極道の密にされる健気少年

安達

文字の大きさ
399 / 638
快楽抽選箱2

番外編 何故こうなる *

しおりを挟む
「駿里、大丈夫だ。ちゃんと息をしろ。」



寛也がそう言って俺を落ち着かせようと頭を撫でてくるけど今はそんな余裕なんてない。松下の陰茎が少しずつ入ってこようとしてるんだから。駿里はこれから何をされるのか考えただけで過呼吸になってしまった。



「ゆっくり挿れるから安心しろ。」

「あ、んしんっ、できないっ…!」



駿里は自分を少しでも落ち着かせようと寛也の首元に顔を埋めていた。痛いのが怖くて二輪挿しが嫌なんじゃない。2人は駿里が痛い思いをするような事は一切しないためそこの心配は無い。ただ、快楽が過ぎるのだ。しかも2人は交互に奥を突いてくる。それが駿里を快楽地獄に突き落とす。



「こら、上に逃げるな。」

「うぅっ、んん、ぁ…あぁあっ!」



松下は自分でゆっくり挿れると言ったものの目の前の駿里を見て我慢できなくなった。駿里には申し訳ないと思いつつ陰茎を一気に奥まで挿れた。



「ゆっくり、って言った、っのに…!」

「悪い。」



ほんとに悪いと思ってないだろ、と駿里は後ろにいる松下を睨んだ。しかし松下は涙目で必死に息をしながら自分を見てくる駿里に余計に興奮して耳を舐め始める。



「やらっ、耳やめて!」



耳を舐められグチュグチュという空い音が頭に響く。駿里は松下から逃れようと顔を動かしたが、反対側も寛也によって舐められる。松下から逃れられたとしても寛也に舐められる。寛也から逃れても松下から舐められる。永遠に終わらない苦手な耳舐めが続き駿里は必死に抵抗を続けるも段々と体力が無くなっていき抵抗する力が弱まっていく。しかも寛也と松下に挟まれるようにして駿里の前と後ろに2人がいる。駿里がどれだけ力を入れようともその2人に勝てるはずなんてなかった。無駄な抵抗をし続け駿里は数分後やっと2人からの耳舐めから解放されたが…。



「うぁっ、ん、まだっ、うごいちゃっ、だめ…っ」



寛也と松下がゆっくりとピストンを開始した為駿里は2人から逃げようと身を大きく捩っていた。しかし、当たり前のように2人から抑えられていつものように逃げられなくなる。



「ならお前も動くな。」

「そんなの無理に決まってるじゃんか!」

「それは俺らも同じだ。こんな美味しそうなお前を目の前にして我慢なんか出来るかよ。」

「あぁっ、ぁ゛、ほんとにっ、嫌だ、ってば!」



駿里が寛也を強めに叩き本気で嫌がったこと事に驚いた2人は思わず動かしていた腰を止める。



「そんなに嫌だったのか?」

「嫌だ!」



決して本心ではない。抱かれることが嫌なのではなく駿里はこの場所が嫌なのだ。車の中だし外から見えるかもしれない。それに激しい動きをすれば車が揺れて不審がる人もいるはずだ。いくら人通りが少ない場所と言っても全く人が通らない訳が無い。それを考え出すとキリがなくて幸せな寛也との時間なのに集中出来なくなるのが駿里は嫌だったのだ。



「分かった。そこまで言うなら俺たちは動かない。」

「ぇ…?」



2人が本当に辞めるなんて思いもしなかった。駿里はちょっとムカついて意地を張った少し前の自分に後悔をする。その事に気づいた2人は意地悪く笑い始めた。



「なんだよその顔は。お前が動くなって言ったんだろうが。可愛い奴だな。」

「そ、そうだよ。だから早く抜いてよっ…!」

「俺たちは動いたらダメなんだろ?」

「抜いて欲しいなら自分で抜け。」
しおりを挟む
感想 203

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

カテーテルの使い方

真城詩
BL
短編読みきりです。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

R指定

ヤミイ
BL
ハードです。

身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される

秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました! 最終17位でした!応援ありがとうございます! あらすじ 魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。 ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。 死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――? 傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。

処理中です...