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第一章
第73話 王城へ
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「た、隊長、この紋章見た事がありますよ······王弟様、グレース公爵様の物です······」
「そ、そうだ······グレース公爵様の紋章······あ、あの、もしやセレーナ公爵令嬢様でしょうか······」
隊長と呼ばれた今回のスタンピード討伐作戦の指揮官がカタカタ震えながらそう聞いてきた。
「ええ。それで私達は作戦を聞かずに邪魔した罪で捕まると聞こえたのですが、もしそうならロープなど必要ありません。すぐに王城に参りましょう。ギルドマスターも王への報告には同席よろしくお願いしますね」
「はっ、分かりました。冒険者ギルドは私一人が。サブマスターはこの討伐に参加した者達の対応をしてもらいますので、よろしいか?」
「はい。それで構いません。では行きますよ」
「あ、あの、私はここに残り、魔物の後続がないか警戒をしなければなりませんので」
(セレーナ。この総隊長補佐は、この作戦の総隊長に毒を盛り、臨時の総隊長をしている。狙いはこの成果で叙爵を狙っているようだ)
(分かった。総隊長の事も心配やね、言うてる魔物の後続は大丈夫なん?)
(それは大丈夫だな。まあ兵達はしばらくの間、見張りはしてもらった方が良いとは思うが。この草原で大量の魔物が倒され、血の匂いが染み込んでしまったからな)
(そうやね。とりあえずこの総隊長補佐には一緒に来てもらわなあかんな)
「それは他の者に任せておきなさい。あなたは王に報告する義務がありますわよね? さっさと向かいますわよ」
(ヤバいヤバいヤバいヤバい! まさか公爵令嬢がこの場にいるなんて、聞いてないぞ! なんとか誤魔化す手を考えないと叙爵どころか一般兵に降格······いや除隊でも軽い方だ、不敬罪で犯罪奴隷は確実じゃないのか······最悪は処刑······)
「総隊長補佐、暴言については不敬罪を適用しませんから安心して下さい。早く引き継ぎをして、行きますよ。今、この草原は魔物の血の匂いが染み込んでいますから警戒を指示しておいて下さいね」
「はっ! よ、よし、部隊長。君が臨時で指揮を取りなさい。頼んだぞ!」
「はっ! 警戒をしつつ血の匂いですね。焼いたり土魔法で埋めたりの作業をやっておきます! では!」
(よ、よし。不敬罪が免れるならなんの問題もない。というより公爵令嬢が私をかばうのか······ま、まさか私の事が! くくくっ、そうか、確か公爵令嬢は一人娘だ、これは叙爵どころか王族の仲間入りだぞ!)
(やっぱり不敬罪にしてやろかな······)
(王城に連れていき、全てを話させれば良いじゃないか。今は我慢してくれるか?)
(ええ。アイテール。我慢するさかい後でいっぱいぎゅってしてな。戦闘して興奮してるんか、めっちゃ濡れてると思うねん。アイテールのおちんぽいっぱい舐めたいんや)
その後エイア、リーンはもちろんリュールにアンジェラも舐めたいと······ま、まあ俺も興奮しているし、気持ちいいから嬉しいが。
そして俺達は総隊長補佐と数名の兵士、ギルドマスターと勇者パーティー、もちろん勇者装備は外して俺が収納してある。
王都の門をくぐり抜け、馬車に乗り王城に到着すると。
「お待ちしておりました。セレーナ様。······っ!? ······ど、どうぞ王がお待ちです」
「ありがとうございます。メイド長自ら出迎えとは。よろしくお願いいたしますね」
「はっ。話し合いの場に案内いたします」
メイド長か。エイアに気付いたのか? まあ身分的に知っていてもおかしくはないか。
「おい、マルガリータ。流石に王城ではこの格好は駄目だから歩いてくれるか?」
「下ろしたら~私が手を引いていきますので~、お姉ちゃんの~前を歩いてくれますか~? そろそろ落ち着いてくるはずですから~それでなんとか行けると思います~」
ミラーノの言う通り、下におろしても自分の足で立ち、ミラーノに手を引かれ、メイド長について歩き出すと、離れないように歩き出した。
城の中を進み、話し合いの場に入ると、公爵様はもちろん、沢山の貴族が集まっていたようで、話し合いの場に並べられた机と椅子。沢山の人が席につき、一番奥には王様と公爵様も俺達の到着を待っていたようだ。
コの字に並べられた真ん中に行って下さいとメイド長に言われ、真ん中にあった椅子に俺達は進んだ。
「おまえ達、良く来てくれた。ご苦労。席についてくれるか。簡単には聞いているがまずは最初から今回のスタンピードについて話してもらおう」
王様がそう言うと、その横にいる公爵様が総隊長補佐に説明を求めた。
「では、始めに王城にスタンピードの知らせが来た後、総隊長と相談をし、兵を動かしました。その際総隊長は体調不良のため、作戦の指揮を受け取り、私、総隊長補佐が軍を率いて東門へ。軍は北と南からも――」
一から説明を始めた総隊長補佐の事を王様達に念話をかけ、心の声も聞いてもらう事にした。
途中、驚き声をあげるものもいたが、念話で王様が『黙って聞いておけ』と黙らせ、総隊長補佐の説明と、心の声を聞き、事細かに、説明を続けているが、酷いもんだな······。
「そ、そうだ······グレース公爵様の紋章······あ、あの、もしやセレーナ公爵令嬢様でしょうか······」
隊長と呼ばれた今回のスタンピード討伐作戦の指揮官がカタカタ震えながらそう聞いてきた。
「ええ。それで私達は作戦を聞かずに邪魔した罪で捕まると聞こえたのですが、もしそうならロープなど必要ありません。すぐに王城に参りましょう。ギルドマスターも王への報告には同席よろしくお願いしますね」
「はっ、分かりました。冒険者ギルドは私一人が。サブマスターはこの討伐に参加した者達の対応をしてもらいますので、よろしいか?」
「はい。それで構いません。では行きますよ」
「あ、あの、私はここに残り、魔物の後続がないか警戒をしなければなりませんので」
(セレーナ。この総隊長補佐は、この作戦の総隊長に毒を盛り、臨時の総隊長をしている。狙いはこの成果で叙爵を狙っているようだ)
(分かった。総隊長の事も心配やね、言うてる魔物の後続は大丈夫なん?)
(それは大丈夫だな。まあ兵達はしばらくの間、見張りはしてもらった方が良いとは思うが。この草原で大量の魔物が倒され、血の匂いが染み込んでしまったからな)
(そうやね。とりあえずこの総隊長補佐には一緒に来てもらわなあかんな)
「それは他の者に任せておきなさい。あなたは王に報告する義務がありますわよね? さっさと向かいますわよ」
(ヤバいヤバいヤバいヤバい! まさか公爵令嬢がこの場にいるなんて、聞いてないぞ! なんとか誤魔化す手を考えないと叙爵どころか一般兵に降格······いや除隊でも軽い方だ、不敬罪で犯罪奴隷は確実じゃないのか······最悪は処刑······)
「総隊長補佐、暴言については不敬罪を適用しませんから安心して下さい。早く引き継ぎをして、行きますよ。今、この草原は魔物の血の匂いが染み込んでいますから警戒を指示しておいて下さいね」
「はっ! よ、よし、部隊長。君が臨時で指揮を取りなさい。頼んだぞ!」
「はっ! 警戒をしつつ血の匂いですね。焼いたり土魔法で埋めたりの作業をやっておきます! では!」
(よ、よし。不敬罪が免れるならなんの問題もない。というより公爵令嬢が私をかばうのか······ま、まさか私の事が! くくくっ、そうか、確か公爵令嬢は一人娘だ、これは叙爵どころか王族の仲間入りだぞ!)
(やっぱり不敬罪にしてやろかな······)
(王城に連れていき、全てを話させれば良いじゃないか。今は我慢してくれるか?)
(ええ。アイテール。我慢するさかい後でいっぱいぎゅってしてな。戦闘して興奮してるんか、めっちゃ濡れてると思うねん。アイテールのおちんぽいっぱい舐めたいんや)
その後エイア、リーンはもちろんリュールにアンジェラも舐めたいと······ま、まあ俺も興奮しているし、気持ちいいから嬉しいが。
そして俺達は総隊長補佐と数名の兵士、ギルドマスターと勇者パーティー、もちろん勇者装備は外して俺が収納してある。
王都の門をくぐり抜け、馬車に乗り王城に到着すると。
「お待ちしておりました。セレーナ様。······っ!? ······ど、どうぞ王がお待ちです」
「ありがとうございます。メイド長自ら出迎えとは。よろしくお願いいたしますね」
「はっ。話し合いの場に案内いたします」
メイド長か。エイアに気付いたのか? まあ身分的に知っていてもおかしくはないか。
「おい、マルガリータ。流石に王城ではこの格好は駄目だから歩いてくれるか?」
「下ろしたら~私が手を引いていきますので~、お姉ちゃんの~前を歩いてくれますか~? そろそろ落ち着いてくるはずですから~それでなんとか行けると思います~」
ミラーノの言う通り、下におろしても自分の足で立ち、ミラーノに手を引かれ、メイド長について歩き出すと、離れないように歩き出した。
城の中を進み、話し合いの場に入ると、公爵様はもちろん、沢山の貴族が集まっていたようで、話し合いの場に並べられた机と椅子。沢山の人が席につき、一番奥には王様と公爵様も俺達の到着を待っていたようだ。
コの字に並べられた真ん中に行って下さいとメイド長に言われ、真ん中にあった椅子に俺達は進んだ。
「おまえ達、良く来てくれた。ご苦労。席についてくれるか。簡単には聞いているがまずは最初から今回のスタンピードについて話してもらおう」
王様がそう言うと、その横にいる公爵様が総隊長補佐に説明を求めた。
「では、始めに王城にスタンピードの知らせが来た後、総隊長と相談をし、兵を動かしました。その際総隊長は体調不良のため、作戦の指揮を受け取り、私、総隊長補佐が軍を率いて東門へ。軍は北と南からも――」
一から説明を始めた総隊長補佐の事を王様達に念話をかけ、心の声も聞いてもらう事にした。
途中、驚き声をあげるものもいたが、念話で王様が『黙って聞いておけ』と黙らせ、総隊長補佐の説明と、心の声を聞き、事細かに、説明を続けているが、酷いもんだな······。
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