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ディートハルト様の告白の内容が予想外で、私は驚きました。エミール様とのただならぬ関係を打ち明けられるとばかり思っていたからです。
「エミール様は……ディートハルト様の恋人ではないのですか?」
「やっぱり……そう思ったよね。誤解なんだ。僕たちはそういう関係ではない」
「では……なぜ私の前でキスをしたのですか? 正直、不愉快になりました」
「すまなかったね。僕が拒めばよかった」
「……どのような事情があるのですか?」
「エミールは母方の親戚でね、君も知っていると思うが、小さい頃から兄弟同然で育ったんだ。彼は僕を兄のように慕っている……と思っていた」
ディートハルト様の表情が曇り、声にも元気がなくなりました。
「エミール様の愛情は、兄弟愛とは別のものだったということでしょうか?」
「最初から明確にわかっていたわけじゃないんだ。子どもの頃はよくじゃれ合うだろ? その延長線上で、僕も彼をからかったりしてたわけだ。そうしていくうちに、『もしかして……?』というあやしい兆候が見られるようになって……ずるずるとここまで来てしまった」
「なぜエミール様を拒まなかったのですか?」
「何度も拒もうと思ったよ。実際、やんわり断ることもあった。でも、彼は成人して僕の正式な付き人となったし、なんとなく気を遣ってしまってね……。彼の愛情を、半分は受け入れてしまった。それは間違った気の遣い方だってわかっているんだが……。この国では同性愛が禁じられていることもあって、怖かった。僕がどうこうなるのが怖いんじゃなくて、エミールが罰せられてしまうかもしれないことが……怖かった。僕が受け皿になってあげないとって……。ああ見えてとてもいいやつなんだよ」
「そうですか……ディートハルト様が人としてエミール様を大切に思っていらっしゃることは理解しました。しかし……あんなふうにエミール様のキスを受け入れていては、勘違いされて当然だと思います。――これからはどうなさるおつもりですか?」
「エミールにしっかり説明する。ずっと……そうしたかったんだ。でも、なかなかきっかけがなくてね……。僕が今までどう思っていたかということも含めて、最大限配慮しながら誠意を尽くすよ。そして付き人としては……暇を出すつもりだ。彼には故郷に帰ってもらって、辺境伯を継ぐように命じようと思う」
私はここまでディートハルト様と話して、拍子抜けしたようなほっとしたような、入り組んだ感情を味わいました。
この部屋にディートハルト様を迎えるとき、私はすでに、同性愛者の妻として生きていく想定をし始めていました。もともと親に強制された結婚ではなく、私の条件を相手が飲むかたちで成立した結婚です。特別な事情を抱えていないわけがないと思っていました。
しかし実際には、事情とは言っても闇というほどでもなく、また理解できないわけでもない事情でした。たとえ同性愛がこの国で禁じられていようと、エミール様がディートハルト様を好きなことに罪はないと考えますし、互いが納得しているなら問題ないはずです。今回の場合はディートハルト様のお気持ちがなかったというだけで、それもまた巡り合わせです。
(とりあえず……よかったかな……)
このとき私は、自分の心に潜む複雑な感情に目を向けていました。そしてその模様の一部には、女としてディートハルト様の側にいられるという喜びがあるように感じました。
繕いでも何でもなく本心なのですが、たとえディートハルト様が同性愛者だったとしても、私は妻として彼を愛するつもりでした。たとえ煮えきらない思いが残ったとしても、それが夫を理解する妻としての役割だと考えていました。しかし、彼を一人の人間として尊重する以外に、私は彼という男を好きでいられることがわかったのです。この贅沢な導きに、私は感謝せねばなりません。
ディートハルト様は他にも、私の知らない事実を教えてくれました。
「念のため……とすると言い訳がましいかもしれないが……求婚するために初めて君の家に行ったとき、君の父上にはエミールのことを伝えておいたんだ」
「えっ!? じゃあお父様は知っていたのですか!?」
「そうだよ。さっき君と話し始めたときに『父親から聞かされていないんだな』と思ったよ」
あの日のお父様の意味ありげな顔はこれを匂わしていたのでしょう。私にエミール様の同性愛を告げれば怖気づくとでも思ったのかしら? 失礼なオヤジね。
「私に直接言ってくれればよかったのに。ディートハルト様は……ひどい人」
私が冷たくこう言い放ってにらむと、ディートハルト様は目に見えてたじたじなご様子でした。
「ご、ごめんよ! 君に心配をかけることなく、終わりにしようと思っていたから……。でもまさかあんな現場を見られてしまうなんて……ごめんよ」
謝るばかりのディートハルト様のことが可笑しくなり、つい笑ってしまいました。
「ふふふ。事情はわかったから、許してあげます。その代わり……私たちの契約はまだ続いているからね。忘れないでよ」
ディートハルト様は顔をぱっと明るくし、「もちろん。君が望むのんびりとした暮らしを……僕が守るよ。ありがとう」と言いました。
この瞬間、私は思わず「あっ!」と声をあげてしまいました。
(家に関心を持たないこと、財産を持とうとしないこと、そして……)
自分で言っておきながら忘れていたのですが、ディートハルト様があの丘で提示した条件も守らなければなりません。
安心して彼を好きになりそうだった自分に気づき、ドキッとしました。危うく契約違反をするところでした。彼の怪訝そうな顔をよそに、なんとか落ち着こうと深呼吸したのですが、気持ちを悟られなかったか心配です。
ディートハルト様との話し合いは終わり、その後は楽しく雑談しました。ディートハルト様とエミール様の恋路を応援するつもりだったと申し上げると、ディートハルト様は「ありがとう。僕のことをそんなに考えてくれていて嬉しいよ。君とはついこのあいだまで、出会ってもいなかったのに」とおっしゃいました。私はまた深呼吸する羽目になりました。陽の差さない午後だと思っていましたが、部屋の窓から漏れる夕日は私たちの会話を明るく染めてくれました。
ところが一週間後のことです。
(これからはのんびりお城暮らし……)と思っていた矢先に、エミール様が一人、私の部屋を訪ねてきたのでした。
「エミール様は……ディートハルト様の恋人ではないのですか?」
「やっぱり……そう思ったよね。誤解なんだ。僕たちはそういう関係ではない」
「では……なぜ私の前でキスをしたのですか? 正直、不愉快になりました」
「すまなかったね。僕が拒めばよかった」
「……どのような事情があるのですか?」
「エミールは母方の親戚でね、君も知っていると思うが、小さい頃から兄弟同然で育ったんだ。彼は僕を兄のように慕っている……と思っていた」
ディートハルト様の表情が曇り、声にも元気がなくなりました。
「エミール様の愛情は、兄弟愛とは別のものだったということでしょうか?」
「最初から明確にわかっていたわけじゃないんだ。子どもの頃はよくじゃれ合うだろ? その延長線上で、僕も彼をからかったりしてたわけだ。そうしていくうちに、『もしかして……?』というあやしい兆候が見られるようになって……ずるずるとここまで来てしまった」
「なぜエミール様を拒まなかったのですか?」
「何度も拒もうと思ったよ。実際、やんわり断ることもあった。でも、彼は成人して僕の正式な付き人となったし、なんとなく気を遣ってしまってね……。彼の愛情を、半分は受け入れてしまった。それは間違った気の遣い方だってわかっているんだが……。この国では同性愛が禁じられていることもあって、怖かった。僕がどうこうなるのが怖いんじゃなくて、エミールが罰せられてしまうかもしれないことが……怖かった。僕が受け皿になってあげないとって……。ああ見えてとてもいいやつなんだよ」
「そうですか……ディートハルト様が人としてエミール様を大切に思っていらっしゃることは理解しました。しかし……あんなふうにエミール様のキスを受け入れていては、勘違いされて当然だと思います。――これからはどうなさるおつもりですか?」
「エミールにしっかり説明する。ずっと……そうしたかったんだ。でも、なかなかきっかけがなくてね……。僕が今までどう思っていたかということも含めて、最大限配慮しながら誠意を尽くすよ。そして付き人としては……暇を出すつもりだ。彼には故郷に帰ってもらって、辺境伯を継ぐように命じようと思う」
私はここまでディートハルト様と話して、拍子抜けしたようなほっとしたような、入り組んだ感情を味わいました。
この部屋にディートハルト様を迎えるとき、私はすでに、同性愛者の妻として生きていく想定をし始めていました。もともと親に強制された結婚ではなく、私の条件を相手が飲むかたちで成立した結婚です。特別な事情を抱えていないわけがないと思っていました。
しかし実際には、事情とは言っても闇というほどでもなく、また理解できないわけでもない事情でした。たとえ同性愛がこの国で禁じられていようと、エミール様がディートハルト様を好きなことに罪はないと考えますし、互いが納得しているなら問題ないはずです。今回の場合はディートハルト様のお気持ちがなかったというだけで、それもまた巡り合わせです。
(とりあえず……よかったかな……)
このとき私は、自分の心に潜む複雑な感情に目を向けていました。そしてその模様の一部には、女としてディートハルト様の側にいられるという喜びがあるように感じました。
繕いでも何でもなく本心なのですが、たとえディートハルト様が同性愛者だったとしても、私は妻として彼を愛するつもりでした。たとえ煮えきらない思いが残ったとしても、それが夫を理解する妻としての役割だと考えていました。しかし、彼を一人の人間として尊重する以外に、私は彼という男を好きでいられることがわかったのです。この贅沢な導きに、私は感謝せねばなりません。
ディートハルト様は他にも、私の知らない事実を教えてくれました。
「念のため……とすると言い訳がましいかもしれないが……求婚するために初めて君の家に行ったとき、君の父上にはエミールのことを伝えておいたんだ」
「えっ!? じゃあお父様は知っていたのですか!?」
「そうだよ。さっき君と話し始めたときに『父親から聞かされていないんだな』と思ったよ」
あの日のお父様の意味ありげな顔はこれを匂わしていたのでしょう。私にエミール様の同性愛を告げれば怖気づくとでも思ったのかしら? 失礼なオヤジね。
「私に直接言ってくれればよかったのに。ディートハルト様は……ひどい人」
私が冷たくこう言い放ってにらむと、ディートハルト様は目に見えてたじたじなご様子でした。
「ご、ごめんよ! 君に心配をかけることなく、終わりにしようと思っていたから……。でもまさかあんな現場を見られてしまうなんて……ごめんよ」
謝るばかりのディートハルト様のことが可笑しくなり、つい笑ってしまいました。
「ふふふ。事情はわかったから、許してあげます。その代わり……私たちの契約はまだ続いているからね。忘れないでよ」
ディートハルト様は顔をぱっと明るくし、「もちろん。君が望むのんびりとした暮らしを……僕が守るよ。ありがとう」と言いました。
この瞬間、私は思わず「あっ!」と声をあげてしまいました。
(家に関心を持たないこと、財産を持とうとしないこと、そして……)
自分で言っておきながら忘れていたのですが、ディートハルト様があの丘で提示した条件も守らなければなりません。
安心して彼を好きになりそうだった自分に気づき、ドキッとしました。危うく契約違反をするところでした。彼の怪訝そうな顔をよそに、なんとか落ち着こうと深呼吸したのですが、気持ちを悟られなかったか心配です。
ディートハルト様との話し合いは終わり、その後は楽しく雑談しました。ディートハルト様とエミール様の恋路を応援するつもりだったと申し上げると、ディートハルト様は「ありがとう。僕のことをそんなに考えてくれていて嬉しいよ。君とはついこのあいだまで、出会ってもいなかったのに」とおっしゃいました。私はまた深呼吸する羽目になりました。陽の差さない午後だと思っていましたが、部屋の窓から漏れる夕日は私たちの会話を明るく染めてくれました。
ところが一週間後のことです。
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