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第5章167話:メイとチサトン2
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チサトンが言う。
「ウチは、あんたの5連覇を阻止しに来たねん」
あまりにもド直球なチサトンの宣戦布告。
おお~、と観客から感心の声が上がる。
「もちろん、篠山さんだけちゃうで。ここにいる全員、優勝をかけて戦うライバルや。ツラ見たらわかるわ、あんたらみんな強いな」
チサトンが選手一同を眺める。
そして続けた。
「これだけの手練れが一同に会することは、そうそうない。ほんま楽しみやな? 正々堂々、ええ試合しよな?」
一拍置いてから、今度は観客のほうを眺めて手を振った。
「観客のみなさんも、応援よろしく頼むで? 応援は選手の力になるからな~」
観客から、拍手が返される。
なんというか……
ノリと勢いで生きてる感じの人だな。
あと戦闘好きそう。
メイが一つ咳払いをしてから言った。
「どうやら私、宣戦布告されたみたいですが、」
そう前置きしてから、確固たる表情で告げた。
「私も、チサトンさんには負けるつもりはありません。もちろん、今年も私が優勝します。以上です」
拍手が起こる。
メイもチサトンも、ある意味でバトルアリーナにふさわしい、好戦的な挨拶であった。
これにて、開会の挨拶が終わった。
「ウチは、あんたの5連覇を阻止しに来たねん」
あまりにもド直球なチサトンの宣戦布告。
おお~、と観客から感心の声が上がる。
「もちろん、篠山さんだけちゃうで。ここにいる全員、優勝をかけて戦うライバルや。ツラ見たらわかるわ、あんたらみんな強いな」
チサトンが選手一同を眺める。
そして続けた。
「これだけの手練れが一同に会することは、そうそうない。ほんま楽しみやな? 正々堂々、ええ試合しよな?」
一拍置いてから、今度は観客のほうを眺めて手を振った。
「観客のみなさんも、応援よろしく頼むで? 応援は選手の力になるからな~」
観客から、拍手が返される。
なんというか……
ノリと勢いで生きてる感じの人だな。
あと戦闘好きそう。
メイが一つ咳払いをしてから言った。
「どうやら私、宣戦布告されたみたいですが、」
そう前置きしてから、確固たる表情で告げた。
「私も、チサトンさんには負けるつもりはありません。もちろん、今年も私が優勝します。以上です」
拍手が起こる。
メイもチサトンも、ある意味でバトルアリーナにふさわしい、好戦的な挨拶であった。
これにて、開会の挨拶が終わった。
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