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創始
161話 寸止め *
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「ほんとに次はやらないっ、許してよっ…!」
「往生際が悪ぃぞ駿里。こうなった原因はお前だろ?」
圷が松下の腕の中でジタバタと暴れている駿里の左腕を掴んだ。
「だとしてもここまでする必要ないじゃんかっ、いじめだ!」
「駿里は酒が入ると面白いぐらい口が達者になるんだな。」
島袋が駿里の乳首を摘みながら右腕と右足を拘束する。
「離せっ!」
「お仕置き追加な。」
駿里が両腕、両足を拘束されても逃げようとして身をよじるのをみて松下がそう言った。掴まれている腕を無理やり抜こうとすると痛いし、腕に跡がついてしまう。酒が回っているため駿里の腕には力が入っていないとは言え逃げようとされれば自然に圷と島袋に力が入ってしまい腕を必要以上に強く掴んでしまうかもしれない。松下はそれを防ごうとした。
「…っなんでよ!」
「お前全然反省しねぇだろ。情状酌量の余地なしだな。」
「あぁっ、だめっ…ぁ!」
いつまでも駄々をこねる駿里を見て島袋がペニスを掴んだ。
「ああ、もう一個お仕置き追加しとくか。」
「やだ、康二さんのいじわるっ!」
「なにが意地悪だ。まだ追加されてぇの?」
松下が鋭い声で言った為それを聞いて怯えた駿里が萎縮した。
「…ごめんなさい。」
「おい康二、脅しすぎだ。」
「俺も別に謝れとは言ってねぇだろ。でも悪い。ごめんな。」
松下が優しく頭を撫でてくれて駿里は自分でも驚くほど落ち着いた。
「うん。」
「お仕置き2個追加は決定事項だけどな。」
今の流れから言ってお仕置きも無くなるかもと期待した。だから駿里はその松下の発言を聞いて口には出さなかったが、そんなァという顔をする。
「なんか文句あんのか?」
「ないです…。」
「つか、組長帰ってくんの遅くね?」
「ああ、言うの忘れてたな。さっき連絡が来て志方の所に行くらしい。なんかトラブルがあったみたいでよ。俺達もいるし、元気になったお前の姿を見て行っても大丈夫だろうって思ったらしいぜ。」
圷が先程届いた寛也からのメールを3人にみせた。
「うそ……。」
「嘘なんかつくわけねぇだろ。」
「それで、お前はなんて返信したんだ?」
「お気をつけて、駿里のことはお任せ下さいって。」
「最高だな圷。駿里、喜べよ。俺らと遊べる時間が増えたんだから。それに駿里的にも良かったろ。組長にバレたらお仕置きどころじゃ済まされねぇだろうからな。」
駿里は松下の言ったことを想像しただけで青ざめた。しかもお酒だけじゃなくて松下と島袋にキスマークを身体中につけられまくっている。それを寛也が知ったらどうなるか…。恐ろしすぎる。
「俺らがバラがなかったらの話だけど。」
何かを必死に考えている駿里に向かって島袋が揶揄うように言った。
「おねがいっ、絶対言わないでっ…!」
「駿里次第だな。」
「…どういうこと?」
「それも自分で考えるんだな。どうすれば俺たちが組長に言わないか、今までの経験からして駿里なら分かるだろ。」
「えと……、わかった。」
ーーー絶対わかってねぇだろ。また適当なこと言ってお仕置きから逃れようとしてんな。
松下はもう一つお仕置きを増やしてやりたかったが、さすがに今は辞めた。駿里の体が全回復したらその時にやってやるつもりだ。
「さっそく遠慮なく行かせてもらおうか。と、その前に…。」
松下が着けていたネクタイを取った。勘の良い駿里はその行動でこれから何をされるのか気づく。
「え、縛るの?」
「おう。」
駿里の腕を後ろで一纏めにすると取ったネクタイで縛った。
「康二の方に集中してんのもいいけどさ、俺らのことも忘れんなよ。」
「あぁっ、ぅ、っ…!」
島袋が激しくペニスを扱ぎ出した。駿里は過去に松下と島袋からお仕置きをされることは何度かあった。しかし圷からされることは初めてだ。
「声我慢してんの?」
「いつもだよ。でもここまで長い間我慢すんのは初めてだな。圷がいるからか。」
「俺がいると恥ずかしいのか。」
圷は駿里が耳が弱いとわかっていながら耳元でそう言った。
「声我慢すんなら志方呼ぼっかな。」
「いやっ、…あぁっ、やだっ、ぅ…んあっ、」
松下の発言に駿里は目を見開く。3人に見られるだけでも恥ずかしすぎて耐えられないのにそこにもう1人増えるなんて無理だ。それに今、寛也と志方は一緒にいる。だから志方を呼ぶということは寛也も来ることになってしまう。
「なら我慢すんなよ。」
「あぁっ、なんでっ、」
もう少してイケる、と言う所で松下達は手の動きを止めた。
「こら、腰を勝手に動かしてんじゃねぇ。」
「だってぇ…っ」
「イキたいんならどうすればいいか分かってんだろ。恥ずかしくて言えねぇの?」
駿里は松下の問いかけに涙目で頷いた。
「でも駄目だ。嫌な事しねぇとお仕置きになんねぇもんな。」
「もうやだっ、みんなきらいっ、」
駿里がそういった途端3人の動きが止まった。再び寸止めをされたのかと思ったが、今回は何か違う。駿里は顔を上げて顔色を伺うと3人とも凍りついていた。考えもなしに口に出すものでは無い。いつも駿里がそれをする度に反省しているのにまた同じ過ちを繰り返してしまった。
「本気で、言ったわけじゃ、っ…。」
「冗談でそういうこと言うわけ?」
「…っちが、」
「何が違うんだよ。」
ーーーやばい、康二さん本気で怒ってる。
嫌いと言えば、謝って辞めてくれると思っていた。しかしその逆だった。考えが甘すぎた。駿里は松下達の怒りを膨らませてしまう。
「おいお前ら、やっぱお仕置き変更だ。」
「さっきお前が言ったやつにするか?」
冗談を言えるほど余裕があるのなら連続的に射精させても大丈夫だろう、と先程は駿里を擁護した圷がそう言った。
「ああ。」
「それは別にいいが、酒入ってっから一度イッたら勃たねぇかもよ。」
「あっ、ぅ…あぁっ、あ!」
島袋が駿里のペニスを握って亀頭を指で刺激する。駿里はそれに耐えながら先程松下が言っていたであろう言葉を思い出していた。
「それならそんとき考える。つか俺さ、駿里に聞きたいことあんだよな。」
松下は駿里の顔を上げさせて口から垂れている唾液を舐めた。
「俺らのことどう思ってんの?」
「うぁっ、んんっ…だいすきっ、ああっ、ぁ…っだいすきって、思ってるっ、」
「たく、勢いで言ったろ。」
駿里はそう言った圷に反論したかったが、島袋からの攻めが止まらず上手く話せない。
「ほんとにっ、そう思ってる、もんっ…んんっ、それは、…っ圷さん達だって、うぁ…っ分かってる、じゃんかっ、」
「そうだよな。」
島袋が一旦手を止めて駿里にキスをした。
「…え?」
「だったら俺らがお前のこと愛してんのも分かってんだろ。」
「あい、してっ…!」
「そうだぞ。本気で愛してる。なのに酒だけじゃなく、暴言まで吐いてくるとはいい度胸してんじゃねぇか。」
愛してる、そう言われて嬉しいはずなのに嬉しくない。それに駿里は未だに松下の言ったお仕置きを思い出せておらず、何をされるか分かっていないのだ。
「組長にチクってやろーっと。」
「なっ、ひどいっ!」
「どっちが酷いんだよ。」
「なぁ駿里、俺らのこと信用しすぎじゃね?嬉しいけどさ。俺らにはハナから組長に言わねぇっていう選択肢なんてねぇんだよ。」
松下に呆れ顔で言われた。
「もう、みんなき……っ」
「最後聞こえなかったわ。なんつったの?」
圷が優しい笑顔でそう聞いてくるが、とても怖い。怒っているのに笑っている。
「……キウイ食べたい。」
「みんなキウイ食べたいって文おかしいだろ。」
そんなの自分でも分かっている。駿里は3人にガハガハ、と笑われてしまった。咄嗟に思いついたのがそれしかなかったんだもん、と下を向いて頬を赤く染めた。
「嫌いって言おうとした?」
違う、そう言えばいいのに駿里は口からその言葉が出なかった。
「嘘がつけねぇからな、駿里。」
「未遂ってことで許してやるよ。じゃ、こっちは再開すっか。」
松下はどこから持ってきたのかローションを手に取り、駿里の後孔に指を挿れかき混ぜた。圷や島袋も同様に乳首やペニスを攻める。
「あぁっ、いきなり、なんでっ…あ、ああっ、んんっ」
「何回イケるか楽しみだな。」
駿里は寸止めされていた分射精感がより早く襲ってきた。
「往生際が悪ぃぞ駿里。こうなった原因はお前だろ?」
圷が松下の腕の中でジタバタと暴れている駿里の左腕を掴んだ。
「だとしてもここまでする必要ないじゃんかっ、いじめだ!」
「駿里は酒が入ると面白いぐらい口が達者になるんだな。」
島袋が駿里の乳首を摘みながら右腕と右足を拘束する。
「離せっ!」
「お仕置き追加な。」
駿里が両腕、両足を拘束されても逃げようとして身をよじるのをみて松下がそう言った。掴まれている腕を無理やり抜こうとすると痛いし、腕に跡がついてしまう。酒が回っているため駿里の腕には力が入っていないとは言え逃げようとされれば自然に圷と島袋に力が入ってしまい腕を必要以上に強く掴んでしまうかもしれない。松下はそれを防ごうとした。
「…っなんでよ!」
「お前全然反省しねぇだろ。情状酌量の余地なしだな。」
「あぁっ、だめっ…ぁ!」
いつまでも駄々をこねる駿里を見て島袋がペニスを掴んだ。
「ああ、もう一個お仕置き追加しとくか。」
「やだ、康二さんのいじわるっ!」
「なにが意地悪だ。まだ追加されてぇの?」
松下が鋭い声で言った為それを聞いて怯えた駿里が萎縮した。
「…ごめんなさい。」
「おい康二、脅しすぎだ。」
「俺も別に謝れとは言ってねぇだろ。でも悪い。ごめんな。」
松下が優しく頭を撫でてくれて駿里は自分でも驚くほど落ち着いた。
「うん。」
「お仕置き2個追加は決定事項だけどな。」
今の流れから言ってお仕置きも無くなるかもと期待した。だから駿里はその松下の発言を聞いて口には出さなかったが、そんなァという顔をする。
「なんか文句あんのか?」
「ないです…。」
「つか、組長帰ってくんの遅くね?」
「ああ、言うの忘れてたな。さっき連絡が来て志方の所に行くらしい。なんかトラブルがあったみたいでよ。俺達もいるし、元気になったお前の姿を見て行っても大丈夫だろうって思ったらしいぜ。」
圷が先程届いた寛也からのメールを3人にみせた。
「うそ……。」
「嘘なんかつくわけねぇだろ。」
「それで、お前はなんて返信したんだ?」
「お気をつけて、駿里のことはお任せ下さいって。」
「最高だな圷。駿里、喜べよ。俺らと遊べる時間が増えたんだから。それに駿里的にも良かったろ。組長にバレたらお仕置きどころじゃ済まされねぇだろうからな。」
駿里は松下の言ったことを想像しただけで青ざめた。しかもお酒だけじゃなくて松下と島袋にキスマークを身体中につけられまくっている。それを寛也が知ったらどうなるか…。恐ろしすぎる。
「俺らがバラがなかったらの話だけど。」
何かを必死に考えている駿里に向かって島袋が揶揄うように言った。
「おねがいっ、絶対言わないでっ…!」
「駿里次第だな。」
「…どういうこと?」
「それも自分で考えるんだな。どうすれば俺たちが組長に言わないか、今までの経験からして駿里なら分かるだろ。」
「えと……、わかった。」
ーーー絶対わかってねぇだろ。また適当なこと言ってお仕置きから逃れようとしてんな。
松下はもう一つお仕置きを増やしてやりたかったが、さすがに今は辞めた。駿里の体が全回復したらその時にやってやるつもりだ。
「さっそく遠慮なく行かせてもらおうか。と、その前に…。」
松下が着けていたネクタイを取った。勘の良い駿里はその行動でこれから何をされるのか気づく。
「え、縛るの?」
「おう。」
駿里の腕を後ろで一纏めにすると取ったネクタイで縛った。
「康二の方に集中してんのもいいけどさ、俺らのことも忘れんなよ。」
「あぁっ、ぅ、っ…!」
島袋が激しくペニスを扱ぎ出した。駿里は過去に松下と島袋からお仕置きをされることは何度かあった。しかし圷からされることは初めてだ。
「声我慢してんの?」
「いつもだよ。でもここまで長い間我慢すんのは初めてだな。圷がいるからか。」
「俺がいると恥ずかしいのか。」
圷は駿里が耳が弱いとわかっていながら耳元でそう言った。
「声我慢すんなら志方呼ぼっかな。」
「いやっ、…あぁっ、やだっ、ぅ…んあっ、」
松下の発言に駿里は目を見開く。3人に見られるだけでも恥ずかしすぎて耐えられないのにそこにもう1人増えるなんて無理だ。それに今、寛也と志方は一緒にいる。だから志方を呼ぶということは寛也も来ることになってしまう。
「なら我慢すんなよ。」
「あぁっ、なんでっ、」
もう少してイケる、と言う所で松下達は手の動きを止めた。
「こら、腰を勝手に動かしてんじゃねぇ。」
「だってぇ…っ」
「イキたいんならどうすればいいか分かってんだろ。恥ずかしくて言えねぇの?」
駿里は松下の問いかけに涙目で頷いた。
「でも駄目だ。嫌な事しねぇとお仕置きになんねぇもんな。」
「もうやだっ、みんなきらいっ、」
駿里がそういった途端3人の動きが止まった。再び寸止めをされたのかと思ったが、今回は何か違う。駿里は顔を上げて顔色を伺うと3人とも凍りついていた。考えもなしに口に出すものでは無い。いつも駿里がそれをする度に反省しているのにまた同じ過ちを繰り返してしまった。
「本気で、言ったわけじゃ、っ…。」
「冗談でそういうこと言うわけ?」
「…っちが、」
「何が違うんだよ。」
ーーーやばい、康二さん本気で怒ってる。
嫌いと言えば、謝って辞めてくれると思っていた。しかしその逆だった。考えが甘すぎた。駿里は松下達の怒りを膨らませてしまう。
「おいお前ら、やっぱお仕置き変更だ。」
「さっきお前が言ったやつにするか?」
冗談を言えるほど余裕があるのなら連続的に射精させても大丈夫だろう、と先程は駿里を擁護した圷がそう言った。
「ああ。」
「それは別にいいが、酒入ってっから一度イッたら勃たねぇかもよ。」
「あっ、ぅ…あぁっ、あ!」
島袋が駿里のペニスを握って亀頭を指で刺激する。駿里はそれに耐えながら先程松下が言っていたであろう言葉を思い出していた。
「それならそんとき考える。つか俺さ、駿里に聞きたいことあんだよな。」
松下は駿里の顔を上げさせて口から垂れている唾液を舐めた。
「俺らのことどう思ってんの?」
「うぁっ、んんっ…だいすきっ、ああっ、ぁ…っだいすきって、思ってるっ、」
「たく、勢いで言ったろ。」
駿里はそう言った圷に反論したかったが、島袋からの攻めが止まらず上手く話せない。
「ほんとにっ、そう思ってる、もんっ…んんっ、それは、…っ圷さん達だって、うぁ…っ分かってる、じゃんかっ、」
「そうだよな。」
島袋が一旦手を止めて駿里にキスをした。
「…え?」
「だったら俺らがお前のこと愛してんのも分かってんだろ。」
「あい、してっ…!」
「そうだぞ。本気で愛してる。なのに酒だけじゃなく、暴言まで吐いてくるとはいい度胸してんじゃねぇか。」
愛してる、そう言われて嬉しいはずなのに嬉しくない。それに駿里は未だに松下の言ったお仕置きを思い出せておらず、何をされるか分かっていないのだ。
「組長にチクってやろーっと。」
「なっ、ひどいっ!」
「どっちが酷いんだよ。」
「なぁ駿里、俺らのこと信用しすぎじゃね?嬉しいけどさ。俺らにはハナから組長に言わねぇっていう選択肢なんてねぇんだよ。」
松下に呆れ顔で言われた。
「もう、みんなき……っ」
「最後聞こえなかったわ。なんつったの?」
圷が優しい笑顔でそう聞いてくるが、とても怖い。怒っているのに笑っている。
「……キウイ食べたい。」
「みんなキウイ食べたいって文おかしいだろ。」
そんなの自分でも分かっている。駿里は3人にガハガハ、と笑われてしまった。咄嗟に思いついたのがそれしかなかったんだもん、と下を向いて頬を赤く染めた。
「嫌いって言おうとした?」
違う、そう言えばいいのに駿里は口からその言葉が出なかった。
「嘘がつけねぇからな、駿里。」
「未遂ってことで許してやるよ。じゃ、こっちは再開すっか。」
松下はどこから持ってきたのかローションを手に取り、駿里の後孔に指を挿れかき混ぜた。圷や島袋も同様に乳首やペニスを攻める。
「あぁっ、いきなり、なんでっ…あ、ああっ、んんっ」
「何回イケるか楽しみだな。」
駿里は寸止めされていた分射精感がより早く襲ってきた。
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