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第2章
第14話
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森に入る前にスキルの創造で土を砂時計の形にして魔法で3年分を図る砂時計を作り、異空間にしまった。これで3年をオーバーすることなく修行が出来る。
森に少し足を踏み入れた所で魔力の気配を感じ取った所、森からいろんな種類の魔力を感じたので地図を見ると、とんでもない数の魔物がいた。地図には何種類かの点が出る。白い点が自分で緑が人間、赤が魔物で黄色がエルフや獣人などを表しているのだが、この森には赤い点がそこかしこにあった。
とりあえず地図閉じて、魔力を頼りに1番近そうなやつの場所へと、気配隠蔽魔法を自分にかけて探しに行った。
5分ほど歩いて、念のために茂みから覗くと1匹の魔物がいた。
上半身が男性で片手に剣を持ち、下半身が蛇のようになっている生き物だった。
(確かエキドナっていうんだっけ?モンス○ー娘のいる日常とかにいた気がする)
上半身は男性といっても頭に角が生えていて魔族のようだった。
倒し方を色々考えて、とりあえず気配隠蔽のおかげか気づいてなさそうなので背後から狩ることにした。
手に薄く魔力をはり、エキドナの背後に転移して首を跳ねるよに薙ぎ払った。
一応後ろに飛んで様子を見ると、エキドナは固まったかと思ったら首が落ちて絶命した。血が大量に流れていて少し吐き気がしたが、人間というのはそのうち慣れるだろうと自分に言い聞かせてなんとか耐えた。
(…ちょっと暗殺者っぽい倒し方になっちゃったな。でも野郎で良かった、アニメのヒロインばりの美女だったら殺せてなかっただろうし。)
ただ1つおかしな事に気付いた。倒れているエキドナの体から魔力が少し感じられるのだ。もしかしてと思い、エキドナの剣をとって魔力の感じられるあたりを切ってみると、中から黄色い魔石が出てきた。鑑定すると簡単なステータスのようなものが出てきた。
【エキドナの魔石】
光魔法の適性を持つ。
「魔石にも魔法の適性があるのか…」
試しに魔力を流し込んでみたら、綺麗に黄色く魔石が光った。
多分魔石を使って魔法の武器とか作れるのかもしれないが、やり方がわからないのでとりえず魔法袋にエキドナの死体と魔石を放り込んだ。
「よし、じゃあ次行きますか。」
俺は気配隠蔽魔法をといて、エキドナの剣を片手に魔物探しを再開した。
気配隠蔽をといたせいか、魔物との遭遇率が高くなった気がする。
皮膚の赤黒いオーガの亜種だとか、馬鹿でかい剣を持ったミノタウロスだとか転生者の俺にはどれも見た目が新鮮で戦うのが楽しかった。もちろん、拳で。
そうこうしているうちに日が暮れてきたので、どこか休む場所を探していると小さな泉を見つけたので、そこで焚き火をして倒したミノタウロスの肉を焼いて食った。
「ミノタウロス上手いなぁ。」
ここに来てから肉しか食べていないが、魔物によって意外と味が違いまだ飽きることはなかった。
腹が膨れると眠気が増してきたので、そこらへんの葉っぱをたくさん敷いて横になりドーム状に薄く魔法障壁を5枚ほど貼ってその日は眠りについた。
ふいに目が覚めて起きたら魔法障壁が残り1枚になっていて、何かが障壁に噛みついていた。
「うわぁぁぁぁあああああ!!!」
人生で1番大きな声を出したんじゃないかと思いつつ、一瞬で近くの木の上に転移した。そこでようやくそいつの正体に気づいた。
「この世界のワニでかすぎだろ…」
そこには懸命に魔法障壁を齧る15mほどのワニがいた。
(なんだこいつト○コのガララワニよりでかいんじゃないか?絶対これ捕獲レベル30くらいあるだろ。)
ワニはついに障壁を壊したが、俺がいないのに気づいたのか辺りをキョロキョロし始めた。
(こいつには魔力って概念がないのか?)
魔力隠蔽を使っていないが、こちらに気づかなそうだったので自分から姿を出してやることにした。
木から飛び降りると、こちらに気づいたワニが吠えながら口を開け突進してきた。
「丸呑みにしたいならお望み通り…!」
俺は走りながら魔力を体に纏わせ、ワニの口に飛び込みながら詠唱した。
「『豪炎爆発』」
ワニが口を閉じようとした瞬間、俺の体を中心に小規模の爆発が起こりワニの体は粉々になった。
「ふぅ…なんとか成功したな。」
もし詠唱前に魔力を纏っていなかったら、魔人ベジータのように自爆していただろう。
だがワニの体ごと魔石も吹っ飛ばしてしまったので、この技は封印する事にして2日目の朝を迎えた。
森に少し足を踏み入れた所で魔力の気配を感じ取った所、森からいろんな種類の魔力を感じたので地図を見ると、とんでもない数の魔物がいた。地図には何種類かの点が出る。白い点が自分で緑が人間、赤が魔物で黄色がエルフや獣人などを表しているのだが、この森には赤い点がそこかしこにあった。
とりあえず地図閉じて、魔力を頼りに1番近そうなやつの場所へと、気配隠蔽魔法を自分にかけて探しに行った。
5分ほど歩いて、念のために茂みから覗くと1匹の魔物がいた。
上半身が男性で片手に剣を持ち、下半身が蛇のようになっている生き物だった。
(確かエキドナっていうんだっけ?モンス○ー娘のいる日常とかにいた気がする)
上半身は男性といっても頭に角が生えていて魔族のようだった。
倒し方を色々考えて、とりあえず気配隠蔽のおかげか気づいてなさそうなので背後から狩ることにした。
手に薄く魔力をはり、エキドナの背後に転移して首を跳ねるよに薙ぎ払った。
一応後ろに飛んで様子を見ると、エキドナは固まったかと思ったら首が落ちて絶命した。血が大量に流れていて少し吐き気がしたが、人間というのはそのうち慣れるだろうと自分に言い聞かせてなんとか耐えた。
(…ちょっと暗殺者っぽい倒し方になっちゃったな。でも野郎で良かった、アニメのヒロインばりの美女だったら殺せてなかっただろうし。)
ただ1つおかしな事に気付いた。倒れているエキドナの体から魔力が少し感じられるのだ。もしかしてと思い、エキドナの剣をとって魔力の感じられるあたりを切ってみると、中から黄色い魔石が出てきた。鑑定すると簡単なステータスのようなものが出てきた。
【エキドナの魔石】
光魔法の適性を持つ。
「魔石にも魔法の適性があるのか…」
試しに魔力を流し込んでみたら、綺麗に黄色く魔石が光った。
多分魔石を使って魔法の武器とか作れるのかもしれないが、やり方がわからないのでとりえず魔法袋にエキドナの死体と魔石を放り込んだ。
「よし、じゃあ次行きますか。」
俺は気配隠蔽魔法をといて、エキドナの剣を片手に魔物探しを再開した。
気配隠蔽をといたせいか、魔物との遭遇率が高くなった気がする。
皮膚の赤黒いオーガの亜種だとか、馬鹿でかい剣を持ったミノタウロスだとか転生者の俺にはどれも見た目が新鮮で戦うのが楽しかった。もちろん、拳で。
そうこうしているうちに日が暮れてきたので、どこか休む場所を探していると小さな泉を見つけたので、そこで焚き火をして倒したミノタウロスの肉を焼いて食った。
「ミノタウロス上手いなぁ。」
ここに来てから肉しか食べていないが、魔物によって意外と味が違いまだ飽きることはなかった。
腹が膨れると眠気が増してきたので、そこらへんの葉っぱをたくさん敷いて横になりドーム状に薄く魔法障壁を5枚ほど貼ってその日は眠りについた。
ふいに目が覚めて起きたら魔法障壁が残り1枚になっていて、何かが障壁に噛みついていた。
「うわぁぁぁぁあああああ!!!」
人生で1番大きな声を出したんじゃないかと思いつつ、一瞬で近くの木の上に転移した。そこでようやくそいつの正体に気づいた。
「この世界のワニでかすぎだろ…」
そこには懸命に魔法障壁を齧る15mほどのワニがいた。
(なんだこいつト○コのガララワニよりでかいんじゃないか?絶対これ捕獲レベル30くらいあるだろ。)
ワニはついに障壁を壊したが、俺がいないのに気づいたのか辺りをキョロキョロし始めた。
(こいつには魔力って概念がないのか?)
魔力隠蔽を使っていないが、こちらに気づかなそうだったので自分から姿を出してやることにした。
木から飛び降りると、こちらに気づいたワニが吠えながら口を開け突進してきた。
「丸呑みにしたいならお望み通り…!」
俺は走りながら魔力を体に纏わせ、ワニの口に飛び込みながら詠唱した。
「『豪炎爆発』」
ワニが口を閉じようとした瞬間、俺の体を中心に小規模の爆発が起こりワニの体は粉々になった。
「ふぅ…なんとか成功したな。」
もし詠唱前に魔力を纏っていなかったら、魔人ベジータのように自爆していただろう。
だがワニの体ごと魔石も吹っ飛ばしてしまったので、この技は封印する事にして2日目の朝を迎えた。
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