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-第四章-オータムクラウド国編-
-第四章四十八節 忍者らしい攻撃とマサツグの本調子と要らない介錯-
しおりを挟む竹林を出た所でまたくノ一達に待ち伏せられ、奇襲を受ける様にしてマサツグ達は
戦闘へと巻き込まれる!…今度は本気!…そんな覚悟がくノ一達からは感じられる
一方!…マサツグも負ける訳には行かないので武器を手に身構えて居ると、先に
動き出すのはくノ一達の方であった!…背中合わせに身構えるマサツグ達を前に
詰め寄るようジリジリ取間合いを詰めては一気に仕掛け!…マサツグ達も突然の
攻撃に対し往なすよう弾いて見せると、マサツグにある異変が起きようとして
居た。
__ジリ…ジリ…バババッ!!……ッ!?…ガギギギィン!!!…
「っとぉ!!…あぶねぇ!……ッ!…」
__警告!…トライアルチケットの効果がもうすぐ切れます!…戦闘を行って…
「ッ!…もう切れるのか……三日ってのもあっと言う間だな?」
それはいつか来る事ではあったのだが今か!?と言いたくなる様なタイミングで…
くノ一達の攻撃を弾いては間合いを取り!…再び睨み合いに発展した所で突如
目の前で警告されると、マサツグもハッとした様子でその警告に目を向ける!…
その警告と言うのもアサシンで居られる事に対しての警告であって、もうすぐ
切れると!…戦闘中であれば注意するよう警告文は目の前を流れて行き!…
マサツグも忘れて居た様子でもう時間か…と漏らして居ると、余所見をして居ると
感じられたのか紅椿が号令を出す!…
「ッ!!…今だ!!…一気に仕掛けろ!!!…
男の方をやってしまえば!!…後は非力な姫様だけなんだ!!!」
__バババッ!!…シュパパパパ!!!…
「ッ!?……グッ!?……」
「ッ!?…マサツグ!!」
紅椿は先にマサツグを消し掛ける様に指示を出す!…それこそアヤの事を戦力とは
数えて居ない様子で!…するとその号令に合わせてくノ一達も動き出し、接近戦は
避けた様子でマサツグに向かい苦無や手裏剣を投擲すると、全てが当たった訳では
無いのだがダメージを貰う!…その際マサツグも飛んで来る攻撃に対し咄嗟に
ガードする様な構えを見せると、致命傷を避けるのだが!…それでもそこそこ
痛かったのかマサツグは怯み!…直ぐ後ろで怯んでいるマサツグに対しアヤが
心配したようマサツグに声を掛けて居ると、マサツグは大丈夫!と返事をする
のだが!…
「ッ~~~!!…つつつつ!…あ、あぁ…大丈…夫?…」
__クラァ…ッ!?……ザッ!……ッ?…ッ?…
「ふふふ!…幾ら英雄様って言ってもソレは効くみたいだねぇ?…
…おい!!…もっと見舞ってやんな!!!」
アヤに大丈夫と返事をしようとした途端!…突如マサツグの体は何か痺れを
感じる様な違和感を覚え!…次にはフラ付き倒れそうになり!…アヤもその
様子を目にして驚いたよう思わず手を伸ばし助けようとするが、マサツグは
何とか踏み止まって見せる!…しかしそれでも原因が分からない様子で
混乱しており、マサツグの体は依然として思う様に動かせず!…その一方で
紅椿はその様子にニンマリと笑って見せ、所詮は人間!…とマサツグの事を
見下した様に言葉を口にすると、更に攻撃を仕掛ける様に檄を飛ばす!…
そしてその檄が飛んでいる一方でマサツグは何故っと言った具合に困惑し
続け!…思い当たる節に付いて冷静に考え出すと、ある結論…と言うより
それしか無い!と理解する!…
「ッ?…い、一体何をされたんだ?……ッ!…
って、よくよく考えればそれしかねぇよな!?…
クソッ!!…薬を盛りやがったな!?…」
__バババッ!!…シュパパパパ!!!…
「ッ!?…コナクソがああぁぁぁ!!!!」
__フォン!!…ギギギギィン!!!…ザシュッ!…ドシュッ!……ッ!?…
{ッ!?…ッ~~~!!!…クソが!!…
まさかそんな忍者らしい事をして来るとは!!…って相手は忍者だったか!!…
とにかくこのままだと不味い!…何か方法は!!…}
マサツグが考え着いた結論とは痺れ薬!…と言うよりもそれしか無く!…
改めて相手が忍者である事を思い出す様にしまった!とばかりに言葉を漏らし!…
その間にも容赦なくくノ一達の攻撃がマサツグに向かい飛んで来ると、マサツグは
フラ付く体に鞭を打っては攻撃を弾く!…だがやはり思う様に動かない体では
完全に攻撃を防ぎ切る事が出来ず、少々の被弾を許し!…被弾した事でまたもや
意識が遠のく様な感覚を覚え!…それでもマサツグは決して倒れず!…歯を食い
縛り何とかこの状況を打開する方法について考えて居ると、アヤは魔法と唱えた
様子でバックアップを図る!…
「……ッ!…《この地に宿る水の精よ!…我に力を貸し与え給え!…
傷付き倒れる者に癒しを!!…その苦痛を取り払わん!!…
キュアウォーター!!!》」
__ゴポポポ!…ゴプン!…ッ!?…
「ッ!…ア、アヤ?…だ、駄目だ!…これは!!…」
「分かってる!!…毒でしょ!?…
この精霊魔法には少なからず解毒の作用もあるから!…少しでも!!…」
アヤもマサツグの異変!…何をされたのかに気が付いた様子で回復魔法を唱え!…
マサツグが傷を負った部分に対してその毒を取り除くと同時に!…傷の手当てを
し始めると、周りに居るくノ一達は戸惑った反応を見せる!…まさか回復魔法を
使えるとは思っても居なかった様子で動きを止め、マサツグもアヤの行動に
戸惑い!…その際アヤに傷が深いのではなく毒のせいと説明しようとするのだが、
アヤはそんなマサツグに対して察したよう言葉を口にすると、マサツグの治療を
続ける!…しかしそれを当然許す筈もなく!…
「……チッ!…戦闘には数えてなかったけど!…
まさか回復手段を持っているとはねぇ!!……ボサッとしてるんじゃない!!!…
攻撃の手を緩めるな!!!…もう始末してしまっても構わないんだ!!…
とにかくこいつ等を町まで行かせるな!!!」
__ッ!?…チャキッ!……
{ッ!?…チッ…面倒この上ない!!…
周りを一気に攻撃出来たら良いんだが!…
何分アサシンにそんな広範囲技が存在しない!…有ってもトラップ型!!…
火力と機動力だけならアサシンでも良いんだが!…
囲まれると圧倒的に剣士と言った所か!…
正直剣士に戻れたら話は変わるんだが!…}
紅椿はアヤの事を計算外!…と言った様子で言葉を口にするのだが、次には
すかさずくノ一達に指示を飛ばす!…それこそ改めて相手を殺してしまっても
良い!とばかりに檄を出すと、とにかく攻撃の手を緩めるなと!…するとその
指示にくノ一達もビクッと反応して見せると次には言われた通りにまた苦無や
手裏剣を構え出し!…その様子にマサツグも警戒を強め!…しかし幾ら強めた
所で攻撃は範囲外で狙うに狙えず!…アサシンの不便さにヤキモキしたよう
焦りを感じて居ると、ふとマサツグの体に異変が!…
__…ドクンッ!!…ッ!?…ッ~~~!!!…
「ッ!?…マ、マサツグ!?…ど、如何し!?…」
「…やっと効いて来たみたいだねぇ?…クックックッ!!…
…それはただの神経毒じゃないのさ!!…
そいつは回を重ねて蓄積すると徐々に体の機能を奪うだけに終わらない!…
最後は心臓を止めるにまで至るんだ!!……けど?…
随分と毒の効きが早いようだねぇ?…
まだ普通の人間でも許容の範囲内なんだが?…」
治療をしているにも関わらずマサツグの体は突如跳ね!…次には苦しむよう胸に
手を当て膝から崩れ落ちると、その様子にアヤが慌て始める!…当然苦しむ
マサツグの様子に不安の表情を浮かべると、酷く慌てた様子で声を掛けるのだが…
マサツグからの返事は勿論無く!…更に症状が悪化するようマサツグも悶える様に
苦しむ様を見せて居ると、慌てるアヤを余所に紅椿は殺ったと笑みを浮かべる!…
それそこまるで今度こそ勝った!とばかりにその毒の作用について笑いながら
語り出すと、その毒の回りが普通より早い事を口にし!…それと同時にやはり
大した事は無い!と言った反応を見せ!…もはやこれ以上の戦闘も必要ない!と
言った余裕具合まで見せ始めるのだが!…この時マサツグは決して毒に苦しんで
居たのではなく!…ある事が原因でそんな様子を見せて居たに過ぎない事を!…
次には紅椿達に見せる!…
__ッ!!…ッ!!…ぱああああああぁぁぁぁ!!!…
「ッ!?…な!?…何々何々ぃ!?…」
「ッ!?…ちょ!?…はぁ!?…こ、これは一体!?…」
苦しむ素振りを見せて居たマサツグの体は突如謎の強い光を放ち始め!…
アヤを巻き込む様にして辺り一帯を照らして見せると、アヤだけでなく
紅椿達をも戸惑わせる!…この時アヤはその光に巻き込まれて行きながらも
決して逃げる事無く治療を続けるのだが、その姿は光の中へと消えて行き!…
そしていきなりの超展開に紅椿達も驚き戸惑い!…ただ眩しい!とばかりに
目を閉じ!…両手を前に出して防御の構えを見せて居ると、その光も長くは
続かない様子で徐々に収まりを見せ始める!…すると次に光の中から姿を
現したのはマサツグの姿なのだが!…
__…………パアアァァァァン!!!……スタッ……
「ッ~~~~!!!………ッ?…ッ!?…な!?…」
「何ぃ?…本当になんな……の!?」
「……え?…え?…」
この時マサツグの姿はどこぞの教団の様な格好では無くなっており、あの
元の剣士の姿に戻って居て!…そしてその背にはいつも愛用して居る大剣が
背負われており、先程握って居た刀も鞘に仕舞われると腰に!…何なら
今まで受けてたダメージもリセットされた様子で立って居り!…紅椿達も
そんな変わり様を突如見せられて理解出来ずに苦しむよう!…呆気に取られた
表情を見せて居ると、アヤもマサツグが元の姿に戻って居る事で驚きを示す!…
それこそやはり状況判断に追い付いていない様子で!…となると勿論の事
マサツグも何が何だか分かって居らず!…当事者である本人が一番に理解
出来て居ない様子を見せて居ると、慌てた紅椿は号令を出す!…
「………ッ!?…お、おい!!!…攻撃を仕掛けろ!!!
こんな訳の分からない奴をさっさと始末しろ!!!」
__ッ!?……バババッ!!…シュパパパパ!!!…
「ッ!?…ア、アヤ!!…俺の近くに!!」
「ッ!…へ?…きゃッ!?…」
もはや何が何だか!…とにかくマサツグの事を気味悪がる様にさっさと始末する
よう号令を出し、その号令を聞いてくノ一達もハッと我に返ったよう意識を
取り戻すと、指示に従うようマサツグに向けて攻撃を繰り出す!…この時勿論
先程同様痺れ薬が塗布された苦無や手裏剣を駆使してマサツグを中心に360度から
投擲するのだが、マサツグはそれに感付くと素早くアヤの腕を掴み!…自身の
元へ引き寄せるようアヤを突如として抱き締め始め!…アヤもその突然の事で
戸惑い出すのだが、マサツグはお構いなしにアヤを抱きしめたまま右手で大剣に
手を掛けて見せると、反撃の狼煙を上げる!…
「刹那!!!…」
__ヴウン!!!……チャキッ!…グオオォォォ!!!…フォガガガガィン!!!…
「ッ!?…な!?……ば、馬鹿な!?…」
「……ふぅ~…やっぱこっちの方がしっくり来るわな?」
大剣を抜刀すると同時に刹那を発動!…その際飛んで来る苦無や手裏剣の数!…
飛んで来る方向等を瞬時に確認して見せ!…それらを一気に防ぐよう大剣を
巧みに振り回して弾き切ると、一撃たりとも許さずアヤを護る!…勿論自身の
被弾もゼロに抑えると右手で大剣を軽々振り、そんな様子を見せられた紅椿達も
驚き戸惑い!…とにかく目の前の光景が信じられない様子でたじろぎ!…改めて
マサツグが英雄と呼ばれる所以を垣間見た様に狼狽えて居ると、マサツグも
やっぱりこれ!…と言った様子で言葉を呟く!…さて苦無や手裏剣を一瞬で
防がれた事でくノ一達が戸惑って居ると、ここでアヤが照れたようマサツグへ
突如として文句を言い出す!…
「ッ!?…ッ!?……ちょ!…ちょっとぉ!!…
いきなり引っ張られたから吃驚したじゃない!!!…
…こう言うのは…反則よぉ!…」
「……ッ?…仕方が無いだろ?…
言って確認して行動に入ったんじゃ遅かったし!…
現にアヤさっき戸惑ってたじゃん!…
…それに被弾せずに済んだ!…それで勘弁してくれ!…」
「ッ!……はあぁ~…全くもう!…」
__イチャイチャ…イチャイチャ…
突然の事で驚いた事から入り出すと吃驚したと言い!…マサツグを直視する事
無くモジモジとして見せると、やはり何か感じたモノが有るのか反則と言う!…
しかしマサツグはそんなアヤの様子等お構いなし!…ただ時間が無かった事を
言い訳をすると、あと少しで危なかったと!…とにかく被弾して居ない事を更に
言い訳に使ってしまうと苦笑いをして見せ!…勘弁してくれ!とアヤに許しを
乞うよう片手で合唱をすると、その様子にアヤは溜息を吐く!…そうして何か
ファンタジー物のギャルゲー的雰囲気を無意識に作り出して居ると、その様子に
紅椿は激昂!…まるで無視されている様に感じたのか、そんな二人の仲を引き
裂く様に号令を出す!…
「ッ~~~~!!!…人様の目の前でイチャ付きやがってぇ~!!!
お前達!!!…さっさとこいつ等をやってしまうぞ!!!…
こうなれば一気に畳み掛ける!!!…全員で掛かれば倒せる筈だ!!!」
__ッ!!…ハッ!!!…バババッ!!!…
「ッ!……だぁから言っただろう?…
…こう言うのは慣れっこだって?…」
__チャキッ!!…ゴオォォォォ!!!…
ジョブが変わった事で息を吹き返したマサツグとアヤの仲に嫉妬したのか、
とにかくその光景にムカついた様子で指示を出した紅椿!…するとその号令に
呼応するようくノ一達もすぐさま連携を取り出し!…これまた同じく嫉妬した
ようマサツグに向かい短刀や苦無を構えて突貫して行くと、マサツグはハッと
察知した具合に左手で刀へ手を伸ばす!…そして近づいて来るくノ一達に
対してもう微塵も油断しない様子で言葉を口にして見せると、刀を勢い良く
腰から抜刀すると同時に回転!…右手に大剣を握りつつ左手に刀!…あべこべの
二刀流ながらも迫り来るくノ一達に向かい反撃の技を繰り出して見せると、
回避出来なかった様子でくノ一達は宙に固まる!…
「旋空!!……乱絶閃!!!」
__バシュウウゥゥゥゥン!!!!……ビタァ!!……
「……っと、技名を何と無く付けてみたけど…
これってただの回転斬りだったりするんだけどな?」
__……ぐはぁ!!!…
思わずそんな技など覚えていないにも関わらず名前を叫び!…くノ一達に攻撃を
加えた所で時代劇の殺陣の様に固まらせて見せると、マサツグは余裕の様子で
大剣と刀を一振りする!…その際腰から抜いた刀は鞘を抜かずに振るった様で、
風を切る音を立てるのではなくまるで鈍器を振り回す様な音を立て!…自分でも
出鱈目な技だと口にすると苦笑いをして見せ!…次にその硬直の効力が切れたよう
くノ一達がその場でいきなり撃ち落された様に地面へバタバタと倒れて行くと、
そのマサツグの化け物ぶりに紅椿が戸惑う!…
「ッ~~!!…クッ!…な!…何だって言うんだよ!!…
何でこんな!?…こんな事が!!……ッ!!…」
「…さぁ、アヤ!…先を急ぐぞ!!
早くアイツらと合流しないと!!…」
「ッ!?……え?…あっ…え、えぇ!!…」
一撃を貰っても尚まだ意識は有る様で!…しかし深手を負った事には変わらない
様子で地面に倒れ!…マサツグの事を本当に人間かどうかと疑って居ると、
マサツグは両手の武器を納刀するなり先を急ぐ!…この時アヤに向けて笑顔で
声を掛け出すと、同時にアヤへ手を差し伸ばし!…アヤもマサツグが攻撃を
繰り出す際空気を読んだ様子でしゃがんでおり!…マサツグから突如声を掛け
られた事で困惑しつつ!…とにかく差し出された手に向かい手を借りるよう
返事をしつつ立ち上がって見せると、マサツグ達はくノ一達を放置して先を
行こうとする!…しかしそんなマサツグ達の様子に紅椿は!…
「ッ!?…オ、オイ待て!!!…まだ勝負は!!…ッ!!…ッ~~~!!…」
「ッ!…もう着いてるだろ?…
お仲間も一緒に倒れて動けないみたいだし?…アンタもその様だ!…
これ以上のやり合いは無意味だ!…悪いがこのまま行かせて貰うぞ?…」
「ッ!!…なら!…なら私を始末してから行け!!!」
__ッ!?……ッ~~~~!!!…
負けず嫌いなのかまだやれると思って居るのか!…とにかくマサツグ達を
呼び止めるとまだ終わって居ない!と言い出し!…苦痛に表情を歪ませ
ながらもマサツグ達の背を睨み付けて見せると、マサツグも声を掛けられた
事で足を止める!…しかし決してその倒れている紅椿に対して振り返る事
無く返事をすると、もうこれ以上は無意味と口にし!…何なら自分達を
止める手段も無い事を指摘するとマサツグは歩く事を再開して見せ!…
そのまま放置して行く事に一応の謝罪の言葉を口にすると、そのマサツグの
言葉に紅椿はまだ噛み付く!…だが噛み付くと言ってももう負け自体を認めて
居る様子で、文句と言うのは自分を始末しろと!…すると当然そんな紅椿の
言葉に他のくノ一達は戸惑い出し!…痛みに耐えながらも動揺を隠せない
様子でとにかくウゴウゴと蠢くよう紅椿の元へ移動しようとして居ると、
マサツグはその言葉に返事をする!…
「……よし分かった!……じゃあお望み通り始末してやるか!…」
「ッ!?…え!?…ちょっと待って!!…
相手はもう動けないのよ!?…そこまでしなくても!!…」
「……アヤ?…
幾ら今動けなくともまた回復したら襲ってくる可能性だって有るんだぞ?…
だったらここでいっそ始末するのも悪くないと思うんだ!…
それに生き延びた所でまたこいつ等はその頭領?…
にお仕置きされる運命も待って居る!…それもボロボロの状態にされても
尚戦わせようとする鬼畜ぶりだ!…
次は無能って言うレッテルを張られて殺されるかもしれない!…
…更に言うと始末される事を望んで居るのもコイツ自身!…
何の問題も無いと思うが?…」
「だ!!…だからってそんな!!!…
それでもやっていい事と悪い事が!!…あぁ、ちょっとぉ!!…」
紅椿の訴えに対してマサツグは若干間を開け…ふと何かを考え理解した様子で
返事をすると、そのマサツグの無慈悲な返事にアヤが戸惑った様子で反応する!…
その際マサツグの腕を掴み止めるよう訴えると、そこまでする必要が無い事も
口にするのだが!…マサツグはアヤの言葉を聞き入れずに始末する事を決め!…
例え生き延びたとしても過酷な現実が待って居る事を口にすると、いっそここで
介錯するのも救いと言う!…そうしてアヤに一通り話した所で最後に合意の元で
ある事についても話すと、マサツグは止めるアヤの腕を振り払い!…慌てる
アヤはそれでもとばかりに止める事を訴え続け!…それでも止まらないマサツグは
地面に這い蹲る紅椿の元まで戻って来ると、徐に刀を抜き出す!…
__チャキッ!…スラァ!……フォン!!…
「……落とすのは首!…それでいいな?…」
「……あぁ……
最後にあたしを殺した男がアンタみたいな名の売れた男で助かったよ…
これで…死んでも少しは拍が付くってモンだ…」
「……最後の最後まで…下らんプライドに縛られてるんだな?…」
刀を抜くと地面に倒れている紅椿の首元に移動して見せ!…その刀の刃を
スッと首に当てる様な素振りを見せると、周りのくノ一達!…更には
アヤをヒヤッとさせる!…そして最後の確認とばかりにマサツグが紅椿に
声を掛けると、紅椿もそれで良いと!…覚悟を決めた様子でマサツグに
感謝の言葉を口にし…自身の尊厳はこれで守られた様な事を口にすると、
マサツグはその尊厳に対してくだらないと漏らして見せる!…さて後は
刀を振り上げ首を落とすだけ!…そうなった所でマサツグは紅椿に対して
冷酷になると、黙って刀を振り上げ!…
__……スウゥ……チャキッ!…
「…最後に言い残す事は有るか?…
…お前の部下が聞いてくれるかもしれんぞ?…」
「……何も無い…有るのはただ志半ばで散ってしまう事!…
だがその夢も潰える訳じゃあない!!…次の頭は…
きっと上手くやってくれるさ…」
「……そうか……じゃあ!…さらば!!!」
さながら示現流の様に刀を構えると紅椿の首に狙いを澄まし!…介錯する前に
何か言い残す事が有るかについて尋ねると、紅椿は静かに目を閉じては無いと
答える…しかし心残りは有る様で、それを伝える様に!…同じ様に倒れている
くノ一達に向けての言葉のなのか、自分が出来なかった事を他に任せるよう
最後に嬉々としてマサツグに話して笑うと、マサツグもそれを最後の言葉と
受け取った様子で刀を握る!…さてこれにて終わり!…マサツグがそう言わん
ばかりに声を掛けると刀を若干持ち上げ!…その様子に紅椿も歯を食い縛る様に!…
今まさに自分に死が訪れようとして居る事に踏ん張って見せるよう反射的に
身構えていると、マサツグは遂に刀を振るう!…
__ッ!!…ギュッ!!……フォン!!!……
「ッ!?…ッ~~~~~~!!!!………ッ?…え?…ッ!?!?…」
マサツグが勢い良く刀を振り下ろした途端、アヤはその光景を見て居られない
具合にスッと目を閉じ!…その光景が終わるのをジッと待つようプルプルと
震えて恐怖して居ると、ふとある違和感を覚える!…そしてそのアヤが感じた
違和感と言うのは、首が斬られた音がしないと言う事で!…何ならそれら雑多な
音も聞こえない事に疑問を持ち!…一体何が起きているのか?と次に恐る恐る
アヤが目を開けて見せると、そこである面白い光景を目にする!…
「……なぁ?…お前はこれを見ても尚…
まだ下らないプライドに縛られるのか?」
「ッ~~~!!!……え?……ッ!?!?」
__ガッシ!!…ごちゃ~~!!!…
「お、お前達!?…何をして!?…」
アヤがその面白い光景を目にしている一方で、マサツグも徐に紅椿へ声を掛け
出し!…その際マサツグは今状況を見せる様に続けて紅椿へ言葉を口にし!…
そのマサツグの言葉を聞いて紅椿も戸惑ったよう恐る恐る辺りの様子に目を向け
始めて見せると、そこで自分が守られている光景を目にする!…その際他の
くノ一達が覆い被さって来ては紅椿の身代わりを買って出て!…何ならマサツグを
止めようと足にしがみ付いては介錯を妨害!…とにかく抵抗する自身の部下の
姿を目撃すると当然紅椿は戸惑って見せ!…何をして居るのか!と注意をするよう
慌てた具合に言葉を口にすると、その言葉にくノ一達は返事をする!…
「ッ!!…か、頭ぁ!!…逃げて下さい!!…ここはあたし達が!!!…」
「まだ終わりじゃないです頭!!!…今は逃げて挽回の機会を!!!」
「ッ!?…バ、馬鹿言うんじゃないよ!!!…
こんな化け物に勝てる訳がないじゃないか!!!…
それにここはあたしが命を張ってお前達を!!!…」
「もう!!…もう自分を犠牲にしないくて良いんです!!!…頭ぁ!!!」
「えッ!?……」
くノ一達全員が紅椿を庇い!…とにかく逃げる様に訴えると、まだチャンスが
有る事を口にする!…しかしそれとは対照的に紅椿は否定!…マサツグの事を
化け物扱いすると自分が身代わりになると言い出し!…逆にくノ一達に逃げる
よう紅椿が言葉を口にするのだが、くノ一達は言う事を聞かない!…まるで
これが初めての反発と言った具合に目に涙を浮かべると、くノ一達はもういい!
と!…当然この言葉に紅椿は更に戸惑い!…一体如何言う事なのか?と言った
具合に言葉に詰まって居ると、更にくノ一達は紅椿を庇う!…
「最初取り逃がした時だって!!…
自分の責任!って言って一人でお仕置きを受けて!!…
姫様を奪還された時も自分のせいって!!…
あたし達の失態を全部庇ってくれた!!!…
…次に失敗したらその命を持って償う!…
[出来損ないには死]の烙印も押されて!!…
自分達だけのうのうと生きているなんて事!!…
出来る訳無いじゃないですか!!…」
「ッ!?…お、お前達!!…」
「…この人はあたし等の大切な人!!…たった一人のお頭なんだ!!!…
だから如何か!!!…如何かもう襲うなんて事はしないから見逃して欲しい!!!…」
「ッ!?…て、敵に許しを乞うな!!!
と言うよりそこまで動けるんならコイツの首を!!!…」
上司を庇う程に慕う!…まだ最近の事では有るのだが紅椿が自分達の事を庇って
くれたと話すと、せめて恩返しと言った具合に!…それこそ下に就いた時から
色々と面倒を見て貰って来た事を話す様に涙ながらに訴えると、後が無い事も
知って居る様子で話しを続ける!…するとそんな部下の本音を初めて聞いたのか
紅椿は更に戸惑った様子で言葉を漏らすと、思わず涙ぐみ!…その一方で別の
くノ一はマサツグに許しを乞うよう訴え出し!…如何にこの人が自分達にとって
必要であるかを涙ながらに話し始めると、それに対して紅椿が怒って見せる!…
しかしその声からは今までの様に覇気が感じられるモノは無く!…もはや感情は
ボロボロの様で!…マサツグもマサツグでそんな様子に呆れてしまい!…
殺すのを辞めた様子で振り下ろそうとして居た刀を鞘に仕舞うと、しがみ付く
くノ一達を跳ね除ける!…
__……スウゥ…チャキン!!…
「……はあぁ~…やっぱ面倒だ!…先行くわ…」
「ッ!?…オ、オイ待て!!!…私をここに見逃せばまた!!!…」
「……そんだけ慕ってくれている部下達を放って置いてか?」
「ッ!?…」
「追いたきゃ勝手に追って来ると良いさ…まぁ結果は同じだと思うが…
…ただ一つだけ忠告はしておいてやる!…
テメェの部下の面倒を途中で投げ出す様な奴に!…
誇りが如何こう言う資格は無ぇ!!…」
完全に萎えた様子でマサツグはくノ一達を放置!…その際くノ一達もマサツグの
事を追うと言った事をせず!…ただ紅椿だけはまだ諦めて居ない様子で粘って
おり、もう一度マサツグの事を挑発するよう言葉を口にしようとするのだが!…
マサツグは振り返る事無くツッコミを入れる!…この時その現状を差す様に
冷たい言葉を紅椿へ向けて言い放つと、紅椿は思わずハッとした様子で戸惑い!…
更にマサツグは追いたければ追って来いと!…逆に挑発するよう紅紅椿へ言葉を
続けて見せ、オマケで説教をする様に埃が如何こう言う資格が無い事を口に
すると、紅椿はその言葉で黙ってしまう!…
「ッ!?!?…ッ~~~~!!!…」
「…と、だけ言っておいてやる!…じゃあな…」
__ザッ…ザッ…ザッ…ザッ…
「……こうなる事を予期してやったのかしら?」
「ッ!…さぁ?…如何だろうね?…」
マサツグの言葉が刺さったのか歯を食い縛って悔しがり!…ただ負けただけでなく
色々と刺さったのか握り拳を握ると、その庇ってくれた部下達に目をやる!…
するとそこには自分達だけでなく紅椿も助かった事で涙する様子が伺え!…
マサツグもそんな様に改めて立ち去るよう言葉を口にすると、アヤと再度合流を
果たす!…その際その一部始終を見ていたアヤから意地悪っぽくツッコミを
受けると、マサツグは視線を逸らしながらアヤに返事をし!…その場を後にすると
マサツグ達は町へ走り!…しかしそこでトンデモナイ事が起きている事を当然
知らず、戻って来て早々に自分達が驚く羽目になる事を!…この時二人はまだ
知らないのであった!…
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あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
俺の召喚獣だけレベルアップする
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それでも、渉は召喚獣を使って、見事、ダンジョンのボスを撃破する
そして、彼が得たのは----召喚獣をレベルアップさせる能力だった
この世界で唯一、召喚獣をレベルアップさせられる渉
神から与えられた制約で、人間とパーティーを組めない彼は、誰にも知られることがないまま、どんどん強くなっていく……
※召喚獣や魔物などについて、『おーぷん2ちゃんねる:にゅー速VIP』にて『おーぷん民でまじめにファンタジー世界を作ろう』で作られた世界観……というか、モンスターを一部使用して書きました!!
内容を纏めたwikiもありますので、お暇な時に一読していただければ更に楽しめるかもしれません?
https://www65.atwiki.jp/opfan/pages/1.html
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かくして、本来なら飲むはずだった加護薬を飲まずに探索者となったコウジ。
もとよりそんなもの必要ない実力でダンジョンを蹂躙する中、その高すぎる実力でバズりつつ、ダンジョンで起きていた問題に直面していく。
なお、加護薬を飲まずに直接モンスターを倒すと、加護薬を呑んでモンスターを倒すよりパワーアップできることが途中で判明した。
カクヨム様にも投稿しています。
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2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
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