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第一章
皮鎧の購入
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朝すぐに出て、兎一匹狩ってきただけだからお昼までまだまだ時間はある。当然夜までにはもっと時間がある。明日は狩に出ると昨日急に言われて、正直コブまで入れられるのを覚悟してたんだけど。
まぁその代わり今日の夜はたぶんやるんだろう。ただ一度帰ってきたのはそのためじゃなく、ガロが僕におさがりの皮鎧を着せるためだ。
「なんで一度実戦を見てからだったの?そろそろ教えてよ。」
「あぁ、もう見た後だからいいだろ。皮鎧にも少し種類があって、これはこの町じゃなく王都で買ってきたものなんだ。いいものだがどちらかといえば重量タイプでキオの動きではやはりきついかもしれないと思ってな。」
「それは、着てみないと分からないと思うけど。」
「そうだろうが、着てない状態での実戦と着た状態での実戦をどっちも行うのも必要なんだ。」
「そうなんだ。」
うーん、そういわれても初めから来てた方がいいと思うし、ちょっと納得は行かないけど、とりあえず渡された黒い皮鎧を着てみる。持った感じからも確かに重めだ。
「えっと、どう着るの?」
「下のところから潜り込むように着ればいい。」
言われるままに皮鎧を着てみる。腕と首を穴から通してしまえばいいだけで意外と簡単だったけど、これはほんとに重い。脇のあたりもがっちりと締まってて動かしづらいし。
「微妙にサイズがあってないみたいだな。俺がそのくらいに着ていたものなんだがな。」
「う、うん。ちょっと小さいのかなこれ?」
「そうだな、ほんとは腰の少し下あたりまで隠れるんだが、腰がぎりぎり隠れるかどうかみたいだな。」
「もう少し大きいのはないの?」
「ないな。それより小さいのはあったがもう破棄してる。それも王都でほかの冒険者に言われて必要に迫られて買ったやつだからな。」
もしかしたらガロは背が伸びるの早い方だったのかな?それとも鎧なんて必要ないくらいにずっと強かったとか。
「まぁ皮鎧が必要な危ないところなんて時折行くくらいだったからな。今も一応俺にあった皮鎧があるんだぞ?」
「え、そうなんだ。」
「滅多につけないけどな。」
そもそもいつもズボンしかはいてないから、上を着てるガロってのはかなりレアなんじゃないかな。どんなふうになるんだろ、ちょっと見てみたいかも。
「それにしてもどうするか、この町にも皮鎧は売ってるが、重さのわりに性能はいまいちなのだったり、軽いが着てる意味のあまりないものだったりしかないんだよな。だが王都に行く前には着慣れておいた方がいいだろうし。」
「良い皮鎧は王都に言った後また着慣れればいいんじゃない?とりあえずでも着ておいた方がいいならさ。まぁお金を出してもらう身だから僕は後になっても全然いいけど。」
「そうだな、少し段階が増えるがやはり皮鎧に着慣れておいた方がいい。王都ではずっと着ることになるからな。」
「え、そうなの?ガロもずっと着るの?」
「いやだがそうなる。さすがに王都でズボン一枚でいるやつはいないからな。」
この町には結構ズボン一枚の人は多い。犬種や猫種の人はもちろん時折見る蜥蜴種の人や鳥種の人なんかでもだ。逆に皮鎧を着てる人はそれほどいない。まったくいないわけじゃないから浮くことはないだろうけど。
「今から出てもぎりぎり昼には間に合うか?だが皮鎧を買った後そのまま訓練所に行きたい。キオ、悪いがサンドイッチを作ってくれるか?」
「オッケー、ちょっと待っててね。」
小さなバケット型のパンを横に切って、間にさっと焼いた肉とレタスや玉ねぎを挟むだけだから、それほど時間はかからずにサンドは完成する。瓶箱に入れてガロのポーチの中にしまったら皮鎧屋さんにまずは向かう。
前に行った武器屋の向かい側が皮鎧屋のようだ。ただ武器屋と違ってガラス展示されてないからわかりづらい。扉の上の看板に皮鎧の絵が飾ってあるだけだ。
中に入るとすぐに受付で鎧が飾ってあったりもしない。戸を開けたときになった鈴の音で奥から茶色い毛並みの犬種の女性っぽい人が出てきた。犬種は何だろう?よくいる柴犬っぽい人たちよりも毛は短いし。うーん、わからない。
「はいどーも!いらっしゃい!おぉ、珍しいお客さんだ。」
「俺は確かに客だが、今回は連れのほうの皮鎧を見繕ってくれ。」
「お、そっちのこだね!じゃあ奥においで!」
「あ、はい。」
「俺は待ってる。行って来い。」
「別に一緒に入ってもいいのに!まぁいいか、ほらおいで!」
誘われるままに受付の横から奥へ。今回もガロは待ってるようだが、この間と違ってみるものもないから暇じゃないんだろうか?
それにしてもこの人声色からしても服の胸のふくらみからいっても女性なんだろうけど、かなり癖のある人だな。さすがにお客を無理に引っ張っては行かないけど、いまにも引っ張って行かれそうな雰囲気を感じるよ。
誘われるまま入った奥の部屋は鏡とカーテン、それと机の上にメジャーやロープなんかが置かれていた。もしかして採寸するのかな?
「それじゃあちょっと図らせてもらうよ?くすぐったかったりしても我慢して!」
「あ、はい。」
メジャーを使って脇回りの太さ、腰回りの太さ肩幅と首回りまで図られる。でも下のほうははかられないのは鎧は腰までだからなんだろう。それしても手際がいい。
「うん、このサイズなら少し大きめのが奥にある!少しくらいの調節は鎧紐を縛ればできるからそれを持ってくるね!タイプは防御タイプと回避タイプどっちがいいんだい?」
「え、えっと、重いほうで?」
「ん、了解!」
多分防御タイプってのが重い方なんだと思う。道中に重いほうを買うようにしか言われなかったからちょっと焦っちゃったよ。
さらに奥の扉に入っていった店員さんはすぐに戻ってくる。手にはちゃんと薄い灰色の皮鎧を持ってるし、ほんと早いなこの人。
「今うちで扱ってる一番いい防御皮鎧だ。ヘビーボアっていう猪の皮を使っててだいぶ重めだけど、とりあえず着てみてくれるかい?」
「はい。」
着方はさっきの皮鎧と同じようだ。ただ重さはこっちのほうがさらに重いかも?着てみるとより重さを感じる。でも脇が締め付けられる感じもしないし、ちゃんと腰の下まで鎧が来てるし動きづらくはなさそうだ。
鏡を見てみると僕の毛並みとも少し似通った灰色でちょっと着ている感じが出ていないのが気になるけど、僕的にはまぁそれほど気にならない。
「どうする?きめちまうかい?」
「一度ガロに、待ってる連れに見せてもいいですか?」
「あぁいいよ!見せておいで!」
オッケーを貰ったので受付のほうに戻ると、僕を見たガロがちょっと意外そうな顔をする。
「ほぉ、この町にヘビーボアの鎧が入ったのか。」
「偶然だったけどね!毛色ともあってるし、どうだい?」
「気に入った。これを買おう。」
「ありがとよ!」
「え、あ、まぁいいけど。」
僕の言葉も聞かずに買うの決定しちゃったよ。すぐにギルドカードで支払いしちゃうし、僕も来ていてちょっと気に入り始めてたからいいんだけどさ。
「よし、それを着たままギルドに行くぞ。サイズはいい感じだからその重さに慣れて歩けるようにならないとな。いずれはそれを着たまま戦闘だぞ?」
「わかってるよ。ちゃんと慣れてみせる。」
そう意気込んだのはよかったけど、この後僕はギルドで鎧を着たままガロから木剣の打ち込みをさせられることになり、ヘロヘロにさせっれるのだった。
まぁその代わり今日の夜はたぶんやるんだろう。ただ一度帰ってきたのはそのためじゃなく、ガロが僕におさがりの皮鎧を着せるためだ。
「なんで一度実戦を見てからだったの?そろそろ教えてよ。」
「あぁ、もう見た後だからいいだろ。皮鎧にも少し種類があって、これはこの町じゃなく王都で買ってきたものなんだ。いいものだがどちらかといえば重量タイプでキオの動きではやはりきついかもしれないと思ってな。」
「それは、着てみないと分からないと思うけど。」
「そうだろうが、着てない状態での実戦と着た状態での実戦をどっちも行うのも必要なんだ。」
「そうなんだ。」
うーん、そういわれても初めから来てた方がいいと思うし、ちょっと納得は行かないけど、とりあえず渡された黒い皮鎧を着てみる。持った感じからも確かに重めだ。
「えっと、どう着るの?」
「下のところから潜り込むように着ればいい。」
言われるままに皮鎧を着てみる。腕と首を穴から通してしまえばいいだけで意外と簡単だったけど、これはほんとに重い。脇のあたりもがっちりと締まってて動かしづらいし。
「微妙にサイズがあってないみたいだな。俺がそのくらいに着ていたものなんだがな。」
「う、うん。ちょっと小さいのかなこれ?」
「そうだな、ほんとは腰の少し下あたりまで隠れるんだが、腰がぎりぎり隠れるかどうかみたいだな。」
「もう少し大きいのはないの?」
「ないな。それより小さいのはあったがもう破棄してる。それも王都でほかの冒険者に言われて必要に迫られて買ったやつだからな。」
もしかしたらガロは背が伸びるの早い方だったのかな?それとも鎧なんて必要ないくらいにずっと強かったとか。
「まぁ皮鎧が必要な危ないところなんて時折行くくらいだったからな。今も一応俺にあった皮鎧があるんだぞ?」
「え、そうなんだ。」
「滅多につけないけどな。」
そもそもいつもズボンしかはいてないから、上を着てるガロってのはかなりレアなんじゃないかな。どんなふうになるんだろ、ちょっと見てみたいかも。
「それにしてもどうするか、この町にも皮鎧は売ってるが、重さのわりに性能はいまいちなのだったり、軽いが着てる意味のあまりないものだったりしかないんだよな。だが王都に行く前には着慣れておいた方がいいだろうし。」
「良い皮鎧は王都に言った後また着慣れればいいんじゃない?とりあえずでも着ておいた方がいいならさ。まぁお金を出してもらう身だから僕は後になっても全然いいけど。」
「そうだな、少し段階が増えるがやはり皮鎧に着慣れておいた方がいい。王都ではずっと着ることになるからな。」
「え、そうなの?ガロもずっと着るの?」
「いやだがそうなる。さすがに王都でズボン一枚でいるやつはいないからな。」
この町には結構ズボン一枚の人は多い。犬種や猫種の人はもちろん時折見る蜥蜴種の人や鳥種の人なんかでもだ。逆に皮鎧を着てる人はそれほどいない。まったくいないわけじゃないから浮くことはないだろうけど。
「今から出てもぎりぎり昼には間に合うか?だが皮鎧を買った後そのまま訓練所に行きたい。キオ、悪いがサンドイッチを作ってくれるか?」
「オッケー、ちょっと待っててね。」
小さなバケット型のパンを横に切って、間にさっと焼いた肉とレタスや玉ねぎを挟むだけだから、それほど時間はかからずにサンドは完成する。瓶箱に入れてガロのポーチの中にしまったら皮鎧屋さんにまずは向かう。
前に行った武器屋の向かい側が皮鎧屋のようだ。ただ武器屋と違ってガラス展示されてないからわかりづらい。扉の上の看板に皮鎧の絵が飾ってあるだけだ。
中に入るとすぐに受付で鎧が飾ってあったりもしない。戸を開けたときになった鈴の音で奥から茶色い毛並みの犬種の女性っぽい人が出てきた。犬種は何だろう?よくいる柴犬っぽい人たちよりも毛は短いし。うーん、わからない。
「はいどーも!いらっしゃい!おぉ、珍しいお客さんだ。」
「俺は確かに客だが、今回は連れのほうの皮鎧を見繕ってくれ。」
「お、そっちのこだね!じゃあ奥においで!」
「あ、はい。」
「俺は待ってる。行って来い。」
「別に一緒に入ってもいいのに!まぁいいか、ほらおいで!」
誘われるままに受付の横から奥へ。今回もガロは待ってるようだが、この間と違ってみるものもないから暇じゃないんだろうか?
それにしてもこの人声色からしても服の胸のふくらみからいっても女性なんだろうけど、かなり癖のある人だな。さすがにお客を無理に引っ張っては行かないけど、いまにも引っ張って行かれそうな雰囲気を感じるよ。
誘われるまま入った奥の部屋は鏡とカーテン、それと机の上にメジャーやロープなんかが置かれていた。もしかして採寸するのかな?
「それじゃあちょっと図らせてもらうよ?くすぐったかったりしても我慢して!」
「あ、はい。」
メジャーを使って脇回りの太さ、腰回りの太さ肩幅と首回りまで図られる。でも下のほうははかられないのは鎧は腰までだからなんだろう。それしても手際がいい。
「うん、このサイズなら少し大きめのが奥にある!少しくらいの調節は鎧紐を縛ればできるからそれを持ってくるね!タイプは防御タイプと回避タイプどっちがいいんだい?」
「え、えっと、重いほうで?」
「ん、了解!」
多分防御タイプってのが重い方なんだと思う。道中に重いほうを買うようにしか言われなかったからちょっと焦っちゃったよ。
さらに奥の扉に入っていった店員さんはすぐに戻ってくる。手にはちゃんと薄い灰色の皮鎧を持ってるし、ほんと早いなこの人。
「今うちで扱ってる一番いい防御皮鎧だ。ヘビーボアっていう猪の皮を使っててだいぶ重めだけど、とりあえず着てみてくれるかい?」
「はい。」
着方はさっきの皮鎧と同じようだ。ただ重さはこっちのほうがさらに重いかも?着てみるとより重さを感じる。でも脇が締め付けられる感じもしないし、ちゃんと腰の下まで鎧が来てるし動きづらくはなさそうだ。
鏡を見てみると僕の毛並みとも少し似通った灰色でちょっと着ている感じが出ていないのが気になるけど、僕的にはまぁそれほど気にならない。
「どうする?きめちまうかい?」
「一度ガロに、待ってる連れに見せてもいいですか?」
「あぁいいよ!見せておいで!」
オッケーを貰ったので受付のほうに戻ると、僕を見たガロがちょっと意外そうな顔をする。
「ほぉ、この町にヘビーボアの鎧が入ったのか。」
「偶然だったけどね!毛色ともあってるし、どうだい?」
「気に入った。これを買おう。」
「ありがとよ!」
「え、あ、まぁいいけど。」
僕の言葉も聞かずに買うの決定しちゃったよ。すぐにギルドカードで支払いしちゃうし、僕も来ていてちょっと気に入り始めてたからいいんだけどさ。
「よし、それを着たままギルドに行くぞ。サイズはいい感じだからその重さに慣れて歩けるようにならないとな。いずれはそれを着たまま戦闘だぞ?」
「わかってるよ。ちゃんと慣れてみせる。」
そう意気込んだのはよかったけど、この後僕はギルドで鎧を着たままガロから木剣の打ち込みをさせられることになり、ヘロヘロにさせっれるのだった。
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