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第三章
第78話 怒られて驚かれました
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「いっぱいにゃ! ワラワラいるにゃ! 物凄く多いにゃー! にゃ~スタンピードでも起こるのかにゃ?」
うん、これでまだ四分の一ほどだから本当に起こるかもしれません。
「その可能性はあるわね。キングがいるって言うことはその内エサ場を求めて移動していた可能性は高いわ。ライ、残さずやっつけるわよ」
テラもそう言っていますからやっちゃいね。
「うん。プシュケにリント、どんどん転移で連れてくるから片っ端からやっつけていくよ!」
「うん!」
二回目の転移で気絶していないのはオークキングだけになりました。
「ん? オークキングが動き出しましたね。逃げてる?」
「ライ、逃がすのは不味いわ、先にやっちゃいなさい!」
「うん、プシュケにリント、オークキングをこっちに連れてくるから一斉に頭狙いだよ!」
「任せて!」
「転移!」
そして、見下ろす村の中央に現れた普通のオークの三倍は言い過ぎかも知れませんがそれくらいありそうな巨体の真っ黒に近いオークキングが姿を現しました。
その頭に三人がほぼ同時に魔法を撃ち、後少しで届くと言うところで持っていた太い丸太で僕達の魔法を受け止め崖の上、僕達の方を見上げてきました。
「流石ね、あの攻撃を防ぐなんて」
「父さん以外で初めて魔法を止められました。よし! 最近やってませんでしたから接近戦を久しぶりにやりますか! みんなは気絶したオークを倒していってね、僕は一騎討ちをしてきます。ほいっと!」
勢い良く立ち上がり、崖から飛び降りながら刀を収納から出し鞘から抜き放ちます。
「何でぇぇー! 気絶させてからで良いじゃないのぉぉぉー!」
あっ、テラとムルムルを連れてきてしまいました。
「ムルムル! テラを落とさないようにお願い。着地は少し衝撃があるから!」
崖の上から飛び降りた僕に気付いたオークキングは丸太を振りかざし、僕の着地点を狙い走り込んできます。
『ガァァァー!』
後五メートルで地面!
そこに向けて振り抜こうと丸太を体の捻りまで加えて振るってきました――――ここです! 転移!
パッ
ブオン!
タッ。オークキングの真後ろに転移した後振り向き様に膝裏に一撃!
ザザシュ!
返す刀でしゃがみながら足首、アキレス腱の位置を二撃目!
ザザシュ!
『グギャァァー!』
その場に膝をつき背が低くなったところへ切り上げで丸太を待っていた左手!
ザシュ!
少し右に移動して頭蓋骨と首の間に突き!
ドシュ!
「よし!」
素早くオークキングから離れるためバックステップ。
ブオン!
オークキングが後ろ向きのまま右手に持ち変えた丸太を振り抜き、一瞬前まで僕がいた場所を通りすぎていく。
「ここです! シッ!」
振り切り伸びきった腕を下から切り上げ肘から切り落とす気持ちで振り上げます。
ザシュ!
『ガァァァー!』
振り抜いた勢いのまま痛みからか歪んだ顔で僕を見ながら体勢を崩し、背中から倒れ、丸太は手を離れ地面を滑り転がり遠くの気絶しているオークへ当たり数匹撥ね飛ばしたところで止まりました。
「ライとどめよ!」
「はい! ウインドニードル!」
パシュッ!
『ガッ!』
こちらを見上げていたオークキングの眉間に突き刺さり、ビクビクッと痙攣後動かなくなりました。
「もう少し、まだ息があるわ」
見るとまだ仰向けの胸が上下しています。
「でも本当にしぶとかったね、首を刺したのにまだ動けるんだもん」
それから五分ほど経って、オークキングは収納できるようになりました。
崖の上に戻り、オークを集め、倒していきます。
「次で最後だよ。それが終わったらお昼ごはんにしましょう」
「そうですね、お腹がきゅ~ってなりそうです」
「僕もペコペコです。残りを片付けてしまいましょう♪」
オーク村と、オークキング達を倒し終わり、お昼ごはんを食べながら、ついでにゴブリン村の二つをぐるぐるしておきます。
食べ終わる頃にはあちこちにバラけていたゴブリン達を崖下に転移で集め、村の集まりも全て集め終わりました。
「じゃあムルムルどうする、また食べちゃう?」
ぷるぷるしながら突起を伸ばしてやる気のようです。
「食べたそうね。なら端の方をやっつけておいてくれる?」
「うん。じゃあ左端からやっていくからね。プシュケ、リントはムルムルに当てないようにお願いね♪」
「うん、任せて!」
そしてムルムルはゴブリンの三分の一を吸収し、でも大きさは変わらない。やっぱりムルムルは凄いですね♪
そして全てを倒しきり、残りの三分の二を収納して街に戻りました。
冒険者ギルドに入り、カウンターにゴブリン村二つと、オーク村一つにオークキングを倒したと報告したのですが······。
「何を馬鹿なことを言っているのですか? あなた方四人? のパーティーでそんなに倒せるわけありません! それにオークキングですって? Aランクの冒険者パーティーが複数集まって倒せるか倒せないかの魔物ですよ! 虚偽の報告で報酬を貰おうなんて、冒険者ギルドを追放されますよ!」
プシュケとリントを登録してくれたお姉さんはカウンターの中で立ち上がり凄い剣幕で怒ってきました。
「あのですね。ん~とじゃあオークキングを出せば信じてくれますか?」
「まだそんな事を!」
ん~、そうするのが一番だと思ったのですが、大きいですからね。こんなところに出すと迷惑がかかるかもしれませんが。
「何を騒いでおる。オークキングと聞こえたのだが、発見報告ではなさそうだな説明したまえ」
「ギルドマスター。呼ぼうと思っていたところでした。実はこの子達が北の森、街道を挟んだ左右の森にできていたゴブリン村を二つ、オークリーダーが中心のオーク村を一つ潰し、さらにオークキング率いる万近いオークを倒したと報告してきたので」
「ふむ。虚偽の報告で報酬を貰う。そう考えたのだな」
「はい。それからオークキングを出すとまで」
「分かった。ではオークキングを出して貰えば話が早い。少年······」
「ライです。では結構大きいですがここに出しても良いですか?」
「うむ。ライそこの床の上に出してくれるか? みんな! 場所を開けてくれ!」
ギルドマスターさんの一声で、カウンター前はオークキング出すのに十分な場所が空きました。
「では出しますね、ほいっと!」
ズン
カウンター前の何もない床の上に四メートルを超える黒いオークキングが横たわっています。
ギルドの中は、ざわつきまで止まり、視線はギルドの中央に横たわる黒いオーク。
最初に声を出したのはお姉さんでした。
「か、鑑定! ············嘘っ! オークキング!」
「なんと! 鑑定の結果がオークキングだと! 間違いはないのか!」
「は、はい······ライ君、プシュケちゃん、テラちゃん、リントちゃん。疑ってごめんなさい!」
そう言うと勢い良く頭を下げ謝ってきました。
「おい。これまで一パーティーでオークキング倒したことがあるのは、Sランクパーティー『サーバル騎士団』だけだ。かの剣聖がリーダーだった······」
「え? 父さん冒険者してたとは聞きましたが、Sランクだったのですね♪」
「え? 父さん?」
「はい。あっ、自己紹介ですね。初めまして。サーバル男爵家三男、ライリール・ドライ・サーバルです。ライと呼んで下さい」
「「えぇぇぇぇぇー!」」
うん、これでまだ四分の一ほどだから本当に起こるかもしれません。
「その可能性はあるわね。キングがいるって言うことはその内エサ場を求めて移動していた可能性は高いわ。ライ、残さずやっつけるわよ」
テラもそう言っていますからやっちゃいね。
「うん。プシュケにリント、どんどん転移で連れてくるから片っ端からやっつけていくよ!」
「うん!」
二回目の転移で気絶していないのはオークキングだけになりました。
「ん? オークキングが動き出しましたね。逃げてる?」
「ライ、逃がすのは不味いわ、先にやっちゃいなさい!」
「うん、プシュケにリント、オークキングをこっちに連れてくるから一斉に頭狙いだよ!」
「任せて!」
「転移!」
そして、見下ろす村の中央に現れた普通のオークの三倍は言い過ぎかも知れませんがそれくらいありそうな巨体の真っ黒に近いオークキングが姿を現しました。
その頭に三人がほぼ同時に魔法を撃ち、後少しで届くと言うところで持っていた太い丸太で僕達の魔法を受け止め崖の上、僕達の方を見上げてきました。
「流石ね、あの攻撃を防ぐなんて」
「父さん以外で初めて魔法を止められました。よし! 最近やってませんでしたから接近戦を久しぶりにやりますか! みんなは気絶したオークを倒していってね、僕は一騎討ちをしてきます。ほいっと!」
勢い良く立ち上がり、崖から飛び降りながら刀を収納から出し鞘から抜き放ちます。
「何でぇぇー! 気絶させてからで良いじゃないのぉぉぉー!」
あっ、テラとムルムルを連れてきてしまいました。
「ムルムル! テラを落とさないようにお願い。着地は少し衝撃があるから!」
崖の上から飛び降りた僕に気付いたオークキングは丸太を振りかざし、僕の着地点を狙い走り込んできます。
『ガァァァー!』
後五メートルで地面!
そこに向けて振り抜こうと丸太を体の捻りまで加えて振るってきました――――ここです! 転移!
パッ
ブオン!
タッ。オークキングの真後ろに転移した後振り向き様に膝裏に一撃!
ザザシュ!
返す刀でしゃがみながら足首、アキレス腱の位置を二撃目!
ザザシュ!
『グギャァァー!』
その場に膝をつき背が低くなったところへ切り上げで丸太を待っていた左手!
ザシュ!
少し右に移動して頭蓋骨と首の間に突き!
ドシュ!
「よし!」
素早くオークキングから離れるためバックステップ。
ブオン!
オークキングが後ろ向きのまま右手に持ち変えた丸太を振り抜き、一瞬前まで僕がいた場所を通りすぎていく。
「ここです! シッ!」
振り切り伸びきった腕を下から切り上げ肘から切り落とす気持ちで振り上げます。
ザシュ!
『ガァァァー!』
振り抜いた勢いのまま痛みからか歪んだ顔で僕を見ながら体勢を崩し、背中から倒れ、丸太は手を離れ地面を滑り転がり遠くの気絶しているオークへ当たり数匹撥ね飛ばしたところで止まりました。
「ライとどめよ!」
「はい! ウインドニードル!」
パシュッ!
『ガッ!』
こちらを見上げていたオークキングの眉間に突き刺さり、ビクビクッと痙攣後動かなくなりました。
「もう少し、まだ息があるわ」
見るとまだ仰向けの胸が上下しています。
「でも本当にしぶとかったね、首を刺したのにまだ動けるんだもん」
それから五分ほど経って、オークキングは収納できるようになりました。
崖の上に戻り、オークを集め、倒していきます。
「次で最後だよ。それが終わったらお昼ごはんにしましょう」
「そうですね、お腹がきゅ~ってなりそうです」
「僕もペコペコです。残りを片付けてしまいましょう♪」
オーク村と、オークキング達を倒し終わり、お昼ごはんを食べながら、ついでにゴブリン村の二つをぐるぐるしておきます。
食べ終わる頃にはあちこちにバラけていたゴブリン達を崖下に転移で集め、村の集まりも全て集め終わりました。
「じゃあムルムルどうする、また食べちゃう?」
ぷるぷるしながら突起を伸ばしてやる気のようです。
「食べたそうね。なら端の方をやっつけておいてくれる?」
「うん。じゃあ左端からやっていくからね。プシュケ、リントはムルムルに当てないようにお願いね♪」
「うん、任せて!」
そしてムルムルはゴブリンの三分の一を吸収し、でも大きさは変わらない。やっぱりムルムルは凄いですね♪
そして全てを倒しきり、残りの三分の二を収納して街に戻りました。
冒険者ギルドに入り、カウンターにゴブリン村二つと、オーク村一つにオークキングを倒したと報告したのですが······。
「何を馬鹿なことを言っているのですか? あなた方四人? のパーティーでそんなに倒せるわけありません! それにオークキングですって? Aランクの冒険者パーティーが複数集まって倒せるか倒せないかの魔物ですよ! 虚偽の報告で報酬を貰おうなんて、冒険者ギルドを追放されますよ!」
プシュケとリントを登録してくれたお姉さんはカウンターの中で立ち上がり凄い剣幕で怒ってきました。
「あのですね。ん~とじゃあオークキングを出せば信じてくれますか?」
「まだそんな事を!」
ん~、そうするのが一番だと思ったのですが、大きいですからね。こんなところに出すと迷惑がかかるかもしれませんが。
「何を騒いでおる。オークキングと聞こえたのだが、発見報告ではなさそうだな説明したまえ」
「ギルドマスター。呼ぼうと思っていたところでした。実はこの子達が北の森、街道を挟んだ左右の森にできていたゴブリン村を二つ、オークリーダーが中心のオーク村を一つ潰し、さらにオークキング率いる万近いオークを倒したと報告してきたので」
「ふむ。虚偽の報告で報酬を貰う。そう考えたのだな」
「はい。それからオークキングを出すとまで」
「分かった。ではオークキングを出して貰えば話が早い。少年······」
「ライです。では結構大きいですがここに出しても良いですか?」
「うむ。ライそこの床の上に出してくれるか? みんな! 場所を開けてくれ!」
ギルドマスターさんの一声で、カウンター前はオークキング出すのに十分な場所が空きました。
「では出しますね、ほいっと!」
ズン
カウンター前の何もない床の上に四メートルを超える黒いオークキングが横たわっています。
ギルドの中は、ざわつきまで止まり、視線はギルドの中央に横たわる黒いオーク。
最初に声を出したのはお姉さんでした。
「か、鑑定! ············嘘っ! オークキング!」
「なんと! 鑑定の結果がオークキングだと! 間違いはないのか!」
「は、はい······ライ君、プシュケちゃん、テラちゃん、リントちゃん。疑ってごめんなさい!」
そう言うと勢い良く頭を下げ謝ってきました。
「おい。これまで一パーティーでオークキング倒したことがあるのは、Sランクパーティー『サーバル騎士団』だけだ。かの剣聖がリーダーだった······」
「え? 父さん冒険者してたとは聞きましたが、Sランクだったのですね♪」
「え? 父さん?」
「はい。あっ、自己紹介ですね。初めまして。サーバル男爵家三男、ライリール・ドライ・サーバルです。ライと呼んで下さい」
「「えぇぇぇぇぇー!」」
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