46 / 75
第五章 Side A
4 エリーと想定外の事態
しおりを挟む
ある晴れた日の朝、エリーは出軍する船に乗った。その船はブルテン海軍の中の第一軍であり、最初にポートレット帝国と衝突する軍である。
エリーの乗る船には指揮をとるエバンズ少将が乗るため最前線に出るわけではないが、展開によっては戦場となる。
「健闘を祈る。」
兄である以前に総大将であるフレデリックはエリーに何も特別な声をかけなかった。エリーもそれでいいと思っている。
今年はフレデリックも出軍する。彼の出発は翌日だ。第三軍として出発する。兄がやられてしまっては、ブルテンは危機に陥る。兄に軍が迫るようなことは何としても避けなければいけない。
エリーの足元にはサムがいる。船に乗り込んだ犬に対して周りは不思議な顔をしたが問い詰められることはなかった。
「サムまでついて来る必要はないと思うんだけれどね…。」
エリーはサムの頭を撫でて、はあとため息をついた。結局最後まで、サムを連れて行くように命じられた理由はわからなかった。
ーーーー
そうして船旅を続け、二週間後、ブルテン軍の見張りはポートレット帝国軍を視界にとらえた。
「よし、ここで陣をはろう。」
先陣が大砲を向けあい、ドーンっという音の後にポートレット帝国の船の周辺から煙や水しぶきがあがる。それが開戦の合図となった。
優勢な戦いを展開していたブルテンと同盟国軍だったが、徐々に劣勢へと追い込まれる。
「おかしいな。」
エバンズ少将のつぶやきを、そばに控えていたエリーとアイザックは敏感に拾い上げた。
「おかしい、とは?」
「ポートレット帝国軍に先回りして陣を展開されている。まるで、作戦を知っているようだ。」
そう、エバンズ少将の作戦がことごとく不発なのだ。向こうが意図を呼んだかのように、船が動く。
「作戦がばれていたということでしょうか?」
「いや、だとしたら最初から劣勢を強いられているはずだ。中盤から作戦がくずれているとなると…。」
エバンズ少将が通信の魔道具を通して次の作戦をヒューゲンからの援軍に指示を出す。しかし、船が動き出したしばらく後で敵船も動き、作戦に対抗する作戦を展開してくる。
「内通者がいるということでしょうか?」
「その可能性があるな。しかし、すべての作戦がばれている、それも発令後にばれているとなると、内通者の候補は限られる。」
全ての作戦を共有されているのは、この船で立案をするエバンズ少将と共に働く軍略部隊員と後方で控えている総大将のフレデリック、ヒューゲンのザイフリート中将、エスパルのグラナドス大将と要所を任されているその側近たちだ。
「いったい、誰が…。」
アイザックが頭をひねる。
しかし、ポートレット帝国に組したところで得をする人物がその中にいるのだろうか?ポートレット帝国に侵略された国々のように属国になることをヒューゲンやエスパルが望むとは思えない。
では、国としての裏切りではなく、個人の?しかし、その場合、人目をかいくぐってどのように密告をしているのか?
「隊長、内通者がいるとして、どのように内通をしているのでしょうか?」
「何が言いたい?」
「内通者が個人だった場合、作戦が指示されるたびに誰にも咎められず、こっそりと内通をするのは無理ではないでしょうか?」
「ああ、何か魔道具をつかっているのかもしれないな。」
「だとすれば、盗聴を行っているのではないでしょうか?」
「…なるほどな。」
エバンズ少将の指示を聞いてから、それを他にどうにかして伝えるというのは不審すぎる。ならば、指示をそのまま敵船に流しているのだろう。
そのような魔道具があるのかは知らないが、通信の魔道具を見せられた後だ。あってもおかしくはないだろう。
「確かめる方法はある。」
エバンズ少将は通信具を手に取るとエリーに渡した。
「俺の作戦をエスパル語で指示してくれ。」
そして…、見事に帝国の裏をかいた。
「作戦はばれていないようですね。」
「ああ、もともと、エスパル軍はポートレット帝国にやりまかされることがヒューゲンとブルテンに比べて少なかった。もし、通信の魔道具が盗聴されているのだとしたら、エスパルの内部通信を理解するのに手間取ったんじゃないかと思ったんだよ。」
「それでエスパル語で指示を出したんですね。」
「ああ。しかし、いつまでも通用しないだろう。」
「そうですね。エスパル語を帝国軍の誰もが理解できないというわけではないでしょうし。」
「今のうちに巻き返そう。まず、ブルテン軍内では魔道具の使用は禁止する。」
ブルテン海軍内では独自の伝達手法が周知がされているため、困ることはない。実際に魔道具で補えない範囲ではその伝達手法を使っている。問題はエスパル・ヒューゲンとの連携だった。
ひとまずはエスパル語で事情を説明する。
『通信の魔道具が盗聴されているだって?』
「はい。先ほどのエスパル語の指示でそれを確認させていただきました。敵は何らかの方法でこちらの通信を傍受しているのだと思います。」
『盗聴だなんて、不可能だ。ルクレツェン魔法大国の技術が帝国に流出したということになる。』
「他に原因もあるかもしれませんが、魔道具の通信内容が漏れている可能性がある以上、対策を講じるべきです。どうやら敵国はエスパル語に精通していない様子。連絡が必要な場合はエスパル語で連絡を取り合いましょう。それでも連絡は最小限にするべきです。」
『エスパルは問題ない。エスパル軍内での魔道具の使用はとりやめて独自の伝達手段を用いよう。エスパル語に対応される可能性もあるからな。』
エリーがエスパルのグラナドス大将の意見をエバンズ少将に伝えると、承諾したというように頷かれる。
『ヒューゲン海軍は長年魔道具を使ってきている。』
ザイフリート中将の渋るような声にエリーもそういう反応をするだろうなとため息をついた。実際、ヒューゲン軍に魔道具を使わずに動けというのは不可能だろう。
「魔道具が盗聴されている可能性を念頭においてほしいのです。」
その後、ブルテン軍とエスパル軍は盛り返し、敵と互角かそれ以上の戦いを展開するが、ヒューゲン軍の被害は止まることはなかった。
ポートレット帝国軍もここが崩しどころと後続の軍をさらに投入してくる。
「まずいですね。」
帝国軍とヒューゲン軍は乱闘戦となっており、帝国軍兵がヒューゲンの船に乗り移って戦っている。その内、のっとられ、沈められる船も出てくるだろう。
「致し方ないか。初戦でヒューゲン軍に大敗されては困るしな。」
エバンズ少将が指示を出す。
「特殊部隊をヒューゲン軍の援軍に向かわせろ。」
エリーの乗る船には指揮をとるエバンズ少将が乗るため最前線に出るわけではないが、展開によっては戦場となる。
「健闘を祈る。」
兄である以前に総大将であるフレデリックはエリーに何も特別な声をかけなかった。エリーもそれでいいと思っている。
今年はフレデリックも出軍する。彼の出発は翌日だ。第三軍として出発する。兄がやられてしまっては、ブルテンは危機に陥る。兄に軍が迫るようなことは何としても避けなければいけない。
エリーの足元にはサムがいる。船に乗り込んだ犬に対して周りは不思議な顔をしたが問い詰められることはなかった。
「サムまでついて来る必要はないと思うんだけれどね…。」
エリーはサムの頭を撫でて、はあとため息をついた。結局最後まで、サムを連れて行くように命じられた理由はわからなかった。
ーーーー
そうして船旅を続け、二週間後、ブルテン軍の見張りはポートレット帝国軍を視界にとらえた。
「よし、ここで陣をはろう。」
先陣が大砲を向けあい、ドーンっという音の後にポートレット帝国の船の周辺から煙や水しぶきがあがる。それが開戦の合図となった。
優勢な戦いを展開していたブルテンと同盟国軍だったが、徐々に劣勢へと追い込まれる。
「おかしいな。」
エバンズ少将のつぶやきを、そばに控えていたエリーとアイザックは敏感に拾い上げた。
「おかしい、とは?」
「ポートレット帝国軍に先回りして陣を展開されている。まるで、作戦を知っているようだ。」
そう、エバンズ少将の作戦がことごとく不発なのだ。向こうが意図を呼んだかのように、船が動く。
「作戦がばれていたということでしょうか?」
「いや、だとしたら最初から劣勢を強いられているはずだ。中盤から作戦がくずれているとなると…。」
エバンズ少将が通信の魔道具を通して次の作戦をヒューゲンからの援軍に指示を出す。しかし、船が動き出したしばらく後で敵船も動き、作戦に対抗する作戦を展開してくる。
「内通者がいるということでしょうか?」
「その可能性があるな。しかし、すべての作戦がばれている、それも発令後にばれているとなると、内通者の候補は限られる。」
全ての作戦を共有されているのは、この船で立案をするエバンズ少将と共に働く軍略部隊員と後方で控えている総大将のフレデリック、ヒューゲンのザイフリート中将、エスパルのグラナドス大将と要所を任されているその側近たちだ。
「いったい、誰が…。」
アイザックが頭をひねる。
しかし、ポートレット帝国に組したところで得をする人物がその中にいるのだろうか?ポートレット帝国に侵略された国々のように属国になることをヒューゲンやエスパルが望むとは思えない。
では、国としての裏切りではなく、個人の?しかし、その場合、人目をかいくぐってどのように密告をしているのか?
「隊長、内通者がいるとして、どのように内通をしているのでしょうか?」
「何が言いたい?」
「内通者が個人だった場合、作戦が指示されるたびに誰にも咎められず、こっそりと内通をするのは無理ではないでしょうか?」
「ああ、何か魔道具をつかっているのかもしれないな。」
「だとすれば、盗聴を行っているのではないでしょうか?」
「…なるほどな。」
エバンズ少将の指示を聞いてから、それを他にどうにかして伝えるというのは不審すぎる。ならば、指示をそのまま敵船に流しているのだろう。
そのような魔道具があるのかは知らないが、通信の魔道具を見せられた後だ。あってもおかしくはないだろう。
「確かめる方法はある。」
エバンズ少将は通信具を手に取るとエリーに渡した。
「俺の作戦をエスパル語で指示してくれ。」
そして…、見事に帝国の裏をかいた。
「作戦はばれていないようですね。」
「ああ、もともと、エスパル軍はポートレット帝国にやりまかされることがヒューゲンとブルテンに比べて少なかった。もし、通信の魔道具が盗聴されているのだとしたら、エスパルの内部通信を理解するのに手間取ったんじゃないかと思ったんだよ。」
「それでエスパル語で指示を出したんですね。」
「ああ。しかし、いつまでも通用しないだろう。」
「そうですね。エスパル語を帝国軍の誰もが理解できないというわけではないでしょうし。」
「今のうちに巻き返そう。まず、ブルテン軍内では魔道具の使用は禁止する。」
ブルテン海軍内では独自の伝達手法が周知がされているため、困ることはない。実際に魔道具で補えない範囲ではその伝達手法を使っている。問題はエスパル・ヒューゲンとの連携だった。
ひとまずはエスパル語で事情を説明する。
『通信の魔道具が盗聴されているだって?』
「はい。先ほどのエスパル語の指示でそれを確認させていただきました。敵は何らかの方法でこちらの通信を傍受しているのだと思います。」
『盗聴だなんて、不可能だ。ルクレツェン魔法大国の技術が帝国に流出したということになる。』
「他に原因もあるかもしれませんが、魔道具の通信内容が漏れている可能性がある以上、対策を講じるべきです。どうやら敵国はエスパル語に精通していない様子。連絡が必要な場合はエスパル語で連絡を取り合いましょう。それでも連絡は最小限にするべきです。」
『エスパルは問題ない。エスパル軍内での魔道具の使用はとりやめて独自の伝達手段を用いよう。エスパル語に対応される可能性もあるからな。』
エリーがエスパルのグラナドス大将の意見をエバンズ少将に伝えると、承諾したというように頷かれる。
『ヒューゲン海軍は長年魔道具を使ってきている。』
ザイフリート中将の渋るような声にエリーもそういう反応をするだろうなとため息をついた。実際、ヒューゲン軍に魔道具を使わずに動けというのは不可能だろう。
「魔道具が盗聴されている可能性を念頭においてほしいのです。」
その後、ブルテン軍とエスパル軍は盛り返し、敵と互角かそれ以上の戦いを展開するが、ヒューゲン軍の被害は止まることはなかった。
ポートレット帝国軍もここが崩しどころと後続の軍をさらに投入してくる。
「まずいですね。」
帝国軍とヒューゲン軍は乱闘戦となっており、帝国軍兵がヒューゲンの船に乗り移って戦っている。その内、のっとられ、沈められる船も出てくるだろう。
「致し方ないか。初戦でヒューゲン軍に大敗されては困るしな。」
エバンズ少将が指示を出す。
「特殊部隊をヒューゲン軍の援軍に向かわせろ。」
1
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
ある辺境伯の後悔
だましだまし
恋愛
妻セディナを愛する辺境伯ルブラン・レイナーラ。
父親似だが目元が妻によく似た長女と
目元は自分譲りだが母親似の長男。
愛する妻と妻の容姿を受け継いだ可愛い子供たちに囲まれ彼は誰よりも幸せだと思っていた。
愛しい妻が次女を産んで亡くなるまでは…。
最愛の番に殺された獣王妃
望月 或
恋愛
目の前には、最愛の人の憎しみと怒りに満ちた黄金色の瞳。
彼のすぐ後ろには、私の姿をした聖女が怯えた表情で口元に両手を当てこちらを見ている。
手で隠しているけれど、その唇が堪え切れず嘲笑っている事を私は知っている。
聖女の姿となった私の左胸を貫いた彼の愛剣が、ゆっくりと引き抜かれる。
哀しみと失意と諦めの中、私の身体は床に崩れ落ちて――
突然彼から放たれた、狂気と絶望が入り混じった慟哭を聞きながら、私の思考は止まり、意識は閉ざされ永遠の眠りについた――はずだったのだけれど……?
「憐れなアンタに“選択”を与える。このままあの世に逝くか、別の“誰か”になって新たな人生を歩むか」
謎の人物の言葉に、私が選択したのは――
愛を騙るな
篠月珪霞
恋愛
「王妃よ、そなた一体何が不満だというのだ」
「………」
「贅を尽くした食事、ドレス、宝石、アクセサリー、部屋の調度も最高品質のもの。王妃という地位も用意した。およそ世の女性が望むものすべてを手に入れているというのに、何が不満だというのだ!」
王妃は表情を変えない。何を言っても宥めてもすかしても脅しても変わらない王妃に、苛立った王は声を荒げる。
「何とか言わぬか! 不敬だぞ!」
「……でしたら、牢に入れるなり、処罰するなりお好きに」
「い、いや、それはできぬ」
「何故? 陛下の望むままなさればよろしい」
「余は、そなたを愛しているのだ。愛するものにそのような仕打ち、到底考えられぬ」
途端、王妃の嘲る笑い声が響く。
「畜生にも劣る陛下が、愛を騙るなどおこがましいですわね」
【完結】転生したら悪役継母でした
入魚ひえん@発売中◆巻き戻り冤罪令嬢◆
恋愛
聖女を優先する夫に避けられていたアルージュ。
その夜、夫が初めて寝室にやってきて命じたのは「聖女の隠し子を匿え」という理不尽なものだった。
しかも隠し子は、夫と同じ髪の色。
絶望するアルージュはよろめいて鏡にぶつかり、前世に読んだウェブ小説の悪妻に転生していることを思い出す。
記憶を取り戻すと、七年間も苦しんだ夫への愛は綺麗さっぱり消えた。
夫に奪われていたもの、不正の事実を着々と精算していく。
◆愛されない悪妻が前世を思い出して転身したら、可愛い継子や最強の旦那様ができて、転生前の知識でスイーツやグルメ、家電を再現していく、異世界転生ファンタジー!◆
*旧題:転生したら悪妻でした
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
チョイス伯爵家のお嬢さま
cyaru
恋愛
チョイス伯爵家のご令嬢には迂闊に人に言えない加護があります。
ポンタ王国はその昔、精霊に愛されし加護の国と呼ばれておりましたがそれももう昔の話。
今では普通の王国ですが、伯爵家に生まれたご令嬢は数百年ぶりに加護持ちでした。
産まれた時は誰にも気が付かなかった【営んだ相手がタグとなって確認できる】トンデモナイ加護でした。
4歳で決まった侯爵令息との婚約は苦痛ばかり。
そんな時、令嬢の言葉が引き金になって令嬢の両親である伯爵夫妻は離婚。
婚約も解消となってしまいます。
元伯爵夫人は娘を連れて実家のある領地に引きこもりました。
5年後、王太子殿下の側近となった元婚約者の侯爵令息は視察に来た伯爵領でご令嬢とと再会します。
さて・・・どうなる?
※作者都合のご都合主義です。
※リアルで似たようなものが出てくると思いますが気のせいです。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。
※爵位や言葉使いなど現実世界、他の作者さんの作品とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる