  かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。  もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。  なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。  カクヨム様にも投稿しています。

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

異世界にアバターで転移?させられましたが私は異世界を満喫します

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ナノハは気がつくとファーナシスタというゲームのアバターで森の中にいた。 そこからナノハの自由気ままな冒険が始まる。

収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~

エルリア
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HOTランキング1位ありがとうございます! 2000年代初頭。 突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。 しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。 人類とダンジョンが共存して数十年。 元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。 なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。 これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。

【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?

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【Hotランキング3位】  ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。  見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。  大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!  神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。 「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」

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