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牢の中ではローガンが怒り狂っていた
「くっそぉ、何でこんな事になったんだ
おい!ナミリュ 説明しろ」
「私にだってわからないわよ!」
まさか籍が入っていなかったなんて
思わなかった…
無能だと言われていたジュークスだけど
そのぐらいの手続きはしていると思う
じゃない…
「おい!看守!ジュークスと話しが
したいんだ俺をここから出せ!」
看守騎士はローガンを睨む
「不敬罪でここに居るのに
ジュークス殿下を呼び捨てにするとは
よっぽど首を落とされたいらしい」
「うるさい!だったら早く呼べ!」
「残念ですが無理ですね」
騎士はローガンを無視していた
「私も驚きすぎて何も言えなかったけど
今はジュークスに言いたい事が沢山
あるわ。そう、あの女にもね!」
ナミリュは吐き捨てる様に言った
俺様をこんな場所に閉じ込めやがって…
ローガン父娘はまだ自分達の立場を
理解していなかった。
コッン、コッン、コッン
足音が聞こえるとガシャンと騎士達が
体勢を整えて敬礼をしている
睡魔に襲われウトウトしていたローガン
はベッドから起きて鉄格子まで飛んで
来た
「お、おい!ここから出せ」
その言葉に微笑んだのはマルティナだ
「ローガン」
「貴様ー!」
「あら?まだそんな口を叩くのね?
あなた達がわからせてやって」
マルティナが騎士に命じた
騎士が鉄格子を開けるとローガンを
殴った
「ぐはっ」 ローガンが床を転がる
「ねぇ、この人、解らない様だから
お仕置きしていいわよ」
マルティナの言葉に騎士達が
ローガンを立たせると叩き始め
しばらくするとローガンは気絶した
恐怖で動かないナミリュを横目に見ると
「お疲れ様、また明日来るわね」
騎士に伝えると廊下で待っていた
テリウスに
「私達も休みましょう」と微笑み
部屋へと戻り眠った
次の日
テリウスは皇帝の執務室で資料を
見ていた。
「さすがマルティナだな
彼女から見たら
ジュークスなど相手にならぬ存在か」
テリウスは
書類に目を通しながら仕事を進める
そんなテリウスを見ながら秘書官は
泣きそうになる
「マルティナ様、やはりテリウス陛下は
素晴らしいです」そう思った
マルティナは再び牢へと向かった
睨みつけるローガンと鉄格子に飛びつく
ナミリュ
「ちょっと!遅いわよ!私はね
貴女に言いたい事がたくさんあるのよ」
マルティナは微笑む
「何かしら?」
「そうね、まずはここから出して」
「出来ません、何故ならあなた達は
犯罪者ですから…自覚が無いのね?
可哀想に…」
さらにマルティナは続けた
「私とジュークスが離縁したのは
貴女が来ると決まった頃だったわ
だってそうでしょう?あんな男
いらないもの…」
「は?だったらあんたも貴族令嬢でしょ」
「うん、そうね少しの間あったかしらね」
「だったらあんたも早くここに
入りなさいよ」
「あ、今は皇后なのよごめんなさいね」
「は?… いいわジュークスはどこよ」
「ジュークス殿下の事は
貴女に関係ない事よ。
それと、、言葉使いには気をつける事ね。貴女の首を飛ばす事なんて簡単なのよ」
「……」
「まぁ早いか遅いかだけだけどね
いいわ冥土の土産に教えてあげるわ
私とテリウス陛下は昔からずっと
想いあっていたの…ジュークスが
余りにも使えない人だったから
彼に相談していたの…そんな時に
ジュークスが貴女を迎えるって言ったわ
だからね、私 ジュークスを捨てたのよ」
「え?待ってよ、、だったら貴女達
不倫じゃないの?」
「違うわ、相談相手だったの
レドモンドを宿した時は夫婦だったわ
法的には何も問題無いの
あなた達を断罪したのが昨日だった。
ってだけよ」
「ジュークスの子じゃない…って」
「だって避妊していたもの…ふふっ
あなた達以外は知っていたのよ?
どれだけ周りを見ていなかったのよ
残念な人達ね?」
「初めから…反逆を企んでいたのね」
「えぇそうよ
ジュークスがまともな皇帝ならば
良かったんだけど…残念だわ」
「ねぇ、ちょっとそこの騎士達!
聞いたでしょ!何が才女よ!
ただの反逆者よ!捕まえて!早く!」
「残念…ここにあなた方の言う事を聞く人は誰も居ないの」
「……」
「ローガン、あなたの刑は
不敬罪と虚偽罪だから斬首よ
日にちが決まったら伝えるわ」
ローガンは口が切れていて話せず
頬もかなり腫れていた
「だから忠告したのに…
「初孫が皇太子」でしたっけ?
笑ってしまうわね。
楽しかった様で良かったわ
まぁ父娘の
残り少ない時間を楽しんでちょうだい」
それからローガン父娘から
減刑を求める声が届いていたが
マルティナは無視した
テリウスはローガン伯爵に対し
爵位返上と屋敷以外の土地、財産を
没収した。
ローガンの元に知らせが伝わると
全てを諦めたのか騒ぐ事をしなくなった
数日が過ぎて
ローガン父娘とジュークスは
中央帝国最高裁判所に来ていた
目の前の最高裁判官マグレンは告げた
ローガン元伯爵は既に爵位返上と
所有地そして財産を没収した
王族不敬罪及び虚偽罪につき
1ヶ月後 北の広場にて斬首の刑を出向
する。
ナミリュ
王族を誑かし国費を横領した罪
そして反省が見られない事
父親と同じ斬首刑とする
北の広場にて同日に行う
ジュークス元殿下
王族として産まれ育つも王族としての
義務を果たさず、一般貴族令嬢を
宮に迎え国費を流した罪
皇帝命を乱用し混乱をさせた事を
重く受け止め
王族の爵位返上とする
息子ネイサンと共に平民となり
旧ローガン伯爵の屋敷に移り管理を
する事
以上
「くっそぉ、何でこんな事になったんだ
おい!ナミリュ 説明しろ」
「私にだってわからないわよ!」
まさか籍が入っていなかったなんて
思わなかった…
無能だと言われていたジュークスだけど
そのぐらいの手続きはしていると思う
じゃない…
「おい!看守!ジュークスと話しが
したいんだ俺をここから出せ!」
看守騎士はローガンを睨む
「不敬罪でここに居るのに
ジュークス殿下を呼び捨てにするとは
よっぽど首を落とされたいらしい」
「うるさい!だったら早く呼べ!」
「残念ですが無理ですね」
騎士はローガンを無視していた
「私も驚きすぎて何も言えなかったけど
今はジュークスに言いたい事が沢山
あるわ。そう、あの女にもね!」
ナミリュは吐き捨てる様に言った
俺様をこんな場所に閉じ込めやがって…
ローガン父娘はまだ自分達の立場を
理解していなかった。
コッン、コッン、コッン
足音が聞こえるとガシャンと騎士達が
体勢を整えて敬礼をしている
睡魔に襲われウトウトしていたローガン
はベッドから起きて鉄格子まで飛んで
来た
「お、おい!ここから出せ」
その言葉に微笑んだのはマルティナだ
「ローガン」
「貴様ー!」
「あら?まだそんな口を叩くのね?
あなた達がわからせてやって」
マルティナが騎士に命じた
騎士が鉄格子を開けるとローガンを
殴った
「ぐはっ」 ローガンが床を転がる
「ねぇ、この人、解らない様だから
お仕置きしていいわよ」
マルティナの言葉に騎士達が
ローガンを立たせると叩き始め
しばらくするとローガンは気絶した
恐怖で動かないナミリュを横目に見ると
「お疲れ様、また明日来るわね」
騎士に伝えると廊下で待っていた
テリウスに
「私達も休みましょう」と微笑み
部屋へと戻り眠った
次の日
テリウスは皇帝の執務室で資料を
見ていた。
「さすがマルティナだな
彼女から見たら
ジュークスなど相手にならぬ存在か」
テリウスは
書類に目を通しながら仕事を進める
そんなテリウスを見ながら秘書官は
泣きそうになる
「マルティナ様、やはりテリウス陛下は
素晴らしいです」そう思った
マルティナは再び牢へと向かった
睨みつけるローガンと鉄格子に飛びつく
ナミリュ
「ちょっと!遅いわよ!私はね
貴女に言いたい事がたくさんあるのよ」
マルティナは微笑む
「何かしら?」
「そうね、まずはここから出して」
「出来ません、何故ならあなた達は
犯罪者ですから…自覚が無いのね?
可哀想に…」
さらにマルティナは続けた
「私とジュークスが離縁したのは
貴女が来ると決まった頃だったわ
だってそうでしょう?あんな男
いらないもの…」
「は?だったらあんたも貴族令嬢でしょ」
「うん、そうね少しの間あったかしらね」
「だったらあんたも早くここに
入りなさいよ」
「あ、今は皇后なのよごめんなさいね」
「は?… いいわジュークスはどこよ」
「ジュークス殿下の事は
貴女に関係ない事よ。
それと、、言葉使いには気をつける事ね。貴女の首を飛ばす事なんて簡単なのよ」
「……」
「まぁ早いか遅いかだけだけどね
いいわ冥土の土産に教えてあげるわ
私とテリウス陛下は昔からずっと
想いあっていたの…ジュークスが
余りにも使えない人だったから
彼に相談していたの…そんな時に
ジュークスが貴女を迎えるって言ったわ
だからね、私 ジュークスを捨てたのよ」
「え?待ってよ、、だったら貴女達
不倫じゃないの?」
「違うわ、相談相手だったの
レドモンドを宿した時は夫婦だったわ
法的には何も問題無いの
あなた達を断罪したのが昨日だった。
ってだけよ」
「ジュークスの子じゃない…って」
「だって避妊していたもの…ふふっ
あなた達以外は知っていたのよ?
どれだけ周りを見ていなかったのよ
残念な人達ね?」
「初めから…反逆を企んでいたのね」
「えぇそうよ
ジュークスがまともな皇帝ならば
良かったんだけど…残念だわ」
「ねぇ、ちょっとそこの騎士達!
聞いたでしょ!何が才女よ!
ただの反逆者よ!捕まえて!早く!」
「残念…ここにあなた方の言う事を聞く人は誰も居ないの」
「……」
「ローガン、あなたの刑は
不敬罪と虚偽罪だから斬首よ
日にちが決まったら伝えるわ」
ローガンは口が切れていて話せず
頬もかなり腫れていた
「だから忠告したのに…
「初孫が皇太子」でしたっけ?
笑ってしまうわね。
楽しかった様で良かったわ
まぁ父娘の
残り少ない時間を楽しんでちょうだい」
それからローガン父娘から
減刑を求める声が届いていたが
マルティナは無視した
テリウスはローガン伯爵に対し
爵位返上と屋敷以外の土地、財産を
没収した。
ローガンの元に知らせが伝わると
全てを諦めたのか騒ぐ事をしなくなった
数日が過ぎて
ローガン父娘とジュークスは
中央帝国最高裁判所に来ていた
目の前の最高裁判官マグレンは告げた
ローガン元伯爵は既に爵位返上と
所有地そして財産を没収した
王族不敬罪及び虚偽罪につき
1ヶ月後 北の広場にて斬首の刑を出向
する。
ナミリュ
王族を誑かし国費を横領した罪
そして反省が見られない事
父親と同じ斬首刑とする
北の広場にて同日に行う
ジュークス元殿下
王族として産まれ育つも王族としての
義務を果たさず、一般貴族令嬢を
宮に迎え国費を流した罪
皇帝命を乱用し混乱をさせた事を
重く受け止め
王族の爵位返上とする
息子ネイサンと共に平民となり
旧ローガン伯爵の屋敷に移り管理を
する事
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