極道の密にされる健気少年

安達

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番外編

誰かここから出して *

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「っ、く…み、ちょ………く゛ぁっ!」



寛也は松下を思いっきり殴った。そして今度は島袋の胸ぐらを掴み無理やり立たせると鳩尾を力いっぱい蹴り倒した。本気で寛也に殴られたことなんて幼少期の頃にあったぐらい。それから2人は寛也に本当に軽く殴ること蹴ることはあっても本気で殴られることなんてそうそうなかった。それもあり寛也からの攻撃ダメージは大きかった。床に倒れ込み起き上がることが出来ない。苦しくて上手く呼吸が出来なくなっていた。



「見張りの一つも出来ねぇのかてめぇらは。もう餓鬼じゃねぇんだぞ。さっさと失せろ。処分は後で下す。」



早くここからでなくては寛也の怒りをもっと買ってしまう。それなのに松下と島袋は息苦しさからその場を立つことすらままならなかった。何度も何度も立とうとするも足が崩れてしまう。それほど寛也は本気で2人を殴り蹴ったのだ。だが寛也はそんな2人に慈悲をかけなかった。



「聞こえなかったか?今すぐに失せろと言ったんだ。」



2人は息苦しさと痛みを押し殺してフラフラとした足取りではあったが寝室から出ることが出来た。寛也はそれを見届けるとベットの上に横たわっている駿里の元に近づいていく。そしてそのまま駿里を見下ろした。それも冷たい目で。



「楽にしてやろうか?」

「…ぃ、やっ、」



今の駿里の状態を見る限り理性を失う寸前といったところだろう。 それなのに頑張って意識を保っている。寛也は駿里のそういったところに惹かれたのだ。自分の事を拒み睨みつけてくる駿里のことを寛也は鼻で笑うと髪を持ち顔を無理やり上げさせた。



「その薬はなぁ、効果が5時間は続くぞ。お前はその間ずっと耐えるつもりか?無理だろ。お前にそんな忍耐力はねぇ。だからわざわざ俺が楽にしてやるって言ってんだ。余計な口聞いてんじゃねぇぞ。」

「あぁ゛っ、ゃ、うっ、ぁ、い、やっ…!!!」

「黙れ。」



寛也は駿里をうつ伏せに寝かせるとズボンを手際よくおろし、なんの躊躇もなく駿里の中に自身の陰茎を一気に挿れた。薬が入っていることもあり駿里は嫌でも感じてしまった。寛也に挿れられただけなのに軽くメスイキをする。少し擦るだけで感じてしまう。ペニスがベットのシーツにされるたびに絶頂を迎えそうになる。何をされても感じてしまう今の自分の身体が怖くて駿里はたまらず震え出した。



「はっ…なんだお前。今更何ビビってんだ。さっき散々あいつらに遊ばれたんだろ?誰にでも身体を許すようなやつがこんぐらいで音を上げるなんてことするわけねぇよな。」



寛也は自分の所有物が好き勝手されてしまったことで相当怒りに満ちていた。駿里が2人にやられたこと全てこれからするつもりだ。いやそれ以上にするつもりだ。壊してしまう寸前まで陥れ無ければ気がすまなくなっていた。そんな思いを抱きながら寛也は駿里のペニスに手をかける。そして容赦なく激しく動き始めた。ピストンを早めて前立腺や奥を突いていく。その度に駿里の体はビクビクと震える。



「あぁ゛っ、あ゛っ、ん、や゛めっ、て゛ぁ…う゛ぁっ、ん゛ん…!」

「まだ始まったばっかりだろうが。」



駿里が泣き叫ぼうとも寛也はとめない。やめない。駿里が苦しめば苦しむほど満たされていく。自分の物だと実感できる。寛也は満足そうに笑いながら激しいピストンの勢いで結腸まで陰茎を挿れた。そのとんでもない衝撃に駿里が逃げようとベットのシーツを掴んだのを見て寛也は結腸付近で陰茎を出し挿れした。



「い゛ぁ゛っ、や゛めっ、て゛…っ、あぁあ゛っ、ぅ゛ぁ、い゛っ、ぁ、あ゛っ!」

「お前が逃げようとするからだろ?」



駿里はもう意識を失いそうになっていた。だが薬の作用でそれが出来ない。失いたくとも眠れない。駿里はこの地獄に耐えるしか無かった。初めのうちは…。



「…く゛っ、……ぁ、…う……れ…」



駿里が何かを叫んだ。だが夢中になってしまっていた寛也にはそれが聞きとることが出来なかった為一度動きを止めて聞き返した。



「あ?」



寛也が止まったことで少しの間ではあるが駿里は快楽地獄から解放された。息を整え寛也を睨み付けると大きく口を開いた。



そしてーーー。




「っく、…そ、ゃ、ろっ…ぅっ、だ、まっ…れっ、」



駿里がそう叫ぶと秒針の針の音が聞こえるほど静まり返った。静寂に包まれそれが数秒間ほど続いた。そしてそれは寛也が言葉を発したことで途切れる。



「お前には相当なお仕置きが必要だな。」



寛也は駿里が言ったことが相当意外だったらしく目を丸くしてしまった。だがそれと同時になんて面白いやつだと感心した。諦めない。ほんとに馬鹿だ。それが面白くてたまらなかった。



「なぁ駿里、お前は馬鹿だな。」

「あ゛ぁっーーー!!!」

「でもよぉ、面白い奴だ。久しぶりだぞ。俺をここまで楽しませることが出来る奴に出会えたのは。」



駿里が苦手そうにしていた結腸付近での陰茎の出し挿れを再び開始した。その度に駿里は絶頂をむかえている。もう出るものなんてない。透明の液が少しばかり出るだけだ。精子なんて駿里の身体にはもう残っていなかった。辛くて辛くて駿里は泣き喚いていた。だがそれでも反抗することだけはやめなかった。死んでもこの男の物にならない。なりたくない。その思いが辛くなるほど大きくなっていったのだ。だがそれも寛也を楽しませる一つの理由になってしまっていた。



「もっと楽しませてくれよ。なぁ、駿里。」

「い゛っ、ぁ゛っ、ん、ぅ、っあ゛か゛っ!」



今の駿里でも十分に満足していたはずだった。泣き叫んで苦しみ、そしてもがいている姿に満足していたはずだ。だがしかし寛也はもっと先がみたくなってしまった。どうしてか足りなくなってしまったのだ。もっともっと乱れている駿里が見たい。そんな思いが強くなった。




「こんなもんじゃ足りねぇな。」




寛也はそう言うとうつ伏せにしてバックで責めていた姿勢を一旦治して駿里を仰向けにさせた。そして近くにあった先程松下たちが使っていたであろう箱からあるものを取り出す。



「これもつけてやろうな。」



寛也が手に持っているものを見て駿里の顔が青ざめた。それはローターだったから。しかもそれは高性能と瞬時で分かるほど色んな機能がついていた。



「すげぇんだぞこれ。1回はめ込むだけでずっと動き続けんだから。お前が好きな動き方でな。」



寛也はそう言って怯えまくっている駿里のペニスにそのローターをはめ込んだ。このローターはペニスにすっぽりとハマる形になっている。その状態で振動たり上下に動いたりするのだ。そして寛也はその玩具のスイッチを入れた。



「い゛ぁっ、や゛!」

「辛そうだな。こっちも再開すんぞ。」
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