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挑戦
126話 大浴場 *
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「美味しい。」
駿里は無表情で寛也の方を向きそう言った。その姿を見て寛也は思わず笑いが毀れる。
「ははっ、そんなに美味かったのか。顔が本気だな。」
「ほんとに美味しいよこれ。寛也も食べてみて!」
駿里は自分の箸で掴んで寛也の口元に持っていった。まさかの行動に一瞬驚いたが寛也はさぞかし嬉しそうに口を開いた。
「確かにうめぇな。」
「でしょ!」
「お前が食べさせてくれたから余計にうまいぞ。」
駿里が寛也の方を向いて何かを言おうと口を開けた時、唇を奪われた。後頭部に手を回され、ソースがついてしまったところを寛也に舐められそのまま舌を口にねじ込まれた。
「んふっ、…!」
急なキスだったため上手く呼吸が出来ずにいた駿里は息苦しくなり寛也からのねちっこいディープキスから解放されるべく顔を背けようとするが、寛也の手の力が強すぎてビクともしない。
「んっ、ん゛ん~~!」
寛也の胸元を押して遠ざけようとするが全く距離が変わらない。駿里が塞がれた口で声を上げたその時ー。
ひゅ~っ、どーん
花火が上がった。駿里が周りを見渡すと女将さんたちは既に屋上にはいなかった。気を使ってこの場から去っていたのだ。それに加え2人が食べれる分量の屋台のご飯も置いていってくれていた。
「寛也凄く綺麗だね。」
「そうだな。」
寛也は持っていた箸巻きの容器を椅子において花火を見ている駿里の手を取った。
「こんな綺麗なのを2人だけで見れるなんて嬉しすぎる。」
ギュッと寛也に握られた手を握り返しながら駿里はそう言った。駿里のキラキラと目を輝かせている瞳を寛也が見ると花火が反射して写っていた。
「俺も嬉しいよ。駿里は花火を見るの初めてか?」
「うん、初めて。寛也は?」
「俺も初めてだ。最高の思い出だな。」
「そうだね!」
2人は手を繋ぎ、夢中で人生初の花火を楽しんでいた。愛する恋人と共にーー。
「最後クライマックスの花火最高すぎた。」
「だな。…こういう感じの明るい祭りは俺の人生には関係ないと思っていたんだがな。花火大会ってのはいいもんだ。」
寛也は隣に座っていた駿里を自分の膝の上に向き合うようにして座らせた。
「次は夏だな。また花火を一緒に見よう。」
「うん。それと…っその時は浴衣着て行きたい。」
「そうだな。お前の浴衣姿は絶対可愛い。」
そう言われて駿里は恥ずかしそうに寛也の首元に顔を埋めた。駿里の顔は羞恥から暖かくなっていたので寛也の冷たい首が気持ちよかった。しばらくの間寛也の体温を感じていると、お尻を揉まれた。
「寛也は手癖悪すぎるっ、…」
寛也の手を掴み辞めさせようとしたが微動だにしない。指先すらも力が強い寛也に駿里は驚く。
「お前の尻が目の前にあんのに揉まねぇ奴がいるかよ。」
寛也はそう言って手を駿里のズボンの中に入れた。
「っそれはだめ!」
後孔に指を挿れられて焦った駿里は寛也の膝から降りようとする。それを寛也が許すはずもなくいつもの如く無駄な抵抗となってしまう。
「ったく、何がダメなんだよ。期待してるくせに。」
「あぁっ、ぁ…!」
寛也にぐりっ、と前立腺を押されて駿里は思わず声が出てしまった。朝から我慢していた寛也は我慢の限界を超えていた。その欲が今、爆発してしまったのだ。
「ここは、やだっ……」
我慢していたのは駿里も同じですぐにでも体を繋げたかった。だが、この場所では2人とも風邪をひいてしまう恐れがあったので違う所でやりたかったのだ。
「確かにここだとお前の顔がよく見えねぇからな。確実にお前の全てが見れて明るい場所に行くか。と、なると………。」
寛也が悪い顔をして駿里のことを見た。
「あこそしかねぇよな。」
「っ、!」
何となく駿里も察しがついた。今からおこることを想像して駿里の頭の中は大渋滞だ。
「まっ、その前に腹ごしらえだな。せっかく女将さんたちが作ってくれたしよ。駿里は体力持たせるためにしっかり食っとけよ。朝まで持つようにな。」
寛也はそう言って駿里の頭をポンッと撫でた。
「っそんなに激しくするの…?明日歩けなくなっちゃうよ。」
そんなぁ、という顔をして寛也を見た。駿里は明日もいっぱい歩いて色んなところに行ってお揃いのものを買ったりなんだりした後にお土産を買って沢山の思い出を寛也と作りたいから。
「安心しろ。仮に明日そうなったとしてもお前を楽しませれるようなのを用意したからよ。」
「明日の事も考えてくれてたんだ、ありがとう。すっごい楽しみ!」
駿里は寛也が今日だけでなく、明日も計画をねってくれていたことがとても嬉しかった。既に楽しみで仕方がない。寛也と出会ってドロドロに甘やかされ、思っていることが顔に出やすくなってしまった駿里は幸せ、という文字がまるで顔に書いてあるようにだった。そのため寛也にもその感情が伝わった。そして、寛也もまたそんな駿里の顔を見て嬉しくなった。
「俺もお前の幸せそうな顔が見れて最高の気分だ。さて、何食べるか?」
「うーん……」
駿里が考えていた時、目に赤い屋台が入った。
「ポテト食べる!」
「よし、食べよう。俺は唐揚げだな。」
「俺も食べる!」
寛也は食いしん坊だな、と笑いながら駿里に言った。2人はどの食べ物も仲良く半分こして食べた。
現地のお祭りではないが人生初の屋台に恋人との花火大会。駿里はこの気持ちは沢山の人がいる花火大会の現地では味わえない楽しさだなと今ある幸せをかみ締めた。
楽しい時間は驚くほどあっという間に過ぎる。気づけば2人は女将さん達が用意してくれていた分全て食べ尽くしていた。
「冷えてきたな。駿里大丈夫か?」
「ちょっとだけ寒いけど大丈夫だよ。」
真冬の北海道で暖かい食べ物を食べたとしても寒さは少し和らぐぐらいで寒い。寛也自身も尋常じゃないほど寒かった。寛也は大丈夫と言った駿里の手を取った。
「手がこんなに冷いじゃねぇかよ。早く温泉に暖まりに行こう。」
無理して大丈夫と言ったことは目に見えていたが、予想以上の手の冷たさに寛也は駿里の手を引いて屋上を後にした。
************
2人はお腹を満たしたあと、大浴場に向かった。
その道中駿里は女将さん達にしっかりとお礼を言った。お風呂場につくと貸切なので当たり前だが広い脱衣所にも誰もいない。
「こんなもん要らねぇよ、置いてけ。」
駿里がタオルを腰に巻きつけていると寛也にそれを投げられた。
「恥ずかしいよっ…」
2人っきりとはいえ、家とは違う場所なので駿里は裸を見られることが恥ずかしかったのだ。
「湯だって意識飛ばすまで抱き潰してやる。」
寛也の陰茎はギンギンに立っていた。そして今更ながら恥ずかしがっている駿里を見てより興奮した。駿里の手を引いて大浴場の中に入り体を洗ってやると言って、座らせた。寛也はその後ろにバスチェアを持ってきて座った。
「あっ、…まっ、て!」
「この状況で俺が素直に体洗ってやると思ったのか?まったくお前はほんとに純粋で可愛いやつだな。」
寛也はボディーソープを手に取って体を洗うと見せかけ、駿里の乳首をいじり始めた。もう片方の手にはどこから取り出したのかローションを乗せて後孔に指を挿れてかき混ぜた。
「あぁっ、…んぁっ!、…あっ、あっ…うっ、ぁ!」
「風呂場ってのは最高だ。お前の声が響いて良く聞こえる。」
駿里は口元に素早く声が漏れないように手を当てた。
「おいこの手を今すぐ退けろ。声我慢すんなら本気で明日歩けなくなるほど抱き潰すぞ。いいのか?」
寛也は駿里を向き合うように自分の膝に乗せて耳元で脅すように意地悪く言った。その脅しは駿里にとっては決して怖くなかったが、歩けなくなることを恐れゆっくり口元にあった手を退けた。
「いい子だ。」
寛也が駿里に深いキスをした。今の駿里にとってそれはご褒美以外の何物でもなかった。嬉しそうに自分のキスに応える駿里をみて寛也は我慢することは疎か優しく抱くことなんて既にできそうになかった。
キスだけでとろけている駿里を支えながら寛也は自身の陰茎を駿里の秘部に当てた。
「駿里、挿れるぞ。」
駿里が小さく頷いたのを見て陰茎をゆっくりと中に挿れていった。
駿里は無表情で寛也の方を向きそう言った。その姿を見て寛也は思わず笑いが毀れる。
「ははっ、そんなに美味かったのか。顔が本気だな。」
「ほんとに美味しいよこれ。寛也も食べてみて!」
駿里は自分の箸で掴んで寛也の口元に持っていった。まさかの行動に一瞬驚いたが寛也はさぞかし嬉しそうに口を開いた。
「確かにうめぇな。」
「でしょ!」
「お前が食べさせてくれたから余計にうまいぞ。」
駿里が寛也の方を向いて何かを言おうと口を開けた時、唇を奪われた。後頭部に手を回され、ソースがついてしまったところを寛也に舐められそのまま舌を口にねじ込まれた。
「んふっ、…!」
急なキスだったため上手く呼吸が出来ずにいた駿里は息苦しくなり寛也からのねちっこいディープキスから解放されるべく顔を背けようとするが、寛也の手の力が強すぎてビクともしない。
「んっ、ん゛ん~~!」
寛也の胸元を押して遠ざけようとするが全く距離が変わらない。駿里が塞がれた口で声を上げたその時ー。
ひゅ~っ、どーん
花火が上がった。駿里が周りを見渡すと女将さんたちは既に屋上にはいなかった。気を使ってこの場から去っていたのだ。それに加え2人が食べれる分量の屋台のご飯も置いていってくれていた。
「寛也凄く綺麗だね。」
「そうだな。」
寛也は持っていた箸巻きの容器を椅子において花火を見ている駿里の手を取った。
「こんな綺麗なのを2人だけで見れるなんて嬉しすぎる。」
ギュッと寛也に握られた手を握り返しながら駿里はそう言った。駿里のキラキラと目を輝かせている瞳を寛也が見ると花火が反射して写っていた。
「俺も嬉しいよ。駿里は花火を見るの初めてか?」
「うん、初めて。寛也は?」
「俺も初めてだ。最高の思い出だな。」
「そうだね!」
2人は手を繋ぎ、夢中で人生初の花火を楽しんでいた。愛する恋人と共にーー。
「最後クライマックスの花火最高すぎた。」
「だな。…こういう感じの明るい祭りは俺の人生には関係ないと思っていたんだがな。花火大会ってのはいいもんだ。」
寛也は隣に座っていた駿里を自分の膝の上に向き合うようにして座らせた。
「次は夏だな。また花火を一緒に見よう。」
「うん。それと…っその時は浴衣着て行きたい。」
「そうだな。お前の浴衣姿は絶対可愛い。」
そう言われて駿里は恥ずかしそうに寛也の首元に顔を埋めた。駿里の顔は羞恥から暖かくなっていたので寛也の冷たい首が気持ちよかった。しばらくの間寛也の体温を感じていると、お尻を揉まれた。
「寛也は手癖悪すぎるっ、…」
寛也の手を掴み辞めさせようとしたが微動だにしない。指先すらも力が強い寛也に駿里は驚く。
「お前の尻が目の前にあんのに揉まねぇ奴がいるかよ。」
寛也はそう言って手を駿里のズボンの中に入れた。
「っそれはだめ!」
後孔に指を挿れられて焦った駿里は寛也の膝から降りようとする。それを寛也が許すはずもなくいつもの如く無駄な抵抗となってしまう。
「ったく、何がダメなんだよ。期待してるくせに。」
「あぁっ、ぁ…!」
寛也にぐりっ、と前立腺を押されて駿里は思わず声が出てしまった。朝から我慢していた寛也は我慢の限界を超えていた。その欲が今、爆発してしまったのだ。
「ここは、やだっ……」
我慢していたのは駿里も同じですぐにでも体を繋げたかった。だが、この場所では2人とも風邪をひいてしまう恐れがあったので違う所でやりたかったのだ。
「確かにここだとお前の顔がよく見えねぇからな。確実にお前の全てが見れて明るい場所に行くか。と、なると………。」
寛也が悪い顔をして駿里のことを見た。
「あこそしかねぇよな。」
「っ、!」
何となく駿里も察しがついた。今からおこることを想像して駿里の頭の中は大渋滞だ。
「まっ、その前に腹ごしらえだな。せっかく女将さんたちが作ってくれたしよ。駿里は体力持たせるためにしっかり食っとけよ。朝まで持つようにな。」
寛也はそう言って駿里の頭をポンッと撫でた。
「っそんなに激しくするの…?明日歩けなくなっちゃうよ。」
そんなぁ、という顔をして寛也を見た。駿里は明日もいっぱい歩いて色んなところに行ってお揃いのものを買ったりなんだりした後にお土産を買って沢山の思い出を寛也と作りたいから。
「安心しろ。仮に明日そうなったとしてもお前を楽しませれるようなのを用意したからよ。」
「明日の事も考えてくれてたんだ、ありがとう。すっごい楽しみ!」
駿里は寛也が今日だけでなく、明日も計画をねってくれていたことがとても嬉しかった。既に楽しみで仕方がない。寛也と出会ってドロドロに甘やかされ、思っていることが顔に出やすくなってしまった駿里は幸せ、という文字がまるで顔に書いてあるようにだった。そのため寛也にもその感情が伝わった。そして、寛也もまたそんな駿里の顔を見て嬉しくなった。
「俺もお前の幸せそうな顔が見れて最高の気分だ。さて、何食べるか?」
「うーん……」
駿里が考えていた時、目に赤い屋台が入った。
「ポテト食べる!」
「よし、食べよう。俺は唐揚げだな。」
「俺も食べる!」
寛也は食いしん坊だな、と笑いながら駿里に言った。2人はどの食べ物も仲良く半分こして食べた。
現地のお祭りではないが人生初の屋台に恋人との花火大会。駿里はこの気持ちは沢山の人がいる花火大会の現地では味わえない楽しさだなと今ある幸せをかみ締めた。
楽しい時間は驚くほどあっという間に過ぎる。気づけば2人は女将さん達が用意してくれていた分全て食べ尽くしていた。
「冷えてきたな。駿里大丈夫か?」
「ちょっとだけ寒いけど大丈夫だよ。」
真冬の北海道で暖かい食べ物を食べたとしても寒さは少し和らぐぐらいで寒い。寛也自身も尋常じゃないほど寒かった。寛也は大丈夫と言った駿里の手を取った。
「手がこんなに冷いじゃねぇかよ。早く温泉に暖まりに行こう。」
無理して大丈夫と言ったことは目に見えていたが、予想以上の手の冷たさに寛也は駿里の手を引いて屋上を後にした。
************
2人はお腹を満たしたあと、大浴場に向かった。
その道中駿里は女将さん達にしっかりとお礼を言った。お風呂場につくと貸切なので当たり前だが広い脱衣所にも誰もいない。
「こんなもん要らねぇよ、置いてけ。」
駿里がタオルを腰に巻きつけていると寛也にそれを投げられた。
「恥ずかしいよっ…」
2人っきりとはいえ、家とは違う場所なので駿里は裸を見られることが恥ずかしかったのだ。
「湯だって意識飛ばすまで抱き潰してやる。」
寛也の陰茎はギンギンに立っていた。そして今更ながら恥ずかしがっている駿里を見てより興奮した。駿里の手を引いて大浴場の中に入り体を洗ってやると言って、座らせた。寛也はその後ろにバスチェアを持ってきて座った。
「あっ、…まっ、て!」
「この状況で俺が素直に体洗ってやると思ったのか?まったくお前はほんとに純粋で可愛いやつだな。」
寛也はボディーソープを手に取って体を洗うと見せかけ、駿里の乳首をいじり始めた。もう片方の手にはどこから取り出したのかローションを乗せて後孔に指を挿れてかき混ぜた。
「あぁっ、…んぁっ!、…あっ、あっ…うっ、ぁ!」
「風呂場ってのは最高だ。お前の声が響いて良く聞こえる。」
駿里は口元に素早く声が漏れないように手を当てた。
「おいこの手を今すぐ退けろ。声我慢すんなら本気で明日歩けなくなるほど抱き潰すぞ。いいのか?」
寛也は駿里を向き合うように自分の膝に乗せて耳元で脅すように意地悪く言った。その脅しは駿里にとっては決して怖くなかったが、歩けなくなることを恐れゆっくり口元にあった手を退けた。
「いい子だ。」
寛也が駿里に深いキスをした。今の駿里にとってそれはご褒美以外の何物でもなかった。嬉しそうに自分のキスに応える駿里をみて寛也は我慢することは疎か優しく抱くことなんて既にできそうになかった。
キスだけでとろけている駿里を支えながら寛也は自身の陰茎を駿里の秘部に当てた。
「駿里、挿れるぞ。」
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