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第一章
第47話 勘違い
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「管理監よ、明日と、あの四名の取り調べが終るまで世話になる。ギルドマスター、それから君達もご足労だったね、助かったよ、まだ少し詳しい話も聞きたい、別室でうちの兵とで王へ報告資料を作る手伝いを頼めるかな」
「はい、アイテールと、やつらの勇者パーティー時の資料も持ってきてありますので」
「助かる。おい、二名で話を聞いてきて欲しい」
「「はっ」」
ギルドマスター達が公爵様の兵士二人と部屋を出ていった。
だが、衛兵達には怒りのこもった目で視線を送る。
「貴様等は王女に私の妻や娘、その友人、娘の護衛、管理監のメイドになにをしたか分かっているだろうな、言っておくが娘の護衛兼、侍女の二人も、管理監のメイドも貴族令嬢、行儀見習いでこのような格好をしているが、将来の伴侶予定もいる。どう責任を取るつもりだ?」
そうだったのか、確か公爵様の奥さんは侯爵家の出だったよな。
衛兵長と衛兵の二人はカタカタと震え、顔は青ざめ、その場でガクッとひざを折り、床に頭をつけた。
「も、申し訳ありません!」
「申し訳ないではすまされんぞ、管理監よ、どのようにする。一度王都に連れて行かねばならんだろう。各親にも知らせない訳にはいかない事だぞ」
「焦りもあったのかも知れないが、この管理監邸内もあのような姿で引き連れてきたとなると、他のお預かりしているお嬢さんも見てしまった可能性もございますね、公爵様のいう通り一度拘束して、勇者パーティー共々連れて行かねばなりませんな。衛兵長よ、屋式内で他のメイド達には会ったのか?」
「は、はい。五人ほど。皆、私達を見て逃げるように離れて行き、ここへの案内もしてもらえませんでした······あの――」
「もうよい黙れ! おい、この二人を拘束し、牢へ! それから衛兵詰め所に行き、勇者パーティーを詰問した資料を持ってこさせろ!」
「「はっ!」」
四人の兵が、二人を部屋から引きずり出して行った。
「管理監、すまないが妻達を休ませたい、部屋を頼めるか? それに見てしまった娘達も休ませてやれ」
「そうですね、お前達、別の者と交代して今日はもう休みなさい」
「はい、失礼します」
「アイテール、良く娘達を守った、ありがとう」
「いや、俺もあんな物は見せたくなかったからな、エイア達はなんとか見てはいないようだ」
「うむ、管理監、アイテール達の部屋も用意できるか? 旅の疲れもある、少し休ませてやりたいのだが」
「家令、すまないがお前が動いてくれるかね。それと見てしまったメイド達も休ませてやって下さい」
「承知いたしました。まずは公爵様と奥様を案内いたします。どうぞ」
家令の案内で出ていった公爵様と奥様を見送ったあと、管理監が。
「アイテール。疑って悪かったな、すまない」
「いや、俺も管理監の立場なら同じ事をしていただろうからな。だが、はぁ、あいつ等なにやってんだよ、ガイナスはもう駄目だな、次にヤバいのは仲間を置いて街を出ようとしたシャーリーズ。ザンドとリューズはまだマシな方か」
「いや、王への手紙があるからな、武器だけなら期限ありの奴隷としてまた復帰もあったかもしれないが······ひとまずこの部屋で休んで、夕食は少し時間をあけて用意しよう。私はガイナス達と、衛兵長の話を聞いてくる」
「はい。そうさせてもらいます」
管理監はそう言って、部屋を出ていった。
「アイテールを苛めていたやつらももう駄目だね、セレーナもそう思うでしょ?」
「ええ。王への嘘の報告など貴族であろうと強く罰せられるわ」
「悪いやつらにゃ」
少しして、家令が戻ってきて今夜の寝室に案内され、その部屋はくつろぐ大きめの部屋で、ソファーなどが置かれ、三つの部屋に続く扉がある部屋だった。
三つ寝台がある部屋、残りの二つは二台ずつ寝台のある部屋で、まあ、最初の部屋がセレーナと護衛かな。
「私はアイテールと一緒に寝るよ、セレーナとリーンもだよね、三台の寝台を引っ付ければゆっくり寝れるね♪」
「そうね、引っ付けてしまいましょうリーンも良いでしょ? もうおちんぽを受け入れてしまったのだし、あなた達は一人ずつ部屋を使っても良いわよ」
セレーナがそういった瞬間。
「え? 一緒に寝るのは分かるけど、え? アイテールのおちんぽ、まだ入れてもらってにゃいよね? え?」
ん? もしかして······。
「リーン。覚えていないのか? ラビュリントのお風呂で、しっかり根本まで入ったんだが」
「私とエイアも確認したわ、ちゃんと血も出ていましたし」
「うんうん。それにまだ発表されてないけど、セレーナのお父さんとお母さんに相談して、公爵家の養子になる事が決まってるよ、アイテールのお嫁さんになるためには貴族の家の出っていう肩書きが欲しいの。それにあなた達も見たわよね?」
「はい。確かにリーンさんのおまんこに入っておりました」
「私も確認いたしましたよ」
「へ? あの夜襲があった日にゃ? 起きた時おまんこに違和感はあったけど、え? 私はアイテールの事が大好きににゃってるけど、この発情期が終ってから自分の気持ちを整理するつもりだったにょに······あんなに我慢したにょに?」
我慢してたのか。リーンは驚き、戸惑いの表情が徐々に。
「にゃ、にゃあ、本当に、本当なのにゃ? もう、キスも遠慮無くしても良いにゃ? エッチな事もしてしまっても良いのにゃ? お腹の中に、びゅっびゅって出してもらっても良いのかにゃ?」
「くふふ。リーンったらこの道中キスもあまりしなかったからおかしいなって思ってたら、勘違いしてたんだね、これからはいっぱいしても大丈夫だよ♪」
「そうね、あの後は夜襲や、暗殺ギルドとかの問題がバタバタでその後はダンジョン攻略でしょ? 考えたらその事実を教えてなかったわね、ごめんなさいリーン」
「これからは好きなだけキスもできるから我慢したり、遠慮なんかするなよ」
「アイテール······んちゅっ!」
リーンはゆっくり近付いてきて、俺にポスッと抱き付いてきたと思ったら、背伸びをしてキスしてきた。
「大好きですにゃ。これからもよろしくにゃん」
そしてもう一度深くキスをして······。
「はい、アイテールと、やつらの勇者パーティー時の資料も持ってきてありますので」
「助かる。おい、二名で話を聞いてきて欲しい」
「「はっ」」
ギルドマスター達が公爵様の兵士二人と部屋を出ていった。
だが、衛兵達には怒りのこもった目で視線を送る。
「貴様等は王女に私の妻や娘、その友人、娘の護衛、管理監のメイドになにをしたか分かっているだろうな、言っておくが娘の護衛兼、侍女の二人も、管理監のメイドも貴族令嬢、行儀見習いでこのような格好をしているが、将来の伴侶予定もいる。どう責任を取るつもりだ?」
そうだったのか、確か公爵様の奥さんは侯爵家の出だったよな。
衛兵長と衛兵の二人はカタカタと震え、顔は青ざめ、その場でガクッとひざを折り、床に頭をつけた。
「も、申し訳ありません!」
「申し訳ないではすまされんぞ、管理監よ、どのようにする。一度王都に連れて行かねばならんだろう。各親にも知らせない訳にはいかない事だぞ」
「焦りもあったのかも知れないが、この管理監邸内もあのような姿で引き連れてきたとなると、他のお預かりしているお嬢さんも見てしまった可能性もございますね、公爵様のいう通り一度拘束して、勇者パーティー共々連れて行かねばなりませんな。衛兵長よ、屋式内で他のメイド達には会ったのか?」
「は、はい。五人ほど。皆、私達を見て逃げるように離れて行き、ここへの案内もしてもらえませんでした······あの――」
「もうよい黙れ! おい、この二人を拘束し、牢へ! それから衛兵詰め所に行き、勇者パーティーを詰問した資料を持ってこさせろ!」
「「はっ!」」
四人の兵が、二人を部屋から引きずり出して行った。
「管理監、すまないが妻達を休ませたい、部屋を頼めるか? それに見てしまった娘達も休ませてやれ」
「そうですね、お前達、別の者と交代して今日はもう休みなさい」
「はい、失礼します」
「アイテール、良く娘達を守った、ありがとう」
「いや、俺もあんな物は見せたくなかったからな、エイア達はなんとか見てはいないようだ」
「うむ、管理監、アイテール達の部屋も用意できるか? 旅の疲れもある、少し休ませてやりたいのだが」
「家令、すまないがお前が動いてくれるかね。それと見てしまったメイド達も休ませてやって下さい」
「承知いたしました。まずは公爵様と奥様を案内いたします。どうぞ」
家令の案内で出ていった公爵様と奥様を見送ったあと、管理監が。
「アイテール。疑って悪かったな、すまない」
「いや、俺も管理監の立場なら同じ事をしていただろうからな。だが、はぁ、あいつ等なにやってんだよ、ガイナスはもう駄目だな、次にヤバいのは仲間を置いて街を出ようとしたシャーリーズ。ザンドとリューズはまだマシな方か」
「いや、王への手紙があるからな、武器だけなら期限ありの奴隷としてまた復帰もあったかもしれないが······ひとまずこの部屋で休んで、夕食は少し時間をあけて用意しよう。私はガイナス達と、衛兵長の話を聞いてくる」
「はい。そうさせてもらいます」
管理監はそう言って、部屋を出ていった。
「アイテールを苛めていたやつらももう駄目だね、セレーナもそう思うでしょ?」
「ええ。王への嘘の報告など貴族であろうと強く罰せられるわ」
「悪いやつらにゃ」
少しして、家令が戻ってきて今夜の寝室に案内され、その部屋はくつろぐ大きめの部屋で、ソファーなどが置かれ、三つの部屋に続く扉がある部屋だった。
三つ寝台がある部屋、残りの二つは二台ずつ寝台のある部屋で、まあ、最初の部屋がセレーナと護衛かな。
「私はアイテールと一緒に寝るよ、セレーナとリーンもだよね、三台の寝台を引っ付ければゆっくり寝れるね♪」
「そうね、引っ付けてしまいましょうリーンも良いでしょ? もうおちんぽを受け入れてしまったのだし、あなた達は一人ずつ部屋を使っても良いわよ」
セレーナがそういった瞬間。
「え? 一緒に寝るのは分かるけど、え? アイテールのおちんぽ、まだ入れてもらってにゃいよね? え?」
ん? もしかして······。
「リーン。覚えていないのか? ラビュリントのお風呂で、しっかり根本まで入ったんだが」
「私とエイアも確認したわ、ちゃんと血も出ていましたし」
「うんうん。それにまだ発表されてないけど、セレーナのお父さんとお母さんに相談して、公爵家の養子になる事が決まってるよ、アイテールのお嫁さんになるためには貴族の家の出っていう肩書きが欲しいの。それにあなた達も見たわよね?」
「はい。確かにリーンさんのおまんこに入っておりました」
「私も確認いたしましたよ」
「へ? あの夜襲があった日にゃ? 起きた時おまんこに違和感はあったけど、え? 私はアイテールの事が大好きににゃってるけど、この発情期が終ってから自分の気持ちを整理するつもりだったにょに······あんなに我慢したにょに?」
我慢してたのか。リーンは驚き、戸惑いの表情が徐々に。
「にゃ、にゃあ、本当に、本当なのにゃ? もう、キスも遠慮無くしても良いにゃ? エッチな事もしてしまっても良いのにゃ? お腹の中に、びゅっびゅって出してもらっても良いのかにゃ?」
「くふふ。リーンったらこの道中キスもあまりしなかったからおかしいなって思ってたら、勘違いしてたんだね、これからはいっぱいしても大丈夫だよ♪」
「そうね、あの後は夜襲や、暗殺ギルドとかの問題がバタバタでその後はダンジョン攻略でしょ? 考えたらその事実を教えてなかったわね、ごめんなさいリーン」
「これからは好きなだけキスもできるから我慢したり、遠慮なんかするなよ」
「アイテール······んちゅっ!」
リーンはゆっくり近付いてきて、俺にポスッと抱き付いてきたと思ったら、背伸びをしてキスしてきた。
「大好きですにゃ。これからもよろしくにゃん」
そしてもう一度深くキスをして······。
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